自分でできるアルミサッシの断熱方法
大規模な工事をしたり業者に頼んだりしなくても、DIYである程度アルミサッシの断熱ができます。簡単に手に入るもので実施できる方法を見ていきましょう。
自分でできるアルミサッシの断熱方法 ■ 1.断熱テープを貼る
アルミサッシに直接テープを貼って断熱する方法があります。アルミサッシを保護することで、外側の空気を感じにくくなるのです。
さらに結露対策にもなるという優れもの。店舗やネットですぐ手に入り、貼るのにコツもいらないので、初心者でも挑戦しやすいでしょう。かかるコストも控えめです。
「インテリアになじまない」というお悩みもありますが、最近はデザイン性が高いおしゃれな断熱テープも発売されていますよ。
【おおまかな流れ】
1.アルミサッシを綺麗にする
2.アルミサッシの幅に合わせた断熱テープを貼る
サイズ展開が豊富な断熱テープ
サッシ枠 断熱テープ
材質は発砲ポリエチレン。アルミサッシに貼るだけで、熱の伝わりを小さくし、冷暖房効果を高めます。窓際の冷え対策に効果的。
自分でできるアルミサッシの断熱方法 ■ 2.断熱塗料を塗る
断熱テープで部屋の景観が損なわれることに抵抗があるなら、断熱塗料がおすすめです。テープを貼るよりかなり大掛かりな作業になりますが、見た目をよく仕上げることができます。DIYが好きな方は、ぜひチャレンジしてみましょう!
【おおまかな流れ】
1.窓枠を外す
2.窓を洗浄する
3.養生する
4.断熱塗装を塗って乾かす
5.窓枠を元の位置にはめる
テレビで話題!大容量の断熱塗料
GAINA ホワイト
塗るだけ簡単!断熱だけでなく、防音・防臭・防結露効果もある優秀アイテムです。テレビで紹介されて話題になりました。
窓ガラスの断熱もすれば効果抜群!
アルミサッシだけでなく、窓ガラスを断熱することでさらに快適な生活になります。アルミサッシの断熱と並行してやってみましょう。
■1.窓用断熱フィルムを貼る
窓に直接フィルムを張り付けて断熱できるアイテムがあります。窓から出入りする熱を軽減してくれるため、過ごしやすさアップ!透明なものはもちろん、色々なデザインのものがあり、部屋の景観を壊しません。
■2.プチプチ(気泡緩衝材)を貼る
梱包材として使われるプチプチは、実は断熱性に優れています。通販した際に手に入れたプチプチは捨てずにとっておき、窓にテープで貼ってみましょう。見た目はイマイチですが、効果は抜群です。どうしようもなく冷えこむ時期におすすめ!
■3.断熱カーテンを利用する
断熱カーテンとは、その名の通り熱が伝わらないようにするカーテンです。似たようなもので「遮熱カーテン」もありますが、より効果を実感したいなら断熱カーテンがベスト。
普通のカーテンと同じように取り付けるだけなので、不器用でDIYに抵抗がある方にもおすすめな方法です。
【番外編】アルミサッシ窓の結露を防ぐ方法
アルミサッシは結露しやすい窓枠です。上記の断熱方法を実施するだけでもある程度結露は抑えられますが、さらに十分な結露対策をしたい方のためにおすすめの方法をご紹介します。
■食器用洗剤でアルミサッシを拭く
食器用洗剤には、界面活性剤という油分を含む成分が含まれています。薄めた食器用洗剤でアルミサッシを拭いておくと、界面活性剤の油によって結露の発生が抑えられますよ。窓掃除のついでに、1週間に1回の頻度で実施してみましょう。
■結露給水テープを貼る
結露給水テープは、結露を吸い取ってくれるアイテムです。結露の発生を抑えるのではなく、発生した水滴を吸い取ってくれるイメージです。
結露の放置はカビの原因になります。根本的な解決にはつながりませんが、カビ対策としては優秀です。100均で安く手に入るもの魅力。可愛い柄の商品も各種取りそろえられていますよ。