多くの方が嫌っているゴキブリは神出鬼没で、できれば遭遇したくない虫の上位に君臨しています。ゴキブリを見つけた時はすぐに臨戦態勢に入り、「絶対に駆除しよう」と思う方も多いでしょう。
しかしその後、駆除して死んだゴキブリの処理方法にとまどう方も多いのではないでしょうか?ゴキブリを処分するためにトイレに流す方法が頭をよぎる方もいるでしょう。
トイレにゴキブリを流す方法は便利な駆除方法ですが不安もありますよね。
「トイレからゴキブリが這い上がってくるのでは?」
「浄化槽への影響が心配」
などの声もあります。
最初に結論を言うと、トイレにゴキブリを流すことはやめておいた方が良いです。本記事ではその理由や、トイレに流す代わりに死んだゴキブリを処分する方法4つを徹底紹介!
本記事を最後まで読めば、もう駆除したあとのゴキブリの捨て方に悩まなくて良くなりますよ。
ゴキブリはトイレに流して大丈夫?
死んだゴキブリをトイレに流す方法は手っ取り早いですが、トイレにゴキブリを流すのはオススメできません。なぜなら基本的にトイレに流して良いものは以下の3つだからです。
- トイレットペーパー
- 人の糞尿
- 水
例えばトイレには嘔吐物を流すことも推奨されません。嘔吐物は糞尿とは違い消化されていない固形の食べ物や油分が多く含まれていることが多く、排水管にまとわりつき配管を狭くして詰まりの原因になる可能性があるから。
すぐにでもゴキブリを排除したい方にとってゴキブリをトイレに流すのは素晴らしい方法に思えるかもしれませんが、人の糞尿を流すという目的以外でトイレを使用するのはやめておいた方が良いです。
もちろん大きなゴキブリ(最大で5cmあるワモンゴキブリ)や数匹まとめてゴキブリをトイレに流すなどはすぐに詰まる可能性があるので、絶対に行わないようにしましょう。
とはいえ「便器の中にいたゴキブリをとっさに流してしまった!」という状況もあるでしょう。この場合トイレが詰まらないように何度か水を流しておくと良いです。
「流したゴキブリが這い上がってこないかな…?」という疑問は以下のカテゴリで説明します。
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今回はゴキブリを無事に退治できたものの、できれば二度と家の中で目にしたくないですよね。
しかしメスのゴキブリが一生で生む子どもの数は約5,000匹。残念ながらあなたの家にはまだどこかにゴキブリが潜んでいる可能性が高いです。
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ゴキブリを洋式トイレに流すと這い上がってくる?
洋式トイレに生きているゴキブリを流しても、這い上がってくることはありません。理由はトイレの構造とゴキブリの身体的特徴が関係しているからです。
ゴキブリを洋式トイレに流しても這い上がってこない理由|その1 ■①ゴキブリは便器内部のせきを通れない。
洋式トイレの便器は奥の方に『せき』と呼ばれている場所があります。せきは目視で確認することはできませんが、排水路の通路上にありカーブを描いているのが特徴です。
生きているゴキブリがトイレから這い上がってくるためには、潜水してせきを通り抜ける必要があります。
しかしゴキブリがせきを通り抜けるのは至難の技!次のカテゴリでその理由を見ていきましょう。
ゴキブリを洋式トイレに流しても這い上がってこない理由|その2 ■②ゴキブリは潜水能力がなく窒息死する
ゴキブリには呼吸器官である『気門』と呼ばれている穴があり、一時であれば水の侵入を防ぎながら呼吸することが可能です。水面に浮いている間は足をバタバタさせて、泳いでいるような仕草に見えるでしょう。
しかしゴキブリにとって気門を長時間水に浸し続ける行為は死を意味します。気門は限界値に達すると穴が塞がるため呼吸することができなくなるからです。
またゴキブリは体重が軽いため浮きやすく、潜水能力自体があまりありません。
そのためゴキブリをトイレに流してせきの奥まで追いやると、水の中を潜って再び這い上がってくることはできなくなります。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方4つ
ゴキブリの捨て方は、トイレに流す以外の方法もあり知っておいて損はないでしょう。なぜなら、ゴキブリがいる場所や状況に合わせて選ぶことができるからです。人によっては、”トイレに流すより便利でやりやすい”と感じるかもしれません。ゴキブリの捨て方、処分方法を4つご紹介します。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方|その1 ■①ビニール袋に入れて処分
ゴキブリを駆除した後、どのような方法で処分していますか?”ゴキブリは死んでいるから大丈夫”などと安心して、適当に捨てると2次被害に遭うかもしれません。
駆除したゴキブリは、ビニール袋に入れて口を縛り密閉してから捨てましょう。ビニール袋に入れてから処分する理由を以下にまとめました。
【メスのゴキブリが産卵した時の考えてビニール袋に入れる】
メスのゴキブリは死ぬ直前に産卵することがあり、孵化すればゴキブリの連鎖が続くことになります。卵が孵化した時のことを考えて、ゴキブリの死骸はビニール袋に入れて対策しましょう。
【他のゴキブリを寄せ付けない予防策になる】
ゴキブリは共食いをする虫で、ゴキブリの死骸を仲間が食べることも珍しくありません。また、エサがあることがわかると、フェロモンを出して仲間に知らせることができます。ゴキブリ達を寄せ付けないために、死骸はビニール袋に入れてフェロモンの放出を阻止しましょう。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方|その2 ■②ペットボトルなら捕獲と処理が同時にできる
ペットボトルを使った方法は、”ゴキブリを捕獲しつつ死骸に触れることなく処分できる”と話題です。では、ペットボトル捕獲器の作り方と使い方をご紹介します。
【ペットボトル捕獲器の作り方】
1.5Lや2Lのペットボトルの底を切り落としましょう。底はできるだけ水平になるように切り落とすのがポイントです。水平にすると、ゴキブリを捕獲した時に隙間ができにくく、脱走を防ぐことができます。
【使い方】
1.)ゴキブリを見つけたら、ペットボトルの底を壁や床に付けて捕獲してください。次に、ペットボトルの口から殺虫剤をスプレーします。
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2.)ゴキブリの動きが止まり死んでいることを確認したら、死骸をビニール袋に入れて口を縛り捨てましょう。なお、1度使ったペットボトルは、ゴキブリが保有している菌や殺虫成分が付着しています。自治体のゴミ出しルールに従って処分してください。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方|その3 ■③掃除機で吸引する
ゴキブリを紙パック式の掃除機で吸い取り、紙パックごと捨てる方法もあります。生きているゴキブリはもちろん、駆除したゴキブリも掃除機の吸引すると紙パックに送り込むことが可能です。ゴキブリを吸引した後は、紙パックごとビニール袋に入れて口を縛り捨てましょう。
ただし、生きているゴキブリを掃除機で吸引した時は注意しないといけません。ゴキブリは一時的に気絶しているだけで時間が経つと意識を取り戻します。不安な方はゴキブリを吸引した後、掃除機を稼働させたままノズルやヘッドから殺虫剤をスプレーしましょう。
【ゴキすぅ~ぽんは掃除機のタイプを問わず使うことができる】
ゴキブリを掃除機で吸引して処分する時は、使い捨て害虫処理ツール『ゴキすぅ~ぽん』が便利です。使い方はシンプルで、掃除機のノズルに装着してゴキブリを吸引します。
掃除機を稼働させてゴキブリを吸引すると、ゴキすぅ~ぽんが捕獲する仕組みです。内部は粘着剤が施されており、吸い込まれたゴキブリは動くことができません。捕獲後も掃除機を止めず、備え付けのフェルト玉を吸引させてフタをします。
ゴキすぅ~ぽんの本体は古紙でできているため、使用後は燃えるゴミに出して捨てましょう。紙パック式やサイクロン式の掃除機にも使うことが可能で、価格も数百円とお得です。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方|その4 ■④家から遠い屋外に捨てる
ゴキブリの死骸をビニール袋に入れて処分したくない方もいるでしょう。昔ながらの処分方法ですが屋外に捨てる方法もあります。ゴキブリの死骸をホウキで掃く、ティッシュやトイレットペーパーでつまむ、ビニール袋に入れるなどして、捨てる場所まで移動させます。
【ゴキブリの死骸はできるだけ遠い場所に捨てる】
ゴキブリの死骸を屋外で処分する時のポイントは、できるだけ遠い場所に捨てることです。家の庭、家の目の前の道路などに捨てると、エサを求めて他のゴキブリが集まってくる可能性があります。
【他の住民に配慮して捨てる場所を決める】
ゴキブリの死骸は他の住人の迷惑にならない場所に捨てましょう。アパートやマンションなどにお住まいの方は、ベランダ、廊下、共有スペースに捨ててはいけません。アパートやマンションの敷地外などに捨てましょう。
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メスゴキブリが一生で生む子供の数はなんと約5,000匹。毎日のようにトイレや家の中でゴキブリに遭遇する場合、どこかで大量発生している可能性があります。特に家の数カ所に巣を作られていると、もはや太刀打ちできません。
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ゴキブリをトイレに流す|まとめ
ゴキブリをトイレに流すことに慣れていないと手こずるかもしれません。トイレにゴキブリを流す時のポイントは、洋式トイレであることや紙は水に溶けるものを使うことです。ゴキブリの駆除や処理方法の1つに、トイレに流すことも選択肢に入れましょう。