少し肌寒い空気を感じる秋本番。お部屋を模様替えして「季節の変化を感じられるお部屋」になると素敵ですよね。
とはいえ大掛かりな模様替えにはなかなか挑戦しにくいもの。この記事では家具を変えたり移動したりすることなく、秋感を簡単に取り入れられるインテリア実例を紹介します。
手作りアイテムに使う材料も100均で揃えられるものばかり。忙しい毎日でも、今日からすぐに秋のインテリアを楽しむことができます。
秋のインテリアのポイントとは?
秋感を高めるインテリアのポイントは暖色や秋の植物を取り入れること。
赤や黄色などの暖色は視覚の効果で温もりを感じさせてくれます。また紅葉や松ぼっくりなどの植物は目にしただけで「秋だなぁ」と心がホッコリしますよね。
たとえば夏場は水色や白などのカーテンで爽やかにしていたお部屋も、暖色のカーテンに変えるだけで秋らしさを感じるお部屋に早変わり。
手軽にお部屋を秋モードにしたいときは、暖色や秋の植物をモチーフとしたアイテムを選びましょう。
秋のインテリア雑貨を100均で揃えてみよう!
高い雑貨に手を出さなくても100均で十分!妥協するのではなく、最近の100均はインテリア雑貨のクオリティがとても高く種類も充実しています。
ハロウィンをイメージした小物でお手軽に楽しむも良し、100均の造花やイミテーションの果物などを組み合わせて秋らしいインテリアを手作りするのも良し。
お店によって取り扱う商品も違うので、近くの100均へ実際に足を運んでみるのがオススメです。秋感を高めるインテリア雑貨を100均で手軽に購入しお部屋に季節の変化を取り入れましょう。
秋感を高める手作りインテリア小物の活用法
秋のインテリア小物は手作りするのもおすすめです。「手作りインテリア小物」と聞くとハードルが高そうですが、実は思っている以上に簡単に取り組めますよ。
秋感を高めるアイテムである落ち葉や木の実は、外を歩いているだけで手に入りますよね。
たとえば紅葉やイチョウの葉を組み合わせてガーランドにしたり、本物の松ぼっくりでリースを作ったりするだけで素敵なインテリアのできあがり。
今年の秋は手作りのオリジナルインテリア小物で、お部屋に秋を連れて来てみてはいかがでしょう?
秋のインテリア実例【玄関編】
帰宅して最初に目にするのが玄関のインテリア。肌寒い外から帰ったときに秋らしさを感じるインテリアがあると気分もホッします。玄関に素敵なインテリアが飾られていると、それだけでオシャレ上級者に見えますよ。
■大振りのドライフラワーで贅沢に飾る
秋の玄関にはぜひ存在感のあるドライフラワーを贅沢に飾ってみましょう。
パンパスグラスのようなボリューム感のある植物単体でも素敵ですが、緑や黄色など色味のあるドライフラワーも一緒に飾ると秋のムードが増します。
ドライフラワーは秋を演出してくれるだけでなく生花のように水やりの手間もいりません。そのため「すぐに植物を枯らしてしまう」という心配もなし。
誰でもすぐに秋を取り入れられるとても便利なアイテムですよ。
■100均のハロウィングッズでお出迎え
玄関でガーデニングをしているならぜひハロウィングッズをプラスしましょう。写真のようにカボチャの置物を少し取り入れるだけで一気に秋の顔に変身。玄関が見違えますよね。
気軽に購入できる100円というお値段も魅力。お気に入りを見つけたら迷うことなく相棒にすることができます。
置くだけで秋を連想させてくれるハロウィングッズで遊び心あふれる玄関にしてみましょう。
■玄関二ッチにも秋の装いを添えて
壁を凹ませてインテリアスペースを確保する玄関二ッチは最近の建物の主流です。お家に玄関二ッチがあるのなら活用しないのは損!
小さめの玄関二ッチには、写真のように主張の少ない植物にプラスしてインテリアを置くのが正解。ゴールドを使用したインテリアで落ち着きの中にも華やかさが生まれています。
焼き物の花瓶で温もりを出すテクニックも真似したいですね。
■暖色が主役の玄関マットを敷く
赤や黄色の暖色をふんだんに使った玄関マットは、まるで落ち葉の敷き詰められた秋の小道のよう。置くだけなのに玄関を一気に秋の雰囲気に変えてくれます。
暖色のマットは様々な床にマッチする万能アイテム。写真のような茶色の床だと馴染みやすく、明るい床ではアクセントの役割を果たしてくれます。ぜひ一枚持っておきたいですね。
秋のインテリア実例【リビング編】
長い時間を過ごすリビング。目に入りやすいアイテムから秋のものに変えていきましょう。そうすれば簡単に部屋全体を秋のムードに変えることができます。
■秋色のカーテンにチェンジ①
オレンジとグレーを使ったストライプのカーテンがおしゃれ!カーテンを閉じたときの色味もまとまるようにデザインされていますよね。
温かい色のオレンジを窓際に取り入れると、秋の柔らかい光が増します。開いても閉じてもオシャレなカーテンでリビングをもう一段オシャレな秋の空間に変えましょう。
■秋色のカーテンにチェンジ②
赤を使用したブロックチェックのカーテンなら肌寒い風が吹き始める秋の窓辺も暖かく包んでくれます。主張が強くなりがちな赤ですが深みのある色を選ぶことで落ち着きをプラス。
温もりを感じさせてくれるチェック柄はカーテンのように大きな面積でお部屋に取り入れるのがオススメ。シンプルなお部屋でも秋らしさを加速させてくれます。
■ソファーカバーは温もりを感じる素材に
お部屋の中で最も多くの時間をすごくソファー。肌に触れるアイテムが温もりを感じる素材だと、それだけで落ち着いた気分になりますよね。
やはりおすすめなのはウール素材。見ているだけで柔らかい肌触りが伝わってきます。「ウールのソファーでついウトウト昼寝」なんて最高の休日が送れそうですね。
■手作りガーランドで壁にアクセント①
シンプルな壁には手作りのガーランドで秋のアクセントをON。お散歩ついでに落ち葉や木の実をもって帰り、軽く洗って乾かしたら糸にテープでくっつけるだけ。
とても簡単なのにこんなに素敵なインテリアに変身します。
「落ち葉だと汚れが気になる」という方は100均で手に入る造花を使用してもOK。汚れを気にすることなく素敵なガーランドを飾ることができますよ。
■手作りガーランドで壁にアクセント②
こちらは紅葉やイチョウを羊毛フェルトで作ったガーランド。フェルトの温かみあふれる素敵なインテリアとなっています。毛糸でつなげているところも温かみが増すポイントですね。
フェルトを好きな落ち葉の形に切り抜くだけなので「手芸に自信がない…」という方でも簡単に作ることができますよ。
秋のインテリア実例【ダイニング編】
料理や食事をしながら秋を感じられる。そんなダイニングが素敵ですよね。どんなダイニングでも簡単に取り入れられるインテリアを紹介します。
■暖色のランチョンマットにチェンジ
いつも使っているランチョンマットを暖色のものに変えるだけで、ダイニングに秋がやってきます。
四角い形のランチョンマットが一般的ですが丸みのあるランチョンマットで柔らかさをプラス。
さらに暖色には「料理をおいしく見せてくれる」という嬉しい効果も!暖色のランチョンマットで「食欲の秋」を堪能しましょう。
■リーフ型のランチョンマットをON
秋ならでは、リーフ型のランチョンマットもおすすめ。パット目を引くデザインとゴールド・シルバーの色味がダイニングを華やかに彩ってくれます。
これくらいデザイン性のあるランチョンマットを食事のときだけ出すのではもったいない!
置くだけでインテリアになるので食事が終わったら片づけるのではなく、そのままダイニングテーブルに飾っておくのがおすすめです。
■テーブルリースで秋の実りを演出
松ぼっくりやカボチャをふんだんに使ったテーブルリースを置けば、普段の食卓に秋の実りを演出できます。
リースは買ってもいいですが、100均で材料を揃えれば簡単に手作りすることも可能。材料を全てイミテーションにすれば食事のときでも気になりません。
オリジナルのリースでテーブルに秋を添えてみましょう。
■食器棚には小ぶりのインテリア雑貨をさり気なく
食器棚にはさり気ないインテリアがおすすめ。食器の出し入れの邪魔にならないよう、小ぶりのインテリア雑貨をえらびましょう。購入場所はもちろん100均!
カボチャのモチーフならどんな台所とも相性良し。ハロウィンの楽しい雰囲気をさり気なく取り入れる大人のインテリアですね。
■ダイニングの壁には紅葉の押し葉が正解
食事をとるダイニングの壁には落ち葉を額に入れて飾りましょう。シンプルながら一気に秋の表情になります。
押し葉にして飾るだけなのにこんなに素敵なインテリアになるのは秋の植物ならでは。
写真のように紅葉を1枚飾って印象的にするのも良し、色の違う落ち葉を数枚重ねて飾るのも良し。綺麗な落ち葉を見つけたらぜひ試してみたいですよね。
秋のインテリア実例【寝室編】
「秋の夜長」という言葉があるように、夜の訪れが早くなり寝室で過ごす時間も長くなります。秋感と居心地の良さを両立させてくれるインテリアを目指しましょう。
■ベッドカバーは温もりを感じる色に
ベッドカバーを温もりを感じる色に変えるだけで、簡単に寝室全体を秋のムードに変えることができます。おすすめは茶色や黄色の暖色ですが、彩度の低い落ち着いた色味を選ぶようにしましょう。
茶色や黄色などの暖色は木の幹や土をイメージさせ、自然とリラックスさせる効果があるといわれています。一日の終わりにホッとリラックスできる寝室だと気持ちも和らぎますよね。
■ムートンラグで来る冬にもそなえる
冬にむけて冷えこみが増す秋。「布団から出たくない。」そんな朝も多くなりがちです。
保温性にすぐれたムートンラグを敷いて足元を暖かくすれば、寒さを恐れず布団から出られるはず。
冬に向けてより暖かさを求めるならば長毛タイプのムートンラグを選びましょう。素足をふんわりと包んでくれます。フェイクムートンを選べば手頃なお値段で購入できますよ。
■暖かい灯りのテーブルランプで「読書の秋」を楽しむ
ベッドに入りながら読書をする方も多いですよね。
オススメなのは写真のように暖かい灯りをあたえてくれるテーブルランプ。暖色系の灯りは白い光にくらべ、含まれるブルーライトの量が少ないといわれています。
現代人はどうしても目を酷使するので、寝室の灯りは優しいものにしてあげましょう。
写真のようなステンドグラス調のデザインも秀逸。灯りをつけていないときでも寝室に彩りを添えてくれます。
■LEDキャンドルでベッドサイドに癒しをプラス
ゆらゆらとした灯りをずっと見ていたくなるキャンドル。灯りに癒されながらそのまま眠ってしまいたい寝室にはLEDキャンドルが便利です。
LEDキャンドルならタイマーが付いているので、灯りをつけたまま眠ってしまっても安心。
また灯りの強さも調節可能なため、好みの灯りに包まれて寝る前の贅沢なひとときを過ごすことができますよ。
秋インテリアのまとめ
肌寒い秋に温かみを感じさせてくれるインテリア実例たち。秋のインテリアはやはり「暖色」と「秋の植物」がポイント。
この2つを取り入れるだけで一気に秋の顔になるので、秋らしいお部屋は実は簡単に作れます。「これならすぐにできそう!」と思えるインテリアも見つかったのではないでしょうか?
また、100均のインテリア雑貨や手作り小物もぜひ活用してみましょう。
四季の中でも秋は短く、あっという間に冬になってしまします。温もりを感じさせてくれるインテリアでホッと心が和らぐ秋を満喫しましょう。