正方形のリビングのレイアウト20選！家具選びのコツを解説

正方形リビングは、テレビとの距離や生活導線を確保しづらいのが悩みの種。本記事では、そんな正方形リビングのレイアウトのコツ、家具選びのポイントを解説していきます。インスタの人気実例を一緒に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

正方形のリビングは、長方形に比べてレイアウトが難しいもの。ここでは、その理由とポイント、家具選びのコツを解説していきます。

正方形のリビングは、面積が広い場合、中央に無駄な空間が生まれがちなもの。

それを防ぐために、必要な家具を最初に書き出し、図面上で配置しながら、余った奥行を意識しましょう。

大きい家具から順に配置していき、余った部分にはダイニングテーブルかローテーブル、あるいは両方を置くのがおすすめです。

正方形のリビングは、ソファとダイニングテーブルを横に並べることができないのが弱点。

ソファを配置するなら、コーナー側にL字型がおすすめです。そうなると、食卓部分と居間のメリハリがつきにくくなります。

その弱点を補うため、ダイニングテーブルの置き方を工夫する必要があります。

ダイニングテーブルと一緒にソファを置くなら、ソファはリビングのコーナーに配置するのがおすすめ。窓際にすれば雰囲気がおしゃれに、窓を見る形ならば開放感のあるレイアウトになります。

14畳・18畳・20畳の広いリビング・リビングダイニングであれば、こちらの使い方が向いています。

この時、ソファの近くにラグ・カーペットを敷くことで食事スペースとのメリハリがつくのがメリット。

テレビ台との間、あるいはテレビ台も含めてその下に敷くのがポピュラーですので、その色や素材と合ったデザインを選びましょう。

リビングのみの間取りでしたら、ダイニングテーブルはソファと逆側の壁に沿わせるのがおすすめです。

リビングダイニングの場合は、調理台・キッチンカウンターに沿わせてダイニングテーブルを設置すると、リビング部分を広く使えます。

リビングにダイニングテーブルを置かないのであれば、食事にもくつろぎにも使えるテーブルを選びましょう。

ソファダイニングを置いたり、ローテーブルを置いてそこで食事をすれば、スペースを広く使えます。

6畳・8畳・10畳などの狭いリビング・リビングダイニングなら、イングテーブル無しの方が余裕が出ますよ。

14畳・18畳・20畳の広めのリビングが正方形の場合、中央のスペースが余ることがあります。その場合は、壁面に棚を置いて奥行を狭めてもいいし、壁面収納を活用するのもおすすめです。

ここでは、おすすめの壁面収納を紹介していきます。

壁面にラックを置けば収納力がアップし、効率よくスペースを使えます。

壁面に設置するラックは、本や小物を収納するのにぴったり。リビングのテイストに合わせれば、おしゃれなインテリアになります。テレビ台の近くに壁面収納を作るのもおすすめです。

上記のような突っ張りタイプのラックは、部屋に傷をつけることもないので賃貸におすすめです。

突っ張り式で柱を立てるラブリコ・ディアウォールを使えば、穴を開けずに壁面に棚を作ることができます。

ラブリコ：バネ式でつっぱり棒を設置。設置が簡単。
ディアウォール：ジャッキ(ネジ)式で突っ張り棒を設置。天井近くでネジを止める必要がある。

ラブリコは 上から板を被せて棚を作るのに向いています。上記のように収納ボックスと組み合わせてもおしゃれです。

ディアウォールはラブリコよりもメンテナンスの必要がないので、本などのあまり動かさないアイテムの収納に向いています。

壁に有孔ボードを設置し他のアイテムと組み合わせると、おしゃれな壁面収納になります。

上記の実例のように、突っ張り棒を結束バンドでつなげれば、壁に穴を開けずにボードを設置できます。安定感が欲しい時は、ディアウォール・ラブリコを使いましょう。

ワイヤーネットをS字フックを使って吊るしたり、突っ張り棒と組み合わせると、スタイリッシュな収納スペースになります。

ワイヤーネットはセリアやダイソーなどの100均ショップで購入するのがおすすめです。

壁に両面テープでフックをつけると、ワイヤーネットを簡単にひっかけられます。

突っ張り棒に結束バンドでワイヤーネットを結んで壁面収納にするのもおすすめです。

14畳・18畳・20畳の広いリビング・リビングダイニングは、ソファやダイニングテーブルを置いても空スペースがある場合があります。

そんな時は、作業机を置いたり、お子さんのためのスペースにしましょう。

上記のように部屋のコーナーに作業机を置いて、PC作業や趣味・家事のためのスペースにすると、リビングが便利になります。

作業スペースの背中側に収納家具があると、より使い勝手が良いです。

リビングの隅にベビーベッドを置くと、赤ちゃんのためのスペースになります。近くにお世話に必要なものを収納しておくと便利です。

リビングの隅やテレビ台の近くにベビーサークルを設置し、その中にマットを敷けば、安全で使い勝手のよいベビースペースになります。

リビングの隅に小さな机を置けば、子供の学習スペースにぴったりです。

調理台やキッチンカウンターの傍に机を設置するのと、いつでもお子さんを見守れるのでおすすめです。

正方形のリビングには、壁側に置く家具がおすすめ。それぞれの家具別の選び方やおすすめ商品を解説していきます。

正方形のリビングには、小さ目のダイニングテーブルやソファダイニングがおすすめです。

6畳・8畳・10畳のリビングであれば、ダイニングテーブル無し＋大き目のローテーブルか、ダイニングテーブル＋小さ目のローテーブルのレイアウトがおすすめ。もちろん、広い部屋でソファの近くにローテーブルを置くのもおしゃれです。

正方形のリビングには、奥行浅めのテレビ台がおすすめ。ローテーブルやカラーボックスを代用することもできます。

正方形のリビングは、広さによってはダイニングテーブルの他にもソファが置けます。大き目のリビングならばL字型、狭いのであればローソファがおすすめです。

正方形のリビングは、壁際やダイニングスペースとの区切りにタンスを置くのがおすすめです。

正方形のリビングは、壁際に収納ラックを置くのがおすすめです。中央に置いて、ダイニングスペースとの区切りにもできます。

6畳・8畳・10畳の狭いリビングでダイニングテーブルを置くのであれば、ソファ無しのレイアウトにするか、ソファダイニングを置くのがおすすめです。

ダイニングテーブルを使った正方形のお部屋には、小さ目の椅子がおすすめ。アウトドアの椅子はすぐに折りたためるので使い勝手がいいですよ。

ソファを置く代わりに、大き目のクッションを置いたレイアウト実例です。ラグも敷いているので、リラックスしやすい空間になっています。

8畳程度の広さがあれば、ダイニングテーブルにこたつテーブルを合わせることもできます。上記実例のようにソファと高さを合わせていると、すごしやすいリビングダイニング空間になります。

ダイニングテーブルと調理台をピッタリとつけると、実際よりすっきりと見えておすすめ。小さ目のダイニングテーブルならば、狭いリビングでも大丈夫です。

正方形リビングでダイニングテーブルを使うなら、小さ目のサイズを選ぶのもおすすめ。特に丸形はスッキリとして見え、可愛いです。

6畳・8畳・10畳の狭いリビングは、ダイニングテーブルを置かないのも一つの手。食事しやすいローテーブルを選びましょう。

小さなサイズのソファを中心にしたリビングの実例です。ダイニングテーブルは無理でも、作業机を置くことができます。

狭い正方形リビングでL字ソファを置くのであれば、ダイニングテーブルかローテーブルをあきらめましょう。上記実例のようにソファの近くにテーブルを置いて、リビング以外で食事をとるのがおすすめです。

ソファと作業机の間に空きスペースを作らないことで、効率的に使った実例です。ソファと同じ高さのローテーブルがあれば、ダイニングテーブルがなくとも便利です。

ローソファーと小さなサイズのサイドテーブルを置くと、狭くとも使いやすいレイアウトになります。テレビ台との間にあるラグも、部屋を広く見せてくれます。

狭いリビングを広く見せるレイアウトは、家具を床・壁と同系色でまとめること。リメイクシートやラグを使って。上記実例のように同系色でまとめましょう。

14畳・18畳・20畳の広いリビングは、ダイニングテーブルを置いても余裕があります。ソファなどと組み合わせるコツを解説していきます。

調理台とダイニングテーブルが一直線になるように並べたインテリア実例です。広いリビングなら、このようにL字型ソファを置くこともできます。

調理台の隣に丸いダイニングテーブルを置いたレイアウト実例です。ソファ近くのラグも丸形で、全体的に一体感があります。

空きスペースに収納家具を入れたレイアウト実例です。広いリビングであれば、こうして長方形のリビングのような部屋にすることもできます。

ソファの隣にベビーベッドを置いたレイアウト実例です。ソファの近くにラグを敷くと、ローテーブルがなくとも落ち着いた印象になります。

ダイニングテーブルとソファ、勉強机をのあるレイアウト実例です。調理台にピッタリとくっつけると。ダイニングテーブルをスッキリと配置できます。

14畳・18畳・20畳の広いリビングダイニングは、キッチンカウンターをつけるのもおすすめ。カラーボックスなどで簡単に自作できます。

こちらは漆喰を塗ったキッチンカウンターの実例です。カラーボックスとペンキを塗った木材を組み合わせれば、似たキッチンカウンターが再現できます。

カラーボックスを二つ並べて天板を置いたキッチンカウンターの例です。ソファにくっつけるレイアウトは、正方形リビングにも向いています。

カラーボックスを並べて、3方面をリメイクシートを張った木材で囲むと、実例のようなキッチンカウンターを再現できます。モノトーンでまとめると、狭いリビングもすっきりとして見えます。

上記実例のようにタンスと棚の間に木材を乗せると、おしゃれなキッチンカウンターになります。狭いリビングでも、奥行の浅いテーブルならば安心です。

広いリビングであれば、部屋の中央にキッチンカウンターを置くのもおすすめ。木材同士を組み合わせ、好きなサイズでキッチンカウンターが作れます。