観葉植物でおしゃれなインテリアに！育て方のポイントからおすすめディスプレイまで

観葉植物は、選ぶ種類によって適切な環境づくりが異なり、条件が合っていないとうまく育てられない場合もあります。すべての品種が、「日当たりが良ければOK」という訳でもないのが難しいところ。

大きく分けると、下記の4タイプに分類することができ、それぞれ日当たりや湿度などの適切な環境や特徴が異なります。

購入を検討しているお気に入りの観葉植物がどのような品種なのかを事前に確認し、条件に合った環境づくりを行いましょう。

熱帯や亜熱帯地域で自生する品種は直射日光を必要とするため、日当たりの良い窓辺のスペースを確保しましょう。

育てやすく人気のある「パキラ」や、「エバーフレッシュ」や「ウンベラータ」などが代表的です。

砂漠や熱帯季節林に自生する品種は、適度な日当たりを保ち、湿気の少ない空間で育てることがポイント。高温多湿に注意し、水のあげすぎに気をつけましょう。

代表的なものに、「サンスベリア」や「グリーンネックレス」、多肉植物の「クマドウジ」などがあります。

熱帯雨林で樹木に絡みつきながら自生する品種は、日陰や日光が入りにくい場所でも育てやすいのが特徴。北向きの部屋など、設置環境の日当たりが良くない場合にもおすすめのタイプです。

具体的には、「ポトス」や「アイビー」、「モンステラ」などがあります。

熱帯雨林で樹木の根本や地面に自生する品種は耐陰性が強く、日が当たらない湿度のある環境を好みます。直射日光のあたる窓際などは避け、窓から離れた室内環境や廊下などで育てましょう。

白い花が可愛らしい「スパティフィラム」や「フットニア」などがあります。

観葉植物は、品種によって適切な水やりの量も異なります。一般的には、表面の土が乾いたら水をあげるのが基本ですが、観葉植物を購入する際には、だいたい何日間隔での水やりがベストなのか、必ず確認しましょう。

また、土だけでなく、霧吹きなどで葉に水をかける「葉水」も行うようにしましょう。根から水を吸いにくい植物も、葉水をすることで葉にハリが出て元気に育ってくれます。

観葉植物の土には成長に必要な肥料成分が含まれていますが、それらは時間経過とともに減少していってしまうため、定期的に「追肥」が必要となります。

観葉植物の成長期とされる4月～10月ごろに、植物の成長に合わせて肥料を与えるようにしましょう。

観葉植物をおしゃれにインテリアに取り入れるには、好みの品種を選ぶだけでなく、スタイリッシュな空間をデザインしてくれる鉢植えや棚を活用するのがポイントです。

飾るスペースや、棚に合わせたサイズ感のものを選びましょう。

観葉植物のおしゃれなディスプレイを実現できても、その設置場所と好みの植物の成長の条件が合わないという場合も。そんな時は、理想のインテリアのイメージに合った、造花を取り入れるのもおすすめです。

本物の観葉植物は、見た目だけでなくその品種の特徴や育て方を把握した上で選ぶ必要がありますが、造花なら見た目だけで判断できるため、インテリアの自由度がぐんと広がりますよ。

お世話をする手間をかけず、観葉植物のあるおしゃれなインテリア空間を実現したいという方は、フェイクグリーンを使用したデザイン性の高い照明や雑貨などを取り入れる方法もおすすめ。

照明タイプなら、部屋の空間にグリーンを取り入れつつ、実用性も兼ね備えることができるので、スペースを有効活用したい方にもぴったり。

デザイン性の高い雑貨なら、置くだけでスタイリッシュなインテリアグッズとして活躍し、リビングのテーブルや寝室、廊下など、好きなところに飾ることができます。