置物は無計画に並べてもおしゃれに見えません。本記事では、置物をおしゃれに見せるコツをインスタで人気の実例と一緒に解説していきます。テーマ別・部屋の種類別にカテゴリ分けをしているので、お部屋に合ったものを参考にしていただけます。
置物をおしゃれに置くコツとは?1 置物インテリアのポイント6つ
置物はなにも考えずに置いてもおしゃれには見えません。ここでは、そのためのコツを六つに分けて解説していきます。
置物を置くポイント1 ■テーマを決めて素材を統一する
置物を置くときに最初に決めるのは、テーマです。
部屋に合ったテーマを選んでもいいし、置きたい置物からインテリアのテーマを決めてもOK。決めたテーマに合わせて素材やテイストを統一しましょう。
例えば、ナチュラル系、北欧系などのインテリアは木製のオブジェ、植物モチーフと相性がいいです。
モノトーン・塩系インテリアはフォトフレームに入れたアートが、リゾート風、アジアン風ならば南国系のオブジェがよいでしょう。
鍵や本といった絵本系の置物は、アンティーク系に良くなじみます。
ガラス製のオブジェや小物は比較的どのインテリアとも相性がいいので、迷った時はそれを選ぶのも一つの手。季節ごとに置物を選ぶのも楽しいです。
置物を置くポイント2 ■三角形を意識して飾る
置物をディスプレイにするときは、置物同士のバランスが大切。飾る小物の高低差をつけて、三角形の頂点を作るように配置しましょう。
最も高さのある置物を中心にして、正三角形・二等辺三角形を意識するとバランスよく仕上がります。
一方、横のラインに関しては、必ずしも一列でなくともOK。前後に置いて奥行を意識すると、メリハリがあるインテリアになります。ある程度の幅を広げて、余白を持たせるとさらにおしゃれです。
置物を置くポイント3 ■高さをランダムにする
規則正しいディスプレイではなく、自然な印象を出したい方には、高さをランダムにした置き方がおすすめ。
この場合、三角形に置くよりもごちゃごちゃした印象になりがちなので、置物のテイストは必ず統一しましょう。
例えば、植木鉢を高さをバラバラにして吊るしたり、同じシリーズの木製の人形をランダムにトレー内に配置するなどすると、動きがある華やかな空間になります。
置物を置くポイント4 ■色数を制限する
置物を選ぶときに意識したいのは、色の数をそろえることです。
まずはメインとなる色を決めて、その色と相性がいいものを1~2色アクセントカラーとして取り入れるのがおすすめ。色の明るさも統一した方が洗練されます。
この時注意したいのは、部屋全体の色を合わせて3色程度に抑えるということ。置物のメインカラーと部屋のメインカラーを同じものにすれば、失敗しにくくなるのでおすすめです。
置物を置くポイント5 ■周りの家具とのバランスを意識する
置物を置くときには、置物同士ではなく周りの家具とのバランスも大切になります。
置物だけを目立たせるのではなく、部屋の他の家具と素材・テイスト・高さを合わせましょう。
棚やチェスト、カラーボックスの上に置く時は、その分高さが出るので小さなサイズの置物を置いてバランスを取るとすっきりとした仕上がりになります。
置物を置くポイント6 ■光で演出する
置物をバランスよく配置したら、光を上手に取り入れましょう。
近くにスポットライトを置いたり、隣にテーブルランプを置くなどして、オブジェを上手に照らします。真上に小さなランプがあるのもおしゃれに見えます。
暗い場所に置いては、せっかくのオブジェがごちゃごちゃして見えるだけなので、ある程度の明るさがある場所に飾ってください。
置物をおしゃれに置くコツとは?2 置物インテリアの掃除のポイント3つ
置物をおしゃれに配置しても、ホコリがたまっていては台無しです。ここでは、掃除のポイントを3つに分けて解説していきます。
置物掃除のポイント1 ■ケース・扉付きの棚に入れる
置物は凹凸が多く、ほこりがたまりやすいもの。そんな時はケースや扉付きの棚に収納すれば、掃除が簡単になります。
特にガラス張りの棚は、置物のコレクションにぴったり。転倒を防いでくれるのも嬉しいですよ。

アクリル製のコレクションケースです。台座が黒く、背面がガラス張りなので、置物が良く映えます。

ガラス張りの棚です。デザインがおしゃれなので、置くだけでもインテリアの質が上がります。
置物掃除のポイント2 ■薄型のインテリアを選ぶ
ケースに入れるとインテリアの雰囲気が崩れると思う方には、薄型のオブジェを選ぶのがおすすめ。
ポスター、フォトフレーム、ファブリックパネルなど薄いアイテムを壁に設置すればハンディモップでさっと拭うだけでほこりを落とせます。
フォトフレームの中には、写真や絵だけではなく、季節のドライフラワーや手ぬぐいもおしゃれですよ。
逆に、ぬいぐるみやレトロなおもちゃ、ガーデニング雑貨などはどんな素材でも凹凸が多くほこりがたまりやすいので、マメに掃除するようにしましょう。