ファミリー家庭のテレワーク部屋レイアウトのポイント 集中できる環境づくりがカギ
自宅で在宅ワークやリモートワーク、テレワークをする際、問題になるのが家族の存在。自分以外の家族も生活する家庭内で、いかに集中できるワークスペースを確保するかが大きな課題になります。
書斎があれば問題ありませんが、想定外の在宅勤務で自分の部屋がないという方も多いでしょう。
どこをテレワーク部屋とするか、ベッドなど他の家具とのバランスの中でワークデスクやデスクチェアはどう配置するか、家族がいる部屋で仕事をする場合いかに集中しやすいレイアウトにするかなどは悩みどころ。
また、オンライン会議で恥ずかしくない背景や、仕事道具をしまえる収納なども重要です。
おしゃれなインテリアコーディネートを意識した家具選びをしつつ、ファミリー家庭でのならではの問題も考慮した、より快適なホームオフィスを目指しましょう。
テレワーク部屋レイアウトの実例&アイデアを紹介 ファミリー家庭でマネしたい14のアイデア!
ここからは、ファミリー家庭で快適にテレワークを行なうために、みんなが実践しているレイアウトの工夫や、おすすめのアイデアを紹介していきます。ぜひマネしてみたいアイデアを見つけてみてくださいね!
テレワーク部屋レイアウト【リビングの場合その1】 ■家族がいても集中しやすいレイアウトの工夫
自由に使える個室がない場合は、家族が集まるリビングをテレワーク部屋とする場合も少なくありません。リビングには、テレビや家族の姿、趣味の道具や生活感のあるものと、誘惑がいっぱいあります。
気が散るものが目に入らないようレイアウトを工夫すると、グッと仕事に集中しやすくなりますよ。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア1 壁に向かえばリビングでも集中しやすい
リビングをテレワーク部屋にする場合、お部屋のなかを見渡せるダイニングテーブルだと、どうしても集中しにくいもの。壁に向かってデスクを設置すれば、余計なものが目に入らず、リビングでも仕事がしやすくなります。
奥行きのないスリムなデスクなら、ダイニングテーブルと別に設置してもそれほどスペースを圧迫しません。ノートPCもしまえると、机の上もすっきり片付いていいですね。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア2 スペースがなくてもOK!壁掛け折りたたみデスク
壁掛けの折りたたみ式デスクなら、ダイニングテーブルのほかにデスクを置くスペースがなくても、壁に向かって仕事ができます。
家族みんながくつろぐリビングにものを増やしたくないという方にもおすすめ!
テレワーク部屋レイアウトのアイデア3 壁に向かえないなら壁を作る!
リビングにあるダイニングテーブルで仕事をするなら、集中しやすいよう壁を作ってしまいましょう。机の上に置けるパーテーションで囲うだけでも、余計なものが目に入らなくなり、グッと仕事がしやすくなりますよ。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア5 フレキシブルに使えるデスクも便利!
コンパクトなパーソナルテーブルを使った実例。じつはこちらのデスクはキャスター付きで、部屋のなかを好きに移動させて使うことができます。集中したいときは壁向きに、オンライン会議のときは壁を背にとレイアウトを変えられて便利!
また、昇降式でスタンディングデスクとして使ったり、椅子やソファと組み合わせたりもできるそう。座りっぱなしのデスクワークに疲れたときに気分転換できるのもうれしいですね。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア6 ひとつあるとうれしい!折りたたみパーテーション
パーテーションは、テレワークスタイルではひとつ持っておくと重宝するアイテム。オンライン会議で背景に部屋が写り込むのが気になる場合や、家族の存在が気になって集中できないときに役立ちます。
折りたたみできるものやキャスター付きのものなら、必要なときだけサッと使えて便利。ふだんは家具の隙間など、部屋の隅に置いておけば邪魔になりません。
テレワーク部屋レイアウト【リビング以外】 ■書斎がなくてもテレワーク部屋は作れる!
オンライン会議が多い方や、小さな子どもがいる場合などは、家族が出入りしない個室で仕事がしたいですよね。テレワーク専用の部屋がなくても、レイアウトの工夫で独立したテレワーク部屋を作り出すことも可能です。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア7 家族が出入りしない寝室を活用
空き部屋がない場合は、寝室をテレワーク部屋として使うのもひとつの手段。寝室であれば日中は家族も出入りしないため、自由に使うことができます。
スリムなデスクなら、それほど邪魔にならずに置けそうですね。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア8 ドアの前の狭小スペースも意外と快適
日中家族が出入りしない寝室をテレワーク部屋にするなら、部屋の奥にデスクを置く必要はありません。ドアの前のちょっとしたスペースでも仕事は可能。すぐうしろが壁なので、オンライン会議にも適しています。
また、ドアの手前がコーナーになっているため、壁に囲まれたコンパクトな空間がまるで自習室のよう。集中して仕事に取り組めます。寝室に限らず、家の間取りでコーナーになっている場所があればマネしてみたいアイデアです。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア9 仕切りがあれば子ども部屋の共用もしやすい
子ども部屋をテレワーク部屋として利用する場合、子どもと共用で使うなら仕切りがある安心です。子どもが学校から帰ってきて学習する際も、お互いに集中して作業ができます。
有孔ボードを使って部屋を仕切るアイデア。仕切りにいろいろなものを掛けられるので、お部屋が狭くなってもお互いに収納場所に困らずにすみそうですね。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア10 カーテンで仕切りを作る方法も
子ども部屋に仕切りを作るなら、カーテンを使う方法もいいでしょう。カーテンならサッと開けるだけで部屋をつなぐことができるので、子どもが学校で不在のときなどは開放的な空間で仕事ができます。
つっぱり棒を縦に使うタイプのものなら、設置場所も自由自在。子ども部屋だけでなく、圧迫感をあまり出したくないリビングやリビングダイニングなどにもよさそうですね。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア11 廊下でだって仕事はできる!
廊下にデスクとデスクチェアを置ける十分なスペースがあれば、廊下をテレワーク部屋として使ってしまってもいいでしょう。2階の廊下など、あまり家族が行き来しない場所であれば、リビングよりも仕事に集中できるかも!
テレワーク部屋レイアウト【収納】 ■収納場所を確保ですっきり&効率もアップ!
リビングや寝室など、ほかの用途でも使う部屋をテレワーク部屋とする場合は、オンオフの切替のためにも仕事が終わったあとはデスクまわりをすっきり片付けておく必要があります。
デスクの近くに収納場所を確保しておけば、仕事に必要なアイテムや資料もサッと片づけることができ、散らかりません。遠くから仕事道具を運んでくる手間もかからず、作業効率もアップしますよ。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア12 仕事道具が多い人におすすめ「たためるデスク」
使わないときは扉部分をたためるデスクもあります。資料や筆記具など仕事道具が多く、デスクに収納力を求めている方にぴったり。お気に入りのアイテムを飾っておしゃれなテレワークスペースを作りたい方にもおすすめです。
扉をパーテーションのように使うこともできるので、リビングでも集中して仕事ができそうですね。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア13 壁面収納なら手が届くところに物が置けて便利
仕事道具を置く収納家具を新たに設置すると、部屋が狭くなってしまうのが難点。導線の妨げにならない収納場所を確保したい場合は、壁面収納が便利です。
穴あけ不要で賃貸でも気軽に壁面に収納棚を設置できる商品もあります。すぐ手が届くところに仕事道具を置ければ、作業効率もアップし、デスクも最小限のサイズですみますよ。
テレワーク部屋のレイアウト【照明】 ■効率アップには照明も要チェック
テレワークに使用する部屋の日当たりによっては、部屋全体の照明だけでは仕事をするのに十分な明るさを確保できない場合があります。明るさが不足すると、集中力低下の原因にも。
デスクライトなどで明るさを補って快適に仕事ができる環境を整えましょう。
テレワーク部屋レイアウトのアイデア14 電源が取りにくい場所でも使えるデスクライト
ダイニングテーブルで仕事をしている場合など、デスクライトを使いたくても電源が取りにくい場合もありますよね。そんなときに便利なのが、充電式のデスクライト。どんな場所でもより快適な作業環境を追求できます。
なかにはスマートフォンの充電ができる商品も。デスクライトにもさまざまな機能・デザインの商品があるので、テレワーク部屋として使う場所のレイアウトに合うものを探してみましょう。
テレワーク環境はお部屋レイアウトの工夫次第 快適なホームオフィスを目指そう
ほかの家族もくらすファミリー家庭では、オフィスに行ったほうが仕事がしやすいという場合も多いでしょう。しかし、工夫次第で自宅でも集中しやすい環境を整えることは可能です。
ぜひ記事で紹介したアイデアを参考に、快適なテレワーク部屋のレイアウトを追求してみてくださいね!