布おむつを洗う事前準備 布おむつの洗濯に必要なもの
面倒なイメージの強い布おむつの洗濯ですが、実は意外と簡単。新生児期・乳幼児期、おしっこ・ウンチによって洗い方は異なりますが、共通して用意しておきたいのが蓋つきのバケツです。
布おむつはつけおき洗いが必要なことも多く、おしっこ用・ウンチ用と分けられると衛生面も安心。可能であれば、2つ用意しておくと便利ですよ。
布おむつの洗濯に便利な蓋つきバケツは? ■見た目も可愛い!蓋つきバケツ「オムニウッティ」
リネンナ フタ付バケツ オムニウッティ
カラフルで見た目にもおしゃれな蓋つきバケツ「オムニウッティ」。布おむつのつけおきや、ストックの収納ケースとしても活躍します。蓋つきなので、ウンチ汚れのにおいもしっかりシャットアウト。
可愛らしいカラーデザインで、未使用時にもおしゃれに見せられるのもうれしいですね。小さめサイズから大容量タイプまであるので、置き場所や使いやすさに合わせてセレクトできますよ。
布おむつの洗い方1 【おしっこの場合】布おむつの洗い方
おしっこがついた布おむつは、さっとぬるま湯で予洗いをし、そのまま洗濯機でいつも通り洗濯するだけで基本的にはOKです。
ですが、布おむつは1日何回も取り替えるものなので、毎回すぐに洗濯機をまわせる訳ではないですよね。洗濯機をまわすまでの間に時間があいてしまう場合は、カビの発生を防ぐため、つけおきをするようにしましょう。
つけおきの際には、お酢やクエン酸などを入れてつけおきをすれば、おしっこのアンモニア臭を取り除くことができますよ。
布おむつの匂いが気になるときに ■赤ちゃん用の除菌消臭スプレー
おしっこがついた布おむつを予洗いしたあと、洗濯機で洗濯をするまでの時間があいてしまう場合は、カビや雑菌が発生してしまいます。
ですが、「今すぐつけおきをする時間がない!」という場合や、「ほんのちょっとの間だけ」というタイミングもあるはず。そんなときには、赤ちゃんにもやさしい除菌消臭スプレーを活用するのもおすすめです。
理想の生活館 HINOKI BABY’S FRESH WATER ヒノキ 天然消臭除菌スプレー
天然木曽ヒノキを使用した、生まれたての赤ちゃんのおむつにも安心して使えるベビー用消臭除菌スプレー。アルコールフリーで、100%天然素材のみのオーガニック製品ながら、すぐれた消臭・除菌効果を発揮します。
布おむつだけでなく、ぬいぐるみやカーテン・カーペット・寝具などのあらゆるアイテムに使用できる便利なアイテムです。
布おむつの洗い方2 【ウンチの場合】布おむつの洗い方
【ウンチ汚れの場合】布おむつの洗い方手順1 ■まずはウンチを取り除く
布おむつについたウンチは、予洗いの前に、まずはできるだけウンチを取り除くのがポイントです。
離乳食期以降の赤ちゃんのウンチはだんだんと固形になっているので、そのままトイレにポンと流したり、トイレットペーパーを使って拭き取ることができますが、大変なのが新生児〜生後半年ほどまでの赤ちゃんのウンチ。
水のようなゆるゆるウンチはなかなか布おむつからストンと落ちてはくれず、苦戦しているママも多いはず。そんなときは、シャワーで流すのがおすすめです。
とはいえ、お風呂場や洗面台でそのまま流すのはちょっと・・・と抵抗のある方は、バケツの中で汚水をキャッチするようにしてシャワーで洗い流しましょう。溜まった汚水は、そのままトイレに流せばOKです。
【ウンチ汚れの場合】布おむつの洗い方手順2 ■軽く揉み洗いをする
ウンチをある程度取り除いた布おむつは、ぬるま湯を使用し、バケツの中で軽く予洗いをしましょう。抵抗がない方は、お風呂場などのシャワーの水圧を利用して、洗い流してもOKです。
【ウンチ汚れの場合】布おむつの洗い方手順3 ■バケツでつけおき洗い
布おむつのウンチをできるだけ取り除いたらバケツでつけおき洗いをします。つけおき洗いは、水につけておくだけではカビや雑菌が発生してしまうので、重曹やつけおき用洗剤を必ず使用するようにしましょう。
つけおきの時間は、2時間〜半日程度が目安です。つけおきしているからといって、数日間放置することのないように注意しましょう。
【ウンチ汚れの場合】布おむつの洗い方手順4 ■洗濯機でいつも通り洗う
つけおき後の布おむつは、洗濯機に入れて、いつも通り洗濯します。洗濯機で洗濯する際は、ほとんどの汚れが落ちている状態なので、おしっこ汚れの布おむつや、布おむつカバーと一緒に洗濯しても問題ありません。
また、布おむつカバーは、つけおきをしてしまうと防水加工が弱まってしまうので、つけおきはせずにそのまま洗濯機へ入れるようにしましょう。ウンチ汚れが少しついてしまった場合は、やさしく手洗いしてから洗濯機へ入れて洗濯します。
【ウンチ汚れの場合】布おむつの洗い方手順5 ■日干しで乾燥させる
洗った布おむつは、部屋干しではなく、しっかりと日光に当てて乾燥させるようにしましょう。日光に当てることで、しっかりと消臭することができ、紫外線によって黄ばみ汚れも和らぎます。
布おむつのつけおきに使用する洗剤は? 布おむつのつけおきにおすすめの洗剤5選
布おむつのつけおきにおすすめの洗剤1 ■重曹
カネヨ石鹸 ナチュラル暮らし 重曹 1kg
布おむつのつけおきにおすすめの、簡単でリーズナブルなアイテムのひとつが「重曹」です。2リットルのぬるま湯に対して約15グラムの重曹を入れ、つけおきしましょう。
重曹を入れてつけおきすると、汚れを浮かせてすっきり洗浄してくれます。脱臭効果もあるため、頑固なウンチの匂いにも効果的ですよ。
布おむつのつけおきにおすすめの洗剤2 ■セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)
地の塩社 アルカリウォッシュ 3kg
「セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)」は、重曹に比べアルカリ性が強く、より高い洗浄効果を期待できます。ウンチ汚れをしっかりと落としながらも、赤ちゃんの肌にもやさしい、優秀アイテムです。
ぬるま湯5リットルほどに、約小さじ2分の1杯のセスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)を入れてつけおき液を作り、つけおき洗いをしましょう。
布おむつのつけおきにおすすめの洗剤3 ■酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
シャボン玉石けん 酸素系漂白剤 750g
「酸素系漂白剤」は、40℃〜60℃ほどのお湯と混ぜることで、化学反応を起こし、すぐれた漂白・除菌・消臭効果を発揮します。
2リットルほどのお湯に、約大さじ1杯の酸素系漂白剤を溶かして、つけおきしましょう。気持ちの良い真っ白な状態に蘇ります。
布おむつのつけおきにおすすめの洗剤4 ■つけおき用洗濯洗剤
Rinenna つけおきメインの洗濯用洗剤
布おむつのつけおきには、専用の洗濯用洗剤を使用するのもおすすめです。
ほかのアイテムを使用するよりもコストはかかってしまいますが、事前のもみ洗いなどの手間が省けるメリットがあります。「なるべく楽して洗いたい」「時短したい」という方にぴったりの商品です。
「Rinenna」を使った布おむつの洗濯方法は、お湯2リットルに対して大さじ2杯程度を混ぜて、つけおきするだけ。面倒なもみ洗いの工程をカットして、汚れをしっかり落としてくれます。
布おむつのつけおきにおすすめの洗剤5 ■ふだんの洗濯物にも便利な「オキシクリーン」
グラフィコ オキシクリーン 1500g
「オキシ漬け」という言葉が定着するほど、感動の洗浄力とすぐれた汎用性が高い評価を得ている「オキシクリーン」。洗濯物の汚れだけでなく、お風呂掃除やキッチンまわりの油落とし、食器の茶渋やくすみ除去など、家中のさまざまな用途に活躍します。
40℃~60℃のお湯にスプーン1杯分のオキシクリーンを入れて溶かし、布おむつをつけおきしましょう。
オキシクリーンを購入する際にひとつ気をつけて欲しいのが、界面活性剤の有無です。日本製のオキシクリーンは界面活性剤フリーのものが登場していますが、海外のものには界面活性剤が入っています。
赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、布おむつの洗濯用にオキシクリーンを購入する際は、日本製の界面活性剤不使用のものがおすすめです。
布おむつの頑固な汚れはどうする? 固形石鹸でさらにすっきり
つけおきだけでは落ちない、しつこいウンチ汚れには、固形石鹸を使用して洗濯板でゴシゴシと洗うのがおすすめです。しつこい汚れを落とす洗浄力を求めるはもちろんですが、赤ちゃんの肌にも負担のない、低刺激な石鹸を選びましょう。
布おむつの頑固な汚れに便利なプラスワンアイテム ■ママの強い味方「ウタマロ石けん」
東邦 ウタマロ石けん
頑固な汚れをしっかり落とし、肌にもやさしく、低価格で高コスパな、言うことなしの「ウタマロ石けん」。子育てママの中でも愛用者の多い、ママの強い味方です。
蛍光増白剤が配合されているため、頑固な汚れにも強く、本来の白さを取り戻してくれます。除菌・消臭効果もあるため、ウンチの嫌な匂いもしっかりリセット。
布おむつの洗濯以外にも、衣類の泥汚れ、汗や皮脂などの黄ばみ汚れ、食べこぼしなどを落とす際にも活躍します。