植木鉢は簡単に代用できる！植木鉢の代用品16選とおしゃれにアレンジする方法も紹介

ガーデニングや家庭菜園を始めたり、新しく種や苗を植えたいときに必要になるのが植木鉢です。

とは言うものの、気に入った植木鉢がなかったり植木鉢が足りないといった困った事態になることも。ですがそんなときに使える植木鉢の代用アイテムは、実はとてもたくさんあるのです！

そこで今回は、小さいサイズ・大きいサイズに分けて16個の代用品を実例を交えてお伝えします。

また代用品のおしゃれなアレンジ方法や受け皿の代用アイデアも併せて紹介。さらに植木鉢を使いたいときにおすすめのダイソーの植木鉢もピックアップしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずは、植木鉢の代用品を選ぶ際のポイントをお伝えします。

植木鉢の代用品は、土を入れることができる深さと穴を開けたり切ったりと加工しやすい素材であることが1番のポイントです。

その他には、水やりをするので水分に強い素材もしくは防水加工がされている容器などがあれば安心できます。また、外に出しておくこともあるので劣化に強いアイテムや簡単に処分や交換ができると使いやすいでしょう。

2号～7号くらいの小さいサイズの植木鉢の代わりになるアイテムを紹介します。

【小さいサイズの植木鉢代用一覧】

気軽に使えそうな代用品からこんなものまで！といった意外なアイテムまで9つ紹介。実際に使われている実例を交えながらお伝えしますね。

ちなみに、号数に3cmをかけることで植木鉢の直径を知ることが可能。詳しくは下記をご覧くださいね。

牛乳を飲んだ後も色々な使い道がある牛乳パックですが、植木鉢やプランターの代わりとしても使い勝手がいいアイテム。簡単に加工ができて、水分にも強いのがポイントです。

種や苗を植えたい部分を切って使います。種や苗の数が多い場合は横向きがいいでしょう。横向きで使う場合は、注ぎ口から土がこぼれないように閉じておいてくださいね。

ペットボトルも牛乳パックと同様に、縦向き横向きどちらでも植木鉢・プランターの代用品として使えます。

水抜きの穴も目打ちやカッターナイフなど身近な道具で簡単に開けることができるでしょう。使い方の幅が広く、水耕栽培や水やり回数を少なくする自作の装置も作れて便利です。

中に入れた土の様子や、場合によっては根の様子などが観察できるところもペットボトルの良いところと言えますね。

使い捨てカップは、プラコップ・インスタント麺のカップ・豆腐のカップなどさまざまなタイプが活用できます。3号～5号の植木鉢と同等のサイズ感で使えるでしょう。

普段ならゴミとなってしまうものですが、水分にも強く加工しやすいので植木鉢がないときは非常に便利。大きさや形の幅が広いところも植木鉢として役立つポイントですね。

卵の殻は多肉植物を植える植木鉢として代用されることが多いアイテムです。コロンとかわいいフォルムとサイズ感が人気を集めています。

代用するときはまず、中身を出してきれいに洗いましょう。卵の細くなっている方に箸やスプーンの柄などでやさしくコンコンとするとうまく殻が割れますよ。

乾いた後は底にキリや目打ちなどで、水抜きの穴あけ作業。強い力でやると割れてしまうので慎重に行ってくださいね。

フルーツ缶や茶葉の缶、飲み物の缶など飲んだり食べたりしたあとの缶も植木鉢の代用品として使えるでしょう。デザインがおしゃれな缶ならそのまま使っても雰囲気が出ます。サイズのバリエーションも多く丈夫なところもメリット。

注意点は、缶の切口や水抜きの穴を開ける加工の際のケガです。軍手などで対策をしてから作業してくださいね。

ビニール製の袋も水分に強く加工しやすいので植木鉢代用に使用可能。特にコーヒー豆や紅茶のティーバッグなどに使われているパッケージ袋なら、厚みやマチがあり自立しやすいので使い勝手が良いでしょう。

デザインが格好いいもの・可愛ものも多いので、そういった袋を選ぶとこなれ感がでますね。

意外なアイテムですが、靴も植木鉢の代わりになります。スニーカーや長靴など靴の種類も問わず、使えるでしょう。

履けなくなったけれどお気に入りで捨てられない靴などがあれば、植木鉢として再利用してみてください。個性的でインパクトのあるインテリアにしたいときもぴったりです。

水やりに使うじょうろですが、植木鉢として使うことができます。デザイン性のあるじょうろならアンティーク調・カントリー調など可愛らしい雰囲気を演出できるでしょう。

実例のように底に穴が開いたじょうろなら、水抜き加工をする必要がありませんね。加工する場合も、プラスチック素材なら、簡単です。また、4号サイズ程度の植木鉢を想定しているなら、サイズ感も良いでしょう。

主にお風呂で使うことの多い手桶・洗い桶も植木鉢のように使えます。取っ手が付いていたり、持ちやすい工夫がされているので植木鉢としても持ち運びがしやすいのが特徴ですよ。

カラフルな色合いならポップな感じ・ホワイトなど一色で並べると統一感が出て、意外と代用品だとわからないかも。

ここからは7号～9号以上の大きなサイズの植木鉢として使える代用品を紹介します。

【大きいサイズの植木鉢代用一覧】

穴あけ加工すれば使えるものもあれば、他のアイテムと組み合わせることで便利に使える代用品もあります。こちらも実例をピックアップしながらひとつずつ見ていきましょう。

バケツは手っ取り早く植木鉢として使える代用品です。7号～8号くらいの大きさがあるので、家庭菜園にもぴったりですね。

実例のように取っ手が付いていたり折りたためるタイプもあるので、使い勝手重視ならおすすめ。プラスチック素材のバケツなら、穴あけもそれほど難しくないでしょう。

大きな植木鉢やプランターのように使えるのが発砲スチロール。保冷・保温効果に優れているので、寒さや暑さに弱い植物や野菜などの栽培に向いている素材です。

切ったり穴を開けるといった加工もしやすいでしょう。ただ、地面と接している部分が多いので水はけをよくするため、足の代わりになる物を挟んでおくと安心です。

ホームセンターやスーパーなどで購入・提供してもらったものがあれば試してみてください。

レジかご・ピクニックバスケット・実例のようなワイヤーバスケットなども、植木鉢の代わりとして使えるでしょう。その際、土がこぼれてしまわないように、袋を組み合わせて使うようにしてくださいね。

水通しのいい袋を組み合わせれば、穴あけの必要はありません。ビニール袋などを使う場合は、事前に穴を開けて準備します。

ピクニックバスケットやワイヤーバスケットに寄せ植えなどをすれば、代用品と言えど1軍インテリアにもなるでしょう。

軽くて深さのあるゴミ箱も植木鉢として代用できます。大きなゴミ箱なら観葉植物のような大きさの植物にも使える可能性が。また、インパクトドリルなどがあれば底の水抜き穴も開けやすいでしょう。

ゴミ箱のデザインによっては、植木鉢とほとんど変わらず使えるものもあるので、植木鉢がないときは試してみてくださいね。

ダンボールも袋と組み合わせることで植木鉢の代わりになります。その場合は段ボールが紙なので、ビニール素材の袋を合わせるのがいいでしょう。

水抜き穴を開けるときは、ビニール袋を設置してから開けると手間なくスムーズです。四角なので並べやすいといった利点も。

野菜やお花の土として売られている袋ならそのまま植木鉢の代用品に。袋をカットし底になる部分に水抜きの穴を開けるだけですぐに使えます。

植えるために買ってきた土を使うので、準備がいらないのが最大のメリットですね。

麻袋があれば、植木鉢の代用に使うことができます。麻袋は、土はこぼれにくく水通しがいいのが特徴。しっかりと鉢底石や土を入れることで自立もするので、他に組み合わせる必要もありません。

野菜などが育ち収穫した後の使わない時期には、折りたたんでしまって置けるので収納場所をとらずに長く使えます。

置いているだけでも映えるデザインのものが多いので、おしゃれに家庭菜園を楽しみたい人にもぴったりですよ。

植木鉢の代用品はそのままでも使えますが、アレンジを加えるとおしゃれに変身させることができます。

「デコパージュ」「ペイント」「形の変形」の3つの方法を動画を交えて紹介するので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

デコパージュは、プラスチック・缶・布・木などさまざまな素材をアレンジできます。そのため植木鉢の代用品もほとんどの素材でアレンジ可能な方法です。

作り方は、デコパージュ液を塗った植木鉢にペーパーナプキンなどお好きな柄を貼って仕上げ液を塗るだけと簡単。

それでいて、一気に垢抜けたデザインを作ることができるのでおすすめです。

ペイントをするのも素敵なアレンジ方法のひとつ。塗る色やデザインで洋風にも和風にも好きなようにデザインできます。

ステンシルやエイジング加工といったプラスアルファのリメイクでさらに手を加えるのもおすすめですよ。

形を変形させる方法は、個性を演出できるアレンジ方法。特に缶を変形させて作る植木鉢・プランターに挑戦している人が多いですよ。

時間の余裕があるなら、トライしてみてくださいね。

水やりの際の必需品とも言える、鉢植えの受け皿。植木鉢を購入したらセットになっていることも多いですが、代用品を使っている場合は、受け皿も用意する必要があります。

そこで、今回は受け皿の代用品も集めてみました。

鉢植え受け皿にはお皿などの食器が便利です。鉢植えの下に敷くだけでOK。陶器などの割れやすいお皿よりもプラスチック素材のお皿が安心ですね。

肉や魚が入っている食品トレーも代用できます。受け皿にする際は、臭いなどが残らないようしっかりと洗ってから使うようにしましょう。

ペットボトルや牛乳パックも受け皿の代わりになるでしょう。植木鉢の代用と同じく、切り方によっては縦でも横でも受け皿に。

切り口などでケガをしないように、保護したり可愛くアレンジするのも良いですね。

植木鉢は、ダイソーやセリアなどの100円均一でも購入可能です。代用品が見当たらないときや、代用品ではなく植木鉢で育てたい場合は、チェックしてみてください。

今回は、ダイソーのネット通販から、3号～9号の植木鉢をそれぞれ違ったタイプでピックアップしました。

残念ながら「ダイソー2号植木鉢」の販売はネット通販の方ではされていないようですが、今回紹介するもの以外にも、植木鉢のラインナップはたくさんあります。その多くが110円で購入できるでしょう。

ただし、ダイソーネット通販では最低注文金額が1100円と決まっているので、欲しい数が少ない場合は近くの販売店で購入してくださいね。