12畳ってどんな広さ?
まずは、12畳という広さについてイメージを持ちましょう。どのような使い方ができるのかご紹介します。
■かなりゆとりのある一人暮らしが可能
12畳の部屋での一人暮らしはかなりリッチです。ベッド、ソファ、テーブルなど大きな家具を好きに置くことができ、のびのびと暮らせるでしょう。
家具やレイアウトを工夫すれば、趣味のためのスペースを確保することも可能です。狭い部屋と違い、趣味のために一旦部屋を片付けてスペースを確保する必要がなくなります。
仕事とプライベートの空間を分けて暮らすことも可能です。
■二人暮らしも余裕
12畳の広さは、二人暮らしでも十分余裕があります。同棲やルームシェアで12畳の部屋を選ぶ人は多いです。
12畳ワンルームだとプライベート空間は確保できないものの、同じ空間にいても窮屈さを感じないでしょう。ほどよい距離感で、各自の作業に没頭することができます。
■友人を複数人招ける
12畳の広さがあれば、友人を複数人招くことができます。家具のレイアウトを工夫すれば、さらにスペースを広く取ることが可能。大勢でわいわいパーティーしたり、宅飲みしたりと楽しめるでしょう。
12畳レイアウト[一人暮らし]
■食べる・寝る・くつろぐ・作業するが凝縮されたお部屋
ベッドの横にソファがあり、ローテーブル、テレビと続きます。12畳より狭い部屋でもよく採用される、基本的なレイアウトです。
部屋の一角にはテーブルもあり、ちょっとした作業に便利。あまり動かずに食べる・寝る・くつろぐ・作業ができるため、自由きままな一人暮らしにぴったりです。
■ホテルライクなレイアウトでコンパクトな暮らしを実現
ベッドに背を向ける形でデスクを配置するのは、ビジネスホテルでよく見られるレイアウトです。全体にまとまりが出るため、長方形の12畳の部屋におすすめ。
大きな家具は奥側に配置することで、部屋全体に開放感が生まれ広く見えます。ベッドの近くに小さなテーブルを置けば、食事や作業はもちろん、ナイトテーブルの代わりにも使えて便利です。
12畳レイアウト[同棲カップル]
■憧れのキッチンカウンターを手作り!スタイリッシュな同棲生活
恋人と同棲して一緒に料理を楽しみたいという人も多いのではないでしょうか。12畳ワンルームだと、スペースは広くてもキッチンが丸見えだったり、調理スペースが限られていることもあります。
そこで、ハイテーブルをキッチンカウンター代わりに使うテクニックをご提案!調理スペースが広がり、食後の片付けもグッと楽になります。キッチンの生活感も隠せるため、ソファやベッドでのんびりくつろげます。
■ダイニングテーブルをキッチンに寄せる定番レイアウト!
キッチンにダイニングテーブルを寄せるレイアウトも、12畳の部屋でよく採用されるアイデアです。縦長リビングでも横長リビングでも再現できます。
何かとごちゃつくダイニングテーブルとは別にローテーブルを設置すれば、多少の散らかりを気にせずソファでゆったり過ごるでしょう。曲線を意識した家具を選べば、空間を広く見せることが可能です。
12畳レイアウト[来客あり]
■家具を端に寄せて座ってくつろげるスペースを確保
人を家に招く機会が多いなら、大きな家具は壁側に寄せるのがベスト!床の面積が広がり、それぞれが思い思いの場所に座れます。ローテーブルを設置する際も、移動可能な小さくて軽いものを選ぶのがおすすめです。
■家具を使った仕切りでプライベートスペースを隠す
人を招くのは好きだけれど、プライベートな場所であるベッドを見せたくないという場合もあるかもしれません。
高さのある棚をベッドの目隠しとして設置すれば、空間を圧迫せず簡単な目隠しになりますよ。もちろん収納としても使えるので、一石二鳥です。
12畳レイアウト[子育て]
■子供が思いっきり遊べる!危険が少ない床生活
ダイニングテーブルや大きなソファなどを置かず、テレビもあえての床置き。子供がめいっぱい走り回っても家具にぶつかってケガをする心配が少なく、遊び盛りのお子様がいるご家庭にぴったりのレイアウトです。
大きな家具がないことで、部屋が広く見えるメリットもありますね。子供だけでなく、ペットものびのび遊べる空間です。
■赤ちゃん・子供・大人みんなに嬉しいゴロ寝スペース
「部屋全てを子供仕様にするのは難しい……。」という方におすすめなのが、部屋の一角にマットを敷いてプレイスペースを作るアイデアです。
赤ちゃんのおむつ替えや寝返り練習はもちろん、幼児の遊び場としても大活躍。大人も疲れたら横になることができ、みんなに嬉しい空間作りが叶います。
ゆとりある12畳だからこそできるレイアウトといえるでしょう。
12畳レイアウト[テレワーク]
■部屋の一角のハイテーブルを作業スペースに!
在宅ワークが増えてきた昨今。本来最も安らげる場所である自宅で、仕事に集中するのは至難の業です。
オンオフの切り替えのコツは、仕事専用のスペースを設けること!12畳の部屋なら、幅の狭いデスクを配置できるスペースがあるはずです。食事のテーブルとは別にハイテーブルを設置して、テレワークスペースとして利用しましょう。気分を換えて取り組めますよ。
12畳レイアウト[リビング]
■ソファの代わりにリラックスチェアで広々空間に!
12畳の部屋ならソファも余裕で置けますが、あえて置かないという選択肢もありです。
ゆとりがあるといっても、インテリアをたくさん飾るとやはり狭く感じてしまう12畳。ソファではなくリラックスできる椅子を設置すれば、床面積が広くなります。椅子なら移動も簡単で、掃除も楽です。
■どこにいてもテレビを見られる!家具を直線上に配置
長方形の12畳部屋に最適なのが、家具を一直線上に配置するレイアウトです。おさまりのいい雰囲気になりますし、生活もしやすいでしょう。
食事をしながらテレビを見ることも、ソファでゴロゴロしながらテレビを見ることも可能。家族の様子が分かりやすいのも魅力です。
12畳レイアウト[ソファあり]
■ソファ・ローテーブル・テレビの王道3点セットも可能!
ソファ・ローテーブル・テレビの王道の3セットをレイアウトできるのも、広さのある12畳ならではのメリットです。
フリースペースは狭くなりますが、大きめのソファを選んでとことんゆったりした時間を過ごすのもあり。4畳や6畳ではできない贅沢です。
■ソファ兼作業椅子にすればさらに広々使える!
12畳ワンルーム、かつ正方形の部屋だと、インテリアによっては配置しにくい場合があります。「それでもソファは譲れない!」という人もいるでしょう。
ソファはくつろぎの場所としてはもちろん、作業椅子として使うこともできますよ。そばに小さめのテーブルを配置すれば、食事やパソコン作業に大活躍。ベッドを近くに置くことにより、ナイトテーブルとしても使えます。
家具を減らしてスペースを作るのが、12畳の部屋をめいっぱい広く見せるコツです。