4畳半子供部屋レイアウトの基礎|狭い?不便?
4畳半子供部屋レイアウトの基礎|その1 ■4畳半の広さ
4畳半の広さは約2.7m×2.7m。畳のサイズが決まっているので4畳半のお部屋はほぼ正方形となります。
確かに6畳と比べると余分なスペースはあまり無いものの、ベッドを置いて手足を伸ばして眠れるスペースは十分。
次のカテゴリで上記の疑問を解決する「4畳半に置ける家具の種類」を紹介します。
4畳半子供部屋レイアウトの基礎|その2 ■4畳半に置ける家具
下は4畳半のお部屋に実際に家具を置いて、仕事部屋にレイアウトしている方のお写真。
机・衣類ラック・収納棚を置いていますが、家具を全て壁につけているため4畳半といえどとても広く見えるレイアウトです。
確かに4畳半のお部屋にベッドを置くと、部屋の3分の1ほどをベッドが占領してしまいます。
しかし本記事で紹介している4畳半子供部屋のレイアウトは、ベッドを置いてもスッキリ見えている実例ばかり!
レイアウトやコツ次第で4畳半が理想な子供部屋になるイメージがきっと湧くでしょう。
4畳半子供部屋レイアウトを広く見せるコツ3個
4畳半子供部屋レイアウトのコツ|その1 ■①家具やファブリックはナチュラルカラー
スペースに限りのある4畳半の子供部屋レイアウトでは、家具やファブリックは白やベージュなどのナチュラルカラーを選びましょう。
同じ大きさの家具でも締め色の黒を使うのではなく白やベージュのナチュラルな色味を使うと、見た目の広さが全くちがって見えます。
女の子ならナチュラルカラーの中にアクセントとして好きな色を1色使ってあげると、お子様の個性が出せる部屋になります。
男の子の部屋でも、ナチュラルカラーでまとめながらクールな印象を作ることに成功している実例もあり。
ぜひ参考にしてくださいね。
4畳半子供部屋レイアウトのコツ|その2 ■②浮かせる収納を上手に使う
4畳半のお部屋で困るのが収納です。特にお子様が小学生のときはランドセルや手提げバッグなど何かと荷物が多いもの。
4畳半の子供部屋レイアウトではデッドスペースを有効に使える「浮かせる収納」を活用しましょう。
tower/タワー
ランドセル&リュックハンガー2段
収納上手な主婦のあいだで人気のtowerから出ているランドセル&リュックハンガーなら、ドアにランドセルを吊るして収納することが可能。
4畳半の子供部屋にはランドセルラックもなかなか置きづらいので、ドア裏のデッドスペースを有効活用してレイアウトを崩さないようにするのがおすすめです。
DRAW A LINE/ドローアライン
Tension Rod C(Vertical)
手提げや制服など毎日使うアイテムの置き場所は、部屋の一角を収納スペースにできるドローアラインがおすすめ。
パーツは20種類もあり、お子様が小さいうちはフックのみで収納に特化。成長してきたらディッシュをプラスしてインテリアスペースに変身させるなど、お子様の成長に合わせながら自在にアレンジして使うことができますよ。
4畳半子供部屋レイアウトのコツ|その3 ■③部屋の中央は空ける
4畳半子供部屋のスッキリしたレイアウトに共通しているのは、部屋の中央だけはしっかりと空間を確保していること。
スペースの限られる4畳半では、家具は壁につけるのがマスト。
「色んなレイアウトを楽しむことができなさそう」と思うかもしれませんが、家具は壁につけて部屋の中央だけはスペースを確保することで4畳半でも狭い印象がなくなるのです。
どんな家具を置く場合でも部屋の中央はしっかり空間を作り、広々見える子供部屋にレイアウトしてあげましょう。
4畳半子供部屋|L字型レイアウト3選
4畳子供部屋のL字型レイアウト|その1 ■①色数を絞ればスッキリかつおしゃれ
4畳半のお部屋で使っている色は3色。壁紙やベッドの白色とアクセントクロス・カーペットのグレー、家具のベージュの3色です。
キャラクターものでお子様らしさもうかがえますが、部屋の中の色数を絞っているのでゴチャゴチャした印象が全くないですよね。
アクセントクロスを採用しているお部屋ではこちらの実例のように床とアクセントクロスの色を合わせたレイアウトで、狭くてもお部屋全体の統一感をキープして広々見せましょう。
4畳子供部屋のL字型レイアウト|その2 ■②家具の高さを合わせれば壁で遊べる
部屋全体はナチュラルカラーでまとめてスッキリ見せつつ、椅子や棚の黒がクールなアクセントをプラスしてくれています。
注目は家具の高さを全体的にそろえて、壁にスペースを作っている点。こうすれば4畳半の子供部屋でも壁に絵を飾り、狭くてもレイアウトやインテリアを楽しむことができますよね。
中学生や高校生など、お子様が大きくなってインテリアに興味が出てきたときにぜひ取り入れてあげたいレイアウトですね。
4畳子供部屋のL字型レイアウト|その3 ■③白を多くすれば広々見える
お部屋全体の白の割合が多い4畳半の子供部屋です。壁が全部白のお部屋では、こんな風に白を生かしたレイアウトにすると広々見えます。
机や椅子など木を使った部分は床と同系色をチョイスして、お部屋全体の統一感もしっかりキープ。
収納に使っている麻のケースもしっかり色を合わせて、目隠しだけでなくお部屋におしゃれ感をプラスすることにも成功していますね。
4畳半子供部屋|ベッドと机を離したレイアウト
4畳半子供部屋のベッドと机を離したレイアウト|その1 ■①4畳半でも集中できる勉強スペースを
ベッドと机を壁の反対側につけ、勉強しているときはベッドが背中側にある4畳半レイアウト。
L字型のレイアウトに比べると少しスペースは狭くなりますが、勉強に集中できる子供部屋を作ってあげたいならベッドに背を向ける方がおすすめです。
このレイアウトなら勉強中に余計なものが目につかないですよね。
自由に使えるスペースが狭くなる分、白を多めにしてスッキリ感を保つ工夫も真似したいですね。
4畳半子供部屋のベッドと机を離したレイアウト|その2 ■②ベッドと少し離すだけでスッキリ見える
L字型の子供部屋レイアウトと同じようにも見えますが、ベッドと机の間に少し空間を作っているところがポイント。
机がベッドの真隣ではないことで勉強に集中することができます。
また投稿者の方は4畳半のコンパクトな子供部屋が狭くならないように、「ローベッドにする」「机の奥行きを短くする」といった工夫もされているそうです。
レイアウトに限りのある4畳半の子供部屋では、家具のサイズに気をつけて狭さをなくすといったことも大切ですね。
4畳半子供部屋のベッドと机を離したレイアウト|その3 ■③ベッドの足元のスペースを有効活用
こちらも机を独立させ壁に向けているので勉強空間が確保された4畳半の子供部屋レイアウトです。
注目したいポイントはローベッドの足元にある木製のシェルフ。デッドスペースになりがちなベッドの足元を上手に利用できています。オープンシェルフなので開放感もキープされていますよね。
オープンシェルフのメリットは毎日使うランドセルなども置くだけで簡単に収納できる点。物の住所を決めてお子様に片付けの習慣がつきやすいようにしてあげましょう。
4畳半子供部屋|ロフトベッドを使ったレイアウト
4畳半子供部屋のロフトベッドを使ったレイアウト|その1 ■①ベッドと机を一体型にすると狭くてもスッキリ
こちらの実例は4畳半よりも狭い、なんと3畳の子供部屋レイアウトだそうです。
ロフトベッドと机の素材や高さを揃えているので、コンパクトなお部屋でも窮屈さを感じることなくまとまっていますよね。
ロフトベッドの下に設置された引き出しに壁と同じ白をチョイスしているのもお部屋がスッキリしているポイント。透明で中の服の色が見えるケースだとお部屋の中の色数が増えてしまい、コンパクトなお部屋をまとめるのが難しくなります。
こちらの実例のように、収納に使うアイテムもナチュラルカラーを選ぶことを意識してみてください。
4畳半子供部屋のロフトベッドを使ったレイアウト|その2 ■②高めのロフトベッドで収納スペースも確保
腰より高いロフトベッドを置けば、その分ベッドの下に収納スペースをたっぷりとることができます。
4畳半の子供部屋に収納を多めにとってあげたい希望があるなら真似したいアイデアですね。
ベッドと机はもちろん、ベッド下収納も白でまとめた清潔感溢れる子供部屋はお子様が喜ぶこと間違いなしのレイアウト。
ベッド下収納の一部にブルーのケースを使うアイデアもお部屋のアクセントになって素敵ですよね。収納力バツグンのおすすめレイアウトです。
4畳半子供部屋のロフトベッドを使ったレイアウト|その3 ■③ハイタイプでベッド下を自由に使う
クールな4畳半子供部屋レイアウトを求めているお子様には、ハイタイプのロフトベッドを使ったこんなお部屋もおすすめ。
黒やブラウンを使うとお部屋を狭く感じてしまうものですが、ハイタイプのロフトベッドを使って家具を置く場所を一ヵ所に集めていることでお部屋のスッキリ感もキープしていますよね。
ハイタイプのロフトベッドなら本来はベッドだけを置く空間を2倍使えます。黒を多めにしてクールな印象にしたい場合はハイタイプのロフトベッドを使うアイデアを取り入れてみてはいかがでしょう?
4畳半子供部屋を2人で使うレイアウト
4畳半の子供部屋を2人で使いたいならこちらのレイアウトがおすすめです。
写真の実例は3姉妹の子供部屋で、3段ベッドと勉強机も3つ。ですが壁と一体になるように机を設置して色も白で統一させているので、しっかり整頓された印象がありますよね。
壁と机を白でそろえているからこそ、カーテンの花柄とユニークな絵が映えるお部屋が完成しています。
一人一人の使えるスペースが決まっているのでお子様自信に片づけの習慣もつきそうですね。
4畳半|一人暮らしのレイアウト9選
4畳半に一人暮らしをするのはかなり窮屈になるイメージがあるかもしれませんが、工夫して4畳半のお部屋を満足できる空間に仕上げているレイアウト実例を9個紹介します。
お気に入りのレイアウトを見つけて、あなたのお部屋も「この部屋にして良かった」と思える空間に作り替えてみましょう。
4畳半一人暮らしのレイアウト|その1 ■①DIYの壁掛け棚でランドリースペースを作る
DIYで壁掛け棚を作れば4畳半のお部屋でもこんなに素敵なランドリースペースをレイアウトすることが可能。
白と木のベージュの2色でお部屋をまとめて清潔感もただよっているので、「ずっとここに居たい」と思えるお部屋です。
壁掛け棚はラブリコやディアウォールを使えば壁に穴をあけることなく作れるので賃貸にもおすすめ。木材もホームセンターで好きな長さに切ってもらえるため、1日あれば思うままの棚を作ることができますよ。
4畳半一人暮らしのレイアウト|その2 ■②ロフト付きの部屋は狭くてもスッキリ
ロフト部分からリビングを撮影したお部屋。
ロフト付き物件ならベッドなどの寝具はロフトに置くことができます。4畳半のリビングスペースにはベッドを置かなくて良いので、ソファーやテレビを置いても広々したレイアウトが可能ですよね。
ピンクが多めのお部屋ですが家具はロータイプをチョイスして白で統一しているので、キラキラ感は残しつつスッキリしたお部屋が完成しています。
4畳半一人暮らしのレイアウト|その3 ■③ベッド+ソファーベッドで空間を贅沢使い
コンパクトなソファーを選べば狭い4畳半でもベッドと一緒にレイアウトが可能。
4畳半のお部屋でソファーを置くなら、実例のようなベッドにもなるソファーベッドを選ぶのが正解です。
そのままではソファーで横になるのが難しくても、ソファーベッドにすれば狭い4畳半でもゴロンとくつろぐことができます。
これなら寝る場所を気にすることなく、恋人やお友達をお部屋に招待することもできますよね。
4畳半一人暮らしのレイアウト|その4 ■④シンプルな部屋はカーテンの一工夫に注目
ベッドと小さめの机だけというとってもシンプルなお部屋。
「家では寝るだけ」という生活スタイルの方ならこれだけシンプルな4畳半レイアウトもアリですよね。
シンプルなお部屋が殺風景になっていないのはカーテンの一工夫。真っ白なカーテンをそのままつけるのではなく、ピンチを使って吊るすことでおしゃれなレトロさを部屋全体からかもし出すことに成功しています。
「物は少なくていい」「ソファーはいらない」という方にはおすすめの4畳半レイアウトです。
4畳半一人暮らしのレイアウト|その5 ■⑤畳がうらやましい古民家風
4畳半の物件はフローリングではなく畳の物件も多いものですよね。「畳じゃおしゃれにできない」と思いがちですが、そんな考えを180℃変えてくれる素敵な古民家風の4畳半レイアウト。
テーブルでコーヒータイムを満喫することも、窓際の座椅子でゆったり過ごすことも可能。畳ならそのまま床にゴロリと寝転ぶことだってできます。
こんな一人暮らしのお部屋なら、古い和室の部屋でも自慢になりますよね。
4畳半一人暮らしのレイアウト|その6 ■⑥DIYに挑戦したい書斎スペース
自宅での作業が多い方なら壁かけデスクをDIYして4畳半を書斎スペースにするのもおすすめです。
ラブリコやディアウォールでももちろん壁かけデスクは作れますが、「天井まで木材を突っ張らせるのは大変そう」という方にはスタンドバーもおすすめ。
虫ピン程度の穴だけで壁に柱を設置できるので、背の低い方でも一人で簡単にDIYできます。
必要な高さの分だけ木材を用意して、実例のような素敵な書斎空間に挑戦してみましょう。
4畳半一人暮らしのレイアウト|その7 ■⑦サイズピッタリの机と椅子が素敵
「DIYには自信がない」「賃貸だからどんな小さな穴も開けたくない」という方には壁のサイズに合った小ぶりなデスクを置くのがおすすめ。
デスクを置くときは写真のように、足元の空間が広くとってあるタイプをチョイスしましょう。抜け感が生まれるので狭い4畳半でもスッキリとレイアウトすることができます。
デスクがシンプルな分、デザイン性のある椅子を選ぶこともポイントです。
コンパクトな空間ではどこか一ヵ所に遊び心をプラスしてレイアウトを楽しみましょう。
4畳半一人暮らしのレイアウト|その8 ■⑧寝るためだけの心地よい空間
4畳半を寝室として使うなら、写真のようにいさぎよくベッドのみを置いたレイアウトもアリ!
余計なものがないことで、気持ちを落ち着かせて寝る前のくつろぎ時間を過ごすことができます。
一人暮らしの寝室ならベッドをもう少し小さくして、サイドテーブルを置くなどアレンジしても良いですよね。
寝室としてのみ使うなら4畳半にセミダブルのベッドをレイアウトすることも可能。人生の3分の1を過ごす寝室を最高のくつろぎ空間にしてみるのはいかがでしょう?
4畳半一人暮らしのレイアウト|その9 ■⑨布団なら部屋の自由度も高くなる
4畳半の部屋を寝室にするなら、ベッドを置くのではなく写真のようにマットレスや布団で寝るのもおすすめです。
マットレスや布団なら日中は畳んで部屋の隅に置いておけるので、4畳半をグッと自由にレイアウトして使うことができますよね。
趣味の部屋として使ったり、あえて何も置かず休日にゆったりとした時間を過ごしたり使い方はあなたの自由。
自由度の高い4畳半のお部屋で、あなただけのお部屋時間を満喫しましょう。