空き巣の被害にあわないためには空き巣がどのようにターゲットを決めるか理解した上で空き巣が嫌がる家を作っていく必要があります。
【空き巣が嫌がる家の特徴】
・近隣住宅からよく見える
・監視カメラが付いている
・補助錠が付いている
・セキュリティシステムを導入している
・センサーライトが付いている
この記事では以上のような空き巣が嫌がる家の特徴について、さらに詳しく解説します。空き巣が嫌がる家は大掛かりな工事などをしなくても作れますので、この記事を参考に空き巣が嫌がる家づくりを実践していきましょう。
空き巣が嫌がる家の特徴
空き巣が嫌がる家の特徴:近隣住宅からよく見える ■人の目が最大の予防策
空き巣は侵入する際に人目に付きやすい家を好みません。近隣の住民からはっきりと見えてしまうような立地の家は、侵入を試みている時に目撃されるリスクがあるため空き巣に入られにくいでしょう。
近所の人たちとの関わりがあり、いつも住人同士で声を掛け合っているような地域に住んでいる場合は空き巣の被害が少ないと言われています。日頃のコミュニケーションが空き巣予防にもなるので積極的にやっていきたいですね。
空き巣が嫌がる家の特徴:監視カメラが付いている ■監視カメラはダミーでも効果あり
空き巣が犯行に及ぶための下見をする際、防犯カメラのある家は候補から外すことがあると言われています。防犯カメラは自分の姿が映ってしまう危険があり、追跡されて捕まる確率が上がりますよね。
そのため空き巣に入られたとき役立つ防犯カメラですが、そもそも空き巣が犯行に及ばないという抑止的効果もあります。玄関だけでなく空き巣に入られやすいポイントに設置すると効果が上がります。
事情があって防犯カメラを設置できないという人は、ダミーの防犯カメラでも多少の抑制効果を期待できます。しかし防犯カメラに詳しい空き巣の場合、ダミーであることを見破られてしまうこともあるので注意が必要です。
空き巣が嫌がる家の特徴:補助錠が付いている ■時間稼ぎは有効な方法
空き巣は侵入に時間のかかる家を嫌う傾向があります。理由は侵入の時間が増えると目撃されるリスクが大幅に増えてしまうからです。
空き巣が侵入にかけられる時間は最大でも5分程度と言われており、それ以上かかる場合は中止をして逃げていくことが多くあります。
玄関の扉に補助錠がついてるダブルロック仕様の場合、下見の段階で候補から外すこともあるでしょう。
窓からの侵入も多い空き巣被害ですが、窓にも補助錠を設置することで空き巣被害にあう確率を減らすことができます。
解除するのに手を伸ばすことで人目につきやすくなるため、補助錠をつける場合は窓の上部に設置するとよいでしょう。
空き巣が嫌がる防犯アイテムその1:まど守りくん 窓に鍵がついていない人におすすめ
引き違い窓についている鍵はクレセントという名前で、引き違い窓の気密性を高めるためのものです。そのため防犯という観点ではあまり効果がないと言われています。
そのような窓には補助錠を付けて、クレセントの不正解錠を防止しましょう。こちらのアイテムを設置するだけで窓からの侵入を防ぐ確率が上がります。
空き巣が嫌がる家の特徴:セキュリティシステムを導入している ■空き巣が入ったら自動で通報
警備会社によるセキュリティシステムを導入することで空き巣被害の予防対策にもなり、実際に被害にあった場合も素早い対応が可能です。
空き巣が侵入したら自動で警備会社に連絡が行き、大きな警告音で侵入者を威嚇したりなどしてくれます。スマホと連動して外部からセキュリティをオンにしたり、誤作動した場合に警告音を切ったりなどの操作も可能です。
空き巣が嫌がる防犯アイテムその2:薄型ウインドウアラーム 窓が開いたらアラームでお知らせ
薄型のアラームなのでほとんどの引き違い窓に設置することができるでしょう。アラームを解除せずに窓が開いたら90デシベルの大音量で音が鳴ります。
窓から侵入しようとした空き巣も驚いて逃げてしまうことでしょう。設置方法も貼り付けるだけとカンタンなので全ての窓に取り付けることをおすすめします。
空き巣が嫌がる家の特徴:センサーライトが付いている ■夜間の犯行に効果がある
夜間を狙って侵入する空き巣にはかなりの効果がある防犯対策です。夜間は人目が少ないと見越して犯行を行う空き巣にとって、センサーライトで突然光を当てられると驚くでしょう。
人目に付く危険もあるため、驚いて逃げ出すというケースもあります。センサーライトは泥棒被害だけでなく覗きなど他の犯罪予防にもなるので、ぜひとも設置したいですね。
空き巣が嫌がる防犯アイテムその3:ソーラー式LED防犯センサーライト 防水性もばっちりセンサーライト
ソーラー電池式のためエコなセンサーライトです。センサーが反応すると昼光色の明るい光が点滅する防犯モードは空き巣対策にぴったりです。
電球色で優しく照らす帰宅モードも選べるので用途によって使い分けましょう。常に灯りを照らしたい時に使える常灯モードも付いています。
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空き巣が好む家の特徴
空き巣が好む家の特徴:死角が多い ■玄関や窓が隠れている家は要注意
玄関や窓が外から見えない造りになっている建物は注意が必要です。上述したように空き巣は侵入時に目撃されるリスクを嫌います。
玄関や窓などの侵入経路が死角になっていると、安心して侵入できてしまうでしょう。そのため死角を増やさないように注意が必要です。
マンションなどすでに死角があってどうにもできないという場合には、ホームセキュリティを強化するなどの対策をしましょう。
空き巣が好む家の特徴:洗濯物が取り込まれていない ■洗濯物の干しっぱなしは止めよう
空き巣は洗濯物を見て家族構成を確認します。明らかに一人だと分かるような干し方をしていると、留守の時間帯を予測しやすいので空き巣に狙われやすくなります。
また女性の一人暮らしだと分かると万が一居合わせたときに逃走しやすいことから、ターゲットになる可能性も上がってしまうでしょう。男性用の衣類を一緒に干すなどの対策が有効です。
また洗濯物を干しっぱなしにしている人は、ずぼらな人だと思われて侵入されやすくなる傾向にあります。
空き巣が好む家の特徴:人通りが少ない ■人気のない地域は注意
家の周りに住んでいる人が少なかったり、極端に人通りが少ない地域に住んでいる人は十分注意しましょう。
都心から離れているから空き巣被害が少ないと思われがちですが、実は都市部に比べて人口あたりの空き巣被害件数は地方の方が高くなっています。
田舎だから安心と考えるのは危険なので、空き巣被害を受けないよう防犯対策はしっかりとしましょう。
空き巣がする犯行前準備
空き巣がする犯行前準備:ポストへのマーキング ■ポストに不審な書き込みがあったら要注意
空き巣は下見をする割合が半数以上と言われています。集合住宅などを見張って家族構成や不在時間などを確認します。
その上で確認したメモをポストや侵入口の近くなどに残すことがあるので、不審な書き込みを見かけたら注意しましょう。
書き込みの内容はアルファベットや数字の羅列がほとんどで、一見すると何か修理業者などのメモに見えますが空き巣の仕業ということが多くあります。
空き巣がする犯行前準備:非通知で電話 ■頻繁にかかってくる非通知電話には要注意
空き巣がターゲットの在宅確認をするために非通知などで電話をかけてくることがあります。毎週同じ日の同じ時間に非通知で電話が来るという場合にはそれは空き巣が留守の時間を調べるためにやっている可能性があるでしょう。
知人を装って電話をかけてくることもあるので、子供だけで留守番させている人は特に注意をしましょう。知らない人からの電話があった場合は家庭の情報を絶対に渡さないよう気をつけなくてはいけません。
非通知拒否の設定をしておけば、非通知の電話を受信しなくなります。これによって留守確認ができなくなるので支障がない人は非通知拒否をするとよいですね。
空き巣がする犯行前準備:小石などで音を立てる ■窓に小石が当たる音がしたら要注意
空き巣が犯行に及ぶ前には必ず留守確認をします。方法は様々ですが、大胆な空き巣はインターホンを押して留守確認することもあるようです。
しかし慎重な性格の空き巣は、窓に小石を何度も当てて人が出てくるかを確認することがあります。入念な事前準備をした上でこのような方法で留守を確認してから犯行に及ぶでしょう。
普段の生活でもちょっとした不自然な物音や気配で空き巣を疑って対策できるよう準備しておく必要がありますね。
空き巣が嫌がる家に関するよくある質問
■空き巣がする犯行前準備ってなに?
空き巣は留守確認や生活リズムなどを事前に調査します。
詳しくはこちらをご覧ください。
■空き巣が嫌がる家の特徴ってなに?
空き巣が嫌がる家の特徴は留守がちで人目につかない立地の家です。
詳しくはこちらをご覧ください。