雪山やプールに行ってゴーグルの曇り止めを忘れて困ったという経験がある人も多くいるのではないでしょうか。実はゴーグルの曇り止めは誰もが持っているものでカンタンに代用できます。
今回紹介する内容は、
- ゴーグルの曇り止め代用品を紹介
- ゴーグルの曇り止め代用品を使う際の注意点
- ゴーグルが曇る原理を解説
- 【おすすめ】ゴーグルの曇り止め3選
- ゴーグルを曇りにくくする方法
- ゴーグルの曇り止めの代用に関するよくある質問
以上となります。この記事を参考にゴーグルの曇り止めの代用品を確認しましょう。
ゴーグルの曇り止め代用品を紹介
ゴーグルの曇り止め代用品その1:中性洗剤 ■一滴たらすだけで曇りをしっかり防ぐ
皿洗いなどで使用する中性洗剤はゴーグルに一滴垂らせば曇り止めの役割を果たします。ゴーグルの内側に中性洗剤を垂らしたら指先でしっかり伸ばしましょう。
薄く伸ばすだけで効力があるのでたくさん塗り込む必要はありません。ゴーグルの汚れも一緒にきれいにしてくれるため一石二鳥ですね。薄く伸ばしたあとは流水でしっかりと洗い流しましょう。
ゴーグルの曇り止め代用品その2:シャンプー ■刺激の少ないベビーシャンプーがおすすめ
シャンプーも中性洗剤と同じようにゴーグルの内側に少量垂らして薄く伸ばしましょう。スキューバダイビングだけでなくスキーやスノボなどのウィンタースポーツでも使えます。
通常のシャンプーは水に溶け易いのでしっかり水ですすがないと目に入って痛くなることがあるでしょう。ベビーシャンプーを持っている人は通常のシャンプーよりも刺激が少ないのでおすすめです。
ゴーグルの曇り止め代用品その3:リンス ■リンスは使いすぎに注意
リンスも界面活性剤が多く含まれているので曇り止めの効果を期待できます。リンスは泡立たないため水で薄めた状態でレンズに塗り込んでそのまま拭き取っても使えるでしょう。
流水で洗える場所がない場合などに使い易いのはリンスですね。しかし弱酸性タイプのものはレンズ表面のコーティングを剥がしてしまう可能性もあるので使いすぎに注意しましょう。
ゴーグルの曇り止め代用品その4:歯磨き粉 ■傷が付くので擦りすぎないよう注意
歯磨き粉は全てのゴーグルに使えるおすすめ曇り止めの代用品です。歯磨き粉は持ち運びもしやすいので曇り止めの代用品として愛用している人も多いのではないでしょうか。
歯磨き粉は歯をきれいにするため研磨剤が含まれていることがあります。そのためあまり擦りすぎないよう注意しましょう。
ゴーグルの曇り止め代用品その5:唾液 ■慣れれば意外と気にならない
シュノーケリングやスキューバダイビングなどのマリンスポーツでは海でゴーグルの曇りが気になるという状況も起こってしまいますよね。
何も代用品の用意がないという人は自分の唾液でゴーグルの曇り止めをしましょう。唾液をゴーグルに塗り込みさっと水で流せば完了です。
唾液に含まれるリパーゼという脂質分解成分が油分を分解することで曇りにくくなります。衛生面で気になるという人も多いですが、背に腹は変えられない状況では有効です。
ゴーグルの曇り止め代用品を使う際の注意点
ゴーグルの曇り止め代用品を使う際の注意点その1:目や肌 ■目や肌への影響を考える
シャンプーや洗剤などを曇り止めの代用品として使用する場合は目に入ってしまったときのことを考えておかなくてはいけないでしょう。目に入ってしまったら流水でしっかり洗い流さないと危険です。
目や肌に異変を感じたらすぐに使用を中止し、必要に応じて医者に相談しましょう。
ゴーグルの曇り止め代用品を使う際の注意点その2:ゴーグルへの負担 ■代用品の使いすぎに注意
曇り止めの代用品はあくまで緊急時の代用品です。使いすぎたらゴーグルに負荷がかかってしまうこともあるので注意する必要があります。
上述したように弱酸性の洗剤やシャンプーはゴーグルのコーティングを剥がしてしまう場合があるでしょう。また研磨剤が含まれる製品もゴーグルの表面を傷つけてしまうことがあるので注意が必要です。
ゴーグルが曇る原理を解説
ゴーグルが曇ってしまうのは表面についた油が油膜を張ってしまうからです。ゴーグルの表面にできた油膜が原因で光を乱反射してしまうことも見えにくくしてしまうことにつながります。
油の正体は手で表面を触ってしまうことなどで付く皮脂がほとんどです。そのため洗剤など油を分解する製品が有効に働きます。
メガネも同じ原理で曇ってしまいますが、メガネの曇り止め代用品についてはこちらの記事をご覧ください。
メガネの曇り止め代用品9選をランキングで紹介!使ってはいけない代用品も | タスクル
https://taskle.jp/media/articles/1717メガネの曇り止めに代用できるアイテム9選をランキングで紹介!使えそうで使えない使用NGのアイテムも併せて解説します。また、マスク着用時のメガネの曇り対策や、おすすめのメガネ用曇り止めもピックアップしているのでチェックしてみてくださいね。
【おすすめ】ゴーグルの曇り止め3選
おすすめゴーグルの曇り止めその1:スワンズ くもり止めスプレー ■ワンプッシュで一発曇り止め
レンズにひと吹きするだけで長時間しっかり曇りにくい状態を維持してくれる便利な曇り止めスプレーです。
水中ゴーグル専用の曇り止めスプレーですが吹きかけたあとはさっと水で流すだけなのでカンタンですね。安価で購入しやすいのでまずは試しに市販の曇り止めスプレーを使ってみたいという人におすすめです。
おすすめゴーグルの曇り止めその2:AXE 超強力曇り止め液 ■すすぎのいらないリキッドタイプ
リキッドタイプのためゴーグルの内側に数滴垂らして専用クロスで伸ばします。自然に乾くまで放置しておけば長時間曇りにくいレンズになりますね。
水ですすぐ手間が不要なのでさまざまなシーンで活用できます。普段使いのメガネがマスクを着用していると曇って困るという人にもおすすめです。
おすすめゴーグルの曇り止めその3:パール くもり止め ■泡をジェット噴射してゴーグルの表面をコーティング
エアゾール缶を使用しているので使用前に必ず数回上下に振ってから使いましょう。レンズから2センチ程度離してジェット噴射してください。
レンズ全体に広げたらしっかり乾くまで放置し、乾いたら柔らかい布でまんべんなく拭き上げれば完成です。
ゴーグルを曇りにくくする方法
ゴーグルを曇りにくくする方法その1:乾燥させる ■使用後はしっかりと乾燥させよう
ゴーグルを使用したあとは陰干しでしっかりと乾燥させるようにしましょう。天日干しをすると変形したりなど影響が出てしまう可能性もあるので注意が必要です。
乾燥が不十分だと水垢が残ったりカビが生えてしまう危険性もあります。保管時は乾燥させることで表面のコーティングも維持できるのでおすすめです。
ゴーグルを曇りにくくする方法その2:清潔にする ■定期的に汚れを落としてきれいにしよう
ゴーグルのレンズ内に汚れが残っているとそれが原因で曇りやすくなってしまいます。そのためゴーグルを使用する度に必ず洗って清潔な状態を維持するようにしましょう。
ゴーグルを曇りにくくする方法その3:歯磨き粉パック ■歯磨き粉でゴーグルの内側をしっかりコーティング
ペースト状の歯磨き粉をゴーグルの内側に塗って歯磨き粉パックをするのもおすすめです。パック状態にしていて使う直前に水ですすぐだけなのでカンタンですよね。
ゴーグルを使わない期間はパックしておけば汚れが付いてしまうことも防げるので一石二鳥です。スキューバダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツのときに便利ですね。
ゴーグルの曇り止めの代用に関するよくある質問
■ゴーグルの曇り止め代用品を使う際の注意点は?
ゴーグルは目を覆うものなので、目に悪影響がある製品を使う場合は注意が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
■ゴーグルが曇るのはなぜ?
ゴーグルが曇ってしまうのは表面についた油が油膜を張ってしまうからです。ゴーグルの表面にできた油膜が原因で光を乱反射してしまうことも見にくくしてしまうことにつながります。
詳しくはこちらをご覧ください。