保護メガネを使っているとレンズが曇ってしまって困るという人も多くいるのではないでしょうか。実は保護メガネのレンズは対策次第で曇りにくくすることが可能です。
今回紹介する内容は、
・保護メガネが曇る原因
・保護メガネの曇り対策
・マスクを付けても保護メガネが曇らないためには
・曇りにくい保護メガネのおすすめ3選
・曇らない保護メガネに関するよくある質問
以上となります。この記事を参考に保護メガネの曇り対策を実施しましょう。
保護メガネが曇る原因
保護メガネが曇る原因その1:温度差 ■メガネ表面と外気の温度差でメガネは曇る
冬の窓ガラスでは室内の暖かい空気が冷たい窓ガラスの表面で冷やされて結露になります。窓ガラスは冬場にのみ曇りやすいですが、保護メガネは夏場でも曇るので注意が必要です。
例えば車や事務所内の冷房が効いていて保護メガネ自体が冷やされ、そのままの状態で夏の外気にさらされると冬の窓ガラスと同じ原理で結露が発生します。
季節に関係なくちょっとしたことで寒暖の差が生まれるので注意しましょう。
保護メガネが曇る原因その2:表面の汚れ ■皮脂や油汚れが保護メガネを曇らせる
保護メガネの表面が皮脂や油で汚れていると細かなホコリなどが付着しやすくなります。それらの汚れは微粒子の水滴がくっつくのを手助けしてしまうので注意しましょう。
保護メガネは着脱する回数が多かったり、作業をする場所では粉塵が舞っていたりと汚れやすい環境で使用することが多いですよね。汚れてしまった保護メガネは定期的にきれいにする必要があります。
保護メガネが曇る原因その3:マスク ■保護メガネはマスク着用でも曇りやすい
マスクを付ける機会も多くなり、保護メガネが曇りやすいと感じる人も多くいるのではないでしょうか。一般的なマスクを付けていると吐いた息が保護メガネと顔の間に入り、結露を発生させます。
現場作業などに使用する粉塵予防のマスクなどは空気が隙間から漏れにくいので結露の発生を防ぐことができるでしょう。
保護メガネの曇り対策
保護メガネの曇り対策その1:曇り止めスプレー ■曇り止めスプレーで保護メガネが曇りにくくなる
保護メガネの曇り止め対策で一般的なのはスプレータイプの曇り止め剤です。手軽にスプレーしてさっと拭き取るだけで曇り止め効果が持続します。
一度スプレーすれば長時間しっかりと曇り止め効果を発揮してくれるでしょう。
保護メガネの曇り対策アイテムその1:YAMAMOTO くもり止め液 曇り止め効果8時間の長時間持続
一度スプレーすれば最大8時間効果が持続する便利な曇り止めスプレーです。一本で6ヶ月も使えるのでコスパが良くおすすめです。
汚れが気になるときはレンズクリーナーとしても使えます。スプレーを吹きかけた後、ティッシュや柔らかい布で優しくのばすように拭きましょう。
保護メガネの曇り対策アイテムその2:パール くもり止め 日本製の曇り止めスプレーで安心コーティング
エアゾール缶のため必ずよく振ってから使用しましょう。勢いよく噴射する場合もあるのでレンズから最低2センチは離して使用する必要があります。
レンズの両面に吹きかけてから柔らかい布で優しく全体に伸ばしましょう。極細繊維のメガネクロスなどで拭くとコーティング剤も剥がれてしまうので柔らかい布を使うと良いですね。
保護メガネの曇り対策その2:曇り止めクロス ■拭くだけカンタン曇り止め
メガネ用曇り止めクロスは拭くだけで曇り止め加工ができる便利な対策アイテムです。繰り返し使える製品がほとんどなのもコスパが良いですよね。
レンズの汚れを落とすためのクリーナーとしても活躍するため、保護メガネと一緒に携帯しておくと良いでしょう。
保護メガネの曇り対策アイテムその3:くもり止めクロス 約600回繰り返し使える曇り止めクロス
一日一回拭くだけで曇り止め効果を付与できる便利なアイテムです。超極細繊維マイクロファイバーのため保護メガネの表面を傷つけることなく使用できます。
クロスに含まれる成分でレンズ表面に親水性皮膜を作ることができ、その効果で曇りにくいレンズにすることが可能です。こちらのクロスは濡れてしまうとその効果がなくなってしまうので水に濡れないよう注意しましょう。
保護メガネの曇り対策その3:グラグリ アンチフォグ エクストリーム ■着脱が可能な曇り止めアイテム
クラウドファンディングで完成した着脱可能な曇り止めグッズです。消耗品ではなく半永久的に使えるため一つ持っていると良いですね。
保護メガネに取り付ければ顔とマスクの間から吐いた息が入るのを防ぎます。必要に応じてカンタンに着脱できるので持ち運びにも便利です。
保護メガネの曇り対策アイテムを持っていない場合は? ■曇り止めアイテムの代用品は意外と多い
実は保護メガネの曇り止め代用品は多くあります。誰もが家に持っているアイテムで代用可能なのでいくつかその代表的なものを紹介しますね。
【中性洗剤】
中性洗剤の主成分は界面活性剤です。この界面活性剤が保護メガネのレンズ表面に薄い膜を張ってくれるため曇りにくくなります。やり方はボウルなどに水を張り、中性洗剤を数滴垂らします。
そこに保護メガネをさっとくぐらせるだけで完了です。メガネ拭きや柔らかい布でこすらず拭きましょう。こするとせっかく付着した界面活性剤が落ちてしまうので注意が必要です。
【歯磨き粉】
歯磨き粉も界面活性剤が含まれているので中性洗剤と同じように曇り止めの代用として活用できます。しかし歯磨き粉の中には研磨剤が含まれている製品があるので、保護メガネの表面を傷つけてしまわぬよう注意しましょう。
方法は研磨剤の含まれていない歯磨き粉を薄くレンズ表面に塗ります。柔らかい布などで傷つけないように優しく拭いましょう。
【シャンプー・リンス】
シャンプーやリンスも髪の毛の絡まりを防ぐために界面活性剤が含まれています。そのためシャンプー・リンスも曇り止めの代用品にすることが可能です。中性洗剤と同じ方法で活用しましょう。
曇りにくい保護メガネのおすすめ3選
曇りにくいおすすめ保護メガネその1:ビジョンベルデ 保護めがね ■安価で高性能なコスパ最強の保護メガネ
見た目もスタイリッシュでおしゃれなフォルムの保護メガネです。テンプル部分が可動式になっているため多くの人の顔にフィットする設計になっています。
レンズは傷つきにくく、汚れも落ちやすいのであらゆるシーンで活用できる保護メガネですね。
曇りにくいおすすめ保護メガネその2:アズワン JIS軽量保護メガネ ■長時間掛けても疲れない超軽量タイプ
超軽量タイプなので長時間着用しても疲れを感じることはないでしょう。ストラップ付属なので不意に落下しても安心です。
ハードコートと曇り防止レンズが採用されており、温度差などでレンズが曇ることも少ないでしょう。季節を選ばず使えるお得な保護メガネです。
曇りにくいおすすめ保護メガネその3:ミドリ安全 保護めがね ■高性能曇り止め加工が施された保護メガネ
しなやかに曲がるテンプルはフィット感でつけ心地の良い保護メガネです。レンズは両面超親水性加工が施されているのでンズの表面に水の膜を作り出すため曇りにくくなっています。
見た目のかっこよさに加えてハイクオリティの曇りにくさを持ち合わせたバランスの良い製品です。
マスクを付けても保護メガネを曇らせないためには
マスクを付けていてもメガネを曇らせないためにはメガネとマスクの隙間を限りなくゼロにすることがもっとも効果的です。
マスク装着時にマスクの上部を内側に折り込むと、隙間が小さくなるため保護メガネが曇りにくくなります。それでも隙間ができるという人はティッシュを入れ込んで隙間を埋める方法も効果的です。
マスクの上部に取り付けられている金具をしっかりと自分の鼻の形に合わせることでも隙間を埋められます。いろいろ試して自分の合った方法を見つけてみましょう。
合わせて浴室の鏡の曇り止めについてはこちらの記事をご覧ください。
お風呂の鏡の曇り止め!今すぐ使える曇りにくい鏡にする方法 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1368お風呂の鏡が曇りやすく困っているという人も多くいるのではないでしょうか。こちらの記事では曇りにくい鏡にする方法を多数紹介しています!
曇らない保護メガネに関するよくある質問
■保護メガネが曇る原因は?
寒暖差やレンズ表面の汚れなどが原因になっている場合が多くあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
■保護メガネの曇り対策アイテムの代用品は?
家にあるちょっとしたもので曇り止めアイテムの代用品として使えます。
詳しくはこちらをご覧ください。
■マスクを付けても保護メガネが曇らないためには?
マスクを付けていても保護メガネを曇らせないためには、マスクとメガネの間の隙間を無くすことが重要です。
詳しくはこちらをご覧ください。