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浴室・お風呂のリフォーム費用相場と安く抑えるコツ3つ【プロ監修】

浴室・お風呂のリフォーム費用相場と安く抑えるコツ3つ【プロ監修】


現在ではユニットバスが主流になったとはいえ、在来工法の浴室もいまだに根強い人気を集めています。在来工法ならユニットバスでは採用することができない素材や浴槽を組み合わせて、オリジナルな空間を設計することが可能です。

しかし、浴室を丸ごとリフォームする場合には、工期が2週間以上かかってしまうこともあります。工期が長くなれば、当然工事費用も高くなってしまいます。そこでここでは在来工法浴室のリフォーム内容ごとに、その費用相場をご紹介したいと思います。

在来工法浴室の浴槽交換リフォーム費用

『古くなった浴槽を新しいものに交換する』『保温性が良くお手入れのしやすいものにする』『より機能性の高い浴槽に交換する』『浴槽をサイズアップする』『浴槽をまたぎやすい高さに変更する』など、浴槽交換のリフォームも少なくありません。

浴槽には、大きく分けて『和式』『洋式』『和洋折衷』の3タイプがあります。

『和式』
和式は比較的狭い浴室にも設置可能ですが、深さがあるので膝をたたんで入浴するようになります。

『洋式』
洋式は広くて浅いため、仰向けの姿勢で入浴します。

『和洋折衷』
和洋折衷は、現在最も多いスタイルで、比較的ゆったりと入浴することができます。そして浴槽は、設置方法によって据え置き型と半埋込型、埋込型に分類できます。浴槽によって設置方法が限られることもあるので、プランに応じた浴槽を選ぶ必要があります。

また浴槽は素材の違いによってその特徴や値段も大きく違います。代表的な浴槽(間口1,200mm程度、半埋め込み型)の金額の目安は下記の通りです

浴槽の材質 料金の目安
FRP 5~6万円
ステンレス 10万円
人工大理石(ポリエステル系) 10万円
高級人工大理石(アクリル系) 15万円
鋳物ホーロー 13~15万円
ヒノキ 30~35万円

書く素材の特徴

■FRP浴槽
FRP浴槽は安価ですが、傷がつきやすく汚れやすいのがデメリットです

■人工大理石浴槽
人工大理石浴槽は、肌触りが良く、見た目に高級感があって耐久性にも優れています。

■ステンレス、鋳物ホーロー
金属製のステンレスと鋳物ホーロー浴槽は、手入れがしやすくて、耐久性と保温性に優れています。

■ヒノキ
ヒノキ浴槽は天然木特有の香りと肌触りが魅力ですが、こまめなお手入れが必要です。

工事費用

浴槽の交換工事には『浴槽の代金』の他に『既存浴槽の撤去処分費用(約5万円)』と『浴槽取り付け費用(約5~6万円)』で、合計約10万円前後の工事代金がかかります。

在来工法浴室の内装リフォーム費用

在来工法の浴室のリフォームに至る理由としては『タイル目地の汚れやカビの発生』『タイルの割れ』『壁仕上げ材の汚れなどが生じて部分的に内装リフォーム』などのケースもあります。
従来は、タイルなどの仕上げ材の貼り替えに、工事期間や工事費用を要することが多かったのですが、現在は既存の仕上げ材の上から重ね貼りできる専用の化粧フィルムやパネル、床のシートなどが普及しているので、安価で手軽にリフォームできる様になりました

各費用の参考価格は下記の通りです。

■在来工法の浴室の壁を化粧パネル貼りに変更
『工事費:約10万円』+『材料代:約5~6万円』= 約15~16万円
(工事費内訳:既存の壁の解体撤去:約5万円、下地処理:約2万円、パネル取付費:約3万円)
※既存の壁の解体撤去が不要な場合は約8~9万円でリフォーム可能です。
工期は既存の壁を解体撤去する場合で2~3日間、解体撤去が不要な場合は1~2日間です。壁パネルは、今まで在来浴室の欠点だった防水性や保温性に優れています。(参考商品:フクビバスパネル)

■床面のシート貼り
工事費:約2万円 + 材料費:約3万円 = 約5万円
今まで冷たかったタイルの床を、温熱性や防滑性、衝撃吸収性に優れた床に改善できます。(参考商品:東リ バスナシリーズ)

在来工法浴室全体リフォームの費用

在来工法の浴室にリフォームする一番の目的は、オリジナルデザインで自由にリフォームすることにあると思います。それだけにリフォーム費用は、こだわった分だけ加算されていきます。デザインや素材にこだわると、200万円から500万円ほどかかることもあるでしょう

費用は最低でも100万円以上、最も多い価格帯で150万円前後が目安だと考えておいて良いと思います。工期は2週間ほどみておきましょう。

工事には『既存の床・壁・天井・浴槽などの解体撤去』の他『配管工事や床・壁・天井の下地工事及び仕上工事』『防水工事、浴槽、ドア、水栓金具、給湯器、照明器具、換気扇などの商品代』がかかります。これらの仕上材や商品の種類、グレード、機能などによって、費用は大きく変わります

一方、在来浴室のリフォームでは、工事中に浴室周囲の土台や柱の一部で腐食が見つかることも珍しくありません。多くは漏水や湿気が原因ですが、土台の補修や柱の根継ぎ、補強などで思わぬ費用が発生することもあります。工事費の10%前後の予備費をあらかじめみておくことが必要です。

また、併せて壁や天井に断熱材を入れて、浴室全体の断熱効果を高めることもできます。こうした見えない部分に手を加えることで、より快適な浴室空間に改善できる点が全体リフォームの利点です。

浴室・お風呂のリフォーム費用を安く抑えるコツ3つ

① 在来浴室からユニットバスに変更する
在来浴室のリフォームでは、比較的安い費用で見た目を新品のユニットバス風の浴室に変えることも可能です。既存の浴槽を交換し前述した内装リフォームを併せて行って、水栓金具を交換すれば、わずか1週間程度でユニットバス風の浴室が完成します費用は50万円前後です。
配管や構造躯体には手を加える事ができませんが、比較的築年数が浅く、傷みが少ない場合には有効な方法だと思います。

② 塗装する
また、元の浴槽がFRPやホーローの浴槽であれば、浴槽交換の代わりに塗装などの費用を抑えた再生方法もあります作業は1日で費用は10万円程度です。浴槽を交換するよりも20万円以上安くなります。しかし、作業には技術を要するので、実績のある専門業者に依頼するようにしてください
塗装面の下地処理を入念に行わないと、塗膜の剥がれや亀裂などの不具合が発生してしまうことがあります

③ 浴槽を自分で購入する
他には、インターネットで浴槽を安く購入して支給することで、費用を抑える方法があります。しかし浴槽には勝手があるので、誤った商品を購入すると設置ができない場合があります。専門家のアドバイスを受ける様にしましょう。
また、リフォーム会社によっては支給品を受け付けていないこともあるので、事前にリフォーム会社に相談する必要があります

浴室・お風呂で使える助成金

浴室・お風呂のリフォーム工事では、一定の条件を満たせば国や地方自治体の補助金や補助制度を利用することができます

代表的なものに、介護保険制度があります。家族に要支援、要介護認定を受けている人がいることが条件になりますが、浴室入口の段差解消や手すりの取り付けなどが対象工事となり、最大で20万円まで支給されます。

また昨年の例だと「住宅ストック循環支援事業」の補助制度というものがありました。この補助金は、省エネに関するリフォームである
➀開口部の断熱
➁外壁、屋根、天井または床の断熱
➂エコ設備の導入

の3つのうちいずれかを必須としていて、そのいずれかを行えば、耐震やバリアーフリー、劣化対策まで幅広く補助金の対象になりました。

■浴室リフォームで対象になるケース
➂のエコ設備の導入で『高断熱浴槽』『高効率給湯器』『節湯水栓』の3種を設置すれば、上記の必須工事と併せて行う手摺の設置や段差解消などのバリアーフリー工事も補助対象になります。

最新のユニットバス(システムバス)は高断熱浴槽を標準採用している事が多く、ガス給湯器はエコジョーズへ交換し、手元止水機能または小流量吐水機能を持つシャワー水栓を採用すれば➂の要件を満たす事ができました。すると、浴室に設置する手摺や出入口の段差解消も補助金の対象になったのです。
昨年度の受付分はすでに終了していますが、各自治体では似たような補助金制度を設けているところもあると思います。一度各自治体の窓口やホームページなどで確認してみると良いでしょう。

他にも、浴室の省エネ、バリアフリーリフォームを行うと、所得税の控除や固定資産税の減税などの税制優遇が受けられます。税制優遇措置を受けるためには様々な要件があるので、事前に良く調べておくと良いと思います。
いずれも確定申告や市区町村への申告が必要です。

まとめ

浴室は湿気が多く、水回り部分の中でも特に劣化しやすい場所です。また、一昔前の在来工法の浴室では、防水不良による漏水が起きやすく、柱や土台が腐食してシロアリ被害にあっている可能性もあります。そして古いユニットバスでは、壁パネルに化粧鋼板が使用されていたので、錆が発生しているのも度々目にします。

近年では、浴室内でのヒートショックの事故が増えていることもあり、予防策として断熱効果を高めるためのリフォームや、浴室暖房機器設置による温度管理の必要性も高まっています。ヒートショック対策に加え、脱衣所と浴室の段差を解消することや、浴槽のまたぎ高さを低くすること、さらには床材を滑りにくい材料に変更することなども、浴室リフォームでは欠かせません。

この様に浴室リフォームでは、単に美観を良くするばかりでなく、安全性や快適性が常に求められています。また、浴室をリフォームする際には、既存の配管が使えるかどうかの判断も必要になります。

浴室のリフォームには『ユニットバス(システムバス)に変更する方法』『在来工法の大きく2通りの方法』があることはこれまでご紹介した通りですが、それぞれ異なるメリットとデメリットがあるので、どちらが良いとは一概にはいえません。

自分の要望を実現するには、どちらのリフォームがベストなのか、迷ったらこの記事を参考に、信頼できるリフォーム業者に相談してアドバイスを受けながら進めるのが望ましいでしょう

タクトホームコンサルティングサービス代表
亀田 融
東証一部上場企業グループの建設・住宅部門で、約33年間現場監督(注文住宅、賃貸マンション、官庁工事)及び住宅リフォーム事業の責任者として従事。その経験を活かし、会社設立。
東証一部上場企業グループの建設・住宅部門で、約33年間現場監督(注文住宅、賃貸マンション、官庁工事)及び住宅リフォーム事業の責任者として従事。その経験を活かし、会社設立。

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