忙しい朝に服のシワを見つけてしまったら焦ってしまいますよね。
アイロンをかける時間がない!そもそもアイロンや衣類スチーマーなんて持っていない!なんてことになるとなおさらです。
そんなときはもう、シワになった服を着ていくしかない…とあきらめモードに。
ですが、実はアイロンや衣類スチーマーを使わなくても服のシワ伸ばしはできるのです。
本記事では、アイロンや衣類スチーマーを使わず身近なものでシワ伸ばしをする方法をお伝えします。
すぐに実践できる順にランキング形式で解説するので、緊急時のシワ伸ばしにもぴったり!ぜひ参考にしてくださいね。
服にシワが付いてしまう原因と対処法
服にシワが付いてしまう原因は、主に3つです。
・着ジワ:着用時の動作によって付くシワ
・洗濯ジワ:洗濯をした時のねじれや絡まりによってできるシワ
・畳みジワ:乾いた衣類を畳んだときに付くシワ
これらのシワを伸ばす対処法は、水分や熱を利用するのが効果的。身近なアイテムで、効率よくシワ伸ばしをする方法をランキングで紹介します。
アイロンなし!服のシワ伸ばしができる楽技1位:霧吹きをしてドライヤーで乾かす
アイロンを使わず服のシワ伸ばしができる楽技1位は、霧吹きとドライヤーを使う方法です。
動画でも紹介されていますが、手順はとても簡単。
①シワが気になる部分に霧吹きでスプレーする。
②ハンガーにかけた状態でシワを伸ばして整える
②ドライヤーの温風で乾かす
③ドライヤーの冷風を当てる
シワなった部分を水分でほぐし、ドライヤーの温風で乾かして伸ばします。最後にドライヤーの冷風を使って、シワが伸びた状態をキープして完了です。
温風を使うことで、乾くまでの時間が短縮できるので忙しい朝にもぴったり。冷風を当てるときは、扇風機などを使えばより時間を有効に使えますよ。
アイロンなし!服のシワ伸ばしができる楽技2位:ホットタオルを当てる
アイロンを使わず服のシワ伸ばしができる楽技2位は、ホットタオルを使う方法です。
ホットタオルを作る手間は少しありますが、家にあるものでできます。
①タオルを水に濡らす
②ラップでくるむ
③600wのレンジで30秒から60秒ほど温めてホットタオルを作る
④シワのある部分に乗せて少し放置
⑤乾かす
温かくてしっとりしているホットタオルを当てることで、シワが伸びやすくなります。
シワの範囲が狭い場合に特におすすめ!ホットタオルさえ作ってしまえば、とても手軽な方法です。
アイロンなし!服のシワ伸ばしができる楽技3位:濡らして乾燥機で乾かす
アイロンを使わず服のシワ伸ばしができる楽技3位は、濡らして乾燥機で乾かす方法です。動画でも解説されているので参考にしてください。
①シワが気になる服を濡らす
②乾燥機に入れて乾かす
乾燥機や乾燥機付き洗濯機があれば2ステップでできるおすすめの方法。
乾燥機から出すまでシワの伸びが確認できませんが、入れてしまえば自動で乾かしてくれるので手間が少ないのがポイントです。
絡まりや乾きの悪さを防ぐため、乾燥するときは少ない量で回してくださいね。
アイロンなし!服のシワ伸ばしができる楽技4位:シワ取りスプレーを使う
アイロンを使わず服のシワ伸ばしができる楽技4位は、シワ取りスプレーを使う方法です。
それほどシワがひどくない・時間に余裕があるといった場合はシワ取りスプレーの使用もおすすめ。
①スプレーをしっかり目にかける
②服を縦横に引っ張りシワを伸ばす
③乾かす
軽いシワならシワ取りスプレーをするだけでOKです。前日の準備をするときなどに、スプレーしておくといいでしょう。
またシワ取りスプレーは消臭効果や除菌効果、香りのするタイプも販売されています。
そんな中でも下記のシワ取りスプレーは、シワ伸ばしだけではなくにおいや菌にも効果的でおすすめです。
服のシワ伸ばしにおすすめのグッズ:シワ取りスプレー ■シワ取り・消臭・抗菌・除菌のパワフルさ!
お洋服のスタイルガード しわもニオイもすっきりスプレー 300mL ×2セット
お洋服のスタイルガードはスーツやジャケットなどのお洗濯しにくい衣類にも使用できます。
シワが気になる衣類にたっぷりスプレーし、手でシワを伸ばしたら乾くまで干しておくだけ。
厚手のものよりも薄手のジャケットやシャツなどに使うとより効果が感じられます。
また、消臭・抗菌・防臭・除菌など、気になるにおいや菌もカバーできるスプレーです。
アイロンなし!服のシワ伸ばしができる楽技5位:お風呂場に干す
アイロンを使わず服のシワ伸ばしができる楽技5位は、お風呂場に干す方法。お風呂場の湿気を利用してシワを伸ばします。
①お風呂全体に温水シャワーする(お風呂に入った後でもOK)
②浴室内でシワになっている服を干す
シャワーや使用後の湯気がスチームのかわりになり、シワがほぐされる仕組みです。
浴室乾燥や24時間換気システムなどが付いていれば乾く時間も短くなるでしょう。
お風呂後の寝ている時間で効率よくシワ伸ばしができるところが、最大のポイントです。
もし浴室内に洗濯干しのバーがない場合は、バーを簡単に後付けできるアイテムもありますよ。
服のシワ伸ばしにおすすめのグッズ:物干しバーホルダ― ■浴室に物干しバーが設置・増設できるお助けアイテム!
山崎実業 タワー マグネットバスルーム物干し竿ホルダー2個組 タワー
浴室に物干しバーがない場合や増やしたい場合に、バーをかけるホルダーを設置できます。
裏が磁石になっているので、浴室がマグネットの付く壁やスチール壁面ならどこでも設置可能。
耐荷重1つで3kgの強力なマグネットで、洗濯物を干すときも安定感があります。
取り外したり、増設したりと思いのままに使えて便利なアイテムです。浴室に合わせてブラックとホワイトが選べますよ。
アイロンなし!服のシワ伸ばしができる楽技6位:ヘアアイロンで伸ばす
アイロンを使わず服のシワ伸ばしができる楽技5位は、ヘアアイロンを使う方法です。
①シワの部分をプレスする
②ゆっくり動かす
ここで使うのは、温度調節機能が付いたストレートヘアアイロン。髪のクセを直すためのプレートがアイロンのような役目をします。
袖口やボタン周りなど細かい部分のシワ伸ばしに重宝するアイテム。
ただ、髪と服の生地では耐熱温度がちがうため温度設定には注意が必要です。服の傷みを防ぐため、アイロン表示を確認しながら温度合わせをしてください。
服はシワになる前に対策を!予防ポイントを4つ解説!
シワ伸ばしと併せて、予防をしておくことも服のシワ対策には必要です。ここでは、着用前にしておきたい4つのポイントを解説します。
服のシワを予防するポイントその1 ■シワになりにくい素材を選ぶ
シワを予防して手間なく着替えたいなら、シワになりにくい素材を選ぶのもひとつの方法です。
・ポリエステル
・ナイロン
・ウール
・綿とポリエステルの混合
これらの生地はシワになりにくいと言われています。
購入時にシワに強い素材の衣類を選んでおくと、毎回のアイロンやシワ伸ばしなどのケアが軽減されることも。
服をえらぶときにチェックしてみてくださいね。
服のシワを予防するポイントその2 ■脱水時間を短くする
シワを付きにくくするなら、洗濯時の脱水時間を短くしましょう。
脱水中に衣類が絡まりシワになることを避けることができます。脱水時間の目安は、1~3分。
水分が残っている状態で干すと、水分の重みや湿気でシワが少ない状態で乾く仕組みです。
この方法に加えて、シワ伸ばしで紹介したお風呂場で干す方法を組み合わせるのもおすすめ。水が滴ることもなく効率よく乾かすことができます。
服のシワを予防するポイントその3 ■洗濯が終わったらすぐに干す
洗濯ジワを軽減するなら、洗濯終了後すぐに干すことも大切です。
干さずに置いておくことで、衣類同士の絡まりや重みでシワが深くなってしまうことも。
洗濯後はできるだけ早く衣類同士の絡みを取り、シワを引っ張りながら干してください。
すぐに干せない場合でも洗濯機からは出しておきましょう。それだけでもシワが軽減されますよ。
服のシワを予防するポイントその4 ハンガー収納や立てる収納にする
畳みジワを予防するには、ハンガー収納や立てる収納がおすすめ。
ハンガーで掛けることで畳みジワができません。また畳んで収納するときは立てて並べることで、重みによる畳みジワができにくくなります。
シワが付きにくいハンガーなども販売されているので、併せて使えばよりシワが予防ができておすすめです。
シワ予防におすすめのグッズ:すべらず跡が付きにくいハンガー 後が付きにくい!タンクトップやボトムにも!
人体構造に基づく設計で、肩に当たる部分に丸みを持たせた形です。服をかけたときに、肩に変なシワが入ったり跡がつきにくいのが特徴。
ボトムが掛けられるバーやタンクトップが掛けられるフックも付いているので、オールジャンルの服に使えます。
特にスラックスはスラックス自身の重みでシワが伸びるので、バーに掛けることでシワが付きにくくなりますよ。