吸音・断熱・保温性に優れた畳ですが、湿気には弱いという弱点があります。い草には吸湿機能があり、部屋の空気を快適にしてくれる代わりに湿気を吸い込みやすいのです。
本記事では、畳の湿気対策の方法や湿気対策に便利なグッズ、メンテナンスの方法を解説していきます。
畳の湿気対策
い草でできた畳は、吸湿作用があります。その分カビやダニが発生しやすいので、定期的なお手入れと湿気対策が必要になります。使い方を工夫することでも、カビが生えるのを防げます。
畳の目に沿って掃除機・ホウキなどで掃除する ■定期的に掃除する
畳に湿気がこもるのを防ぐためには、定期的な掃除が必要。水拭きは湿気をそのままにしてしまうので、NGです。
掃除の時に大切なのは、畳の目に沿って掃除すること。掃除機やホウキで畳の目に沿って掃除しましょう。
畳の目に逆らって掃除すると、い草がささくれになったり、割れたりしてしまいます。ルンバなどのロボット掃除機は畳の目を識別できないので痛む原因になります。
その他の掃除方法については、下記の記事で解説しています。

畳が長持ちする12の掃除方法と、畳替えをする目安の時期 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/377畳の基本的なお手入れ方法について紹介しています。畳にカビやダニがついてしまった場合の対処方法や、畳に掃除機をかける時のコツ、畳干しの時期や方法についても解説しているほか、畳を裏返す畳表の交換時期や値段についても調査しました。
湿気がこもりやすい環境は避けるのが◎ ■カーペット・絨毯の使用は湿気がこもりやすい
畳に絨毯やカーペットを敷くと、湿気がこもってしまいます。かといって、重たい家具をそのまま置くとへこみの原因になるので、脚部分だけに敷けるコルクマット・ジョイントマットなどがおすすめです。
おすすめのアイテムは下記の記事で解説しています。

畳のへこみの直し方・注意点を解説!予防グッズ紹介もあり | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1573/畳は家具を置いたり、湿気によってへこんでしまうことがあります。本記事では、へこみを直す方法・注意点や予防策を解説しています。予防アイテムも紹介しているので、ぜひご覧ください。
万年床はカビ・ダニの温床になるので注意! ■布団をしきっぱなしにするのはNG
和室を寝室にする時、毎日布団の上げ下げは大変。とはいえ、布団を敷きっぱなしにしておくと湿気がこもってしまいます。特に、布団に触ったときに冷たく感じるとしたら、布団が湿気を吸ってしまっています。畳と布団、どちらも守るためには毎日押し入れにしまうのがおすすめです。
この時、押し入れに湿気がこもりがちになるので、吸湿グッズを置いて対策しましょう。布団自体を定期的に干すことも大切です。
湿気対策グッズは豊富 ■吸湿機能のあるアイテムを使う
畳に湿気がこもるのを防ぐためには、専用の商品を使うのがおすすめ。
和室全体の湿気を吸い取るタイプや、布団などと一緒に使うタイプがあります。除湿器を導入するのでもいいでしょう。
畳の湿気対策グッズ
ここでは、ネットで評価が高い畳の湿気対策に役立つアイテムを紹介していきます。
畳の湿気対策におすすめの商品1 ■部屋全体に効果的な湿気対策グッズ
ここでは、畳を使った和室におすすめの湿気対策グッズを紹介していきます。
部屋全体に効果的な湿気対策グッズ1 アイリスプラザ サーキュレーター衣類乾燥除湿機 天面グレー IJD-I50-WH 除湿能力5L

送風機能と除湿機能がセットになった除湿器です。スリムなので狭い和室でも起きやすいです。