最近の住宅と比べ築年数が経っていて古い家では、性能の違いや劣化によって、冬になるとかなり厳しい寒さが襲ってきます。
毎年、寒さに耐えているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、寒さを我慢していると体調を崩したり、動くのがおっくうになって家事効率が落ちたりと困ったことになることもあるため対策が必要です。
今回本記事では、古い家の寒さの原因箇所やすぐにできる9個の対策・お風呂の寒さ対策などを詳しく紹介します。
すぐに実践できるよう、おすすめのアイテム紹介もしているのでチェックしてくださいね。
古い家の寒さ対策にはまず原因を知ろう!
古い家の寒さ対策をするには、まず寒さの原因を探してみましょう。寒さの原因箇所が分かれば、それにあった対策をすればいいので効率的です。
下記に寒さの原因となりやすいポイントを挙げました。
・窓枠の素材による断熱性能
・窓枠の劣化による隙間風
・窓の構造による冷気
・扉の劣化による隙間風
・障子や引き違い戸が多いことによる隙間風
・天井裏や屋根裏の劣化による隙間風
・断熱材が入っていない箇所からの冷気
・断熱材の性能による冷え
・断熱材の劣化による冷え
・コールドドラフト現象
このように、古い家に住んでいて感じる寒さの原因の多くは「隙間風」「家の性能」によるものだということが分かります。
家の性能が低かったり、隙間風が多いと、暖房器具で暖まった空気が冷やされ床に向かって降りてきてしまう「コールドドラフト現象」が起きることもあるのです。
古い家の冷気チェック方法
原因が分かったら、次はどこから寒い空気が来るのかをチェックしましょう。確認できる方法を紹介します。
まず、隙間風がどこからのものかをチェックするには、線香やキャンドルなどを使います。すべての扉を閉め切り1つだけ換気扇を付けた後、線香やキャンドルの煙の向きを観察。
換気扇による空気の流れとちがう動きをしたら、その部分に隙間風があるということです。
また断熱材は、天井や床下の点検口などから覗くと確認できるでしょう。
窓の素材については、築年数が新しい家は「アルミと樹脂の複合素材」。築年数が古い家は「アルミ」が使われていることが多いです。アルミは丈夫で劣化スピードも緩やかですが、断熱性能が樹脂に比べて低いのが弱みとなっています。
さらに窓は雨や風は防いでくれますが、2重窓ではない限り冷気までは防いでくれません。現在では2重窓も普及していますが、古い家の場合は1枚ガラスの場合も多いのです。
窓の場合は、性能や素材のチェックが難しいので、冷気が入ってくると感じたら対策をしましょう。
では、ここからは古い家の寒さ対策を9個紹介していきます。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その1:雨戸を閉める
窓の性能や劣化による隙間風で寒い場合に、とっさにできる方法が雨戸を閉めることです。
雨戸は主に、外部からの風や雨などから窓を守る役割があります。それと同時に、外気温による冷気の侵入を防ぐ効果が。
窓に雨戸が付いている場合は、試してみてください。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その2:窓に断熱シートを貼る
窓からの冷気を感じたときは、断熱シートを貼ってみましょう。断熱シートには、室内の暖かい空気を外に逃がさない効果が期待できます。
下記で断熱シートの仕様や特徴についてお伝えします。
・冬用やオールシーズン用がある
・厚みがある方が断熱効果が高い
・水で貼るタイプやシールタイプがある
・断熱シートが使えない窓もある
・カットして使える
断熱シートは、霧吹きで窓にスプレーしてから貼り付けるタイプと元からシールになっているタイプがあります。シールタイプは貼るのが手軽です。対して水で貼るタイプは、剝がすときに跡が残りにくいという特徴が。
注意が必要な点として、網掛け窓や平らではない窓など、使えないタイプがあります。また、商品によって1枚のサイズが違います。失敗を防ぐためにも、購入前に確認しておきましょう。
寒さが厳しいは、厚みのある冬の寒さにも強い断熱シートがおすすめですよ。
古い家の寒さ対策におすすめの断熱シート ■寒さ対策しながら結露防止や目隠し効果も
UVカット&断熱マドピタシート アール 90×180cm・4枚組
寒さ・暑さを軽減してくれる断熱シートです。3層構造4mmの空気層が外からの冷気や熱気をカットし快適な空間を作ります。
・夏でも冬でも使用可能
・熱気や冷気をカット
・紫外線をカット
・結露しにくい
・外からの目隠しになる
・粘着性シート
・はさみでカットできる
水も両面テープも使わず貼れる粘着加工シートです。サイズ調整も、はさみでカットするだけと手軽に使えます。
部屋を快適に保つだけではなく、目隠し効果も。時間も労力もかけずに寒さ対策ができるでしょう。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その3:窓に遮熱カーテンをつける
窓から入ってくる隙間風や冷気を和らげてくれるのが遮熱カーテンです。
・夏は外からの熱い外気を遮る
・冬は室内の暖かい空気を外に逃がさない
・ドレープタイプとレースタイプがある
古い家で窓付近が寒いと感じるときは、遮熱カーテンを付けてみましょう。
ドレープタイプやレースタイプがありますが、強い寒さを感じているならドレープカーテンが最適です。太陽光も取り込みたい場合はレースカーテンを選んでくださいね。
日によって使い分けたい場合は、もちろんドレープとレースを2重にして使うことも可能です。
古い家の寒さ対策におすすめの遮熱カーテン【ドレープ】 ■窓からの冷気をしっかりカット
1級遮光 ドレープカーテン 幅100cm 2枚組み
外の空気をシャットアウト、部屋の快適な空気は逃がさないドレープカーテンです。
・断熱性・保温性に優れている
・省エネ効果
・丸洗い可能
1級遮光で、断熱・保温に効果的です。また外からの視線や太陽の光などもしっかりカットします。
古い家の寒さ対策におすすめの遮熱カーテン【レース】 ■断熱・保温効果アップ!ミラーレース加工で1枚でも使える
ミラーレースカーテン mina(ミーナ) 遮熱 断熱 UVカット 省エネ カーテン二枚組
見た目はシンプルながら、冷暖房効率をアップできる寒い家にぴったりのレースカーテンです。
・断熱効果アップ
・保温効率アップ
・高性能ミラーレース
・丸洗い可能
・紫外線カット
断熱・保温効果アップで省エネにつながります。
また、特殊なミラーレース加工でレースカーテンにありがちな外部からの視線が気になるという問題もクリア。
他にも紫外線カットや丸洗い可能など、細かいところまで配慮されたレースカーテンです。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その4:隙間風テープを貼る
引き違い戸・障子・窓・サッシ・扉下などからの隙間風を防ぐには、隙間風テープがおすすめです。
商品によってタイプが色々あります。
・スポンジ素材
・チューブ素材
・シリコンゴム素材
・縦向きに貼って隙間を埋めるタイプ
・横向きに貼ってスカートのように隙間風を防ぐタイプ
隙間風テープの形状は、スポンジやチューブ、シリコンゴムでできていて、裏面に両面テープが付いています。
隙間を柔軟性のあるスポンジなどでふさぐタイプや、スカートのようになって隙間から入ってくる冷気を防ぐタイプなどさまざまあります。
引き違い戸・開き戸ともに、縦横どちらのタイプも対応していますよ。
古い家の寒さ対策におすすめの隙間風テープ【窓用】 ■隙間をふさいで隙間風や害虫をガード
隙間テープ 6m
簡単に設置できて隙間風を軽減します。
・気密性アップ
・冷暖房効率アップ
・省エネ
・虫やゴミの侵入を防止
・防音効果
テープ式で簡単。掃き出し窓や引き違い戸などの隙間が気になる部分に貼って使います。
貼ることで冷暖房効率が上がったり、気密性もアップ。古い家の寒さ対策にもぴったりです。
他にも、隙間から入る不快な害虫やゴミの侵入を防いだり、弾力性のある素材で防音効果も期待できるでしょう。
古い家の寒さ対策におすすめの隙間風テープ【扉用】 ■開き戸の隙間風対策に最適
すきま風 防止シート テープ
柔らかいゴム製の隙間風防止テープです。
・冷気・暖気をカット
・虫の侵入を防止
・花粉やほこりの侵入防止
・取り付け簡単
引き違い戸や掃き出し窓にも使えますが、特に開き戸の下の隙間風対策に最適。スカートのような形状で冷気や暖気をシャットアウトします。
加えて、外から侵入してくる虫や花粉も防止できて便利です。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その5:プラダンや断熱ボードを立てかける
窓からの冷気対策で手軽に試せるのが、断熱ボードやプラダン(プラスチック段ボール)を使った方法です。シンプルな窓にも掃き出し窓にも使えます。
・ネット通販やホームセンタ―などで購入可能
・立てかけるだけでOK
・加工しやすい
・軽い
・水分に強い
断熱ボードもプラスチック段ボールも、軽量で水分に強く手軽に購入できるのが特徴です。寒さを和らげる仕組みは、どちらも「空気の層」がポイント。
断熱ボードは、窓際に立てかけることで窓とボードの間に空気が滞留します。その滞留した空気の層が勢いよく入ってくる冷気をせき止めることで、冷えを軽減できる仕組みです。
プラダンの方にも、段ボールの断面と同じように空気の層があります。この空気の層が、外で冷えた空気の緩衝材的な役割をし、冷気をシャットアウトしてくれるのです。
どちらも、はさみでカットしてお好みのサイズに加工OK!簡単DIYで、寒さ対策をしてみてくださいね。
古い家の寒さ対策におすすめのプラダン ■折り目付きで立てかけやすい
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 折りたたみ養生プラダン 910X1820X2.5 ナチュラル OPD1892Y
折り目付きで立てかけやすいプラダンです。口コミでも寒さ対策に、活躍すると定評があります。
半透明なので、冷気はカットしながら光も取り込むことができるので部屋が暗くなりません。
コスパも良いので、窓がたくさんある場合でもしっかり対策できるでしょう。
古い家の寒さ対策におすすめの断熱ボード ■窓際からの冷気が驚くほど少なくなる
【断熱シート】 窓際あったかボードライトスリム L (U-P172他)
入ってくる冷気が格段に少なくなると評価されている断熱ボードです。特に窓際の寒さ対策にぴったり。
立てかけも簡単で軽く、はさみでカットするだけでサイズ調整ができます。また、使わないときは、折りたたんでしまって置けるところも、うれしいポイントです。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その6:アルミシートやジョイントマットを敷く
床からの底冷えが厳しい場合は、アルミシートやジョイントマットを敷くのもおすすめ。
・冷気を遮断する
・簡単に試せる
・防音になる
・赤ちゃんにもやさしい
・部屋の形に合わせやすい
・手入れがしやすい
アルミシートやジョイントマットは、価格が安く加工もしやすいので試しやすいアイテムです。
どちらも、下からの冷気を遮断してくれるので、床に近い場所で生活している赤ちゃんにも非常にやさしい防寒アイテムと言えるでしょう。
また、柔らかくクッション性があるので、防音効果も。汚れてもサッと拭き取れるので、手入れも簡単です。
アルミシートを敷いた上にラグやホットカーペットを敷くとさらに床の冷えを解消できますよ。
古い家の寒さ対策におすすめのアルミシート ■ホットカーペットの下に敷けて暖かさを逃がさない
ふわ暖省エネ断熱マット 2畳用(180×180cm / 厚み約4mm)
一見、普通のアルミシートですが細やかな配慮がされています。
・保温力がある
・クッション性がある
・ホットカーペットの下に敷ける
・上面に滑り止め
・自由にカットできる
断熱効果のある発砲ポリエチレンと熱を逃がさないアルミ蒸着フィルムで、暖かさがアップします。
また、ホットカーペットやラグの下に敷くことができて、暖かさを逃がさないので設定温度を抑えることができ省エネ。厚みが4mmでクッション性もしっかりあります。
古い家の寒さ対策におすすめのジョイントマット ■床が冷たくないので寝転がっても大丈夫
ジョイントマット 32cm 8枚
断熱効果も期待できるジョイントマット。赤ちゃんや小さい子どもがゴロンと寝転がっても床の冷たさを感じません。
・断熱効果
・防音効果
・衝撃を吸収
・低ホルムアルデヒド
・お手入れが簡単
厚み10mmで床からの冷気をしっかり防いでくれます。
また、柔らかくクッション性があるので小さな子どもが走り回っても防音効果が期待できます。転んでもケガにつながりにくいのもうれしいですね。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その7:原状回復できる二重窓DIYキットを使う
二重窓キットで窓を二重にして、寒さ対策をする方法もあります。二重窓キットを使って得られる効果を挙げてみました。
・簡単に作れる
・冷気が入り込みにくい
・暖かい空気が逃げにくい
・防音
・結露防止
・省エネ
・軽い
既存の窓枠のサイズに合わせてキットの窓枠をカットします。両面テープなどで窓枠を固定したら、窓面をはめ込むだけ。作り方は難しくないのでDIYが初めてでも挑戦しやすいでしょう。
失敗を防ぐには窓枠のサイズを丁寧に測ることがポイント。また、窓枠を設置する前に壁紙用のマスキングテープなどで養生してから両面テープを貼ると原状回復しやすいですよ。
この方法で、外からの冷気は遮断され、中の暖かい空気を逃がしません。省エネや結露防止など寒さ対策以外にも多くのメリットがあります。
古い家の寒さ対策におすすめの二重窓キット ■窓面温度が大幅改善!節電効果も
エコな簡易内窓Lサイズ ブラウン幅180X高さ140 cm以内
簡単なDIYで設置できる二重窓キットです。
・窓面温度が8℃改善(一定の環境下での結果)
・電気代が25%~35%節減
空気の層を作ることによって、寒さや結露を軽減した上に節電にもつながります。
ブラウンやホワイトといった、合わせやすい色展開なので違和感なく使うことができるでしょう。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その8:暖房器具にプラスしてサーキュレーターを使う
部屋全体の温度を上げたい場合は、暖房器具にプラスしてサーキュレーターを使ってみましょう。
・暖かい空気を下におろす
・空気を循環させる
暖房機プラスサーキュレーターの効果は、ズバリ下に暖かい空気を下すことができるということです。
古民家などは特に屋根が高い家も多いため、足元が冷え切ってしまうことがあります。
また天井裏や屋根裏から、温められた空気が逃げてしまうことも。
サーキュレーターは扇風機と違い、風を送るというより空気を循環させることに特化しています。その特徴を生かして、天井に向けて置くと効果的ですよ。
古い家の寒さ対策におすすめのサーキュレーター ■ハイパワーなのにコンパクト!
サーキュレーターアイ 18畳 上下左右首振り PCF-SC15TP
コンパクトだけど、パワーのあるサーキュレーターです。
・上下左右に首振り
・ジェット気流で風到達距離が25m
・静か
・リモコン付き
・操作パネルが使いやすい
・軽い
・お手入れが簡単
このサーキュレーターは上下左右に首を振ります。天井に暖かい空気がたまりやすいので、上向きに空気を送り循環させることができるのが、寒さ対策にはぴったり。
風の到達地点が25mと、かなりパワフルなので古民家のような天井の高い家でもしっかり空気を循環させてくれるでしょう。
【賃貸・持ち家OK】すぐにできる古い家の寒さ対策 対策その9:ヒーター付きの防寒着を着る
自分自身が暖かい格好をするのも効率的な寒さ対策です。その中でもヒーター付きの防寒着がおすすめ。
・コンセントなしで使用可能
・すぐ暖まる
・動きやすい
電源はモバイルバッテリーが使用できるなど、コンセントなしで使えるため動きやすく便利。
また、すぐ暖まるヒーターが内蔵されているので、冷える朝にもぴったりです
古い家の寒さ対策におすすめの防寒着 ■シート状ヒーターですぐ暖まる
ヒートウェアメンズインナーベスト HW-01M
見た目はダウンベストですが、ヒーターが入っていて体を温めます。
・柔らかいシート状のヒーター
・速断
・前後3つのヒーター
・使い方が簡単
・手洗いできる
前に2枚・後ろに1枚の薄くて軽いシート状ヒーターが入っています。熱伝導が良いのですぐに暖かくなってくるのが特徴。また、着心地が良く動きやさも兼ね備えています。
リモコン操作で温度調節もでき、汚れたら丸洗いまで可能。カラー展開はブラックとネイビーで、男性用女性用どちらもあります。
寒さが気になるもう一つの場所はお風呂 【床・窓・脱衣所】お風呂の寒さ対策3つ
古い家で部屋以外に寒さが気になる場所と言えば、お風呂ではないでしょうか。
特に古い家では、お風呂の床や壁がタイル張りだったり脱衣所の断熱性能も高くないなど、かなり冷え込む条件がそろっています。
またお風呂では、浴室と脱衣所の温度差によるヒートショックで心臓・血管疾患を引き起こしてしまうことも。そのようなことを防ぐためにも、浴室と脱衣所間の温度を均一に保てる寒さ対策をしておくことが大切です。
ではここからは、古い家のお風呂でできる寒さ対策を、床・窓・脱衣所と場所別で紹介します。
古い家のお風呂の寒さ対策 ■【床】お風呂用マットを敷く
床がタイル張りで冷たい場合は、お風呂用のマットを敷いてみましょう。
マットは冷えにくく、タイル床からの冷気も遮断してくれます。また滑りにくくクッション性もあるので、老若男女問わず体にやさしいのも特徴。
また、すのこなどと比べても乾きやすいので、カビの心配も少ないのがメリットです。
お風呂の寒さ対策におすすめのお風呂マット 清潔・安全に使えて冷えも軽減
たためるお風呂マット「パタッとスノコ」ロング120×60
床の冷たさを軽減。清潔安全に使えるお風呂マットです。
・絶妙な硬さ
・穴が開いていない
・たためる
・滑り止め効果あり
・抗菌・防カビ加工
固さが絶妙で、バスチェアを上に置いても沈み込みません。また穴が開いていないので、髪が入り込むこともなくお手入れも楽で衛生的。
コの字型に立てて置くことができるので使用後も、ストレスなく皮化しておけます。
滑り止めの効果もあるので、滑りやすい浴室でも安心です。
古い家のお風呂の寒さ対策 ■【窓】シャワーカーテンを付ける
古い家でお風呂の窓辺から冷気が入ってくる場合は、シャワーカーテンがおすすめです。
外からの冷気をカットして、湯気で暖まった空気は逃がさないので使用前と比べると快適度が増しますよ。
もちろんお風呂で使うことが想定されているので、防水仕様。また突っ張り棒などを使ってつけることができるので、取り付けや取り外しも簡単です。
古い家のお風呂の寒さ対策 ■【脱衣所】暖房器具を使う
古い家のお風呂では、脱衣所の寒さも対策しましょう。おすすめは、ファンヒーター。
熱源が温風なので火事の心配が少ないです。また、すぐに暖まるタイプや換気不要のタイプを選ぶとさらに快適安心に使うことができます。
お風呂の寒さ対策におすすめの暖房器具 コンパクトなのに大風量ですぐに暖まる
人感センサー付き 大風量セラミックファンヒーター 1200W マイコン式 PDH-1200TD1-P
脱衣所での使用にも適したセラミックファンヒーター。
・大風量
・すぐ暖まる
・換気不要
・燃料補充不要
・人感センサー付き
・自動オフ機能付き
・軽量
・コンパクト
温風の風量が大きく、スイッチを入れてすぐに暖まりだすので古い家の寒さが厳しい脱衣所でも活躍します。
また人感センサーが付いていて、人の気配がなくなると自動でオフに。転倒時も自動オフ機能が付いているので火事の心配も少なく安心です。
そして換気も不要なので、省スペースな脱衣所でも安全に使えます。
持ち家なら断熱リフォームも検討
賃貸では退去の際に原状回復が必須。
ですが持ち家の場合その必要がないことが多いので、あまりに寒さが厳しい場合や断熱材の機能不全や劣化がある場合は、断熱リフォームを考えてみるのもひつの方法です。
そこで気になる、断熱リフォームの費用相場を紹介します。
断熱リフォームの費用相場 ■窓の断熱リフォームが1番お手頃
断熱リフォームは、リフォーム箇所や使う部材などによって価格が変わります。
・窓(1窓あたり):7万円~25万円
・床(約38畳あたり):30万円~120万円
・壁(約35坪あたり):100万円~300万円
・天井(60平方メートルあたり):10万円~20万円
家全体を断熱リフォームする場合は、150万円~500万円ほどかかるでしょう。
断熱リフォームには助成金・補助金が出る場合も 制度は年度によって内容が変わることがある
古い家では特に高額な費用がかかる断熱リフォーム。
実は、国や自治体が設ける基準をクリアすると住宅の省エネ化や長寿命化を可能にする住宅として認められ補助金や助成金が出ることがあるのです。
上限120万円等、補助してもらえることも。ですが、その年度によって、基準や補助金・助成金の内容が変わることがあるので、利用したい場合は確認してくださいね。