本記事はエアコンの冷媒ガスが漏れた時の原因と対処法を解説しています。
【エアコンのガス漏れの症状と確認方法】
・温風・冷風が出ない場合はガス漏れ
・フィン・配管に霜がついたらガス漏れ
・室内機から水が漏れたらガス漏れ
・ガス漏れ検知器に反応したらガス漏れ
【エアコンのガス漏れの原因】
・室外機を無理に動かした
・部品が寿命を迎えた
・取り付けミスでガスが漏れた
ガス漏れを修理する業者を選ぶコツも解説しているので、ぜひご覧ください。
エアコンの冷媒ガスが漏れた時の症状は? エアコンのガス漏れの症状と確認方法
エアコンのガス漏れが起きても、人体に影響はありません。しかし、エアコンの効きが悪くなるので早めに対処するのがおすすめです。効きが悪くなる以外にも見分け方があるので、こちらで紹介していきます。
エアコンのガス漏れの症状と確認方法1 ■温風・冷風が出ない場合はガス漏れ
エアコンから温風・冷風が出なくなった場合は、冷媒ガスが漏れているのかもしれません。
ガス漏れが起きたエアコンも、風自体は出てきますが、その風を温める・冷やすのに必要なガスがないのでこのような状況になります。
確認方法としては、15分運転してみましょう。それでも変化がなければガス漏れの疑いありです。
ガス漏れが起きるとエラーとして運転を止めてくれる機能付きの機種もあります。
他の理由でも温まらない・冷えないといった現象は起きるので、業者を呼んで確認しましょう。
エアコンの効きが悪くなる他の理由は、下記の記事で解説しています。
エアコンが効かない理由と対処法を解説!業者は必要? | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1432/本記事では、部屋用のエアコンが効かない理由を解説していきます。
エアコンのガス漏れの症状と確認方法2 ■フィン・配管に霜がついたらガス漏れ
冷房・暖房を使用中にフィンや室外機の配管に霜がついるなら、冷媒ガスが漏れているかもしれません。
エアコンの効きが悪くなったら、この2か所を確認してみましょう。
フィンはエアコンのカバー・フィルターを外すことで確認できます。
室外機の配管は根本を確認すると分かりやすいです。
エアコンのガス漏れの症状と確認方法3 ■室内機から水が漏れたらガス漏れ
エアコンから冷媒ガスが漏れると、室内機から水が垂れてくることがあります。
冷媒ガスが少なくなることで、室内機の内部が異常に冷え、結露水ができてしまうのです。
エアコンの吹出口から落ちてくるので、周囲が濡れていたら確認しましょう。
エアコンの水漏れのその他の原因・対処法については下記の記事で解説しています。
エアコン水漏れ原因16個!修理方法2個と業者料金・放置は?【プロ監修】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/580エアコンが水漏れしていると、エアコンが故障しているケースもありますが実際には別の理由で水漏れをしている場合が多いです。そこで、エアコンが水漏れする原因と対処方法、業者に依頼した場合や放置するリスクについて解説します。
エアコンのガス漏れの症状と確認方法4 ■ガス漏れ検知器に反応したらガス漏れ
エアコンがガス漏れしているか確実に確認したいなら、ガス探知機を使うのがおすすめ。
Amazonなどの通販で購入することができます。
ガス漏れの修理は素人では難しいので、改めて業者を呼びましょう。
おすすめのエアコンガス漏れ探知機1 イチネンTASCO リークテスター
冷媒ガスを探知してくれる探知機です。小型で軽量なので、取り扱いやすいですね。
おすすめのエアコンガス漏れ探知機2 MRCARTOOL 漏れ検知器
ハロゲン冷媒ガスを探知してくれる機器です。小型なので取り扱いやすく、ランプで分かりやすく警告してくれます。
エアコンのガス漏れはなぜ起きる? エアコンのガス漏れの原因
エアコンのガス漏れは、引っ越しや取り付けの際に起こることが多いです。ここでは、その原因と見分け方を解説していきます。
エアコンのガス漏れの原因1 ■室外機を無理に動かした
室外機を掃除する時など、無理に動かすとガス漏れの原因になります。
配管接続部は特に変形しやすいので、注意して掃除しましょう。
安全な掃除方法については、下記の記事で解説しています。
エアコン室外機を自分で掃除する方法4ステップ!時期・頻度は?必要?【プロ監修】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/137つい見落としてしまいがちなエアコン室外機の掃除。エアコン室外機の掃除をすることは、エアコンの運転効率を上げるために重要です。エアコン室外機の掃除を自分で行う場合、知っておきたいポイントや注意点などについてまとめてみました。
エアコンのガス漏れの原因2 ■部品が寿命を迎えた
取り扱いに注意していても、室外機の開閉バルブや、エアコン内部・室外機の配管などの部品が劣化することでガス漏れが起きる可能性があります。
特に外にある配管は雨風の影響を受け腐敗しやすいもの。海に近い地域は特に注意が必要です。
塩分・温泉ガスの影響を受けやすい地域なら、定期的に配管を点検しておきましょう。
エアコンのガス漏れの原因3 ■取り付け時の工事ミス
引っ越しや購入時のエアコンの取り付けミスにより、ガス漏れが起きる可能性があります。
取り付け工事から数日で症状が出るので、分かりやすいです。
修理業者を呼んで対応してもらいましょう。
引っ越し時のエアコンの取り扱いについては下記の記事でも解説しています。
エアコンは引越し先に持っていく?取り外しトラブルは?自分でできる? | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/217エアコンの引越し作業は専門的な知識や技術が必要です。そのため、エアコンの引越しはプロの業者へ依頼をするのが得策と言えます。エアコンを引越しさせるための5つの手順や注意点を知り、エアコンを上手に引越しさせましょう。
エアコンのガス漏れを発見したらどうする? エアコンのガス漏れの対処法
エアコンのガス漏れを発見したら、自分で対処するのは危ないので止めましょう。
エアコンの冷媒ガスの補充には、道具も知識も必要です。
エアコンによって冷媒ガスの種類が違うだけではなく、量をミスすると事故や故障のリスクがあります。
自分で補充するよりも、業者に頼んだ方が安くて安全です。
失敗しない修理業者の選び方 エアコンのガス漏れ修理業者の選び方
エアコンのガス漏れを発見したら、業者を呼びましょう。
エアコンの保証期間内であれば、メーカーや購入した家電料品店に依頼すればOK。
そうでない場合は、自分で好きな業者を選べます。
悪質な業者に引っかからないためには、必ず見積もりを出してもらうのがおすすめ。修理費用の相場は約12,000円~25,000円程度で、冷媒ガスの種類によって上下します。
【エアコンの修理業者のチェックポイント】
・WEBサイトが存在するかどうか
・現地訪問の見積もりが無料かどうか
・料金が相場と合っているかどうか
・対応が早いかどうか
この他、口コミサイトなども参考にするとより安心ですね。
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エアコンのガス漏れを予防する方法 エアコンのガス漏れの予防策
エアコンのガス漏れの原因は、引っ越しや設置時のミスによるものがほとんど。ここでは、それを予防する方法を解説していきます。
エアコンのガス漏れの予防策1 ■室外機を動かさない
室外機や周囲の配管を動かすと、部品の破損のリスクがあるので、動かさないのがおすすめ。
掃除の必要がある時は、配管接続部などに特に気をつけましょう。
安全な掃除方法については、下記の記事で解説しています。
エアコン室外機を自分で掃除する方法4ステップ!時期・頻度は?必要?【プロ監修】 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/137つい見落としてしまいがちなエアコン室外機の掃除。エアコン室外機の掃除をすることは、エアコンの運転効率を上げるために重要です。エアコン室外機の掃除を自分で行う場合、知っておきたいポイントや注意点などについてまとめてみました。
エアコンのガス漏れの予防策2 ■エアコンをキレイな状態に保つ
エアコン内部に汚れがたまっていると、配管にダメージが入ります。
そこから亀裂が入ることもあるので、気をつけましょう。
エアコンのおすすめの掃除方法は、下記の記事で解説しています。
エアコンカビ掃除はこれで完璧!健康被害も!?3大原因と掃除方法と予防法 | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/112エアコンを徹底的に掃除してカビを除去する方法を解説しています。業者に頼めば1万円以上はかかってしまうエアコンの掃除も、頑張れば自分一人でできるようになります。エアコンのフィルターやフィンの掃除、そして一番難しいファンの掃除まで掃除方法を説明します。
エアコンのガス漏れの予防策3 ■引っ越し・設置後に動作チェックをする
エアコンのガス漏れが起きやすいのは、引っ越しや設置時。その時に動作確認をしておけば、余裕を持って対処できます。
エアコンを動かす時期でなくとも、数日間は運転しておきましょう。
吹き出し口から冷風・温風が出てくればガス漏れは起きていません。