作ってみたいマフィンレシピを見つけた!手作りのスイーツをプレゼントしたい!と思い立ったけれど、マフィン用の型なんて持っていない…。そんなときにわざわざ購入するのは時間と手間がかかってしまいます。頻繁にケーキを作ったりしないので、代用品で間に合わせたいといった場合もあるでしょう。
そんなマフィンの型ですが、実は身近にあるアイテムで代用ができるのです.今回は、レンジやオーブンといった調理家電別に使える代用品9選を紹介。併せてマフィン型の代用としては使えないアイテムについても解説します。代用品の使い方をマスターして、ぜひ手軽にマフィン作りを楽しんでくださいね!
また、何度もマフィンを作りたい!という場合は便利な専用の型を準備しておくのもいいでしょう。おすすめのマフィン型も3つお伝えするのでこちらも併せて参考にしてみてくださいね。
マフィン型の代用アイテムを選ぶポイント!
マフィン型の代用アイテムを選ぶポイントは4つあります。まず重要なポイントが2つ。
- 耐熱温度
- 素材
1つ目は耐熱温度です。マフィンを焼くときは約170℃~180℃に設定します。
ですから代用品を使う場合も、耐熱温度が約200℃~230℃くらいある物を選びましょう。
2つ目は素材です。レンジ・オーブンを使って作ることができるマフィンですが、どちらの調理家電を使うかによって使える型の素材が変わります。使用不可な素材の型を使うと、燃えてしまったりと危険があるので注意してくださいね。
そしてプレゼント用にしたい場合などに、ポイントとなってくる点が2つ。
- 型の形
- 型から外せるかどうか
1つは形です。マフィンと呼ばれるスイーツはカップに入ったような形をしています。どうしてもマフィンの形で作りたいなら、代替品では難しい場合があります。
もう1つは型から外せるかどうかということです。代用品の中には、型からきれいに外すことができるものもありますが、逆に外そうとすると形が崩れてしまうものも。きれいに外したい場合は、中にクッキングシートを敷いたり、外しやすいタイプの代用品を選びましょう。
【レンジ・オーブンOK】マフィン型代用アイテム3選
レンジ・オーブンどちらの調理家電でもマフィン型の代わりとして使えるアイテムは3つあります。
- 陶器・ガラスのココット
- シリコンカップ
- 耐熱おかずカップ
使用時の注意点やポイントを見てみましょう。
レンジ・オーブン両方使えるマフィン型代用品 ■陶器・ガラスのココット
プリンやグラタンなどオーブン・レンジで作る料理に使われる陶器やガラスのココットは、優れた耐熱性能があるのでマフィンの型の代わりとしても使用可能。
大きさは大小さまざまですが、基本的には6~15cmほどの比較的小さめの器です。陶器のココットは100均でも販売されているので気軽に手に入り、色んな料理に幅広く使えます。
マフィンを作る際もココットを使えば、型崩れはしにくく可愛らしい仕上がりに。ただ陶器やガラス製の器なので広がらないため取り出しは難しいでしょう。
焼き上がり後きれいに型を外したいなら、ココットの中にクッキングシートを敷いておいてくださいね。
レンジ・オーブン両方使えるマフィン型代用品 ■シリコンカップ
シリコン製のカップも基本的には耐熱温度が高いので、レンジや電気オーブンで使うことができます。100均で購入できるお弁当用のシリコンカップの中にも、耐熱温度が約230℃と耐熱性能がいいものもあります。
もしお持ちのシリコンおかずカップが使えるタイプなら、ミニサイズのマフィンを焼くこともできるでしょう。
ある程度の厚みがあっておかずを入れてもしっかり自立するようなタイプでは型崩れもしにくく、焼き上がり後も簡単に型を外すことができて使い勝手が良いですよ。
ですが、用途が限定されている・耐熱温度が200℃以下・長時間の過熱NGといったタイプの場合は使うことができないので、注意が必要。
またシリコンは直火がNGなので、電気オーブンでは使えますが火に直接触れる可能性のあるガスオーブンでは使うことができません。使用前に、耐熱温度や用途を確認するようにしましょう。
レンジ・オーブン両方使えるマフィン型代用品 ■耐熱性おかずカップ
お弁当用に使われる紙製のおかずカップもマフィン型の代わりとして使用可能。
大きさも小ぶりでちょっとしたおやつにぴったりサイズのマフィンができます。型からの取りはずしもスムーズに行えるでしょう。
ただし、レンジは使えますがオーブンは商品によるので、オーブンOKの記載があるおかずカップを選んでくださいね。
それから、紙製おかずカップは一気にマフィン生地を流すと生地が広がってしまうことがあります。生地をどれくらい入れるかも調整しながら作るといいですよ。
またカップ広がってしまうことから、焼き上がりが平たくなったり、いびつになってしまう可能性が。プレゼント用などきれいに仕上げたい場合は、クッキングシートで輪っかを作ってその中にカップをセットするなど、広がり防止の工夫が必要です。
【オーブンOK】マフィン型代用アイテム4選
オーブンでの使用が可能なマフィン型代用アイテムは4つです。
- ケーキ型
- プリン型
- アルミホイル・アルミおかずカップ
- クッキングシート
使い方のコツや注意点をお伝えしますね。
オーブンで使えるマフィン型代用品 ■ケーキ型
ケーキ型もオーブンで使えるマフィン型の代用アイテムです。
マフィンと同じような材料を使うスイーツに、スポンジケーキ・パウンドケーキ・カップケーキ・フィナンシェ・マドレーヌなどがあります。大きな違いは入れる材料や使い方。
ですが、どれも作り方はよく似ています。大きさや形を気にしないのであれば、マフィン型なしでも大丈夫です。パウンド型・セルクルなどのケーキ型で作ることができるでしょう。
ちなみに、ケーキ型の中におかずカップなどを並べてマフィン生地を流すという使い方もできます。型崩れが少なくきれいなマフィンが焼けるでしょう。
オーブンで使えるマフィン型代用品 ■プリン型
プリン型は、マフィン型の大きさとよく似ているのでちょうどいいサイズ感のマフィンが作れるでしょう。こちらも焼き上がりに型を外したい場合は、クッキングシートを敷いてから焼いてくださいね。
マフィン生地が流れ出ることもないので、中に具材を入れたマフィンも簡単に作ることができますよ。
オーブンで使えるマフィン型代用品 ■アルミホイル・アルミおかずカップ
マフィン型に成形したアルミホイルやアルミのおかずカップもマフィン型の代用アイテムです。
アルミホイルでマフィン型をつくるときは、少し大きめにカットして真ん中でり二重にします。そこにコップなどお好きな大きさの器をのせて巻きつけてください。
そのままだとフチがガタガタなので、折り込んだりしながら形を整えればマフィン型の出来上がりです。
アルミのおかずカップは、生地を入れると変形する可能性もありますが、そのまま使えます。中にグラシンカップを入れて焼くのもOKです。
その場合は、荒熱がとれた後アルミカップを外しましょう。きれいに焼けていればプレゼント用としてもそのまま渡せるでしょう。
オーブンで使えるマフィン型代用品 ■クッキングシート
クッキングシートでもマフィン型を用意することが可能です。クッキングシートで折り紙を折るように箱を折りましょう。クッキングシートだと少し滑りやすいですが、しっかり折り目を付けることで自立するカップができあがりますよ。
クッキングシートは、マフィンを型からきれいに取り出したいときにも便利です。
【レンジOK】マフィン型代用アイテム2選
- マグカップ
- お茶碗
この2つはとても身近なアイテムなので気軽に使えますが、オーブンなどで使うと割れてしまう可能性もあるためレンジ使用にとどめておく方が良いでしょう。
どうしてもオーブンでも使いたいというときは、耐熱性であるか確認してから使うようにしてくださいね!
レンジで使えるマフィン型代用品 ■マグカップ
マグカップもマフィン型代わりになるでしょう。材料を混ぜてレンジで温める簡単ステップでできるマグカップマフィンのレシピもたくさんあるので、忙しい朝やおやつなどにもぴったり!気軽に挑戦できるといったメリットもありますよ。
代用品として手軽に使えるのはもちろんですが、かわいいマグカップを使えばイベントごとやプレゼントにも使えるでしょう。
マグカップによってフチの厚みが違ったり、大きい小さいとサイズの違いもあります。レシピ通りの温め時間でうまくいかない場合もありますが、その場合は数秒ずつ追加で温めたり竹串などで刺してみて出来具合を確認してみてくださいね。
また中身を出したいときは、クッキングシートを敷いてから温めると取り出しやすいです。
レンジで使えるマフィン型代用品 ■お茶碗
マフィン型がないときは、お茶碗でも代用可能です。マグカップと同じく身近な食器なので、思い立ったときに気軽に挑戦できるでしょう。
ただ、お茶碗はマフィン型と比べると大きめ。5号サイズ~9号サイズが一般的にマフィンカップとしてよく使われるサイズですが、マフィン型9号で直径約5~6cmという大きさです。
お茶碗を使う場合は、生焼けにならないようどこまで生地を入れるかは作る際に加減してくださいね。
【紙コップ・牛乳パック】マフィン型代用がNG!
マフィン型として使えないアイテムは、紙コップと牛乳パックです。
紙コップと牛乳パックが使えない理由は、内側に防水加工として貼られているポリエチレンがそれほど高くない110℃~120℃で溶けだしてしまうためです。
溶けだしたポリエチレンが口に入ってしまっても人体への危険な影響はないとされていますが、自然な物質ではないため基本的には体に入れない方が良いものです。また、マフィンを焼く際の設定温度は約180℃ほど。溶けだした後は発火の可能性も出てきます。
紙コップや牛乳パックでケーキを焼いたといった声も聞かれますが、代用するのはやめておく方が良いでしょう。
あると便利なおすすめケーキ型・マフィン型
代用品でもマフィンは作れますが、たくさん作りたいとき・きれいな形のマフィンに仕上げたときなどは専用の型があるといいですよね。
そこで、あると便利なおすすめのケーキ型を3つ紹介します。
おすすめケーキ型・マフィン型 ■3種類セットで幅広いケーキに対応
シリコン ケーキ型 3点セット
マフィン・ホールケーキ・パウンドケーキなどが作れる3つの型がセットになったタイプです。マフィン型はおおよそ9号直径となる6.5cmの深型タイプ。6個一気に焼けます。
素材はシリコンなので、レンジ・オーブンでの調理が可能ですし、食洗機でも洗えるので使い勝手もいいでしょう。
おすすめケーキ型・マフィン型 ■型から外さずそのままプレゼントにも
マフィンカップ 紙製 焼型
紙製のマフィン型です。ハロウィン・クリスマス・バレンタインなど、イベントやプレゼントにちょうどいい直径4.3cmで7号サイズほどの大きさ。
柄もかわいいのでお子さんとのスイーツづくりでも、喜ばれるでしょう。こちらはオーブン使用がOKですよ。
おすすめケーキ型・マフィン型 ■マフィン型9個タイプでたくさん焼ける
70xH30mm 富士ホーロー テフロン 加工 マフィン型 9個付
マフィン型は6個タイプが多いなか、9個のマフィンが焼けます。
テフロン加工もされており、型から外しやすいところや丈夫で扱いやすいところももポイントです。