うんち汚れの落とし方 【まずは大体のうんち汚れを取り除く】
うんち汚れのついた衣類やシーツなどは、汚れの状態により洗濯方法が異なりますが、共通して、まずは洗たくをする前にできるだけうんちを取り除いておくことがポイントです。
固形物のうんちの場合は、そのままトイレにポンと流したり、トイレットペーパーを使って拭き取りましょう。
新生児〜離乳食期以前の小さな赤ちゃんの水っぽい便や、下痢をしてしまったときなど、サッと取り除くのが難しい場合には、シャワーで流すのがおすすめです。
お風呂場や洗面台でそのまま流すことに抵抗がある方は、バケツの中で汚水をキャッチするようにしてシャワーで洗い流し、溜まった汚水はそのままトイレに流すという方法もあります。
排泄物にはさまざまな雑菌がいるので、感染症対策のために、うんち汚れを落とす際には必ずゴム手袋を装着するようにしましょう。
うんち汚れの落とし方1 基本的なうんち汚れは【固形石鹸】で簡単に落とせる
うんち汚れのついた衣類やシーツなどを、すぐに洗たくできる場合には、「固形石鹸」を使用して簡単に落とすことができます。
【洗濯手順】
①衣類などの表面についた大体のうんちを取り除いたら、40度程度のぬるま湯で汚れを洗い流す。
②うんち汚れのある部分に固形石鹸を直接塗りつけて、もみ洗いをする。
③汚れが落ちたらすすぎ洗いをし、いつも通り洗濯機で洗たくする。
うんち汚れにおすすめの固形石鹸 ■機能性抜群の高コスパアイテム【ウタマロ石けん】
東邦 ウタマロ石けん
うんち汚れを落とすための固形石鹸は、洗浄・除菌・消臭効果にすぐれた「ウタマロ石けん」が人気です。
うんち汚れは、やっかいな「たんぱく質汚れ」なども含む、さまざまな成分でできている「複合汚れ」のため、落とすことが難しいと言われています。
「油溶性」・「水溶性」・「不溶性」の幅広い汚れの成分に対応する「ウタマロ石けん」なら、頑固なうんち汚れにも高い効果を発揮。蛍光増白剤の配合により、汚れをしっかり落とし、本来の白さを取り戻してくれます。
うんち汚れの落とし方2 頑固なうんち汚れは【酸素系漂白剤】で落とす
固形石鹸だけで落とすことのできない頑固なうんち汚れには、「酸素系漂白剤」を使用するのがおすすめ。やっかいなたんぱく質汚れを、時間をかけてしっかりと分解していきます。
【洗濯手順】
①衣類などの表面についた大体のうんちを取り除き、40度程度のぬるま湯で予洗いをする。
②2リットルほどのお湯(40〜60度)に、約大さじ1杯の酸素系漂白剤を溶かす。
③1.2時間ほどつけおき洗いをしたあと、水でよくすすぐ。
④いつも通り洗濯機で洗たくする。
うんち汚れにおすすめの酸素系漂白剤1 ■【シャボン玉石けん】
シャボン玉石けん 酸素系漂白剤 750g
色柄ものにも使える酸素系漂白剤「シャボン玉石けん」。塩素系漂白剤のような刺激臭がなく、やさしい使い心地ながら、酸素の発泡パワーで頑固な汚れをしっかり落としてくれます。高い洗浄力はもちろん、漂白・消臭・除菌効果も抜群です。
うんち汚れにおすすめの酸素系漂白剤2 ■「オキシ漬け」にハマる方続出!汎用性の高い【オキシクリーン】
オキシクリーン 1500g
すぐれた洗浄力と汎用性の高さが魅力の酸素系漂白剤「オキシクリーン」。洗たく物の汚れやシミだけでなく、お風呂掃除やキッチンまわりの油落とし、食器の茶渋やくすみ除去など、家中のさまざまな場所で活躍します。
海外製品のオキシクリーンには界面活性剤が入っているため、赤ちゃんの肌着やシーツなど、肌に直接触れるものを洗う場合には、界面活性剤不使用の日本製の商品がおすすめです。
うんち汚れのニオイの落とし方1 うんちの頑固なニオイには【重曹】を
シャボン玉石けん 重曹 680g
うんち汚れは落とせても、頑固なニオイがすっきり落ちないという場合もありますよね。そんなときには、「重曹」を使用してつけおきをしてみましょう。
汚れを浮かせてすっきり洗浄しながら、ニオイ物質を吸着し、気になるうんちのニオイをすっきり消臭してくれます。
【洗濯手順】
①2リットルのぬるま湯に対して約15グラムの重曹を入れる。
②1.2時間つけおき洗いをし、いつも通り洗濯機で洗たくする。
うんち汚れのニオイの落とし方2 消臭効果の高い洗濯用洗剤を使うのもおすすめ
花王 アタック 消臭ストロングジェル 本体
うんち汚れを落としたあとの洗濯機での洗たくの際に、消臭効果の高い洗濯洗剤を使用することで、うんちの嫌なニオイを残さず、さらにスッキリと消臭することができます。
尿臭ブロッカーEX・高浸透洗浄成分配合の「アタック 消臭ストロングジェル」なら、香りでごまかさずにしっかりと匂いの元をシャットアウト。蛍光剤配合で、漂白・抗菌効果も発揮します。
うんち汚れを落とすときに気をつけるべきポイントは? うんち汚れを落とす際の3つのポイント
うんち汚れを落とすポイント1 ■うんち汚れはすぐに洗たくする
うんち汚れは、時間をおかずに早めに洗たくをすることが大切です。時間が経てば経つほどうんち汚れが固まってしまうため、シミが落としにくくなってしまいます。
また、放置してしまうと雑菌も繁殖してしまい不衛生なので、外出先や保育園で汚してしまったなどの止むを得ない場合でなければ、すぐに洗うようにしましょう。
うんち汚れを落とすポイント2 ■すすぎ残しに注意
頑固なうんち汚れを落とす際には、酵素入りの洗剤や酸素系漂白剤などを使用することも多いですが、そのような際にはすすぎ残りがないように気をつけましょう。
とくに、小さな赤ちゃんの直接肌に触れる衣類を洗う場合には、洗剤成分が残らないようにしっかりとすすぐ必要があります。
時短やエコなどの目的で、洗濯機の設定を日頃から「お急ぎコース」や「節水コース」にしている方は、注意してくださいね。
漂白剤などでつけおきしたあとは、最低でもすすぎは2回、水量は高水位に設定し、洗浄成分が衣類に残ることのないようにしましょう。
うんち汚れを落とすポイント3 ■洗たく後は日光に当てる
うんち汚れを洗たくしたあとの洋服やシーツなどは、日光に当てることで、しっかりと消臭・殺菌をすることができます。室内乾燥ではなく、日干しで乾燥させるようにしましょう。
また、うんちの黄色い汚れの原因となる「ビリルビン」という成分は、紫外線に当てることで色素が分解される特徴があります。
うんち汚れを落としたあとにうっすら残ってしまった気になる黄ばみも、日光を当てて日干しをすることで、より効果的に白さを取り戻すことができますよ。
花王 リセッシュ除菌EX 消臭ストロング
洗濯物を干す時に、衣類にも使用できる消臭スプレーを使用することで、さらにスッキリうんちのニオイを落とすことができます。除菌・ウイルス除去にも効果的です。