刺されるとかゆみを伴い、さらにその死骸やフンがアレルギーの被害をもたらす「ダニ」。目に見えにくいからこそ、やっかいな害虫です。
ダニを退治する方法は数多く存在しますが、なかでも「ダニ捕りシート」を使った方法は、ダニの駆除と除去が同時にできる便利なダニ駆除方法です。殺虫剤などのダニ駆除方法とは異なり殺虫成分を使用しないため、赤ちゃんや小さなお子さん、ペットのいるご家庭でも人気があります。さらに、置いておくだけでOK、使用後はそのまま捨てるだけの手軽さもおすすめのポイントです。
そんな簡単・便利なダニ駆除方法である「ダニ捕りシート」ですが、適当に選んでしまうとあまり効果が実感できず、がっかりしてしまうこともあります。この記事では、おすすめのダニ捕りシート12選を紹介。さらに、ダニ捕りシートを選ぶ上での注意点やその選び方についても言及していきます。
おすすめダニ捕りシート12選

それではさっそく、おすすめのダニ捕りシート12選を紹介していきます。効果を実感できずにがっかりしてしまわないよう、環境や用途に合わせて適切なダニ捕りシートを上手に選んでみてくださいね。
■① 「ダニピタ君」
![]() 置くだけでダニを誘引!吸着!「ダニピタ君」
ダニピタ君 の詳細を見る
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「ダニピタ君」は、簡単、置くだけ、手間いらずの新しいダニ対策として、1千人以上の医療関係者に支持されたダニシートです。
楽天市場でのダニシート週間売り上げランキングで第1位を獲得したこともあり、雑誌ひよこクラブにも掲載されたことから、赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使えると人気となっています。
外部の3つの第三者機関(ホームサービス生物研究室、一般財団法人 日本環境衛生センター、株式会社ビオスタ)に調査を依頼し、捕獲データを公表している点でも信頼性の高い商品として人気です。
30日間返金保証付きなので、安心してお試しすることもできます。
■ ② YKサービス ダニ捕りシート 10枚セット レギュラーサイズ 日本製

ゲット!ダニ捕りシート レギュラーサイズ(12×17) 10枚
「YKサービス ダニ捕りシート」は、ダニ捕りのために開発された特殊な誘引剤を使用した日本製のダニ捕りシートです。誘引剤には食品添加物が使用されていますので、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭でも安心。誘引されたダニは綿生地の中へ入っていき、粘着シートで捕獲する仕組みのため、捕獲したダニの死骸やフンが飛散しづらい仕様になっています。カーペットや絨毯、ラグマットの下、押入れの隅や布団の下、さらにベビーベッドまで、あらゆる場所で安心して使えます。
■③ ダニホテル 日本アトピー協会推薦

ダニホテル ふとん用 2枚入り
日本アトピー協会推薦の「ダニホテル」は、特殊な誘引剤と強力な接着剤でダニをしっかりキャッチする安全性の高いふとん用ダニ捕りシートです。ふとん1枚にダニホテル1枚が目安。ダニをマットの中に入り込ませて吸着しますので、ダニの死骸やフンの飛散が少なく、アレルギーの方でも安心して使用できます。人体に有害な殺虫剤を使用せず、食品用基材を使用しているため、どんな場所にも安心して設置できますよ。
■④ マジカルダニマット

マジカルダニマット 10枚セット
マジカルダニマットは、ダニのいそうなところに置くだけでOKの簡単・置くだけ・手間いらずで、体にやさしくダニを駆除します。特殊誘引剤は食品添加物を使用し、薬品は不使用。綿生地の中の粘着シートが、ダニを捕まえて逃がしません。シートは両面ともバイル生地で裏表問わず使用が可能。こちらも日本製ですので、安心して使用できますよ。
■⑤ キングサイズ ダニ取りシート

キングサイズ ダニ取りシート【目安〜4畳用】
「キングサイズダニ取りシート」は、たった2枚で8畳に対応できる大きめサイズが便利なダニ捕りシート。誘引剤(食品添加物)に誘われたダニが新成分が配合された生地の中で分解され、捕えたダニを無害化させるという新しいタイプのダニ捕りシートです。1枚でも有効面積は2~3畳と広範囲に効果を発揮、さらに長持ちタイプで大満足の使用感が特徴です。
■⑥ トプラン ダニ捕りシートDX

トプラン ダニ捕りシートDX(3枚入)
「トプラン ダニ捕りシートDX」は、食品に使われる成分を使用したダニが好む香りでダニを誘引し、メッシュを通り抜けたダニを粘着シートでキャッチ。しっかりと捕獲してくれますので、アレルギーの元になるダニの死骸やフンも飛散しません。カーペットや押し入れ、布団、食料保存庫など家中どこでもつかえるオトクな3枚入りです。
■⑦ ダニ捕りロボ

ダニ捕りロボ(ニッケン) ソフトケース 1個組
「ダニ捕りロボ」は、ダニ研究20年の実績がある「日革研究所」が開発したダニ捕りシートです。日米特許取得の「ダニ乾燥捕獲技術」を捕獲方式としているのが特徴。ダニが好む誘引剤で誘いこんだのち、体の約80パーセントが水分であるダニの水分を奪うことで乾燥させ、確実に駆除します。ダニの死骸はマット内に閉じ込められますので、飛散の心配もありません。
■⑧ ブラックホール

ダニ捕りパック ブラックホール 2個入り
石崎資材のダニ捕りシート「ブラックホール」は、特許登録されているダニ駆除方法です。たくさん小穴を空けた黒い袋で内部がほぼ真っ暗になっているのが特徴で、小穴からダニの好む臭いを漂わせ、ダニの好む暗い場所へと誘引。明るさを嫌うダニはどんどん奥へと入り込み、粘着層で捕獲するしくみになっています。さらに、ダニの繁殖抑制効果をもつ不織布ボナレックスRもセット。暗い場所を好むダニの習性を利用した特許方式でダニを確実に駆除します。
■⑨ 昭和西川のダニとりマット

昭和西川のダニとりマット 2枚入り
昭和西川のダニとりマットは、快眠セラピストと日本アトピー協会も推奨する日本製の安心ダニ捕りシートです。天然フルーツエキス配合の誘引剤でダニを誘引し、粘着シートでしっかりキャッチ。殺虫成分を使用せずお子様やペットにも安心なのはもちろんのこと、ハウスダストの働きを抑える「SNフレッシュD加工」を生地に施し、アレル物質の吸着と同時にハウスダストの低減も実現します。
■⑩ ダニさそってポイ

ダニさそってポイ
紀陽除虫菊の「ダニさそってポイ」は、ダニのいそうなところに置くだけで捕獲できるダニ誘引・吸着シート。白布の中に粘着層、天然フルーツエキスを配合した誘引剤が入っていて、誘い込まれたダニは粘着層にくっついて閉じ込められるしくみになっています。1枚あたりの有効面積は4畳~5畳と広範囲に効果を発揮。日本アトピー協会推薦品ですので、安全性の高さもお墨付きです。
■⑪ ママのための置くだけ簡単ダニシート

ママのための置くだけ簡単ダニシート5枚入り【メール便送料無料】
「ママのための置くだけ簡単ダニシート」は、商品名のとおり、忙しい子育てママに大人気のダニ捕りシート。殺虫剤不使用なのはもちろんのこと、安心の日本製なのも人気のひみつです。使用後は燃えるゴミにポイッと捨てるだけの手軽さで、忙しいママでも安心ですよ。「大事な赤ちゃん、子どもをダニから守りたい」…そんなお母さんたちの願いを叶えるダニ捕りシートです。
■⑫ KINCHO ふとん・まくらにダニコナーズ

ふとん・まくらにダニコナーズ リラックスリーフの香り 6ヶ月用 2個入
「KINCHO ふとん・まくらにダニコナーズ」は、ふとん・まくらの下に置くだけの寝具用のダニ除けシートです。天然由来のダニ除け成分を配合し、ダニを寄せ付けません。シートの素材は柔らかく、手触りもなめらか。就寝中も気になることなく使用できます。リラックスリーフの香りに癒されながらダニ駆除ができてしまう、なんとも贅沢なダニ除けシートです。
ダニ捕りシートの選び方と注意点

次に、ダニ捕りシートを選ぶ上で注意すべき点とその選び方について説明していきます。ダニ捕りシートの特性や注意点をよく理解をすることが、ダニ捕りシート選びを失敗しないコツです。
■1.効果的なダニの種類を知る
日本ダニ学会ホームページによると、日本に生息しているダニの中で人間の血を吸うダニは、科なら全体の3パーセント、種なら全体の0.9パーセントとされており、ほとんどのダニが人間を刺すことがないことがわかります。
ただし、ダニによる被害は「刺されること」だけではありません。近年では、ダニの死骸やフンによるアレルギーも、私たち人間にとっては深刻な被害となっています。
わたしたちの家の中に潜む「屋内ダニ」は、大きく分けて「チリダニ」と「ツメダニ」の2種類に分けられます。
・ チリダニの特徴
屋内ダニの約80パーセントを占めるのが、チリダニです。1年中家で見られ、人を刺すことはないものの、そのフンや死骸がアレルギーの原因となります。
・ ツメダニの特徴
ツメダニはチリダニと比べて大型で、偶発的ではありますが、人を刺すことがあります。湿度の高くなる梅雨の時期や秋頃に多く発生します。
ダニ捕りシートの中には両方のダニに効果的なものもあれば、ツメダニよりも小さなサイズのチリダニのみに対応できるものもあります。退治をしたいダニの種類に効果を発揮しないのであれば、ダニ捕りシートを設置しても意味がありません。使用をするダニ捕りシートがどちらの種類のダニに対応しているのか、きちんと確認してから使用することがとても大切なのです。
■2.価格だけで選ばない
ダニ捕りシートを選ぶ上で、その価格が安いということは、多くの人にとってとても魅力的なことでしょう。しかし、しっかりとダニ駆除効果を実感したいなら、価格を重視して選ぶのはおすすめできません。ダニは目に見えにくいものだからこそ、その効果は信頼のできるものである必要があります。
適当に安いダニ捕りシートを購入して全く効果がなかったというのも、実はよく聞く話です。ダニ捕りシートを選ぶときは、価格だけで選ばず、その実績にもぜひ注意を向けてみてくださいね。
■3.検証結果を参考にする
ダニ捕りシートを選ぶときにぜひ参考にしていただきたいのが、そのダニ捕りシートを使用した場合の検証結果です。実際にそのダニ捕りシートを使用してどのくらいの効果を期待できるのかについて実験したものをデータで確認することができれば、あなたの期待どおりのダニ駆除効果が実感できるはずですよね。
では、検証結果を確認するにはどこを探せばよいのかというと、「公式サイト」です。実際に効果の期待できるダニ捕りシートは、公式サイトに今までの実績や検証結果が載っていることが多いのです。これなら簡単に確認できますね。
反対に、価格だけ安くて効果が怪しいダニ捕りシートの公式サイトには、実際や検証結果などのデータを載せていませんので、購入前に確認してみるのをおすすめします。
■ 4.使いたい場所の広さ
ダニ捕りシートを選ぶ上で、あなたの使いたい場所の広さに対応できるかを確認することも重要です。せっかくダニ捕りシートを設置したのに、有効面積が足りず、十分な効果を得られないのはとても残念ですよね。使用するダニ捕りシート1枚あたり、どのくらいの範囲に効果を発揮するのかしっかりと確認してから使用をするのがおすすめです。場合によってはダニ捕りシートを数枚設置する必要もあるでしょう。
■5.即効性は求めない
ダニ捕りシートは、ダニを誘引して駆除していくものです。そのため、効果を実感できるまで早くても翌日、遅いと1週間以上かかる場合もあり、即効性は期待できません。
特に駆除したいダニが人を刺すツメダニの場合は、すぐにでも駆除したいはずですよね。ダニ捕りシートの効果を実感するまでの間は、熱処理を行なったり、ツメダニのエサとなるチリダニやホコリを減らすなど、ほかの対策をしておくことをおすすめします。
■6.成分をチェックする
ダニ捕りシートに使用されている成分もしっかりと確認しておく必要があります。成分に気を留めずにダニ捕りシートを選んでしまうと、結果的に特定の化学物質に敏感に反応してしまったり、臭いが気になったりして使用することができない場合もあるためです。
特に、赤ちゃんや小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では注意が必要です。ダニ捕りシートには赤ちゃんや小さなお子さんが吸い込むと体に害を及ぼす可能性のある物質が含まれていることがあります。特に布団や寝具などの肌が直接触れるものは注意しましょう。できれば天然由来の成分でつくられたダニ捕りシートを選ぶようにすると、安心して使用できますよ。
■7.日本製だと安心です
ダニ捕りシートは、日本製のものと、そうでないものがあります。日本製のものであれば、安全性に優れ、耐久性も高いものが多いため、安心して使用することができます。外国製のものだと日本製のものより安価なものも多いようですが、効果と耐久性、安全性のトータルでみると、日本製のほうがコストパフォーマンスに優れている場合もあるでしょう。外国製のものを使用するときはこれらのことを踏まえ、十分に検討してみてくださいね。
まとめ
ダニ捕りシートは、即効性が期待できません。効果を実感できるまで、早くても1日、遅いと1週間以上の時間が必要です。そのため、「すぐにでもダニを駆除したい!」という方には不向きな方法と言えるでしょう。効果が出るまで何か対策をするか、別の方法でダニを駆除することをおすすめします。
ただし、ダニ捕りシートでダニを退治するのは、メリットももちろんあります。一番のメリットは、殺虫成分を使用しないため、安全性が高い点でしょう。また、手間もかからず手軽に使用でき、さらにダニ捕りシートを上手に選ぶことができれば、効果もしっかりと実感できます。
手軽で安心な「ダニ捕りシート」。ぜひ上手に活用してみてくださいね。