畳は椅子などの家具の重みや、湿気によってへこんでしまうことがあります。
本記事では、へこみを直す方法とその注意点、予防方法を解説しています。家具の下に敷くジョイントマット類も紹介しているので、ぜひごらんください。
畳のへこみの直し方
畳のへこみを直したい時は、素材が藁か木材チップなのか確認しましょう。
藁の場合は、霧吹きとあて布+アイロンで直せます。
【藁の畳のへこみを直す方法】
1:へこみに霧吹きで水をふきかけて5分ほど放置する
2:湿らせたタオルをかぶせる
3:タオルの上からスチームアイロンを当てる
4:ドライヤーで畳を乾かす
アイロンを当てる時は、高温だと焦げてしまうことがあるので注意しましょう。
畳のへこみを直す時の注意点
畳のへこみを直した後は、ドライヤーでしっかりと乾かすのが大切です。湿気が残っていると、カビが生えてしまいます。
また、熱で変色してしまうこともあるので、一度に高温を当てるのはNG。一度のドライヤーで直らない時は、冷めてから数度に分けて作業を繰り返しましょう。
畳のへこみの予防方法
畳がへこむ原因は、家具の重みや床下の異常、経年劣化です。ここでは、それを防止する方法を紹介していきます。
毎日の掃除での対策 ■畳の目に沿って掃除機をかける
畳に掃除機をかけるときは、畳の目に沿ってかけましょう。畳の目に逆らうと、い草が引っかかったり、ケバだったりしてしまいます。
掃除機をかけるのが面倒なら、お茶の出がらしをまいてホウキで掃くのもおすすめ。お茶っ葉がホコリをまきとってくれます。
水分をそのまま放置するのはNG ■湿気に気をつける
畳は湿気に弱く、濡れたままにしておくと畳が傷んでしまいます。ハウスダストの原因にもなるので、しっかり湿気対策をしましょう。
もし飲み物をこぼしてしまったら、ドライヤーや乾燥機で乾かします。ジュースならば乾かした後に濡れタオルで糖分を拭き取ってから再度乾かしましょう。小麦粉などの粉末で水分を吸い取ってから吹くのもおすすめです。
濡れることが無くとも、定期的に日干しをしましょう。目安は年に2回です。
家具の脚に取り付けるタイプのアイテムを選ぼう ■絨毯・カーペットを敷かない
畳をへこみから守るためには、家具を置く場所にコルクマットやジョイントマットを敷くのがおすすめ。家具の脚部分に取り付けましょう。
この時注意したいのは、絨毯やカーペットを敷くのはNGだということ。絨毯類を敷いてしまうと、湿気がこもって畳にダメージを与えてしまいます。カビやダニ、シロアリの原因にもなるので止めましょう。
畳のへこみ予防におすすめのアイテム
畳の傷やへこみを防止するためには、重たい家具には下敷きをするのがおすすめ。絨毯類では湿気がこもってしまうので、家具の脚にとりつけられるジョイントマットやコルクマットがいいでしょう。
ここでは、ネットで人気の商品を紹介していきます。
畳のへこみを予防する商品1 ■畳のへこみ予防におすすめのジョイントマット
ジョイントマットを選ぶ時は、ジョイント部分が少ない大判タイプがおすすめです。
畳のへこみ予防におすすめのジョイントマット1 GARAGE COLLECTION 木目ジョイントマット
大判タイプで使いやすいジョイントマットです。木目なので畳の部屋にもなじみます。
畳のへこみ予防におすすめのジョイントマット2 タンスのゲン ジョイントマット 大判
抗菌・防臭加工がしっかりと施されたジョイントマットです。こぼした水も拭きやすいのがメリットです。
畳のへこみ予防におすすめのジョイントマット3 PEジョイントマット(60×60×1)
防水・防音がほどこされた大判のジョイントマットです。使いたいサイズに合わせてカットすることもできます。
畳のへこみを予防する商品2 ■畳のへこみ予防におすすめのコルクマット
ジョイントマットの中でも、天然素材のコルクは抗菌素材で防ダニ効果が狙えるのがメリット。畳の下に敷くなら大判タイプが向いています。
畳のへこみ予防におすすめのコルクマット1 ■アイリスプラザ コルクマットナチュラル COJTM-6008
ベージュで使いやすいコルクマットです。4枚から購入できるので、必要な数だけ用意できます。
畳のへこみ予防におすすめのコルクマット2 CBJAPAN ジョイントマット コルクマット ネオ
粗目のおしゃれなコルクマットです。バリエーションが豊富でお好きな色を選べます。