イヤホンに溜まった耳垢汚れをキレイにしたいけど、どのように掃除したらよいか分からないという人も多くいるのではないでしょうか。
耳垢汚れを放置すると重大な問題に発展してしまう可能性があります。こちらの記事ではイヤホンの耳垢汚れをキレイにする方法を詳しく解説します。
イヤホンを汚れから守る対策方法も紹介しているので最後まで読んでみてください!
まずは原因を知ろう! イヤホンが汚れる原因は?
イヤホンが汚れる原因その1 ■耳垢汚れ
イヤホン汚れで一番多いのは耳垢汚れです。イヤホンを長時間使っているとイヤピース部分に耳垢が溜まってしまうことが多くあります。
耳垢に湿り気がある人はイヤホンに耳垢が付きやすいと言われており、ドライタイプの耳垢の人も油断はできないでしょう。理由はイヤホンを使っている間は耳の内部に湿気がこもりやすく一時的に耳垢も湿ってしまうからです。
耳垢の性質にかかわらずイヤホンを使っている誰もが耳垢でイヤホンを汚してしまう可能性があるので注意しましょう。
イヤホンが汚れる原因その2 ■外部からの汚れ
イヤホンをケースなどに入れずカバンにしまっているという人も多くいるのではないでしょうか。カバンはいろいろな物を入れているため、ホコリや小さいゴミが多くそういった外部のゴミがイヤホンに付着することがあります。
ワイヤレスイヤホンなどケースに入っているイヤホンでも着脱時手で触れるため、汚れがついてしまう場合があります。小さな汚れでも時間が経てばどんどん蓄積していくでしょう。
イヤホンタイプでやり方も変わる イヤホンの耳垢汚れをきれいにする方法
イヤホンの耳垢掃除方法その1 ■カナル型イヤホン
カナル型のイヤホンはイヤーピースを耳に押し込むため耳垢がイヤホンの奥まで詰まってしまうことが多くあります。
イヤーピースはスピーカー部分から外して掃除できるので、奥までしっかりときれいにすることが可能です。
【掃除方法】
①イヤーピースを外し、外側に付いた汚れをセロハンテープなどでキレイにする
②イヤーピースの内側を細めの綿棒や歯間ブラシなどを使って耳垢を取り除く
③イヤホン本体のフィルター部分は歯ブラシを活用して汚れを落とす
【注意点】
イヤーピースや本体フィルター部分を掃除する際には強く擦りすぎないよう注意しましょう。イヤーピースは代替品を買えますが本体が故障してしまうと使えなくなってしまいます。
イヤホンの耳垢掃除方法その2 ■インナーイヤー型イヤホン
インナーイヤー型は装着時も隙間があるため、カナル型と比べると耳垢がつまりにくい構造になっています。しかしフィルター部分が広く露出しているため放置しておくと汚れでフィルターを全面的に塞いでしまうでしょう。
【掃除方法】
①フィルター部分はセロハンテープの粘着を利用して汚れを取る
②歯ブラシでフィルター部分の詰まった汚れを掃き出す
③細かい溝部分に挟まった汚れは爪楊枝などでキレイにする
【注意点】
硬めの歯ブラシではフィルター部分を傷つけてしまう場合はあるので、柔らかい素材のものを使いましょう。
イヤホンの耳垢掃除方法その3 ■全イヤホン共通の掃除方法
イヤホン本体部分やケーブル部分などの掃除方法は全イヤホン共通です。手軽にできる掃除方法なので定期的に行いましょう。
【掃除方法】
①イヤホン本体部分をティッシュもしくはウェットティッシュで拭く
②ケーブル部分はアルコールなどで汚れを落とす
③プラグ部分を乾いたティッシュで拭き、接点復活剤を加える(ケーブル付きの場合)
④イヤホン充電ケースの隙間の汚れを綿棒などで拭く(ワイヤレスの場合)
【注意点】
本体部分をウェットティッシュで拭き取る際にはスピーカー部分が濡れないよう気をつけましょう。
精密機器の掃除は注意点が多いですが、長く使用するために必要なことです。以下の記事でパソコンやリモコンの掃除方法も紹介しています。ぜひ参考にしてください!
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イヤホンを清潔な状態に保つためにすべきこと イヤホン汚れ対策方法
イヤホン汚れ対策方法その1 ■イヤホンケースを使う
イヤホンをそのままバッグの中やポケットにしまうとゴミやホコリが付着してしまいますよね。ケースに入れてから収納すれば汚れからイヤホンをしっかりと守れます。
またケースに入れることでケーブルが絡まることを防ぐ効果もあり、イヤホンの寿命も長くすることが可能です。正しい収納方法でイヤホンを大切に使いましょう!
イヤホン汚れ対策方法その2 ■耳垢ガード付イヤーピースを使う
耳垢ガード付きイヤーピースを使えば耳垢がイヤーピース内部に侵入しないため、掃除をする手間を省けます。それによってスピーカー部分も保護できるのでイヤホンの寿命も延びるでしょう。
イヤーピースが極度に汚れたり劣化した場合は、耳垢ガード付きイヤーピースを取り換えるだけなのでおすすめです。
イヤホンの掃除を助けるおすすめアイテムを紹介 おすすめのイヤホン耳垢掃除アイテム5選
■マイクロブラシ
本来まつ毛美容液を塗るためのマイクロブラシですが、イヤホンの掃除をするのにとても役立ちます。先端が細い綿棒のようになっており、耳垢をしっかり絡め取ります。
一包100本のマイクロブラシが入っているので、一包持っていれば安心ですよね。イヤホン充電ケースの汚れにも使いやすくおすすめのアイテムです。
■イヤホン掃除キット
一つのペン型掃除キットに植毛スポンジ、高密度植毛ブラシそして金属製ペン先がまとめられています。あらゆる種類のイヤホン掃除に役立つアイテムです。
軽量で持ち運びもカンタンなので多くの人から人気があります。イヤホンだけでなくデジタルカメラやスマートホンなど多くの精密機器の掃除に使えるでしょう。
■イヤホンクリーナー
ひとつひとつ個包装されたウェットシートタイプのイヤホンクリーナーです。個包装なので何枚かカバンに入れておけば場所を選ばずイヤホンをキレイにできます。
抗菌剤、防カビ剤配合のため手垢や耳垢で汚れたイヤホンをいつでも清潔に保てますね。速乾性もあるので、乾拭きは不要な便利で使いやすいイヤホンクリーナーです。
■電動エアダスター
繰り返し使える便利な充電式電動エアダスターです。ガス缶タイプのエアダスターと比べ、使用可能な空間の制限なども無く安心して使えます。
上下反対にしても噴射可能であらゆる精密機器の汚れ取りに活用できるでしょう。イヤホンを傷付けずに空気の力で耳垢掃除をしたいという人におすすめのアイテムです。
■無水エタノール
イヤホン本体や充電ケース、ケーブルなどを拭くときに活躍する無水エタノールです。一般的な掃除でも役立つので、家にひとつあれば便利ですよ。
細かい隙間などに使用するときは綿棒に無水エタノールを染み込ませてから使うとよいでしょう。揮発性が高いので使用後すぐにイヤホンを収納できます。
イヤホンをキレイな状態に保とう イヤホンの耳垢汚れを放置するとどうなる?
故障の原因 ■音が聞こえにくくなる
カナル型のイヤホンで起こりやすい問題として、耳垢汚れを放置するとスピーカーの穴を塞いで音質が悪くなるという問題があります。本来はスムーズに聞こえていた音がこもったような音になるでしょう。
せっかく音質のよい高価なイヤホンでも、使い方次第でその価値を発揮できない場合があります。故障してしまうと修理をしたり買い替えたりしなくてはいけなくなるので、注意しましょう。
病気の原因 ■耳の病気になる
長時間耳にフィットしたイヤホンを使っていることで、外耳炎や外耳道真菌症など耳の病気になってしまう危険性があります。とくにテレワーク中や長い通勤時などにイヤホンを付けっぱなしにしている人は注意が必要です。
外耳は鼓膜までの耳の穴のことを言い、外耳炎の初期症状としてはかゆみや軽い痛みが挙げられます。炎症が起こってしまった箇所に細菌などが寄生し、外耳道真菌症を発症するでしょう。長時間イヤホンを使い続けるのは避けましょう
業務上イヤホンを使わなくてはいけないリモート会議などが多い人は、ヘッドホンを併用するなど対策が必要でしょう。
イヤホンの耳垢汚れに関するよくある質問
■イヤホンが汚れる原因は?
長時間イヤホンをしている場合は耳垢で汚れることが多くあります。その他ホコリなど外部からの汚れもあるでしょう。
詳しくは こちらをご覧ください。
■イヤホンの耳垢汚れを放置するとどうなる?
イヤホンの性能を下げたり、場合によっては耳の病気になってしまうこともあります。
詳しくは こちらをご覧ください。