身体がかゆいけど蚊やブヨの仕業ではない、布団から生乾きのような臭いがして不快に感じる方はいませんか?身体のかゆみや布団の不快な臭いはダニが原因かもしれません。ダニは目に見えない小さな害虫で、知らない間にダニにむしばまれている可能性があります。
ダニの被害は人によって様々ですが、日々の生活がツラくなるくらい酷い体調不調に襲われる方もいるでしょう。この記事では、ダニの生態や正しい退治の方法についてご紹介しています。ダニの活動が活発になる暖かい時期の前に、キッチリ退治をして快適な環境を手に入れましょう。
ダニの特徴と主な生息場所
最初にダニの特徴からご紹介していきます。ダニはクモやサソリの仲間で、0.3mm~とサイズは非常に小さくシラミのように跳ねることはありません。
また、ダニは世界中で約2万種類いることがわかっていますが、種類によって生息場所が違います。ポピュラーなダニの種類と生息場所をまとめました。
・ヒョウヒダニ(チリダニ):カーペットやシーツなどの布製品に生息しており、大型のダニのエサになることもある。
・ツメダニ:カーペットや畳などに生息しており、ヒョウヒダニをエサとしている。
・コナダニ:小麦粉、かつお節、チーズなどの食品類に生息している。
・イエダニ:ネズミの身体や糞に生息している。
家の中で最も多く確認されるダニはヒョウヒダニ(チリダニ)です。ダニの種類によっては人やペットを刺しますが、ヒョウヒダニ(チリダニ)では刺しません。1年を通して発生し、場合によってはとてつもない数のダニが家中に生息していることもあります。
ダニが繁殖する原因・被害
ダニが発生する原因は3つあります。温度(20度~30度)・湿度(60%~80%)・栄養(皮脂やフケなど)の条件が揃うと、ダニは爆発的に増殖すると思いましょう。
ダニは高温多湿の環境と栄養源がある場所を好むことから、布団やカーペットなどはダニが多く潜んでいます。高温多湿の環境下に生息しているダニは3倍のスピード増殖するため、繁殖力の凄まじさがわかるでしょう。
また、高温多湿の条件に当てはまる梅雨や蒸し暑い季節もダニにとっては最高の時期です。梅雨や蒸し暑い時期も要注意で、油断するとダニが発生してあっという間に増えます。
ダニの主な被害はかゆみとアレルギー症状です。ダニに刺されると強いかゆみに襲われて、アレルギーは、せき・息苦しさ・くしゃみなどの症状を引き起こします。かゆみやアレルギー症状を発症すると長引くこともあることから、ダニの被害は大きいと言えるでしょう。
ダニ退治方法[布団]
ダニは砂漠のように暑くて乾燥している環境が苦手です。布団のダニ退治はコインランドリーや自宅の乾燥機・布団乾燥機などが向いています。布団のダニ退治に効果がある温度は50度~60度以上で、瞬殺で退治するならコインランドリーの乾燥機がおすすめです。
コインランドリーの乾燥機は60度~80度で、ダニは高温になればなるほど退治するまでにかかる時間が短くなります。50度~59度の場合、ダニ退治に要する時間は約20分~30分です。ダニは高温で乾燥している環境にいると体内の水分を奪われて、脱水症状を起こして死滅します。
コインランドリーや自宅の乾燥機の場合は、布団を丸めてヒモなどで縛ってから乾燥機へ投入しましょう。
一方、布団乾燥機でダニ退治をする場合は、マット→布団→布団乾燥機→掛布団の順番で重ねて最低でも30分くらいは熱風を当て続けます。布団を乾燥させた後はダニの死骸があるため、掃除機で吸い取りましょう。
ダニ退治方法[ベッド・マットレス]
ベッドやマットレスのダニ退治も布団乾燥機を使います。布団乾燥機でベッドやマットレスのダニ退治を行う時は、マットレス→布団乾燥機→掛布団の順番で重ねましょう。
布団乾燥機の上に掛布団をかけると温度が下がりにくく、マットレス全体に熱風がいきわたります。30分くらい経ったらマットレスに掃除機をかけて、ダニの死骸を吸い取ればダニ退治は終わりです。
ダニ退治方法[ソファー]
ソファーのダニ退治の基本は、ソファーカバーとソファー本体をキレイにします。ソファーカバーが外せる場合は洗濯をして、コインランドリーや自宅の乾燥機で乾かしましょう。ソファーカバーを乾かしたら退治したダニを掃除機で吸い取ります。
ダニは洗濯をしても完全に退治することはできません。ダニの生命力は非常に強く、洗剤を入れて洗濯しても8割程度は生き残っています。先に述べたとおり、ダニは50度~60度以上の高温さらさないと退治することができないため、必ず乾燥機を使いましょう。
一方、ソファー本体は掃除機をかけてホコリやゴミを吸い取ります。背面と座面のすき間にたまっているホコリやゴミは、軍手をはめてかき出すか隙間ノズルで吸い取りましょう。次に、ダニ退治専用のスプレーをソファー全体にスプレーして、乾いたら掃除機で吸い取ります。
※ソファーカバーが取り外せない場合も、ダニ退治専用のスプレーを使ってください。
ダニ退治方法[カーペット]
洗濯できるカーペットはコインランドリーや自宅で洗って、乾燥機で乾かした後に掃除機をかければダニ退治は完了します。一方、洗濯することができないカーペット(敷き込みタイプなど)は、スチームアイロン・スチームモップ・ダニ取りシートなどを活用してダニ退治を行いましょう。
掃除機とコロコロで、カーペットに付いているホコリやゴミを取り除きます。次に、スチームアイロンやスチームモップをカーペットに当てて、高温の蒸気でダニ退治をしましょう。
蒸気を当て終えたら、乾いた雑巾やタオルでカーペットを優しく拭いたり、ポンポンと叩くようにして水分を取り除きます。家具等があって蒸気があてられない場所は、ダニ捕りシートを置いて退治しましょう。
ダニ退治方法[畳]
畳のダニ退治の方法はいくつかありますが効果的な方法は次の3つです。畳のダニ退治の方法は、掃除機・ダニ取りシート・畳の張替えが向いています。
掃除機で畳のダニ退治を行う場合は、畳の目に沿ってゆっくり掃除機を動かすのがポイントです(掃除機を早く動かすとダニの退治率が落ちます)。
ただ、掃除機は畳の表面に生息しているダニしか退治することができません。畳の内部と裏に潜んでいるダニも退治するためには、頻繁に掃除機をかける必要があります。
ラクしてダニ退治をしたい方はダニ取りシートが便利です。ダニ取りシートは即効性に欠けますが、ダニをおびき寄せて退治することができます。また、退治したダニを確認することができるのもメリットです。
畳に潜んでいるダニを確実に退治するなら畳の張替えを行いましょう。コストはかかりますが悩ましいダニから解放されます。
ダニ退治方法[布製品]
布製品(ぬいぐるみ・枕やクッションカバー・カーテンなど)は、洗濯できるものは洗って乾燥機を乾かします。
洗濯することができないものはダニ退治に効くスプレーを使いましょう。ダニ退治に効くスプレーを使った後は乾いたことを確認してから、掃除機でダニの死骸を吸い取ります。
家全体に発生したダニには要注意
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気が付いたら家中でダニが大繁殖していることもあるでしょう。家中でダニが大繁殖する理由としてネズミの存在などが挙げられます。特に木造の家は要注意で、ネズミが屋根裏に巣を作って生活しているかもしれません。
ネズミの身体や糞にはイエダニが付いており巣の中もダニだらけです。屋根裏で大繁殖したダニは家の隙間を移動して、部屋に侵入し人間やペットを刺します。
イエダニはダニの中でも大きく、成虫で約0.6mm~1mmのサイズです。ダニは小さいサイズが多く肉眼で確認することは難しいですが、イエダニは肉眼で見ることができます。
ダニ退治をしてもかゆみやアレルギー症状が改善されない場合はネズミを疑いましょう。ネズミは自分でも退治することもできますが、完全退治をするなら業者がおすすめです。賃貸物件にお住まいの方は、大家さんか管理会社へ連絡して業者を手配してもらいましょう。
ダニ退治の注意点
ダニ退治をする時の注意点をまとめました。ダニ退治の注意点は駆除効果を左右するため、しっかり理解したうえで作業を行うことが大切です。ダニを徹底的に退治して快適に過ごすことができる家にしましょう。
■高温でダニ退治をする場合は50度以上が条件
薬剤以外でダニ退治をする場合は50度~60度以上の高温で死滅させましょう。強靭なダニでも唯一苦手とするのが高温で、50度以上の熱を加えると20分~30分で退治することが可能です。60度以上の熱であれば一瞬で退治することができます。
高温によるダニ退治は薬剤を使わないため、ペットや小さなお子さんがいる家庭でも安心です。また、薬剤でダニ退治をしたくない方にも高温で死滅させる方法が向いています。コインランドリーや自宅の乾燥機・布団乾燥機を使うことができるものは使って、高温でダニ退治を行いましょう。
ダニの生命力は凄まじく、洗濯・太陽の紫外線・真空状態・冷凍・掃除機の強風などで死滅することはありません。50度に達しない温度でダニ退治を行うと生き延びるダニがいるため、退治効果を落とすことになります。
■ ダニの逃げ場を作らない
ダニを完全に退治するためにはダニの逃げ場をなくすことが重要です。ダニは完全に退治しないと卵を産み数が増えてしまうため、生きているダニは残さず退治しましょう。
例えば、高温で布団のダニ退治を行う時は、熱が布団全体にまんべんなく行き届くようにします。高温に達していない部分があるとダニは低温の方へ逃げるため、退治効果が期待できません。
スチームモップなどの蒸気やダニ退治に効くスプレーも同じです。家具などのせいで蒸気やスプレーが当たらない部分がある時は、ダニ取りシートを置いて退治しましょう。
また、ダニは部屋が暗くなると活動的になりエサを求めて布団などに集まります。布団乾燥機やダニ退治に効くスプレーを使う場合は、より効果を高めるためにダニの習性を利用しましょう。部屋を暗くしてしばらく経ってから熱風を当てたりスプレーを吹きかけます。
■生きたダニは掃除機で吸うことができない
ダニ退治は掃除機で吸い取る工程がありますが、生きているダニは掃除機で吸い取ることができません。ダニは爪があり、掃除機で吸うと繊維に爪を引っかけて抵抗します。
生きているダニを退治するためには高温で死滅させるか、ダニ取りシートで生きたまま捕獲して退治しましょう。高温でダニ退治をした後は必ず掃除機をかけて死骸を吸い取ります。
■布団の天日干しは効果がない
”布団を干せば太陽光の熱や紫外線でダニ退治ができる”と思っていませんか?布団を天日干ししても布団のダニ退治をすることはできません。なぜなら、布団を太陽光に当てても、ダニ退治に必要な温度(50度~60度以上)に達していないのと紫外線が弱いからです。
普段からできるダニを増やさないためのコツ
ダニ対策は日頃の対策がポイントで、生活スタイルやインテリアを見直すことでダニの繁殖を抑えることができます。ダニの増殖対策のコツを4つチェックして、日々の生活に取り入れてみましょう。
■ダニの繁殖しやすいものを撤去する
ダニが増殖しやすいものは布団やカーペットだけではありません。ぬいぐるみ・布小物・ドライフラワーなどにもたくさん潜んでいます。
ダニの増殖を防ぐなら生活に必要な物だけを置くのが理想です。できれば、部屋のアクセントになるぬいぐるみやドライフラワーなどは避けた方がいいでしょう。殺風景な印象の部屋になるかもしれませんが、必要最低限のものだけ置くことをおすすめします。
ただ、お子さんがいる家庭はぬいぐるみを置いたり、花が好きな方はドライフラワーを置くこともあるでしょう。ダニが好むインテリアを置く場合は、乾燥機・掃除機・ダニ退治に効くスプレーなどを使ってダニを増やさない対策をとることが重要です。
■ダニを室内に持ち込まない
ダニを家の中で増殖させないためにダニの侵入を阻止しましょう。ダニが家の中へ侵入する経路は衣服やペットなどが挙げられます。衣服やペットにダニが付くシチュエーションはキャンプやハイキングです。
山・森・草むらで過ごすとダニが衣服に付くことがあり、気づかないまま家に入るとダニの侵入を許すことになります。
特にコワイのはマダニで、死亡例も報告されていることからより一層の警戒が必要です。山や森など草が生い茂っている場所へ行った際は、衣服やペットの身体にマダニが付いていないかチェックしましょう。できれば、靴の裏やリュックなども確認してから家に入るのがベストです。
マダニはダニの中でも比較的大きく目視で確認することができます。マダニらしき物体を見つけたら、ガムテープで貼り付けて取り除いたり殺虫剤で退治しましょう。
■温度と湿度管理を行う
定期的に換気を行い部屋の温度や湿度が上がりすぎないようにします。高温多湿(温度は20度~30度・湿度は60%~80%)の環境を避けて、ダニの増殖防止につなげましょう。
換気が不十分だと部屋の空気が滞留するため、温度や湿気が上昇しやすいです。換気をして家の中の空気を循環させると、温度を下げることができたり湿気がこもりにくくなります。
窓を開ける・換気扇を回す・通気口を開けるなどして、外の空気を部屋に取り入れて、室内の空気循環を心がけましょう。ただし、梅雨や夏は温度や湿度管理するのが難しいため、除湿器やエアコンの除湿機能を使うことをおすすめします。
また、冬は暖房と加湿器を使うことが多いでしょう。人間が快適に過ごすことができる環境はダニにとっても居心地がいいです。冬に窓を開けて換気をするのは寒いですが、ダニを増殖させないためにこまめま換気と湿度管理を行いましょう。
■布団にはダニ取りシートを使う
ダニの巣窟になりやすい布団はダニ取りシートがおすすめです。ダニ取りシートは布団の下に置いておくと、ダニを生きたまま捕獲してゆっくり死滅させます。ダニ取りシートを布団の下に置き続けていれば、ダニを寄せ集めて増殖を防ぐことが可能です。
また、ダニの種類に合わせてダニ取りシートを選ぶことも増殖対策では欠かせません。ダニ取りシートは様々な種類がありますが、ヒョウヒダニ(チリダニ)とツメダニの両方に対応しているタイプを選びましょう。
家の中で最も多いのはヒョウヒダニ(チリダニ)ですが、ツメダニがいないとは限りません。念のためツメダニ退治もできるタイプを選んでおくと安心です。
ダニ取りシートは、コインランドリーや自宅の乾燥機・布団乾燥機でダニ退治を行う手間を省くことができます。普段のダニ取り対策もラクになるため、ぜひ活用しましょう。
ダニ退治に使える便利グッズ6選
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効率的にダニ退治を行うためには、掃除機などの生活用品だけでなくダニに効くアイテムが欠かせません。ダニ退治に役立つグッズを6個ご紹介します。
■① ダニよせゲットシート
ラクして簡単にダニ退治をするならダニ取りシートを検討しましょう。ダニよせゲットシートはダニが好きなニオイで誘引し、寄ってきたダニを粘着剤に付けて退治するアイテムです。ダニ退治をした後は燃えるゴミとして処分することができます。使用期間は1シーズンです。
ダニ取りシートは薄くて場所をとらないのが特徴で、布製品(カーペットや布団など)の下に敷いてもかさばることはありません。
■②アース ダニバリア おくだけ簡単! ダニよけゲル
ダニバリア おくだけ簡単! ダニよけゲルは、置き型タイプのダニ退治グッズです。天然ハーブの香りでダニを寄せ付けないアイテムで、万が一倒れて火事になることもありません。
また、殺虫成分が含まれていないため、ペットや子供がいても安心して使うことができるのもメリットです。ダニを直接退治するアイテムではありませんが、子供部屋などダニを寄せ付けたくない部屋に置くといいでしょう。
■③UYEKI ダニクリン ダブルケア
スプレーするだけでダニを寄せ付けない便利アイテムです。低刺激タイプで殺虫成分を使用していないため、お子さんやペットがいるご家庭でも安心して使うことができます。
スプレーの効果の持続期間は、洗濯可能なものなら(シーツやカバーなど)2回~3回くらいの洗濯・洗濯不可なもの(たたみやカーペットなど)は約1ヵ月です。また、ダニの死骸や糞などを含むハウスダストを不活性化剤で包み、働きを抑えることができます。
■④バルサン プロEX ノンスモーク霧タイプ
部屋に潜んでいるダニをまとめて退治したい方は燻煙剤を使いましょう。燻煙剤は部屋の隅々まで成分がいきわたり、隠れているダニを退治することができます。手が届かない場所にいるダニも燻煙剤なら一撃です。
バルサン プロEX ノンスモーク霧タイプは煙がでないのも特徴で、火災報知器に反応することはありません。ただし、薬剤が含まれているため使用方法を確認して正しく使いましょう。
■⑤三菱ふとん乾燥機 フトンクリニック
布団のダニ退治をしたい方は、気軽に使うことができる布団乾燥機 フトンクリニックがおすすめです。フトンクリニックは布団の裏と表を同時に暖めることができるため、ダニは逃げ場を失い1回で退治することができます。
ただし、フトンクリニックは布団を袋の中へ入れないといけません。少し手間がかかりますが、布に潜んでいるダニをしっかり退治したい方にはピッタリの代物です。
■⑥ダイソン V4 Digital Fluffy+ サイクロン式 キャニスター掃除機
機能性に優れている掃除機と言えばダイソンではないでしょうか?ダイソン V4 Digital Fluffy+ サイクロン式 掃除機をダニ退治の前後に使えば、死骸や糞などもしっかり吸い取ってくれます。
また、フトンツールもセットで付いており布団のダニ退治を行う時は便利です。一般的な掃除機は布団の表面に付着しているゴミなどを吸い取りますが、ダイソンのフトンツールは違います。布団の表側と内側のホコリやゴミを吸い取るのが特徴です。
ダニ退治を業者に依頼したときの料金目安
ダニ退治を業者へ依頼すると、料金はどれくらいかかるのでしょうか?畳数やダニの発生場所などによって料金は変わりますが、約5,000円〜30,000円です。市販のダニ退治グッズの料金と比較すると高いと感じるかもしれませんが、お金を払うだけのことはあります。
プロはダニ退治を徹底的に行うことは当たり前ですが、ダニ退治をした後の対策もバッチリです。他にも、ダニ退治を行っている業者の多くは保障期間を設けており、ダニ退治をした後に万が一発生しても対応してくれます。
まとめ
1mm以下の小さなダニは目視で確認することが難しく、手を打たないとダニは増殖し続けると思いましょう。家の中からダニを根絶させることは簡単ではありませんが、日々の掃除やダニ対策を行うことで数が減ります。特にヒョウヒダニ(チリダニ)は1年を通して活動しているため注意が必要です。