裁縫で必要なときに目打ちが無いととても困りますよね。家にあるもので代用できるのではないかと考えたことがある人も多くいるのではないでしょうか。
今回紹介する内容は、
- おすすめの目打ちの代用品5選
- 目打ちとリッパーの違い
- 目打ちの種類と使い方を解説
- おすすめの目打ち3選を紹介
- 目打ち代用品に関するよくある質問
以上となります。この記事を参考に目打ちの代用品を確認しましょう。
目打ちは何で代用できる?目打ちの種類と使い方も詳しく解説 おすすめの目打ちの代用品5選
おすすめの目打ちの代用品その1:アイスピック ■アイスピックは目打ちの代用にぴったり
アイスピックは形状も目打ちに似ており代替品としてはぴったりですね。全ての家庭にアイスピックがあるわけでないですが、もし持っていれば目打ちに代わりにすることをおすすめします。
アイスピックは氷を砕くために使用するためグリップ部分も滑りにくく扱いやすいでしょう。またアイスピックの先端は鋭いので怪我をしないよう注意が必要です。
おすすめの目打ちの代用品その2:プラスドライバー ■プラスドライバーの先端を上手に使えば代用品になる
プラスドライバーの先端はアイスピックほど鋭利ではないですが、先端の十字を上手に使えば目打ちの代わりになります。
先端が尖っていない分少し力が必要なので、慣れるまで時間がかかる場合もあるでしょう。本来の使用用途と違うためグリップ部分は少し滑りやすくなるので注意が必要です。
おすすめの目打ちの代用品その3:たこ焼き用ピック ■たこ焼きピックはたこ焼きをひっくり返すだけではない
たこ焼きをひっくり返すためのたこ焼きピックも実は目打ちの代用にぴったりです。たこ焼きピックも先端が鋭利なので取り扱いに注意しましょう。
またたこ焼きピックは目打ちだけでなく千枚通しの代用品としても使用可能です。
おすすめの目打ちの代用品その4:削った割り箸 ■割り箸は加工すれば目打ちの代わりになる
割り箸はコンビニやスーパーで買い物をするといつも付けてもらえますよね。そんな割り箸も先端を削って加工することで目打ちの代用品として使えます。
やすりなどを使って削る方法と、鉛筆削りを使って削る方法がありますね。ミシンを使って縫い物をする時に布を抑えるためにも使用可能です。
おすすめの目打ちの代用品その5:千枚通し ■目打ちとも呼ばれる千枚通しは代用品にもなる
多くの重ねた紙に穴をあけるための千枚通しは目打ちとも呼ばれます。千枚通しの形状も目打ちに似ており、代用品としてもぴったりですね。
先端部分は千枚通しの方が細くなっているため、力加減に気をつけましょう。
目打ちとリッパーの違い
目打ちとリッパーは似ていますが、使い方が少し違います。よく混同されがちの目打ちとリッパーの違いを紹介しますね。
【目打ち】
裁縫で作った角を表にひっくり返した際に形状を整えるために使います。刺繍糸から数本だけ不要な糸を抜く際や縫い目をほどくときなどにも活躍するでしょう。
【リッパー】
ミシンで塗っている箇所をほどくために使用します。ハサミでは切りにくいボタンの糸切りやボタン穴をあけるためにも重宝するでしょう。
裁縫で紐通しがない場合はこちらの記事を参考に代用品を見つけましょう。
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目打ちの種類と使い方を解説
目打ちの種類その1:先端が鋭利な目打ち ■尖った先端が特徴の目打ち
先端の尖っている目打ちは細かい作業をするのに最適です。厚手の生地を取り扱う場合にはさらに重宝します。
ビーズを使用する作品を作るときには先端が尖った目打ちがあると作業が捗りますね。ビーズだけでなくチェーンを取り扱う際にも便利です。
目打ちの種類その2:先端が丸い目打ち ■ふっくらと立体感を出せる
イタリアンキルトの刺繍で表布と裏布の間にわたなどを入れて立体感を出す技法に役立つのがこのタイプの目打ちです。先端が丸まっているのが特徴で滑らか目打ちなどと呼ばれることもあります。
ミシンの布送りや縫い目をほどく作業にも役立つでしょう。日本ではこの技法でわたを詰めるとトランプト、詰めない場合をブティと呼び分けるようです。
目打ちの種類その3:カーブ目打ち ■ミシンの布送りにも使える
先端が曲がっている目打ちはカーブの背部分を使用してポケットなどのカーブをきれいに出す時に使います。またその形状からミシン縫いの布送りにも使えるでしょう。
カーブの先は尖っているため縫い目をほどくのにも役立ちます。先端は鋭利ですが布を傷つけないよう丸まっているので安心です。
目打ちの種類その4:ヨーロッパ目打ち ■厚手の革製品も穴あけラクラク
ヨーロッパ目打ちは革製品に横並びの穴をあけるために使う道具です。ヨーロッパ目打ちを革に対して垂直に置いて、グリップ部分を木槌で叩きます。
一度に穴をあけられる数などもヨーロッパ目打ちによって変わります。ピッチのサイズも多数あるので必要なサイズの製品を使いましょう。
目打ちの使い方を学ぼう ■動画で学ぶ目打ちの使い方
目打ちの種類は上述した通りですが、こちらではその使い方を動画で詳しく観てみましょう。目打ちは多様な使い方ができるので、代用品を手に持って動きを確認すると良いですね。
おすすめの目打ち3選を紹介
おすすめの目打ちその1:クロバー ■鋼製なので折れにくくて安心
Clover/クロバー
S目打 21-233
グリップ部分は自然の木が使われており温かみのあるスタンダードな目打ちですね。先端は鋼製のため折れにくく安心です。
キャップ付属のため裁縫セットに収納する際もケガをする心配もありません。長さもちょうど良いので細かい作業にも最適です。
おすすめの目打ちその2:Nカーブ目打 ■緩やかなカーブが使いやすいカーブ目打ち
Clover/クロバー
Nカーブ目打 21-241
傷つけたくない布にはカーブの背の部分を活用しましょう。スタンダードな目打ちを持っている人も2本目として持っておくのも良いですね。
間違ったミシン目をほどくのにもぴったりな目打ちです。赤いグリップも目立つので細かい作業がしやすいでしょう。
おすすめの目打ちその3:先丸目打ち ■日本製で安心のクオリティ
チューリップ
クッショングリップ付き先丸目打ちM TM-04
先端が丸くなっているため安全に使える目打ちです。ソーイングだけでなくペーパークラフトなどでも役立つので、持っていない人は一つ持っていると良いですね。
グリップも細めですがクッショングリップが採用されているため持ちやすく疲れません。
目打ち代用品に関するよくある質問
■目打ちとリッパーの違いは?
目打ちとリッパーは似ていますが、使い方が少し違います。目打ちは形状を整えるために使うのに対し、間違ったミシン目をほどくために使います。
詳しくはこちらをご覧ください。
■目打ちの種類はどれくらい?
目打ちにはいくつか種類がありそれぞれに適切な使い方があります。
詳しくはこちらをご覧ください。