■新聞紙を敷く
洗濯物を干した下に新聞紙を敷くと湿気をとってくれ、洗濯物を早く乾かす助けになります。洗濯物を早く乾かすために直接関わるわけではありませんが、洗濯物の周りの湿気を取ってくれます。
洗濯物から話は逸れますが、お布団を押し入れに仕舞うとき、すのこを敷き、その下に新聞紙を敷いておくと布団が湿気を吸いにくくなるといわれています。このように新聞紙は湿気をとる能力が高いといわれていますので、試してみてはいかがでしょうか。
■扇風機を使う
扇風機を使うのは洗濯物に風を当てるためです。先にご紹介した実験結果でも扇風機の風を当てた洗濯物は当てなかったものより2倍以上速い時間で乾いています。
室内干しの場合、風通しの良い場所を選ぶだけでなく、扇風機を併用して積極的に風の流れを作る、風を当てるといったことをされると洗濯物を早く乾かすことができるでしょう。
あと、冬は気温が低くなり洗濯物が乾きにくくなります。エアコンを使って部屋の温度を調節してあげると冬場でも洗濯物を早く乾かすことができます。ただ、エアコンの暖房は電気代がかかるのがネックになります。
この時、活躍するのが扇風機です。暖かい空気は上に移動しますから、扇風機で空気の流れを作ってあげることで、上にたまった暖かい空気を床のほうに移動させることができます。エアコンの温度を少し下げても、扇風機を使って暖かい空気を移動させると部屋全体が暖かかくなりますから、電気代も抑えることができるでしょう。
ここまで読まれて、気になっているところがあるのではないでしょうか。洗濯物の水分についてここではご説明していませんでした。自動洗濯機でしたら、脱水まで行ってから8つのコツを試していただければ洗濯物は今までより早く乾きやすくなります。
そして、洗濯物の水分を減らせばさらに早く洗濯物を乾かすことができるようになります。洗濯物の水分を減らす方法も交えて速攻で乾かす裏技をご紹介いたします。

梅雨の季節は屋外も屋内も湿気でジメジメしていることが多く、気分まで憂鬱になりがちです。梅雨の時期の湿気対策を行って、スッキリとした気分で過ごしていきましょう!
今すぐ!速攻で乾かす裏技6選

ここでは洗濯物をさらに速く、速攻で乾かす裏技を6つご紹介します。速攻で乾かすためには洗濯物の水分をできるだけ少なくしてから干すことが大切です。まずは洗濯物の水分を減らす方法からご紹介します。
■2回脱水する
脱水は1回よりも2回するほうが洗濯物の水分を少なくすることができます。ただ、この方法は洗濯物のシワが多くなりやすいという欠点があります。また、脱水ができない服には使えません。この方法を使われるときは脱水をしても良いものだけでお試しください。
脱水ができない、シワになるのが怖いという場合は、バスタオルなど大きなタオルで洗濯物の水分を取ってあげるという方法もいいでしょう。タオルで洗濯物を挟んでパンパンと軽くたたくようにしてあげれば、洗濯物の水分がタオルに吸い取られます。
濡れたタオルは交換して繰り返せば、かなり洗濯物の水分を少なくすることができます。ただ、この方法も傷みやすい服の場合はご注意ください。
■アイロンをかける
「アイロンは乾いた服に使うのでは?」このような疑問もあるでしょう。洗濯物を干す前にアイロンをかけるメリットは、洗濯物の水分を減らすことができるということです。2回脱水をし、アイロンをかけることで洗濯物の水分を減らします。そして、さきにご紹介した洗濯物を早く乾かす8つのコツをお試しいただければいいでしょう。
アイロンを使うメリットは洗濯物を速攻で乾かすという以外に、部屋干しの臭いを防止するということがあります。雑巾のようなにおいと例える方もおられるあの嫌な臭いです。部屋干しの臭いの原因は、洗濯物が乾くまでに時間がかかりと細菌が増え、その細菌の代謝物が臭いの原因といわれています。
脱水後、アイロンをかけることで洗濯物が乾くまでの時間を短縮することで細菌が増えるのを防ぐことで部屋干しの臭いも防止することができます。アイロンを使う際は、洗濯物のタグを確認してからご利用ください。
■すすぎの前にお湯を入れる
アイロンが使えないという場合にご紹介するのがこの方法です。お湯を入れるタイミングは、最後のすすぎの前です。この時、洗濯機の水を50℃くらいにすると洗濯物が早く乾くといわれています。
ただ、ニットなど高温で洗濯できないものはこの方法を使うことができません。また、洗濯機によっては50℃以上のお湯を入れると故障の原因になるというものもあります。この方法を試されるときは、洗濯物の材質だけでなく、洗濯機がお湯を入れても大丈夫かということもお確かめください。
■脱水の時、バスタオルを入れる
アイロンが使えない、高温のお湯が使えないという時は、脱水時に乾いたバスタオルを一緒に入れるという方法があります。乾いたものを一緒に入れることで、洗濯物の水分をより減らそうという方法です。
この方法でしたら、脱水の前に乾いたバスタオルを入れるだけですからさらに手間がかかりません。この方法でご注意いただきたいことは、脱水する洗濯物の量を減らすということです。
速攻で乾かしたい洗濯物だけを入れて脱水する。洗濯物は少ないほうが効果はありますから、できるだけ少なくするといいでしょう。
また、ジーンズなどの場合、タオルで巻いてネットに入れて脱水するという方法もあります。少し面倒ですが、薄い生地のものとジーンズなど分厚い生地の物を一緒に脱水する場合にとても便利です。こちらの方法もお試しください。
■乾燥機を使う
乾燥機を使う時は、できるだけ大きめのもので、洗濯物はできるだけ少なくします。このようにすると、洗濯物の乾燥時間を短縮することができます。
そして、ここでも乾いたバスタオルを一緒に入れます。乾いたバスタオルを一緒に入れることで、乾燥機だけでなくバスタオルも洗濯物の水分を吸収してくれますから、洗濯物を乾かす時間を短縮することができます。
ただ、この方法は縮みやすいものなどには使うことができません。洗濯物のタグを見て乾燥機が使えるか確認してからお試しください。
■ドライヤーを使う
できるだけ、これだけでも速攻で乾かしたいという時はドライヤーを使う方法があります。用意するものはドライヤーのほかにビニール袋だけです。
まず、ビニール袋の角を2カ所切ります。これは洗濯物の蒸気を逃がすためのものです。次にビニール袋に洗濯物を入れ、ドライヤーの温風を当てるだけです。1カ所に温風が当たらないようにドライヤーを動かしながら温風を当てます。この方法は知っているという方もおられるでしょう。
この方法で注意したいのは、ドライヤーと洗濯物の距離です。ドライヤーの温風を手に当てて熱くて我慢できないという距離では近すぎます。ちょっと熱いけれども我慢できるというくらい離してお使いください。
ただ、この方法も乾燥機が使えない洗濯物には使えません。速乾ではありませんが、ビニール袋を使わず、ドライヤーの温風をちょっと遠めから当てて軽く乾かします。距離は先にご紹介したくらいの距離です。その後、扇風機などで風を当てておくと洗濯物を早く乾かすこともできます。
速攻で乾かす裏技を6つご紹介しました。いかがでしたでしょうか。ただ、デリケートな服はこれらの方法を使うことができません。そのような服をどうしても早く乾かしたいという時はプロの手を借りるということになります。お近くにあるクリーニング店でそのようなサービスを行っているか、ちょっと調べておくのも良いのではないでしょうか。
洗濯機に入れても良いお湯の温度を教えてください。:日立の家電品
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早く乾かすための便利グッズ
