冷凍庫収納は立てるのが大正解! ズボラさんでもOKな立てる収納のポイントは?
冷凍庫には食材を立てて収納するのがベスト。横向きに重ねる方もいますが、立てて収納したほうがお目当ての食材を見つけやすく使い勝手がよくなります。また、ひとつだけサッと取り出せて収納が乱れにくいのもポイントです。
ただし、面倒くさがりのズボラさんの場合はもうひと工夫必要。以下のコツをふまえて冷凍庫収納を見直すことで、キレイに整った冷凍庫をキープしやすくなります。
【ズボラさん向け「立てる冷凍庫収納」のコツ】
・なだれが起きないように工夫する
・キレイにならべなくてもいい方法がラク
・立てた状態でも中身がわかるようにしておく
ぜひポイントをふまえたうえで「立てる冷凍庫収納」にチャレンジしてみましょう!
ズボラさん向け立てる冷凍庫収納アイデア 立てた状態をかんたんキープできる方法8選
冷凍庫に食材を立てて収納すると、お目当てのものがサッと手に取れて便利。しかし、ねかせた状態でならべるよりも不安定になるため、取り出すときにズレて収納が乱れやすいというデメリットがあります。
なだれが起きにくいようひと工夫しておけば、ズボラさんでもムリなくキレイな冷凍庫をキープすることができますよ。
冷凍庫収納で立てた状態をキープするアイデア1 ■市販のかごを活用
市販のかごを活用して冷凍庫内に仕切りをつくれば、食材を取り出したときにズレてなだれが発生するのをふせぐことができます。
こちらは、100円均一ショップなどで買った仕切りボックスやバスケットをいくつか冷凍庫に入れ、そのなかに食材を立てて収納したアイデアです。これならくずれにくく、ズボラさんでもキレイな冷凍庫をキープできるでしょう。
冷凍庫になんでもポイポイ投げ入れてしまうというズボラさんの場合は、キレイにならべて収納することにこだわると長つづきしません。
かごなどのケースで冷凍庫内を仕切って、どこになにを入れるのかアイテムごとの収納場所をざっくり決めて分類収納すれば、それだけでも冷凍庫がすっきりして使いやすくなりますよ。
冷凍庫収納で立てた状態をキープするアイデア2 ■仕切りつきの収納アイテムも便利
こちらの冷凍庫では、ダイソーの引き出し整理用のバスケットを活用して立てる収納をしています。バスケットにスライドできる仕切り板がついたアイテムなので、お菓子などの小さな食品もすっきり収納できて便利です。
また、冷凍庫内をこまかく仕切れて分類収納しやすくなるのもうれしいですね。
冷凍庫収納で立てた状態をキープするアイデア3 ■無印良品のアクリル仕切りスタンドを使用
冷凍食品がキレイにならぶこちらの冷凍庫。無印良品のアクリル仕切りスタンドで立てた食材が倒れてこないよう支えています。
仕切りがたくさんあるため、食材をぎゅうぎゅうにつめ込まなくても自立してくれるのがうれしいですね。
また、ギョーザなどの冷凍食品の賞味期限が上にくるようにならべることで食品ロスを防ぐアイデアもマネしたいポイントです。
冷凍庫収納で立てた状態をキープするアイデア4 ■まとめ買い派にはフリーザーエンドもおすすめ
100円均一ショップのセリアで買ったフリーザーエンドを使った冷凍庫収納アイデアです。バスケットなどとちがい、収納量やアイテムに合わせてサイズ調整できるのがポイント。つねに食材がまっすぐ立った状態をキープできます。
仕切り板を使った収納は、週に一度のまとめ買いで週末には冷凍庫がカラになってしまうというおうちにはとくにぴったりの整理術です。
立てる冷凍庫収納におすすめの「仕切り板」 いろいろな使い方ができるからキレイがつづく!
like-it/ライクイット
スライドできる 冷凍庫 スタンド 仕切り5枚
冷凍庫で使える仕切り板の5枚セットです。仕切り同士をつなげて使えるのが特徴で、収納量や収納する食材に合わせてスライドも可能。庫内の状況に左右されず、つねに食材を立たせて収納できます。
また、向かい合わせで連結させればコの字型スタンドにすることも。応用がきいて自分にとっていちばん使いやすいかたちで活用できるので、不便があるとつづかないズボラさんでもキレイな冷凍庫をキープできるでしょう。
冷凍庫収納で立てた状態をキープするアイデア5 ■自立しやすい保存容器を使用するのもアリ
食品保存容器を自立しやすいものに変えるのもおすすめ。こちらは、100均の薄型タッパーを冷凍庫収納に活用している実例です。
フリーザーバッグに入れたうえで食材をファイルケースにしまい自立させる方法もありますが、いちいちケースを開け閉めするのが面倒。これならタッパーに直接食材を入れるだけなので、ズボラさんでもつづけられるでしょう。
冷凍庫収納で立てた状態をキープするイデア6 ■自立するシリコーン製コンテナもおすすめ
自立しやすい冷凍保存容器なら、シリコーン素材のジップ式フードコンテナ「Zip Top」もおすすめです。マチが広めのデザインで自立してくれるため、仕切りなどを使わなくても冷凍庫内にキレイにならべて収納できます。
立てる冷凍庫収納におすすめの「保存容器」 マチつきで自立!レンジや食洗機にも対応で便利
Zip Top/ジップトップ
バッグ サンドイッチ
環境に配慮したシリコーン製コンテナとして2019年にアメリカで誕生した「Zip Top」。すぐれた耐久性で約5,000回以上くり返し使えるエコなアイテムです。マチが広く自立するのが特徴で、冷凍庫にすっきり立てて収納できます。
また、安定感ある形状と220℃の耐熱温度で袋のまま電子レンジ調理することも可能。BPAフリーなど安全面にも配慮されているので、離乳食の保存や調理にも気兼ねなく使用できます。
使ったあとは食洗機で洗えて後片づけもラクラク!ズボラさんにはぴったりのアイテムです。
冷凍庫収納で立てた状態をキープするアイデア7 ■紙袋活用なら買い出しの手間なし!
冷凍庫にケースや仕切りを入れるのがいいとわかっていても、わざわざ収納グッズを買いに行くのが面倒でなかなチャレンジできないという方もいるでしょう。また、いくら100均のアイテムでもいくつも買うと出費もかさみます。
そんなときには、おうちにある紙袋を使って収納ボックスをつくってしまうのがおすすめ。これならすぐにマネできて、お金もかかりません。
たくさん作っても0円なので、冷凍室だけでなく野菜室の整理整頓などさまざまなところで活用できますよ。
冷凍庫収納で立てた状態をキープするアイデア8 ■汚れたら捨ててOK!牛乳パック活用アイデア
牛乳パックを活用して仕切りをつくる方法もあります。ラップに包んだ冷凍ごはんなど、小さなものの収納に便利。引き出し式の冷凍庫にある上段の浅めの引き出しを整理するのにちょうどよさそうですね。
汚れたら捨てて新しくすればいいだけなのもズボラさんにはぴったりです。ケースに入れることで奥のほうのものが取り出しやすくなるというメリットもあるので、冷蔵庫全体で活用したいですね!
ズボラさん向け冷凍庫収納のラベリングアイデア 手間なくできる中身をわかりやすくする方法3選
立てる冷凍庫収納では、上からでも中身がわかるようにしておくのがポイント。いちいち持ち上げないとなにが入っているかわからないようでは、不便に感じて長つづきしません。
また、ズボラさんの場合はラベリングもなるべく手間なく行える方法を取り入れるとムリなくつづけることができるでしょう。
立てても中身がわかる冷凍庫収納アイデア1 ■冷凍保存袋にはダブルクリップを使う
事務用品のダブルクリップに食材名をプリントしたシールを貼って、フリーザーバッグに取りつけたアイデアです。
上からでも中身がひと目でわかって便利。くり返し使えるのでいちいち袋に食材の名前を書かなくてすむのもうれしいですね。
立てても中身がわかる冷凍庫収納アイデア2 ■タッパーにはあらかじめテプラでラベリング
タッパーを使って冷凍庫に食材を収納しているこちらのおうちでは、常備している食材に関してはあらかじめタッパーにテプラでラベリングをしています。
マスキングテープなどに食材名を書いて貼る方法だといちいち書くのが面倒ですが、これなら手間がかからずズボラさんでもラベリングをつづけられそうですね。
立てても中身がわかる冷凍庫収納アイデア3 ■中身によって保存袋を使い分け
こちらの実例では、肉類には青いフリーザーバッグ、野菜には白いフリーザーバッグと中身によって保存袋を使い分けています。
牛肉と豚肉など、凍らせると見分けにくい食材を袋のデザインで分類するのもよさそうですね。袋をじょうずに使い分ければ、ラベリングしなくてもひと目でなにが入っているのかわかる収納を実現できるでしょう。
冷凍庫収納の改善にはメリットがいっぱい! 冷凍庫収納を見直そう
冷凍庫が整理整頓されていると、スペースをムダなく使えてたくさんの食品を入れられます。また、どこになにがあるかひと目でわかって料理の時短になったり、ムダな買いものを減らせて節約になったりといったメリットも期待できます。
ズボラさんでもキレイな冷凍庫を実現してキープできる方法がたくさんあるので、ぜひ今回ご紹介したアイデアを参考に冷凍庫収納を見直してみてくださいね!