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柿の剪定方法!適切な剪定時期はいつ?5つの注意点とコツも

柿の木を栽培して実を収穫したい方もいれば、シンボルツリーとして栽培したい方もいるでしょう。いずれにしても定期的な剪定が欠かせません。今回は、柿の木の剪定方法や剪定時期、注意点やコツなどをまとめました。


日本では柿の栽培を1,000年以上前から行っており、馴染み深い果樹と言えます。柿の種類は多数あり、品種によって食感や甘さが違うのも栽培の魅力です。柿の木を、自宅の庭、山、畑などで栽培して、実の収穫時期を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?

一方で、柿の木の栽培は剪定作業が欠かせません。柿の木は素人でも栽培しやすい果樹と言われていますが、剪定作業をしなければ様々なトラブルが発生すると思いましょう。例えば、柿の実がなる場所が高くなるため、カラスなどに食べらてしまい収穫数が少なくなります。

早速、柿の木の剪定方法、剪定時期、剪定の注意点やコツなどをチェックして、美味しい柿を収穫しましょう。

柿の木の特徴

柿の木は寒さ暑さに強く、果樹を初めて栽培する方でも育てやすいことで知られています。また、剪定をして樹形や樹高を整えると素敵なシンボルツリーになるでしょう。他にも柿の木には特徴があるため下記にまとめました。

【柿の木の基本情報】
柿の木の樹高は約5m~15mで、5月頃になると直径約3cm~10cmの白い花が咲きます。ただし、花が咲くのは雌株(めかぶ)のみで、雄株(おかぶ)は花が咲きません。柿の木の花は10月~11月頃になると実をつけて収穫時期を迎えます。

【実の種類は3つで葉が美しい品種もある】
柿の実のタイプは、甘柿、不完全甘柿、渋柿の3つです。また、柿の木の種類には、紅葉が美しい丹麗(たんれい)などもあります。他の品種よりも早く着色し鮮やかな赤色の葉になるのが特徴で、料亭などでよく使われている品種です。

柿の剪定をすべき理由

柿の木は、『剪定=整枝(せいし)』する必要があります。手入れをしないでいると、枝や葉が混み合い日光が当たらない部分が発生することと、風通しも悪くなり生育に悪影響を及ぼすため剪定は欠かせません。おいしい柿の実を収穫するためにも、正しい時期に剪定をおこないましょう。

では、柿の木を剪定しないとどのような影響があるのでしょうか?剪定しないことで発生する弊害、生育の妨げになる枝を以下にまとめました。

【剪定をしないことで発生する弊害】
・樹形が崩れる
・管理が難しくなる
・虫がつきやすい
・日光が当たらない部分は翌年枯れる
・毎年同じ場所が枯れると低い場所に実がならない
・老木や古い木は、低い場所に実がなりにくいため収穫しにくい

【生育の妨げになる枝】
徒長枝(とちょうし):剪定後に幹や太い枝から生えてくる枝で、上に向かって長く太く伸びる。栄養も摂られるため切る必要がある。

側枝(そくし):主枝から伸びる枝。剪定で樹高を低くすると、生育状態も良くなりバランスのとれた柿の木となる。

柿の適切な剪定時期

初夏の柿の木剪定

柿の木の生長を促し、美味しい実をつけるためには剪定を行う時期も重要です。柿の木の剪定に適している時期は1年に2回あります。秋の終わり頃~冬(11月~2月)と、梅雨~夏本番を迎える前(6月~7月頃)に剪定を行うのが基本です。

柿の木は11月の落葉期を迎えた後休眠期に入ります。休眠期は春まで続き著しい生長がないため、剪定をしても果樹への負担は大きくありません。春になると休眠期から目覚めて生長期を迎え、枝が伸びて葉も大きくなるため、混み合っている部分は剪定をしないといけません。

梅雨~初夏の柿の木も生長期で、虫が付きやすく病気になるリスクがあります。余計な枝や葉を剪定し、日当たりや風通しを良くして病害虫の発生を防ぎましょう。

柿の基本の剪定方法

柿は若木でしょうか?それとも成木でしょうか?と言うのも、柿の剪定方法は若木と成木では違うからです。剪定方法を間違えると、生育不良、実の数が少なくなるなどの問題が発生することがあるため、生長に合わせて手入れを行う必要があります。では、柿の木の剪定方法を見ていきましょう。

柿の若木の剪定の仕方5ステップ

若木の柿は生長させることが重要で大胆な剪定は行いません。特に幼木の柿は、切り方次第で今後の生長に影響を及ぼすため注意が必要です。

【若木の剪定方法】
1.)幼木の柿は、上部の枝を剪定しますが切り過ぎないようにします。樹形を整える程度にして、幹に日光が当たる切り方を意識しましょう。


2.)主枝(しゅし・ぬしえだ:主幹から生えている枝)は、約30cm~50cm間隔を空けて剪定してください。なお、間隔が狭い主枝は切り落とし、主枝が3本になるように剪定するのが理想です。柿の木の生長を促す手入れの方法で、後々、剪定作業もラクになります。

また、柿の木の主枝は切り方にポイントがあり、角度が45度の幹を残します。角度が45度の幹を残すと上部に向かって生長しにくくなり、横に広がるため理想的な樹形になるでしょう。


3.)亜主枝(あしゅし:主枝から枝分かれした枝)の数が、6本~9本になるように剪定します。他の枝とかぶらない切り方を意識しながら剪定作業を進めていきましょう。残す亜主枝を決める際は、主枝の下方向から伸びており、かつ強くて丈夫な枝を選んでください。


4.)亜主枝の先端にある側枝(そくし:亜主枝から枝わかれした枝)を、剪定します。側枝はよく生えてくる枝で、過度な生長を避けるためにマメな剪定が欠かせません。なお、切り方のポイントや残しておいた方がいい本数などはなく、気になったら剪定してかいません。


5.)柿の木が理想の高さまで大きくなったら、主幹(柿の木の支柱)を剪定して上部への生長をストップさせましょう。柿の木の樹高を維持しつつ、横に広がるように生長を促します。

柿の成木の剪定の仕方2ステップ 

成木の柿の剪定方法を見ていきましょう。成木の柿の剪定を行う目的は、たくさんの実がつくようにするためと、来年以降の剪定作業をラクにするためです。

【成木の剪定方法】
1.)成木の柿の剪定は不要な枝を切り、日光が当たるようにして風通しを良くする切り方を意識しましょう。古い枝、下に向かって伸びている枝、枯れている枝、虫が付いている枝を剪定します。枝の切り方は斜め切りではななく垂直に剪定すると、翌年新芽が生えてきやすいです。

なお、新しい枝の剪定は短くなり過ぎないようにしましょう。柿の花と実は前年の枝につくため、短く剪定すると翌年の収穫に影響します。


2.)上に向いている主枝(しゅし・ぬしえだ)、亜主枝(あしゅし)は残して、垂れ下がっている主枝や亜主枝の先端を剪定しましょう。

主枝や亜主枝をわかりやすくするために、最低でも3年に1回は剪定を行い判断しやすい状態を維持してください。なお、主枝や亜主枝を剪定する時も垂直になる切り方をしましょう。

柿を剪定する際の注意点とコツ5つ

柿の木を上手に剪定するためには、剪定の注意点やコツを知る必要があります。柿の木の剪定の注意点やコツは、美味しい柿の実がなることにつながり、虫や病気から守ることもできるため把握しておきましょう。

①新梢(しんしょう)は残して摘蕾(てきらい)を行う

柿の木の枝を剪定する際は、新梢(しんしょう:今年伸びた新しい枝)を切り落とさないように注意してください。

新梢を剪定してしまうと、翌年花が咲くことはなく柿の実もなりません。柿の木の新梢は翌年の春に伸びて、花と実をつける芽は枝先にある2芽~4芽のみです。2芽~4芽下にある芽は、葉のみで花が咲くことはありません。

また、柿の木は4月~5月に摘蕾(てきらい:つぼみを摘む作業)を行う必要があり、剪定と同じくらい重要な作業なため必ず行いましょう。摘蕾を行う理由は、柿は実の数が多過ぎると翌年は少ない数の実しかつけないからです。

毎年安定した柿の実を収穫するためには、あえてつぼみを摘み、意図的に数を調整する必要があります。柿の木の摘蕾は、先端にあるつぼみを1つ~2つ摘み、1つの枝に2つ~4つ残してください。先端のつぼみを摘むと柿の実が大きくなった時に、重みで枝が垂れ下がるのを防ぐことができます。

②切り戻し剪定と摘果(てきか)を行う

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