多くの方が嫌っているゴキブリは神出鬼没で、できれば遭遇したくない虫の上位に君臨しています。ゴキブリを見つけた時は、すぐ様臨戦態勢に入り、”絶対に駆除しよう”と思う方も多いのでないでしょうか?
ゴキブリを駆除するために、トイレに流す方法が頭をよぎる方もいるでしょう。トイレにゴキブリを流す方法は、便利な駆除方法ですが不安な方もいるかもしれません。実際、”トイレからゴキブリが這い上がってくるのでは”、”浄化槽への影響が心配”などの声があります。
ゴキブリをトイレに流すことはできるのか、問題点はないのかをハッキリさせましょう。ゴキブリをトイレに流すことができれば、駆除や処分方法の選択肢が増えます。
【家の中のゴキブリはその1匹だけじゃない】
ゴキブリは「1匹見たら100匹いる」と言われるくらいの繁殖力。家の中に潜むまだ見ぬゴキブリを退治するなら、プロの駆除業者も使う「ゴキちゃんストップ」を使いましょう。

ゴキブリ駆除業者が使うゴキブリ業務用駆除薬【ゴキちゃんストップ】
ゴキちゃんストップは特殊な製造方法で、ゴキブリ駆除成分が一番有効な条件のまま固形になっています。だからゴキブリ駆除効果が長く続く!
「ドアを開けたらゴキブリがいるんじゃないか…」と自分の家の中なのにゴキブリに怯えて生活するのは終わりにしましょう!
ゴキブリはトイレに流して大丈夫?

ゴキブリをトイレに流す方法は、手っ取り早いですが問題はないのでしょうか?基本的にゴキブリをトイレに流しても大丈夫です。すぐにでもゴキブリを排除したい方にとっては、素晴らしい方法かもしれません。
一方でゴキブリをトイレに流すことに対し、不安に駆られる方もいるでしょう。トイレは水に溶けるものを流すことが大前提にあり、ゴキブリが原因でトラブルが起きないとは言い切れません。
例えば、大きなゴキブリ(最大で約5cmあるワモンゴキブリ)や、数匹まとめてトイレに流すと詰まる可能性がありますので注意しましょう。
ゴキブリをトイレに流すときの注意点2つ

ゴキブリをトイレに流すことはできても、様々な懸念が頭をよぎる方もいるでしょう。前項で説明しましたが、ゴキブリをトイレに流すとトラブルが発生するかもしれません。また、ゴキブリをトイレに流す際は注意点もあります。注意点やよくある不安要素を以下にまとめました。
ゴキブリをトイレに流すときの注意点|その1 ■①適量のトイレットペーパーで詰まり防止
ゴキブリをトイレに流す際、注意したいことは詰まることです。トイレが詰まる原因は、ゴキブリの場合もありますが、紙の可能性も捨てきれません。紙でゴキブリを掴んだり包んでトイレに流す時は、必ずトイレットペーパーを使いましょう。
しかし、トイレットペーパーを使っても安心することはできません。トイレットペーパーは水に流すと溶けますが、使い方によっては詰まりやすくなるため注意が必要です。
大量のトイレットペーパーを一気に流す、ゴキブリをトイレットペーパーで包んで丸めると、水に溶けにくくなり詰まることがあります。
【トイレは水に溶けない紙を流してはいけない】
ティッシュペーパー、新聞紙、オムツ、生理用品など、水に溶けない紙をトイレに流す行為は詰まる原因です。トイレに流すことは絶対にやめましょう。
ゴキブリをトイレに流すときの注意点|その2 ■②洋式トイレに流すと這い上がってくる?
ゴキブリを生きたままトイレに流すと、這い上がってくると思っていませんか?結論から言うと、洋式トイレに生きているゴキブリを流しても、這い上がってくることはありません。理由は、トイレの構造とゴキブリの身体的特徴が関係しているからです。
【ゴキブリは便器内部のせきを通ることがでいない】
洋式トイレの便器は、奥の方に『せき』と呼ばれている場所があります。せきは目視で確認することはできませんが、排水路の通路上にありカーブを描いているのが特徴です。生きているゴキブリがトイレから這い上がってくるためには、潜水してせきを通り抜ける必要があります。
【ゴキブリは潜水能力がなく窒息死する】
ゴキブリは体重が軽いため浮きやすく潜水能力がありません。しかし、ゴキブリは呼吸器官である『気門』と呼ばれている穴があり、一時であれば水の侵入を防ぎながら呼吸することが可能です。水面に浮いている間は足をバタバタさせて、泳いでいるような仕草に見えるでしょう。
ゴキブリにとって気門を長時間水に浸し続ける行為は死を意味します。気門は限界値に達すると穴が塞がるため呼吸することができません。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方4つ

ゴキブリの捨て方は、トイレに流す以外の方法もあり知っておいて損はないでしょう。なぜなら、ゴキブリがいる場所や状況に合わせて選ぶことができるからです。人によっては、”トイレに流すより便利でやりやすい”と感じるかもしれません。ゴキブリの捨て方、処分方法を4つご紹介します。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方|その1 ■①ビニール袋に入れて処分
ゴキブリを駆除した後、どのような方法で処分していますか?”ゴキブリは死んでいるから大丈夫”などと安心して、適当に捨てると2次被害に遭うかもしれません。
駆除したゴキブリは、ビニール袋に入れて口を縛り密閉してから捨てましょう。ビニール袋に入れてから処分する理由を以下にまとめました。
【メスのゴキブリが産卵した時の考えてビニール袋に入れる】
メスのゴキブリは死ぬ直前に産卵することがあり、孵化すればゴキブリの連鎖が続くことになります。卵が孵化した時のことを考えて、ゴキブリの死骸はビニール袋に入れて対策しましょう。
【他のゴキブリを寄せ付けない予防策になる】
ゴキブリは共食いをする虫で、ゴキブリの死骸を仲間が食べることも珍しくありません。また、エサがあることがわかると、フェロモンを出して仲間に知らせることができます。ゴキブリ達を寄せ付けないために、死骸はビニール袋に入れてフェロモンの放出を阻止しましょう。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方|その2 ■②ペットボトルなら捕獲と処理が同時にできる
ペットボトルを使った方法は、”ゴキブリを捕獲しつつ死骸に触れることなく処分できる”と話題です。では、ペットボトル捕獲器の作り方と使い方をご紹介します。
【ペットボトル捕獲器の作り方】
1.5Lや2Lのペットボトルの底を切り落としましょう。底はできるだけ水平になるように切り落とすのがポイントです。水平にすると、ゴキブリを捕獲した時に隙間ができにくく、脱走を防ぐことができます。
【使い方】
1.)ゴキブリを見つけたら、ペットボトルの底を壁や床に付けて捕獲してください。次に、ペットボトルの口から殺虫剤をスプレーします。
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2.)ゴキブリの動きが止まり死んでいることを確認したら、死骸をビニール袋に入れて口を縛り捨てましょう。なお、1度使ったペットボトルは、ゴキブリが保有している菌や殺虫成分が付着しています。自治体のゴミ出しルールに従って処分してください。
ゴキブリをトイレに流す以外の捨て方|その3 ■③掃除機で吸引する
ゴキブリを紙パック式の掃除機で吸い取り、紙パックごと捨てる方法もあります。生きているゴキブリはもちろん、駆除したゴキブリも掃除機の吸引すると紙パックに送り込むことが可能です。ゴキブリを吸引した後は、紙パックごとビニール袋に入れて口を縛り捨てましょう。
ただし、生きているゴキブリを掃除機で吸引した時は注意しないといけません。ゴキブリは一時的に気絶しているだけで時間が経つと意識を取り戻します。不安な方はゴキブリを吸引した後、掃除機を稼働させたままノズルやヘッドから殺虫剤をスプレーしましょう。
【ゴキすぅ~ぽんは掃除機のタイプを問わず使うことができる】
ゴキブリを掃除機で吸引して処分する時は、使い捨て害虫処理ツール『ゴキすぅ~ぽん』が便利です。使い方はシンプルで、掃除機のノズルに装着してゴキブリを吸引します。
掃除機を稼働させてゴキブリを吸引すると、ゴキすぅ~ぽんが捕獲する仕組みです。内部は粘着剤が施されており、吸い込まれたゴキブリは動くことができません。捕獲後も掃除機を止めず、備え付けのフェルト玉を吸引させてフタをします。
ゴキすぅ~ぽんの本体は古紙でできているため、使用後は燃えるゴミに出して捨てましょう。紙パック式やサイクロン式の掃除機にも使うことが可能で、価格も数百円とお得です。