※本物のゴキブリの画像があるため、この先はご注意下さい。
家の中で誰もいないのにゴソゴソ、ガサガサと音がしたら、ゴキブリに遭遇してしまった!
梅雨時から秋にかけて、ゴキブリに遭遇する憂鬱な時期を乗り切るために、ゴキブリ退治に効果のある駆除方法をまとめました。
毒エサを置く方法であれば、目にすることなく自然にいなくなってくれます。 また、赤ちゃんやペットがいて薬品が使えなくても、ゴキブリが嫌いな香りを撒くことで出現率がダウンします。
一匹残らず駆逐してやりましょう!
ゴキブリが発生しやすい時期
ゴキブリが好きな気温は18度から35度と言われています。
東京だと5月から10月にかけて、沖縄だとほぼ一年中がゴキブリの繁殖しやすい温度になります。 また、それに加えて湿度が75%以上だと、よりゴキブリにとっては好環境になります。 東京だと6月から11月にかけて、沖縄だと3月から9月が平均湿度が約75%になります。
これらから
「東京では春から秋にかけて」
「沖縄では冬以外」
は繁殖シーズンと言えます。
ただし、8月のような真夏はゴキブリも暑くて体力が弱っています。
ゴキブリが増える原因
外から入ってきてしまうルートがあること、そして中で生息できる環境があることが原因です。 もともと熱帯にいた昆虫なので、ジメジメしていて暗くて狭い場所が好きです。 ずっと動いていて温かい機械のモーターの内側や、外敵が侵入しないダンボールやベニヤで囲われた場所は要注意です。
食べものがあることも、繁殖する原因の1つとなっています。 ゴキブリは雑食性で何でも食べてしまいます。 紙も食べてしまうので、文化財害虫にもなっています。 また、油、ホコリ、人の皮膚から出た垢や毛、他の動物の死骸なども食べます。 さらに食べなくても水さえあれば一週間は平気で生き延びることができます。
ゴキブリの駆除対策におすすめの方法10選
「昔からの定番の駆除方法」から「最新の商品による方法」まで、ゴキブリ駆除にオススメの方法を人気商品を中心に紹介いたします。
■① 賃貸アパートに最適【毒エサ系】 ホウ酸団子でゴキブリ駆除
古くから日本では「ゴキブリにはホウ酸団子」と言われています。 家にある普通の材料でカンタンにできて、通り道に置けば良いだけです。 置くだけで姿が見えなくなるので、心理的にも安心できます。
《ホウ酸団子の材料》
・ホウ酸 200~300グラム(薬局で購入可能)
・小麦粉 100~150グラム
・砂糖 大さじ1~2杯(入れなくても構いません)
・タマネギ 小なら1玉、大なら1/3ほど
・牛乳 少量
・水 少量
《作り方》
① 玉ねぎをすりおろす
② 残りの材料と混ぜる
③ 直径2センチ位の団子に丸める
④ 数日間、天日干しにして完成
《使い方》
家の中に置く時には、アルミホイルなどを下に敷くと良いでしょう。 小さいお子様やペットがいるご家庭では「子どもやペットが食べてしまわないように注意」が必要です。
自分で作る時間の無い方は「オカモトのホウ酸団子」がオススメです。 ゴキブリの通りそうな場所に設置しておくだけでゴキブリの出現率が激減するスグレモノです。 半生タイプで、ゴキブリの好きなタマネギエキスや動物性のエキスが配合されています。 その他にも、米ぬかオイルや大豆の粉、パン粉もミックスされていて、大型ゴキブリにも効果バツグンです。
効き目は4ヶ月から5ヶ月程度なので、一年に3回から4回交換すると良いでしょう。製造しているオカモトによると、3月から置くようにすると良いそうです。
■② ゴキブリの赤ちゃんにも効く!【毒エサ系】 アース製薬 ブラックキャップ
アマゾンで口コミが750件以上書かれている、大人気の毒エサ系ゴキブリ駆除薬です。
速効成分フィプロニルが配合されているので、置いたその日からいなくなってくれます。 とにかく見たくない、不安でたまらないという方にオススメです。
エサを食べたゴキブリの卵にも効くので、繁殖をストップさせることができます。 この商品は12個入りですが、毒エサ系は基本的に「同時にたくさん置けば置くほど効果がアップ」します。 家から一斉に追い出すには、一時に多くの数を設置したほうが良さそうですね。
■③ マンションのベランダにも置きやすい【毒エサ系】 タニサケのゴキブリキャップ
害虫駆除の専門家も使用している置き毒エサ系の薬品が「タニサケのゴキブリキャップ」です。
ゴキブリはタマネギのニオイが大好きなので、まずは香りで誘引します。 そして中のホウ酸が入っているエサを食べることで、脱水状態になって死ぬのです。 有効期限は一年間と長いのも特徴です。
「タニサケのゴキブリキャップ」の優れているところは、ペットなどが間違って食べてしまわないように、プラスチックの容器に入っている点です。 また、自家製のホウ酸団子はタマネギのニオイがどうしてもキツくなってしまうので、置いて数日は家中がタマネギ臭くなってしまいます。 その点「タニサケのゴキブリキャップ」は改良されていて、タマネギのニオイもおさえられているので設置しても部屋がタマネギ臭でクラクラすることもありません。
置いてから約1週間から2週間で、家の中でゴキブリを見なくなります。
■④ 【毒エサ系】 タニサケのゴキブリキャップ ピーナッツフレーバー
ゴキブリの通り道に置くだけのゴキブリ団子で定評のある「タニサケ ゴキブリキャップ」ですが、こちらの薬品のほうが上記でご紹介したタマネギの香りよりも即効性があります。 即効性の秘密は「ピーナッツ」。
タニサケが長年の研究の末、ゴキブリはタマネギ以上にピーナッツが大好きということがわかりました。 そして、ゴキブリ団子の中にピーナツの香りや成分をミックスすることに成功。
※ちなみにタニサケはゴキブリや害虫の駆除薬専門の会社で、毎年6月4日を(ムシ)の日として、工場にゴキブリの鎮魂碑まで建てて供養しています。
■⑤ 使い方が簡単なハーブ【アロマで撃退】ゴキブリが嫌いなハッカ油で撃退
ゴキブリだけでなく、ハエや他の害虫にも効果があるのが「ハッカ油」に代表される香りです。 ゴキブリは、ハッカ油の香りや、ラベンダー、ペパーミント、シナモン、レモングラスといった香りが嫌いです。 ハッカ油と重曹を、水に混ぜてスプレーするだけでゴキブリを遠ざけることができます。
特にスプレーするのにオススメの場所は、
・エアコンの室外機のホース
・キッチンの生ゴミ置き場の周辺
・玄関やベランダ
です。
注意点としては、ハッカ油はネコがなめてしまうと肝臓にダメージを与えてしまいます。
ネコのいる家庭では、他の香りで代用してください。
■⑥ 【アロマで撃退】ゴキブリが嫌いなヒノキで撃退
赤ちゃんやペット(特に猫)がいて、殺虫剤やホウ酸団子が使えないという家庭には「ヒノキ」がオススメです。
ゴキブリは人間が好きなハーブの香りやヒノキの香りが大嫌いなのです。 ヒノキの香りがするエキスを水にまぜて、ゴキブリの出そうな場所や家の外にスプレーしたり、ヒノキの香りがする製品を家のあちこちに置くのもオススメです。
トゥールコーポレーション 火を使わない虫よけ ヒノキの香り
ヒノキの香りが二ヶ月間継続してくれる製品です。 ジェル状の製品の中に、ヒノキの香りの成分が入っています。 「火を使わない」という名前のとおり、蚊取り線香やベープのように火や電気を使用しないので、赤ちゃんのそばに置いても安心です。
吊り下げ用のフックがついているので、ぶら下げて使用することもできます。
■⑦ エアコンの中が気になったら【燻煙剤】 家中のゴキブリを煙で撃退
家中丸ごとゴキブリ退治をしたいなら、燻煙剤タイプの薬品が良いでしょう。
燻煙剤は、薬品を家全体に行き渡らせてゴキブリを殺すタイプのものです。 引越し前にバルサンをたいておくと安心ですし、アマゾンの口コミを見ると1ヶ月に1度バルサンしている家庭もあるようです。
バルサンには、煙タイプ、水タイプ、霧タイプがあり、一番強力なのが煙タイプです。 噴射力がパワフルで、家の隅々にまで煙が行き渡ります。 一戸建ての家庭だけでなく、空き家にしている家などにもオススメです。
水タイプは、あまり煙のでないタイプです。 初めてバルサンにチャレンジする方にも、水を入れるだけなので手軽に始めることができます。
霧タイプは火災報知器に反応しないタイプのミストでできています。 マンションなどにオススメです。
■⑧ 業者も愛用【燻煙剤】 業務用のバルサンで撃退
「普通のバルサンでは効き目がイマイチ」という場合には業務用バルサンがオススメです。 業務用なので、工場や会社といった広い場所のゴキブリ駆除を目的として作られており、噴煙のパワーは強力です。 こちらの業務用バルサンは、10坪から13坪に1缶の割合での使用を想定しています。タタミ約2畳が1坪として20畳から26畳に1缶になります。
しばらく使用していない別荘や、空き家にしている実家用にもオススメです。 家庭用よりも煙りの効き目が強いので、家に入ったらしばらく換気が必要な程です。
■⑨ 市販の予防剤【バリア系】薬品をスプレーしてバリアを張る
殺虫剤はゴキブリを発見した時だけでなく、予防にも役立ちます。
今は目にしなくても「以前ゴキブリを見かけた場所や、部屋のスミ、家具と家具との隙間などにスプレーをしておくだけ」でゴキブリが来なくなります。
スプレーする時の注意点ですが、まず自分が薬品を吸ってしまわないようにマスクとメガネ、ゴーグルをつけましょう。 殺虫剤は吸ってしまうと気分が悪くなってしまいますので、十分に換気しながらスプレーします。
家の中だけでなく、家の外にもスプレーすると良いでしょう。 窓ガラスの周辺や、クーラーのホースの近辺、換気扇のダクトのそばなど、ゴキブリが入ってきそうな場所に2週間に1度はシューッとスプレーするようにしましょう。
ゴキブリが嫌う環境を作ることが大切です。
■⑩ 【スプレー系】 ゴキブリは見たらその場で絶対に撃退する
ゴキブリは見たその場で殺さないと、なぜかパワーアップして戻ってきてしまうようです。(受けた薬品で死ななかった場合、その薬品に対する耐性が徐々に身につくと言われています)
なので、見たら必ず息の根を止めることが大切なようです。
アマゾンのゴキブリ用殺虫スプレーの中でも、絶大な人気を誇っているのが「アース製薬 ゴキジェットプロ」です。 口コミには「我が家の守護神」「安心感=プライスレス」などが連なり、その効果の程と信頼性が伺えます。
《効果のあるスプレーの仕方》
ゴキブリに効果のあるスプレーの仕方ですが、小型のゴキブリには約1秒から2秒、大型のゴキブリには約6秒から8秒スプレーします。
ゴキブリを直接目にしてしまうと、怖気づいて「シュッ」と一瞬スプレーしただけで逃げてしまう人も多いのですが、殺さずに逃げてしまうほうが不安になります。
「勇気を持って」スプレーし続けましょう。
ゴキブリが隙間に逃げ込んだら、隙間から追い出すために逃げ込んだ所に1秒から2秒吹きかけます。 もちろんそうすることによって隙間から出てきますが、予め出て来る事を予想し「心の準備」をしておき、出てきたら所にすかさずスプレーします。
苦手な方が多いとは思いますが「心構え」をするのとしないのとでは「怖さ」は全く違います。
[おまけ]日本に生息するゴキブリの数
日本にはゴキブリが、九州沖縄地方など日本の南の地域を中心に「約50種」いると言われています。 世界には何とその80倍「約4,000種」いるので、日本にいるのはごく一部の種類になります。
温かい地域で生息するので、世界的に多くいるのは熱帯地方が中心です。 世界に同時に生息している総数は一兆4000億から1兆5000億とも言われています。 世界の人口が約74億ですので、人間よりも遥かに多い数、生息しているわけですね。
日本には「230億匹から240億匹」ほど生息しています。 日本の人口が1億2600万人ですので、日本列島の中には恐ろしい数のゴキブリが存在しているわけです。 世界中のゴキブリの約1.5から1.6%が日本にいると言われており、オーストラリアよりも2倍近く存在するという統計もあります。
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まとめ
ゴキブリ退治特集、いかがだったでしょうか。
ホウ酸団子を置いたり、ゴキブリの嫌いな香りをスプレーするだけで、出現率がかなり違ってきます。 一日だけでなく、最低でも2週間続けることが大切です。 ゴキブリに負けずに、根気強く駆除し続けましょう。
今まで全くゴキブリなんて見かけていなかったのに、急にゴキブリを見かけるようになることがあります。 例えば、近所のアパートやマンションなどが建て壊わされると、そこに住み着いていたゴキブリが総動員であちこちに引っ越しをします。
また「隣のマンションがマンションの自治会などで全戸にホウ酸団子を置くようにしたことで、そのマンションからは一斉にゴキブリの姿が見えなくなった」ということもあります。 できれば、隣近所で一斉にゴキブリ退治をするようになれば、その地域一帯で安心して過ごすことができるようになるでしょう。
ゴキブリが住みにくい家にするためにも、安心して家族が住み続けることができる我が家にするためにも、継続して駆除し続けましょう。