「大好物!」というわけではないけれど、ふとした時に無性に食べたくなるのが茶碗蒸し。茶碗蒸しのためだけに専用の器を持っているお家は少ないのではないでしょうか。茶碗蒸し器は、わざわざ買わなくても家にあるもので代用できます。
この記事では、家にある確率、使いやすさ、仕上がりレベルなどを基準に、茶碗蒸しの代用品のおすすめをまとめました。ランキング形式でご紹介するので、あなたのニーズに合ったものを見つけましょう!
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 1位:湯呑
湯呑は最も茶碗蒸し器に形が似ています。陶器の湯呑みなら仕上がりも茶碗蒸しそのもの。フタ付きの湯呑であれば、茶碗蒸し器とほぼ変わらないことから、栄えある第1位となりました。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 2位:小鉢
小鉢なら、必要な数が同じ柄でそろうお家も多いのではないでしょうか。和の雰囲気を壊したくない時におすすめの代用品です。
高さがない小鉢だと加熱時に卵液があふれてしまう可能性があるので、深めの小鉢を選びましょう。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 3位:茶碗
陶器の茶碗は、その名の通り茶碗蒸しに最適です。しかし茶碗は茶碗蒸し器よりも大きいので、一回で作るのは1〜2個くらいにしたほうが加熱ムラが少なくきれいに仕上がります。
数は必要ないけれど、1人でおなかいっぱい食べたい時におすすめです。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 4位:マグカップ
マグカップは使用頻度が高く、すぐ用意できる家庭も多いでしょう。蒸すのはもちろん、電子レンジOKのマグカップなら「茶碗蒸しが食べたい!」と思った時に電子レンジですぐに作れます。
見た目は茶碗蒸しの雰囲気とは異なりますが、手軽に食べたい時に向いている代用品です。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 5位:どんぶり
人数分の器がそろわない時や、ひとつずつ作るのが大変な時は、どんぶり1個で家族全員分を作るのもおすすめです。
器が大きいので火を通すのに少し時間はかかりますが、分けて作るよりも手間がかからず簡単です。見た目にもインパクトがあって、子供たちも喜ぶでしょう。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 6位:紙コップ
ポリエチレン加工されている紙コップは耐熱性があるので、茶碗蒸しの器として使えます。強度が心配なときは二重にすると良いでしょう。
日本デキシー
紙コップ エコノウェア 205ml
見た目はいまいちですが、使い終わったらそのまま捨てられ、洗い物を減らしたい時におすすめの代用品です。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 7位:お弁当用シリコンカップ
量は必要ないけれどもう1品欲しい時や、子供用に少量の茶碗蒸しを作りたい時には、お弁当用のシリコンカップがおすすめです。
OXO/オキシ―
シリコン ベーキング カップ マフィン ケーキ型 12個セット
イメージする茶碗蒸しとは異なる仕上がりになりますが、カラフルで色々な形があるので可愛らしい見た目に仕上がります。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 8位:牛乳パック
ちょうど良いサイズの器がない時には、飲み終わった牛乳パックを使う方法もあります。見た目はチープですが、使い勝手は抜群です。
牛乳パックをしっかり洗い、丁度良い高さにカットすれば器の完成。事前準備は必要ですが、使い終わったらそのまま捨てられるので後片付けが楽になります。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 9位:プリンカップ(耐熱)
ケーキ屋で買った陶器や耐熱ガラスのプリンカップを「何かに使えるかも…」と捨てていないこともあるでしょう。プリンが作れる器は耐熱性も十分なので、茶碗蒸しに最適です。
器の厚みやサイズ感もちょうど良いので、仕上がりの良い茶碗蒸しを作りたい時におすすめの代用品です。
iwaki(イワキ)
耐熱ガラス プリンカップ 150ml
仕上がりや使い勝手は素晴らしいですが、家にある可能性は低いため順位は低めとなりました。
茶碗蒸しの容器の代用品ランキング 10位:そば猪口
そば猪口も湯呑のように茶碗蒸しの器に形が似ています。使用頻度が低いので、戸棚の奥に眠っているかもしれません。
家にある可能性は低いものの、見た目は茶碗蒸しらしく仕上がるので、お持ちの場合はぜひ使ってみましょう。
茶碗蒸しの「蒸し器」がない場合はどうする?
茶碗蒸しの器だけでなく、蒸し器が家にない場合もありますよね。蒸し器がない時の茶碗蒸しの作り方をご紹介します。
今回解説している加熱時間は茶碗蒸しの器2個分の加熱時間です。加熱時間は、器の大きさや数によって調整しましょう。
■深めのフライパンや鍋を使う
深めのフライパンや鍋で蒸す方法です。しっかり蒸すために、器を入れても蓋が閉まる深さがあるものを選びましょう。
加熱ムラを少なくするために、加熱時にふきんを鍋の底に敷いておくのがコツです。
【手順】
1.卵液を注いだ器に、アルミホイルで蓋をする。
2.鍋にふきんを敷き、器を並べる。
3.鍋に器の半分ほどの高さまで水を入れて、火にかける。
4.沸騰したら鍋の蓋をして、弱火で7分加熱する。
5.火を止めて6〜7分蒸らす。
■電子レンジを使う
手軽に茶碗蒸しを作れる、電子レンジを使ったレシピが人気です。ラップに穴を開けることで余分な熱を逃がし、仕上がりが良くなります。
【手順】
1.卵液を注いだ器に、ふんわりとラップをかけて蓋をする。
2.ラップにつまようじで数カ所穴を開ける。
3.600Wで2分ほど加熱する。
4.そのまま1分蒸らす。
5.様子を見てゆるい場合は10秒ずつ追加で加熱する。
茶碗蒸し器を代用する際の注意点3つ
茶碗蒸し器を代用する際は、仕上がりや安全性のために以下の3点に注意しましょう。
■1.耐熱性がある
茶碗蒸しを作る時は器ごと加熱するので、代用品するものには耐熱性が必要です。ガラス製やプラスチック製の容器の中には加熱できないものがあるので、耐熱性に問題ないか確認してから使いましょう。
もし耐熱性が心配な時は、茶碗蒸し器と同じような陶器の器が安心です。
■2.ある程度の深さがある
茶碗蒸しの卵液は、加熱するとぐつぐつします。深さのない器だと、加熱時に中身があふれてしまう恐れあり。茶碗蒸しの代用品は、ある程度深さがあるものを選びましょう。
■3.蓋を作る
通常、茶碗蒸し器には蒸すための蓋がついていますよね。蓋がないと容器の中に水蒸気が入ってしまい、きれいに仕上がりません。
代用品にも蓋があれば理想的ですが、ない場合はアルミホイルやラップで作れます。ちょうど良いサイズのお皿を蓋代わりにするのもおすすめです。