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スニーカーの黄ばみを取る方法!きれいに保つための対策も紹介

スニーカーの黄ばみを取る方法!きれいに保つための対策も紹介

スニーカーが一度黄ばんでしまったらなかなか落とすのに手間が掛かります。本記事ではスニーカーの黄ばみをキレイに落とす方法から、黄ばみを防ぐ方法まで詳しく紹介します。本記事を参考に、大切なスニーカーをきれいなままで長く使用する方法を身に付けましょう。


真っ白なスニーカーはおしゃれで人気ですが、気が付いたら黄ばんでしまっていたという経験を持っている人も多くいるのではないでしょうか。一度黄ばんでしまったスニーカーは普通に洗うだけでは落ちにくい特徴があります。

本記事ではスニーカーが黄ばむ原因から、実際にどのような方法で掃除すれば良いかまでを詳しく紹介します。さらに黄ばみを防止する方法も学び、大切なスニーカーを長くキレイに使用する方法を身に付けましょう。

スニーカーが黄ばむ原因は?なぜ?

気が付かない間にスニーカーが突然黄ばんでしまっていると、大変なショックを受けてしまうことでしょう。白いスニーカーが黄ばんでしまうもっとも多い原因は、アルカリ性物質が付着してしまうことに起因します。<アルカリ性物質は紫外線に反応することで黄色く変色します。その変色が白いスニーカー上で目立ってしまうのです。

多くの場合はスニーカーを洗った後もアルカリ性物質が付着しており、屋外で乾かしている際に紫外線を浴びて色が変色します。そのため洗った直後は白いスニーカーも、干して乾くと黄ばみが発生しているという状態になります。

スニーカーの黄ばみを落とす方法4個

黄ばみの原因であるアルカリ性の物質は、酸性の洗剤などで中和することでキレイにすることができます。こちらではスニーカーの黄ばみを落とす際におすすめな方法を紹介します。

方法1:漂白剤でつけ置き

漂白剤を使用する場合は酸素系の物がおすすめです。泡の力で黄ばみの原因であるアルカリ性の汚れを浮かせて落とすことができます。スニーカーが十分に浸かる大きさのバケツなどに、45℃程度のぬるま湯を準備します。そこへ酸素系漂白剤を付属のスプーン1杯程度入れます。そして2~3時間ほど浸けた後ブラシなどで擦れば完了です。

スニーカーに漂白剤が使えるかどうか気になっている人もいるでしょう。しかし基本的に水洗いできるものであれば漂白するこは可能です。靴によっては使用できない場合もあるので洗濯表示を確認するようにしましょう。レザーやスエードの素材が入っているスニーカーでは水洗いができないので注意が必要になります。

方法2:重曹でつけ置き

重曹は一般的な家庭なら常備していることも多いでしょう。重曹を使っても、黄ばみを落とすことができます。まずスニーカーが十分浸かる程度の中性洗剤を混ぜた、40℃ほどのお湯を用意します。そこにお湯1リットルあたり大さじ3杯程度の重曹を入れます。しっかりとかき混ぜて、スニーカーを1~2時間浸けてからブラシなどで擦りましょう

黄ばみがなかなか落ちない場合には、重曹と中性洗剤を1対1で混ぜてペースト状にしたものを黄ばみに塗り込むようにしてパックしましょう。この重曹ペーストを10分~20分程度置いておいた後にブラシで擦ると、しつこい黄ばみを落とすことができます。

方法3:お酢でつけ置き

お酢で浸け置くことで、黄ばみの成分を分解し中和することが可能です。お酢には即効性がありますので、時間に余裕がない場合などでも効果を期待できるでしょう。方法は簡単で、ぬるま湯と中性洗剤でしっかりとスニーカーの汚れを落とします。ブラシなどで黄ばみをしっかりと擦りましょう。中性洗剤でのブラシが終わったらしっかりとすすぎ洗いをしましょう。

バケツ一杯の水に対してお酢を200㏄入れ、2~3時間ほどそのまま放置しましょう。この間に黄ばみの原因となるアルカリ性物質が、お酢によって中和されます。その後はお酢の臭いが無くなるまでしっかりとすすぎ洗いをしましょう。洗い終わったら風通しの良い日陰でしっかりと乾かしましょう。

方法4:クエン酸でつけ置き

クエン酸もお酢と同じように、バケツ一杯の水に対してクエン酸を200㏄程度混ぜた溶液でスニーカーを浸け置きます。クエン酸はお酢と違い、柑橘系の果汁に含まれる天然成分から作られているため酢のようなツンとした臭いなどがありません。また浸け置きして洗う場合にはお酢ほど即効性が無いのもクエン酸の特徴となります。刺激臭が無い分すすぎ洗いの時間を短くすることができるでしょう。

スニーカーの軽い汚れを取る方法3個

スニーカーの黄ばみとは違った、ちょっとした汚れを落とす方法を紹介します。まずはこちらで紹介する方法を試しましょう。

方法1:消しゴムでこする

白いスニーカーを履いていると、気が付かないうちに色が付着してしまっている場合があります。これは日常生活で外を歩いているときなどに、壁や地面に擦ってしまうことで付着する色になります。また誰かに踏まれてしまった場合などにも黒っぽく汚れが付着しているでしょう。このようなときには消しゴムで擦ってみると良いでしょう。

付いたばかりの汚れであれば、簡単に落とすことができます大切なことは、擦り汚れなどが付いてしまってから時間が経っていないことと、濡れてしまっていないことです。濡れてしまうと生地に汚れや色が染み込んでしまうことになり、消しゴムでは落とすのが難しくなります。

方法2:メラミンスポンジでこする

消しゴムで落とすことができないほどの汚れに対しては、メラミンスポンジが大変有効です。メラミンスポンジに十分に水分を含ませ、汚れている部分を擦りましょう。布製のスニーカーではなく、皮製のスニーカーの場合などもメラミンスポンジで汚れを落とすことが可能です。しかし強くこすってしまうと表面を剥がしてしまうことになりかねませんので、実際にメラミンスポンジで擦る際には、目立たない部分で事前に試すなどするなどの細心の注意が必要です。

方法3:歯ブラシと歯磨き粉でこする

歯磨き粉を付けた歯ブラシを使用して、スニーカーの特にソール部分をキレイにすることができます。歯ブラシに歯磨き粉を十分に乗せてから、歯磨き粉を全体的に伸ばすような感覚で広げ、汚れ部分をしっかりと擦ります。
歯磨き粉の色が黒っぽく変わってきたら汚れが落ちてきて入るサインです。浮き上がった汚れを濡らした布巾などでしっかりと拭き取りましょう。汚れが残っていたら再度歯ブラシで擦ります。これを汚れが無くなるまで続けましょう。

スニーカーソールの黄ばみの落とし方4ステップ

スニーカーソールは普通に履いていれば必ず汚れてしまう部分であり、擦れてしまった部分に入り込んだ汚れは落ちにくい場合もあります。こちらではステップ毎にスニーカーソール部分の黄ばみの落とし方を紹介します。

ステップ1:まずは中性洗剤で洗う

汚れやすいスニーカーソールは、黄ばみ以外の汚れも沢山付着しています。それらの汚れが付いているままだと、黄ばみを落とすために行う作業で邪魔になってしまうことがあるので注意が必要です。しっかりと中性洗剤やブラシを使用して擦って洗いましょう。ちょっとした汚れだけであれば消しゴムなどで汚れを落とすことも可能です。

ステップ2:酸素系漂白剤に浸ける

酸素系漂白剤は発泡効果で汚れを浮かして落としてくれます。汚れても良いトレイなどにスニーカーソールだけが浸かる程度の酸素系漂白剤を用意します。粉タイプの酸素系漂白剤の方が効果は期待できますが、お湯に溶かす手間が必要なので液体タイプの物でも良いでしょう。そしてここで重要なのは過酸化水素水を加えることです。

過酸化水素水を塗った後に日光に当てることで漂白効果を高めます。過酸化水素水は「オキシドール」という名前で薬局などで購入することができます。また過酸化水素水入りの漂白剤も販売されていますので別個で用意したくない人はそういった製品を購入しましょう。

ステップ3:日光に当てて放置する

スニーカーのソール部分だけが浸かるようにセットしたら、日光に2~3時間当てましょう。この際にソール部分以外の生地に付着すると、色落ちしてしまったりという事態に陥る可能性もあるので注意しましょう。また他の部分への付着が心配な場合は、上述した溶液をソール部分に歯ブラシなどで塗り込み、ラップなどで包むという方法でも良いでしょう。

ステップ4:再度念入りにすすぎ洗い

十分な時間放置をしたら、しっかりとすすぎ洗いをしましょう。漂白剤が飛び散ってしまうことを防ぐために、すすぎ洗いをする際には十分に注意をするようにしましょう。漂白効果を高めて黄ばみ取りを行うと、ソール部分の表面を傷めてしまうことになる場合もあります。そのため適度に行うようにしましょう。

洗ったのに出てくる黄ばみの原因とは?

黄ばみの原因として一番大きいのは、アルカリ性の物質が紫外線に反応した場合です。そして驚くことに、スニーカーを洗う際に使用する重曹や中性洗剤は全てアルカリ性です。さらにはスニーカー専用の固形洗剤もアルカリ性となっています。

アルカリ性の洗剤でスニーカーを洗った後に余計黄ばみが増えた、という経験があるという人も多くいるのでは無いでしょうか。これは洗剤の成分がスニーカーに残っており、それが紫外線に反応したことによる黄ばみです。すすぎ洗いを念入りにすることで防ぐことができです

スニーカーの黄ばみを防止する方法3個

スニーカーの黄ばみを落とす方法に併せて、スニーカーの黄ばみを防止する方法を実行することで、大切なスニーカーをよりきれいな状態で使用することができます。こちらでスニーカーの黄ばみを防止する最適な方法を確認しましょう。

防止方法1:防水スプレー

定期的に防水スプレーを使用していると、黄ばみの原因となる汚れなどが付着しにくくなるため、黄ばみが現れにくくなります。防水スプレーによる撥水効果は汚れを染み込まないようにしてくれます。防水スプレーを使用する際には靴ひもを外して全体に均等に掛かるように吹きかけましょう。防水スプレーを使用する前にしっかりと汚れを落としておく必要があります。

防止方法2:ベビーパウダー

防水スプレーが用意できない人はベビーパウダーでも表面コーティングとして代用することが可能です。赤ちゃんの肌を保護するために使用するベビーパウダーですが、表面に粉上の薄い層になり汚れが生地に付着するのを防いでくれるでしょう。毎回スニーカーを使用後にベビーパウダーを薄く振りかけておけば重曹などで洗う手間を減らすことができるでしょう。

防止方法3:ラップ

スニーカーを長い期間使用しない場合は、ラップなどで包んでおくことも黄ばみを防止するのに役立ちます。空気に触れないようにすることで汚れや表面の生地が劣化するのを防ぐことが可能です。湿気が内部にあるとカビが生えてしまう可能性もあるので、しっかりと乾燥させてからラップで包むようにしましょう。

【まとめ】

黄ばみを落とす方法と防止する方法を確実に行えば、大切なスニーカーをきれいな状態で長く使用することができるでしょう。本記事を参考にそれらの方法を確実にマスターしましょう。

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