砂利の駐車場はコンクリートに比べて安く仕上がるのがメリット。
本記事では、砂利で駐車場を作る方法や他の素材と比較した結果を解説しています。
・砂利の駐車場のメリット・デメリット
・砕石の駐車場のメリット・デメリット
・コンクリートの駐車場のメリット・デメリット
・砂利の駐車場の作り方・予算
・砕石の駐車場の作り方・予算
おすすめの商品も紹介しているのでぜひご覧ください。
砂利の駐車場のメリット・デメリット
砂利とは2~5cm程度の大きさで、角がとれた小石の集まりのこと。駐車場を作ろうと思った時、まず第一に浮かぶ素材でもあります。そのメリット・デメリットを解説していきますね。
砂利の駐車場の特徴1 ■砂利の駐車場のメリット
砂利の駐車場はぬかるみや水たまりができにくいのがメリット。似た素材の砕石に比べると、靴も汚れにくいです。
石の見た目が均一なので、景観に統一感が出るのも嬉しいところ。種類も豊富なので、庭に合ったテイストの砂利を選びましょう。
また、砂利は地面を太陽光から守ってくれるので、雑草が生えづらくなります。踏むと音がするので、防犯性もアップしますよ。
砂利の駐車場の特徴2 ■砂利の駐車場のデメリット
砂利のデメリットは、タイヤが車が傷つきやすいことです。石が飛び取ることで車体にぶつかったり、タイヤの溝につまったりしてしまいます。。洗車の際に地面がびちゃびちゃになるのも注意しましょう。
また、使っているうちに砂利の量が減るので定期的に補給しなければなりません。
砕石の駐車場のメリット・デメリット
砕石とは、岩石などを人工的に砕き、大きさがそろっていない石のあつまりのこと。見た目は砂利に似ていますが、車やタイヤを守るためには砕石の方が駐車場向きです。そのメリット・デメリットを紹介していきます。
砕石の特徴1 ■砕石の駐車場のメリット
砂利に比べて踏み固めるのが簡単で、小石が飛ぶことが少ないです。車のタイヤが沈みにくいので、駐車場に向いています。
砂利よりも価格が安いのも魅力的。砂利と同様に地面を太陽光から守ってくれるので、雑草が生えづらくなる効果も期待できます。
砕石の特徴2 ■砕石の駐車場のデメリット
砕石は砂利に比べると水たまりができやすいです。砂利ほどではないですが、小さな石がタイヤの溝にはまって砕石が飛び散るリスクもあります。
また、石の粒の大きさがバラバラなので、見た目の良さは砂利に劣ることにも注意しましょう。
コンクリートの駐車場のメリット・デメリット
コンクリートは工事費用がかかりますが、手入れが簡単で見た目がキレイです。ここでは、そのメリット・デメリットを紹介していきます。
コンクリートの駐車場の特徴1 ■コンクリートの駐車場のメリット
コンクリートの駐車場のメリットは、耐久性があり手入れが楽なこと。経年劣化によるヒビ以外はほぼお手入れの必要がありません。ホウキではくだけでキレイになります。一度コンクリートで固めているので、雑草に悩まされることがないのも嬉しいですね。
自宅で洗車したい時も、泥や砂で靴が汚れることがないので安心。鳥のフンなどもすぐに洗い流せます。ただし、角度をつけないと水がうまく流れていかないので注意しましょう。
コンクリートの駐車場の特徴2 ■コンクリートの駐車場のデメリット
コンクリートの最大のデメリットは、初期費用がかかること。面積にもよりますが、25万~40万円ほどの費用がかかってしまいます。
砂利などに比べると照り返しがキツいので、夏場はやや暑くなりやすいことにも注意しましょう。
砂利の駐車場の作り方
砂利や砕石の駐車場は自分で作ることもできます。ここでは、その作業手順と費用を紹介していきます。
砂利・砕石の駐車場の作り方1 ■砂利・砕石の駐車場のDIY方法
砂利・砕石の駐車場の作り方1 ■
駐車場に砂利や砕石を敷くなら、大量の砂利・砕石が必要になります。通販で購入するか、軽トラをレンタルするのがおすすめです。
用意する砂利の目安は「駐車場の面積(平米)×厚み(cm)×20kg」で算出できます。駐車場は2~5㎝程度の厚みになるのが理想的ですよ。
【砂利・砕石の駐車場の作り方】
1:雑草を抜いてから土を平らにならす
2:駐車場の広さを計測する
3:駐車場の面積(平米)×厚み(cm)×20kgの砂利・砕石を準備する
4:地面を固く整地する
5:防草シートを敷く
6:砂利やセメントを敷く
7:もう一度固く整地する
駐車場の面積が狭いのであれば、足場で踏み固めるだけでもOK。広いのであれば、転圧機のレンタルがおすすめです。転圧機はホームセンターで貸してもらえます。
砂利・砕石を敷いた後の整地には、ズレ防止剤を使うのがおすすめ。砂利とセメントを混ぜて固めても固まります。それでも数年後に砂利・砕石が減ってしまうので、その度に補充していきましょう。
砂利・砕石の駐車場の作り方2 ■砂利の駐車場作りの費用相場
砂利で駐車場を作りたいのであれば、砂利と防草シート、転圧機が必要です。自力で砂利を敷けば業者に依頼するよりは安く済みます。
【砂利の相場】
駐車場の面積(平米)×厚み(5cm)×20kgの砂利が必要になります。
砂利の種類にもよりますが、10kgにつき1,000~2,500円といったところ。
普通乗用車1台分には13平米程度のスペースが必要なので、少なくとも2台分ならば26平米見ておきましょう。
【転圧機のレンタル】
転圧機は1日1,000~3,000円でレンタルできます。コメリなどのホームセンターや専門業者で借りられます。
【防草シート】
5,000~1万円程度で用意できます。通販やホームセンターで購入するのがおすすめです。
砂利・砕石の駐車場の作り方3 ■砕石の駐車場作りの費用相場
砕石で駐車場を作りたいのであれば、砕石と防草シート、転圧機が必要です。自力で砕石を敷けば業者に依頼するよりは安く済みます。
【砕石の相場】
駐車場の面積(平米)×厚み(5cm)×20kgの砂利が必要になります。
砕石の種類にもよりますが、10㎏につき150~1,500円程度で購入できます。
普通乗用車1台分には13平米程度のスペースが必要なので、少なくとも2台分ならば26平米見ておきましょう。
【転圧機のレンタル】
転圧機は1日1,000~3,000円でレンタルできます。コメリなどのホームセンターや専門業者で借りられます。
【防草シート】
5,000~1万円程度で用意できます。通販やホームセンターで購入するのがおすすめです。
駐車場作りにおすすめの商品9選
ここでは、駐車場におすすめの砂利・砕石・防草シートを紹介しています。
駐車場作りにおすすめのアイテム1 ■駐車場におすすめの砂利3選
駐車場に敷く砂利は、硬いタイプがおすすめ。ここではネットで評価が高い砂利を紹介していきます。
駐車場におすすめの砂利1 昭光物産 駐車場の砂利 約15kg
雑草防止になる駐車場用の砂利です。石がさほど大きくないのもおすすめなポイントです。
駐車場におすすめの砂利2 アイリスオーヤマ 防犯砂利
防犯砂利としての働きもある砂利です。色合いもおしゃれです。
駐車場におすすめの砂利3 エコライフ 雑草抑制 タイヤにやさしい 駐車場のジャリ
タイヤの溝にはまりにくいサイズの砂利です。車の重量に耐えられる硬い石なので、飛散防止にもなります。
駐車場作りにおすすめのアイテム2 ■駐車場におすすめの砕石3選
駐車場に敷く砂利は、コスパが良いタイプがおすすめ。ここではネットで評価が高い砕石を紹介していきます。
駐車場におすすめの砕石1 1級砕石 5号 18kg
安くてお手軽な砕石です。広い駐車場でも安心です。
駐車場におすすめの砕石2 コーナンオリジナル バラス(砕石) 約18kg
コスパが魅力の砕石です。細かいので最後の整地に使うのがおすすめです。
駐車場におすすめの砕石3 ガーデンステージ 青砕石 5mm-13mm 10㎏
固めで砕けにくい砕石です。雨に当たると色が変化するので、おしゃれな駐車場になります。
駐車場作りにおすすめのアイテム3 ■駐車場におすすめの防草シート3選
砂利や砕石を敷く前に、防草シートを敷くことが大切です。ここでは、ネットで評価が高いシートを紹介していきます。
駐車場におすすめの防草シート1 日本ワイドクロス 防草アグリシート
防草・ぬかるみ・泥はね対策にぴったりのシート。耐久性も高いので心強いです。
駐車場におすすめの防草シート2 グリーンフィールド ザバーン 高耐久防草シート 240グリーン
耐久性が高い防草シートです。貫通力のある雑草が生えてくるのも防げます。
駐車場におすすめの防草シート3 グリーンフィールド ザバーン 接続テープ (グリーン)
防草シートがはがれるのを防ぐ強力な接続テープです。セットで購入しておきましょう。