春になって気温が暖かくなると、心配になるのがゴキブリです。特に梅雨時になると、ゴキブリが繁殖しやすいジメジメした気候になり、家の中でも見かけるようになります。今年こそ家の中でゴキブリを見ないようにするには、どうしたら良いのでしょう。
ここでは、アマゾンで非常に人気の高いゴキブリ駆除用薬品をご紹介します。
置き餌系の薬品は、置くだけで姿が見えなくなるというスグレモノです。毒エサを食べて呼吸ができなくなり、フラフラになりながらゴキブリが巣に帰ります。そして巣で死ぬことによって、仲間がその死骸を食べます。どこが回った死骸を食べるので、他のゴキブリも死ぬわけです。
スプレー系の商品は、ゴキブリと出会ってしまった時に噴射してやっつけるためのものです。また、普段からゴキブリが通りそうな場所にスプレーしておくだけで姿が見えなくなる商品もあります。
ゴキブリ退治は、一気に家中の全ての場所に置き餌を置くことからはじまります。多少お金はかかりますが、一斉に置いて今年こそゴキブリを見ない毎日を過ごしましょう。
ゴキブリ対策グッズベスト8|置き型タイプ
置くタイプの殺虫剤は、タマネギやバナナ、ハチミツ、ピーナツなどのゴキブリが好きなニオイで、まずは誘います。その後、毒が入ったエサをゴキブリに食べさせます。毒エサの多くは「ホウ酸」がはいっていて、ゴキブリ退治の薬品のことを、「ホウ酸団子」と呼んだりするのはそのせいです。
ホウ酸をゴキブリが食べると、急激な脱水症状におちいります。そして巣に帰って死ぬわけですが、死んだ後、仲間がその死骸を食べます。ゴキブリは仲間の死骸を食べる習性があるのです。毒がまわった仲間の死骸を食べたゴキブリ達は、同じように脱水症状になって死ぬわけです。
ホウ酸だけで食べてくれれば苦はないのですが、それだけではゴキブリは食いつかないため、商品ごとにさまざまな工夫がされているのです。効果は半年の製品が多いのですが、中には1年間効き目がある製品もあります。ゴキブリ用駆除剤は、購入後数年経っても効果は弱まるものの、全く効果がなくなってしまうものではありません。
新しいものを購入したら、古いものは家の外の物置に置くなど、工夫をすると無駄なく使えます。
置き型タイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト1 ■①アース製薬 ブラックキャップ
アマゾンのゴキブリ対策グッズでも、口コミ数が700件超えという驚きの人気商品です。
置いただけでゴキブリがいなくなるので、殺虫剤のように直接殺さなくても良いため人気となっています。
置いて半日もしないでゴキブリが死ぬという口コミがある程、即効性のある薬品なのが嬉しいですよね。
コンバットは置いて数日経たないと、ゴキブリは死ななかったけれども、ブラックキャップのほうがすぐに効くという声が多いのが印象的です。
置き型タイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト2 ■②オカモト ホウ酸ダンゴ
置くだけの毒エサ系の薬品です。ホウ酸団子で200件超えの口コミがあり、こちらも非常に人気のあるゴキブリ駆除薬品です。
自家製で玉ねぎや牛乳、ホウ酸などを使ってホウ酸団子を作ることもできますが、天日干しをしている間は非常に家中が玉ねぎ臭くなってしまいます。
その点、市販のホウ酸団子はそこまで臭わないので、玉ねぎのニオイが鼻について眠れなくなることもありません。
置き型タイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト3 ■③タニサケ ゴキブリキャップ
タニサケのゴキブリキャップは、他のホウ酸団子と同様に、玉ねぎでゴキブリを誘い、ホウ酸でゴキブリを脱水症状にして殺す製品です。ホウ酸が全体の半分近く入っており、従来のものよりも即効性があっぷしています。
効果は一年間持続するので、家庭で作るホウ酸団子よりも長持ちします。また、全体がプラスチック容器に入っているので、ペットなどが間違えて舐めてしまうこともありません。
通常のゴキブリキャップはタマネギの香りでゴキブリを誘いますが、タニサケの研究の結果、タマネギ以上にゴキブリはピーナツが好きなことがわかりました。そのため、新開発した商品にはピーナツの成分が配合され、より強力になりました。
置き型タイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト4 ■④フマキラー ゴキファイタープロ
ゴキファイタープロの人気の秘密は、他の同じような商品は半年間しか効かないのに比べて、パッケージにも改定有るように1年間有効な点です。
また、薬品を入れるパッケージが、丸や四角、三角といった形をしているので、さまざまな場所に置きやすくなっているのも好評です。
比較的新しいゴキブリ駆除薬剤である「フィプロニル」という成分が配合されているので、即効性もあります。
外のプラスチックを掃除機などで割ってしまっても、中の効き目は1年間持ちます。
置き型タイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト5 ■⑤フマキラー ホウ酸ダンゴ 元祖半なま
こちらもアマゾンで60件以上の口コミがある、人気商品です。
他社のホウ酸団子、ゴキブリ団子系の毒エサ商品は、タマネギの香りでゴキブリを誘うものが多いのですが、こちらはバナナやハチミツの香りでゴキブリを誘います。
タマネギの香りだと家中臭くなってクラクラしてしまいますが、バナナやハチミツの香りは家の中に漂っていても腹が立ちません。
形も三角のコーナー用、長細い形のすきま用、どこでも置ける丸い形というように、三つのタイプがあります。
ペットや子どもが間違って口にしてしまわないよう、置き場所には注意してください。
置き型タイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト6 ■⑥KINCHO コンバット
置きエサ系には長い間ヒドラメチルノンが使われてきましたが、ゴキブリのほうも耐性がついてしまいなかなか効果を上げにくくなりました。
そこで、新しい薬品としてフィプロニルを採用したのがこちらの製品です。
まだ耐性がついていない新殺虫成分なので、効果がアップしています。
また、入れ物が黒ではないので目立ちにくく、いかにもゴキブリの置き餌というデザインではないのも人気の秘訣です。
置き型タイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト7 ■⑦アクセス ゴキちゃんストップ
四国のゴキブリの駆除業者が製造、使用しているゴキブリ駆除製品です。
そのため、効果も折り紙つき!
タタミ1畳につき1個の割合で置いていきます。
効果は半年なので、1年に2回交換しましょう。
台所のスミや、食器棚、冷蔵庫やガス台の横や下、水道まわりなどに置きます。
隙間や裏側に置くのがポイントです。
パッケージには、なぜか農薬を散布するおじさんの絵が描かれているのですが、実際の商品は液体の商品ではありません。
丸くて平らな商品で、家の中に置いても濡れたりすることはありませんので心配ありません。
置き型タイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト8 ■⑧アース製薬 コンクゴキンジャム
ゴキブリ駆除薬品のロングセラー商品です。
黒と透明のプラスチック容器の中に薬剤がサンドされている商品で、ホウ酸が35パーセント配合されています。
透明な容器なので、どれ位中身の毒エサが捨てられたか見てわかるようになっています。
この製品に限らずゴキブリ駆除薬品は、置いた家によって、すぐに効果があったという家と、あまり効果が無かったという家があります。この製品は特に両極端で、効果があった家はすぐにガサゴソ食べに来たという口コミもありました。
ゴキブリは仲間の死骸を食べる習性があるとのことで、毒がまわった死骸を仲間が食べることで効果が広がっていきます。
濡れると効果がなくなるので、乾いた場所で使用してください。
ゴキブリ対策グッズベスト4|スプレータイプ
スプレータイプのゴキブリ用殺虫剤は、泡になるものや急激に冷やすものなど、さまざまな種類があります。
新商品もそれなりに効果はありますが、口コミで利用者の反応を見ると昔ながらのスプレーが一番効果があるようです。
スプレータイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト1 ■①アース製薬 ゴキジェットプロ
アマゾンのスプレータイプの対ゴキブリ殺虫剤の中で、150件以上の口コミがある人気商品です。
このスプレーのコンセプトが、発見したその場でゴキブリを殺すことなので、確実にしっかりとやっつけてくれます。
また、ゴキブリと対峙した時以外にも、ゴキブリが通りそうな道に散布しておくだけで、寄り付かなくなってくれます。
スプレータイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト2 ■②KINCHO コックローチ
こちらも、ゴキブリ用殺虫スプレーのロングセラー商品です。2種類の薬品が配合されており、即効性のあるピレスロイド系イミプロトリンと、効き目が持続するフェノトリンを使用しています。通常のノズルの他に、細長い場所にスプレーできるようにロングノズルがついています。
スプレータイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト3 ■③KINCHO ゴキブリハンター
他社のゴキブリ殺虫用スプレーよりも噴射パワーが強力な商品です。アマゾンの口コミを見ると、広い場所でゴキブリに対峙してしまった時には別の商品を使用していて、家具などの隙間に逃げ込んだ時にスプレーする場合はこちらの製品を使用している人が多く見られます。致死効果のある「イミプロトリン」が配合されているスプレーです。
スプレータイプのゴキブリ対策グッズ|ベスト4 ■④KINCHO ゴキブリがいなくなるスプレー
名前のとおり、この商品をスプレーするだけで家の中にゴキブリがいなくなります。
アマゾンのゴキブリ用殺虫剤で、200件超えの口コミがある人気商品です。
台所の隙間や、冷蔵庫の裏など、ゴキブリがよく出る場所にスプレーするだけの商品です。
効き目は約2週間なので、置きエサ系の薬品と一緒に使用すると効果的です。
直接ゴキブリスプレーしても高い効果があるので、一石二鳥の薬品です。
家にあるゴキブリ対策グッズ|熱湯・洗剤
■熱湯
ゴキブリは、いつも殺虫剤がある場所に出るとは限りません。
身近に殺虫剤が無かった場合、どのようにして退治すれば良いでしょうか。
一番にあげられるのが【熱湯】です。
熱湯を1秒以上連続して浴びた場合、即死させることができます。
昆虫は急激な温度変化についていかれないので、熱いお湯を全身に浴びることで死んでしまうのです。
湯沸かしポットがあった場合に使える方法ですが、お湯をかける本人がやけどしないよう気をつけましょう。
■ドライヤー
【ドライヤー】も熱風が出るので、ゴキブリには有効です。
ただ、熱湯ほどのダメージは無いので、止まったからといって確実に死んでいるかどうかはわかりません。
ドライヤーでダメージを与えておいて、他の方法でトドメを刺すと効果的でしょう。
■洗剤
殺虫剤ほどの効き目はありませんが、全身に洗剤をかけることによって呼吸をできなくすると、そのまま数分経過すれば殺すことができます。
洗剤をかけている間に逃げられないようにしましょう。
■電気式のハエたたき
最近、ラケットのような形をしているハエたたきを見ますよね。
身近に殺虫剤が無い時には、電気式のハエたたきも有効です。
ただ、ハエや蚊よりも体が大きいので、殺すほどのダメージにはなりません。
電気式のハエたたきの場合、叩くことで殺すようにしましょう。
プロにゴキブリ駆除を頼んだ時の相場
専門家にゴキブリ駆除を頼んだ場合、料金は駆除を行う部屋の広さで決まってきます。
また、値段の差は保証がつくかどうかにもよります。
1度来てもらって、掃除をすることと毒エサ(置き餌)を置くことだけであれば、広い家でも3万円もあれば足りるでしょう。
しかし、業者に頼む本当の狙いはゴキブリが出なくなることです。
そのため業者によっては、半年間の無料サポートを行っていて、何度も無料毒エサ(置き餌)を交換してくれる所もあります。
エサ交換をしてくれることは無料ですが、その代わり最初に支払う料金が高くなります。
オプションで、よくゴキブリが出る場所をクリーニングしてくれる場合もあります。
【専門業者によるゴキブリ駆除】
ワンルームから1LDKの広さの場合:1万3,500円から3万円程度。
2Kから2LDKの広さの場合:2万円から6万5,000円程度。
3Kから3LDKの広さの場合:2万5,000円から8万円程度。
4Kから4LDKの広さの場合:2万5,000円から9万円程度。
■ゴキブリ駆除のおすすめ業者|害虫駆除110番
業者に徹底したゴキブリ駆除を依頼するなら、他社との相見積もり歓迎の害虫駆除110番がおすすめです。
他社では別途請求されやすい薬剤代など、全ての項目を含めた金額提示で追加料金なし!もちろん見積もりは無料なので、候補に入れてゴキブリ駆除の優良業者を見逃さないようにしましょう。
ゴキブリ対策グッズ|まとめ
ゴキブリに効く殺虫剤についてまとめましたが、今まで試したもの以外のものはあったでしょうか?
ゴキブリは薬品に耐性がついて、パワーアップしてしまう害虫なので、新しい薬品が入った製品が出たら試してみることをオススメします。
また、どの商品もある家には効くけれども、自分の家には効果が無かったという口コミが必ずあります。
そこでオススメしたいのが、さまざまな薬品をミックスして使用する方法です。
毒エサも、一種類ではなく何種類かを混ぜて家の中に置いてみてはどうでしょうか。
ゴキブリは日本中に何十種類と存在していますので、薬品によって効果が見られるものと、見られないものがあるのは当然です。
ゴキブリ駆除剤を使用する時に気をつけてほしいのが、ペットと子どもです。
置き餌は、ペットや子どもにとっては何だかわかりません。
タマネギやバナナの香りがすると、思わず口に入れてしまったり、舐めてしまったりする場合もあるでしょう。
くれぐれもペットや子どもが口にすることの無いよう、気をつけてください。