「デートの直前、身だしなみの最終チェックをしていたら鼻毛を発見した!」「出先で毛の剃り残しを発見して、気になって仕方ない!」そんなシーンで毛抜きを持っているなんてことは極めてまれです。家にはあっても、毛抜きを持ち歩いている人は少ないでしょう。
今回は、外出先で役立つ毛抜きの代用品を、身近にあるもので代用するアイデアをご紹介します。簡単で肌への負担が少なく、持っている可能性順にランキングにしました。
毛抜きほど使い勝手はよくなくても、とりあえず今を乗り切る応急処置はできるはずです!
毛抜きの代用品ランキング 第1位:ピンセット
ピンセットは、毛抜きに形や大きさが似ています。毛抜きと同じように使えて、使用できない部位もないため、代用品ランキング堂々の1位です。
ピンセットは先端が丸みを帯びているので、毛を抜く時は真っ直ぐになっている部分を利用しましょう。
毛抜きの代用品ランキング 第2位:爪
代用「品」ではありませんが、爪を使った毛抜きは身ひとつでできるアイデアです。爪同士を合わせて毛を挟めば、毛抜きのように使えます。雑菌の繁殖を防ぐため、手を洗ってから行うようにしましょう。
いつでも使えて便利ですが、爪でたくさんの毛を抜くのは大変なので、順位は2位となりました。また、爪が痛む原因にもなるので、爪が弱い人にはあまりおすすめできない方法です。
毛抜きの代用品ランキング 第3位:ガムテープ
一本一本抜くのが大変なときはガムテープで代用するのがおすすめです。使い方は、毛を抜く部分に貼って勢いよく剥がすだけなのでとても簡単です。
しかし、ガムテープで毛を抜くのは、痛みと肌への刺激があります。敏感肌の人や顔への使用はあまりおすすめできません。
毛抜きの代用品ランキング 第4位:鍵とティッシュ
鼻毛のような手が届きにくく抜きづらい毛は、鍵とティッシュを毛抜きの代わりにしましょう。まず、鍵を2本用意します。それぞれ鍵穴に差す部分にティッシュを巻き、毛を挟んで引っ張ります。
鍵とティッシュは持ち歩いている可能性が高く、外出先で役立ちます。覚えておいて損はないでしょう。
毛抜きの代用品ランキング 第5位:小銭
小銭は、爪と同じように外出時でも使える代用品です。1枚ずつ小銭を持ち、Vの字に合わせて毛を挟んで抜きます。なかでも、10円玉が持ちやすく使いやすいです。
ただし、両手を使うので腕の毛を抜きたい時には使えません。小銭は雑菌が付いているので、使用前に洗ってから使いましょう。
毛抜きの代用品ランキング 第6位:割りばし
割りばしはストックが家にあることも多いのではないでしょうか。使い方は、はしを使うように毛を挟んで抜くだけです。木製の割りばしは摩擦があるので、一回挟めれば毛は簡単に抜けます。
しかし、利き手ではないとはしを使うのは難しいのがデメリットです。家にある可能性は高いですが、使える場所が限られるので順位は低めとなりました。
毛抜きの代用品ランキング 第7位:骨抜き
魚の骨を処理するのに用いる骨抜きは、毛抜きよりもサイズが大きいですが、形が似ているので同じような使い方ができます。細い毛を抜く時や微調整にはあまり向かないものの
、腕や脚の毛など数本まとめて抜きたい時におすすめです。
本来は魚の骨を取るものなので、そのまま使って戻すのは衛生面でおすすめできません。毛抜きとして使う時には、使用前後に洗浄や煮沸消毒をしましょう。
毛抜きの代用品ランキング 第8位:毛穴パック
毛穴パックを使った時に、毛も一緒に抜けることがありますよね。あまり広範囲には使えませんが、一部分の毛をまとめて抜きたいときに向いています。
デメリットは、毛抜き目的で使うには割高なことや、肌への刺激が強いことです。また、家にある可能性も低いので、ランキングでは最下位となりました。
毛抜きの代用品を使ってトラブルは起きる?
毛を抜くことは、少なからず肌にダメージを与えます。そのまま放置しておくと肌トラブルにつながる可能性があるので、毛を抜く前後にはしっかり保湿をしましょう。
また、代用品のなかには、そのまま使うのは衛生面が心配なものもあります。使う前には消毒や洗浄をして、なるべく肌トラブルのリスクを下げましょう。
毛ではなくトゲを抜きたい時は対処法が異なる!
アウトドアの最中、植物や木製フェンスなどのトゲが刺さってしまうことがありますよね。毛ではなく、トゲを抜く目的で毛抜きの代用品をお探しの方は、対処法が少し異なるので注意しましょう。
トゲを抜く時におすすめの代用品は、ピンセットか粘着テープです。基本的に下記の流れでトゲ抜きします。
- 刺さった部分をよく洗う。
- トゲを抜くための代用品を消毒する。
- 途中でトゲが折れないように慎重に引き抜く。
- 抜いた箇所を消毒する。
- 異変がないか経過観察する。
皮膚の下にトゲが入っていて掴めない場合、まず針を使ってトゲの先端が皮膚から出るようにしましょう。
トゲ抜きは、化膿や腫れのリスクが高いです。目の周りに刺さったトゲや折れ曲がったトゲなど、自分で抜くのが難しい場合は早めに皮膚科を受診しましょう。