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雨漏りの応急処置方法!場所別に詳しくご紹介します【プロ監修】

雨漏りの応急処置方法!場所別に詳しくご紹介します【プロ監修】

突然の雨漏りでどう対処したら良いか慌てた経験はありませんか?本記事では自分でできる雨漏りの応急処置方法や対策を詳しくご紹介します。雨漏りに対する心構えから原因・調査方法、対処方法を知って、雨漏りから住まいを守るための参考にしてください。


タクトホームコンサルティングサービス代表
亀田 融
東証一部上場企業グループの建設・住宅部門で、約33年間現場監督(注文住宅、賃貸マンション、官庁工事)及び住宅リフォーム事業の責任者として従事。その経験を活かし、会社設立。
東証一部上場企業グループの建設・住宅部門で、約33年間現場監督(注文住宅、賃貸マンション、官庁工事)及び住宅リフォーム事業の責任者として従事。その経験を活かし、会社設立。

近年は異常気象による影響で、集中豪雨や大型台風による雨漏りの発生が増えている様です。

雨漏りを放置しておくと、構造躯体の腐食やシロアリの食害、大量のカビの発生など、建物や人体にまで悪影響を及ぼしてしまいます。

そうはいっても突然雨漏りが発生するとどうしたらよいのかわからず、業者に修理を依頼してもすぐに来てもらえるとは限りません。

そんな時に備えて自分でできる応急処置の方法や手順を知っておくと、落ち着いて対処できるようになります。

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1度でも雨漏りした箇所は放っておくとカビやシロアリの温床になり、修理が遅れるほど高額なリフォーム代が必要になります。

応急処置でその場をしのげたということは、屋根自体のダメージは少ない可能性が。

屋根全体の修理を前提とする他社とはちがい「壊れて修理が必要な箇所だけ」を適切に修理する雨漏り110番で、ムダな費用を払うことなく修理しましょう。

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雨漏りの原因とは?

写真提供:タクトホームコンサルティングサービス様

天井や壁に発生した雨染みや壁紙の剥がれ、黒カビの発生などからどこからか雨漏りしていることはわかっていても、その原因がわからないことが多いと思います。

原因がわからないと、適切な処置を行うことができません。したがって雨漏り修理では、まずその原因を究明して雨水の侵入箇所を見つけ出す作業が必要になります。

雨漏りの原因は、大きく分けると施工不良経年劣化の2つがあります

新築後3年以内に発生した雨漏りであれば施工不良の可能性が高く、築10年以上経過している場合には経年劣化による可能性が高いといえますが、3年から10年の間であればその両方が疑われます。

また、雨漏りが発生している場所や症状によって、雨水の侵入口を推測することができます。

そして雨漏りの原因として考えられる主なものは以下の通りです。まずはこの中のどれが該当しそうなのかを考えてみると良いでしょう。

  • 屋根材や屋根の防水シート(アスファルトルーフィング)の劣化や破損、施工不良
  • ベランダ防水の劣化や施工不良
  • ベランダの排水口の詰まりや施工不良
  • サッシやトップライト周囲のシーリング、防水テープの劣化や施工不良
  • 外壁目地のシーリングの劣化や施工不良
  • 外壁のクラック(ひび割れ)や防水シートの劣化
  • サッシ本体の経年劣化や取り付け不良
  • ベランダの笠木や手摺周辺の隙間
  • 雨樋からの侵入
  • 屋根に設置した太陽光発電パネルの施工不良

雨漏りの応急処置方法【室内】

雨天時に突然天井から雨漏りした場合には、まずは被害を最小限に抑えるための応急処置を行いましょう。

定番ですが、雨水が落ちている部分の下にバケツや雑巾、ビニールシートなどを置いて、床や家具などが濡れるのを防ぎます

ただし、バケツに雨水が溜まってくると周囲に飛び散ってしまうので、こまめに水を捨てましょう。

さらに上に屋根がある場合には、天井点検口から屋根裏を覗いてみてください。(住宅の場合には、押し入れ内部の天井の一部が点検口になっていることがほとんどです。いざという時に慌てないために、普段から天井点検口のある位置を確認しておくことをおススメします)。

そして屋根のどこから雨水が落ちているのかを確認すると共に、天井裏の水が垂れてくる場所にバケツや雑巾などを置いておくと室内への雨水の侵入を防ぐことができます。

ただし、一般の方がむやみに天井裏に侵入すると、天井を踏み抜いてしまって天井ごと落下する危険性があるので、決して無理をしないようにしましょう

また天井裏にすでに雨水が溜まっている場合には、天井に穴をあけて水を抜いておくと被害を最小限に抑えることができます。

雨漏りの応急処置方法【屋根】

最上階の天井から雨水がポタポタと落ちる場合には、屋根からの雨漏りが疑われます。雨水の侵入箇所まで特定することができなくても、屋根全体を大きめのブルーシートで覆うことで応急処置が可能です

その際には風でシートが飛ばされない様に、土嚢袋やガムテープなどでしっかりとシートを固定します。

またトタン屋根が錆びて穴があいている場合などは、防水テープなどで穴を塞いでおきましょう。防水テープはホームセンターで購入することができます。

尚、その際に砂や埃、油汚れなどがあるとテープが上手く密着しないので、穴の周辺を綺麗に掃除することを忘れないようにしてください。

ただし屋根の応急処置には転落などの大きなリスクが伴うので、十分に注意する必要があります。作業は雨が降っていない時に必ず2人以上で行う様にし、屋根が濡れている時や急勾配の屋根の場合には決して屋根に登ってはいけません

また、屋根上を歩行中に誤って瓦を割ってしまい、新たに雨漏りの原因を作ってしまったといったことにもなりかねないので、決して無理をしないようにしてください。

雨漏りの応急処置方法【窓】

窓からの雨漏りの多くは、窓周りのシーリングの劣化やサッシの取り付け不良、防水テープの施工不良などが原因で、本格的に修理するためにはプロの技術が必要になるケースがほとんどです。

そのため一般の方は、あくまでも応急処置として割り切った方が良いでしょう。

窓周りから雨漏りした場合には、まずカーテンを外します。濡れたカーテンはカビの原因になるので、早めに外して良く乾燥させてください。

その上で濡れている部分を雑巾でよく拭き取り、窓枠の下にビニールシートや吸水シートを敷いて床に雨水が広がるのを防ぎます

明らかにサッシ廻りのシーリングが切れていたり、隙間があったりする場合には、DIYで防水テープやシーリング材を使って応急処置することが可能ですが、やみくもにシーリングしても雨漏りが止まらないどころか、かえって状況が悪化してしまうことがあるので注意が必要です。

雨漏りの応急処置方法【壁】

壁からの雨漏りの主な原因には、外壁のクラック(ひび割れ)、シーリングや防水シートの劣化、塗膜の劣化、施工不良などがあります

強風のため外壁に強い雨が吹き付けると、ひび割れ部分や目地、取り合い部分の隙間などから壁の中や室内に雨水が侵入します。

外壁の下には防水シートが貼られているので、通常なら簡単に外壁から雨漏りすることはありませんが、施工不良が原因の雨漏りの事例は少なくありません。

応急処置の方法としては、隙間やひび割れ部分にシーリング材を充填して埋めるのが一般的ですが、シーリング材と外壁材、塗料との相性や、古いシーリング材の撤去、下処理など、きちんと補修するためにはプロの知識や技術が必要です。

また、簡単な応急処置方法としては、外壁の雨漏りが疑われる部分に防水スプレーをかけることで、一時的に雨漏りを防ぐことができる場合があります。

他にはひび割れ部分の上に防水テープを貼ったり、外壁面をブルーシートで覆って雨が直接外壁に当たらない様にしたりする方法がありますが、どれも根本的な解決にはなりません

したがって外壁から雨漏りが発生した場合には、早めに業者に修理を依頼することが大切です。

雨漏りの応急処置方法【ベランダ】

ベランダは屋根と違って日常的に人が歩く場所なので、とても傷みやすい場所です。

そしてベランダからの雨漏りは、防水層の亀裂や剥がれ、排水口の詰まり、外壁との取り合い部分の隙間などに原因があることが多いようです。

したがってベランダからの雨漏りの場合には、排水口に詰まっているゴミや異物を取り除いたり、防水層のひび割れ部分をシーリングや防水テープ、防水シートで塞いだり、取り合い部分の隙間をシーリングで埋めるなどの応急処置が必要になります。

また、一時的に雨漏りを防ぐだけであれば、防水スプレーでも一定の効果を得ることが可能です。

そして雨水の侵入経路がわからない場合には、ベランダ全体に屋根を架ける要領でブルーシートで覆ってしまうという方法もあるので、試してみると良いでしょう。

雨漏りの応急処置を行う時の注意点

雨漏りの応急処置では、屋根やはしご・脚立の上などでの高所作業や、無理な姿勢での作業を伴うことが多いので、作業中にたびたび転落事故が発生しています

最悪のケースでは命を落としてしまうこともあるので、決して無理をしないことが大切です。少しでも不安を感じるようなことがあったら、迷わず自分で作業するのは止めにしましょう。

また屋根や外壁の修理で、屋根材や外壁材に直接釘やビスを打ち込むのも禁物です。釘穴やビス穴から新たな雨漏りが発生する可能性があります

そして一般の方は、屋根や外壁に隙間を見つけると、何でもシーリングで隙間を埋めようとする傾向がありますが、これも良くありません。

場所によっては侵入した雨水の排出口を塞ぐことになってしまい、逆に雨漏りが酷くなってしまうことにもなりかねません。素人判断でむやみにシーリングを充填するのは避けた方が良いでしょう。

DIYによる雨漏り修理では正確な原因や雨水の侵入経路の特定ができず、またできたとしても修理の方法が適切でなかったために、何度修理しても雨漏りが直らないばかりかますます酷くなってしまうことがあります。

雨漏り修理はプロでも難易度が高い仕事です。DIYでの修理はあくまでも応急処置として考えて、本格的な修理はプロの業者に依頼するようにしてください。

雨漏りを放っておくとどうなる?

雨が降るたびに天井から雨水がポタポタ落ちるのを放っておく方はそんなに多くはないと思いますが、年に1度位しか雨漏りしない場合や、応急処置でとりあえず雨漏りが止まっている場合など、つい業者に修理を依頼するのが面倒になって放置してしまっている方が多いのではないでしょうか。

しかし、このような場合には、たとえ室内に雨漏りしていなくても、屋根裏や天井裏、壁の中などに雨水が侵入していることが珍しくありません。

雨漏りを放置してしまうと二次被害が発生し、多くは家の寿命を縮めてしまうことになります。雨水は柱や梁などの構造躯体に染み込んで腐食させ、金属部分にも錆が発生します

次第に家全体の湿度が高くなり、シロアリやカビが好む環境になります。やがてシロアリの食害が進行し、土台や柱がボロボロになってしまいます。

さらに雨水が天井裏や壁の中の断熱材を濡らすので、家の断熱性能は著しく低下します。

そして気付いた時にはすでに手遅れで、修理に数百万円から一千万円近くかかるといったことが少なくないのです。

建築物(特に木造住宅)にとって水分は大敵です。雨漏りに気付いたらできるだけ早いうちに根絶しておくことが重要です。

雨漏り修理を業者に依頼した時の費用相場

雨漏り修理を業者に依頼する場合の費用相場は、部分的な修理であれば3万~30万円程度になることがほとんどです

しかし工事内容によって金額が大きく異なるのは当然のことで、経年劣化が進行していて屋根や外壁を全面的に改修するとなると100万~300万円近くかかってしまうことがあります

また、雨漏り修理には雨水の侵入経路を明らかにする必要があるので、雨漏りの経路が分からない場合には、散水調査やサーモグラフィーを使用した調査が必要になることがあります。

そこで主な調査費用と、一般的な雨漏り修理費用をご紹介します。

【雨漏り調査費用】
散水調査(水かけ調査)
3~10万円
サーモグラフィー調査
10~30万円
解体が必要になる場合
3~10万円(復旧工事共)
【部分的な雨漏り修理】
瓦のずれの修理
2~5万円
瓦の部分的な差し替え
2~5万円
屋根漆喰の補修
3~20万円
棟板金の交換
3~15万円
シーリング補修
屋根、外壁、サッシ廻り等:3~10万円
※別途で足場代が必要になる場合があります。
【全面的な雨漏り修理】
外壁貼り換え
150~300万円 ※足場代含む
外壁シーリングの打ち替え
20~40万円 ※足場代含む
屋根葺き替え
カバー工法:100~200万円 ※足場代含む
ベランダ防水
20~30万円

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瓦屋根工事の金額
瓦交換:2,200円~
下地処理:3,900円~
スレート交換:2,800円~
漆喰塗り直し:8,800円~

まとめ

突然天井からポタポタと雨漏りしたら、多くの方が慌ててしまうと思います。雨漏りの応急処置方法を知っておくことで、いざという時でも落ち着いて対処できる様になります。

しかしここでご紹介した方法はあくまでも応急処置なので、「一時しのぎ」に過ぎません

雨漏りは放置しておくと、最悪の場合には家が倒壊してしまうほどのダメージを受けるので、1日でも早くプロの業者に依頼して修理することが大切です。

早い時期であれば、雨漏り修理にはそんなに高額な費用はかかりません。また状況によっては火災保険を利用してタダで修理することも可能なので、信頼できる業者を探して早めに相談する様にしてください。

タクトホームコンサルティングサービス代表
亀田 融
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