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アライグマの駆除方法6つと業者に頼んだ場合の相場

アライグマの駆除方法6つと業者に頼んだ場合の相場

近年では住宅地に出現し、東京都23区にまで生息域を広げている「アライグマ」。あのなんとも愛くるしい顔をしたアライグマの正体は、立派な「害獣」です。わたしたちができるアライグマの駆除方法や、アライグマの駆除を業者に依頼した場合の相場についてまとめていきます。


本来は水辺近くの森林に生息しているアライグマですが、近年では住宅街にも出現、さらには東京23区にまで生息域を広げ、私たちの生活にさまざまな被害を及ぼしています。タヌキのような顔でなんとも愛くるしいアライグマですが、その正体は立派な「害獣」。特定外来生物に指定され、駆除対象となっています。

実際アライグマは、狂犬病や脳神経障害を起こす回虫、マダニなど、さまざまな病気を媒介する、わたしたちにとって厄介な生き物。それだけではなく、フンの被害も相当なものです。

この記事では、わたしたちができるアライグマの駆除方法や、アライグマの駆除を業者に依頼した場合の相場についてまとめていきます。

アライグマの生態と特徴

まずはじめに、アライグマの生態と特徴についてみていきましょう。

① 大きさ・重さ

アライグマの標準の大きさは、胴体が40〜60センチ、尻尾が20〜40センチ程度、体重は3.5~9キロ程度です。大きいものだと全長140センチ、体重28キロを超えるものも報告されています。わたしたち人間と同じで、オスはメスより少し大きめです。

② 毛の色

アライグマの毛は長く、背中の毛は銀色に淡い茶色などが所々混ざっています。おなか側の毛は灰色をしていています。顔は皆さんご存知のとおり、目のまわりが黒く、鼻周りは白っぽい色をしており、可愛らしい顔をしています。

③ 手先が器用

前足を使ってものを洗う仕草が印象的であるアライグマは、手先がとても器用で学習能力も高いのが特徴です。

④ 雑食

アライグマは雑食のため、両生類や爬虫類、昆虫類、哺乳類、鳥類、甲殻類、植物などあらゆるものが捕食対象です。

⑤ タメ糞

アライグマは一定の場所にフンをする習性があり(タメ糞と呼ばれます)、フンは強い悪臭を放ちます。

⑥ 繁殖力・生命力が強い

アライグマは生命力が比較的強く、繁殖力も高いのが特徴です。1年のあいだに4〜5匹程度の赤ちゃんを産みます。

アライグマの駆除方法6つ

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アライグマは外来生物法で定められた在来の生物を捕食したり、生態系に害を及ぼす可能性がある「特定外来生物」でありながら、鳥獣保護法で保護されており、いつでも誰でも勝手に捕獲したり駆除したりしてしまうことは法律により罰せられてしまいます。

それでは、アライグマを駆除するためにわたしたちができることにはどのような方法があるのでしょうか。アライグマの駆除方法を6つ説明していきます。

① 金網

アライグマによる被害を回避するためには、まずはアライグマを家に侵入させないことが肝心です。アライグマの侵入経路となるような箇所(天井裏への侵入口となる隙間など)を金網などでしっかりと塞ぐことで、アライグマの侵入を防ぐことができるでしょう。

なにも金網まで使わなくても、アライグマが入ってこられないように侵入口に物を置いて塞いでおけば良いのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、相手は器用なアライグマです。器用に手先を使って移動させて侵入してくることもありますので、金網でしっかりガードしておいたほうが安心ですよ。

② 嫌いなニオイ

アライグマが住居に住み着いてしまうのを防ぐために、アライグマが嫌いなニオイを発生させて寄せ付けない方法も効果的です。アライグマが苦手なニオイとしてあげられるのが、トウガラシやハッカのニオイ。そのほか、シナモンなどのハーブ系のニオイも嫌いなようです。

これらのアライグマが嫌がるニオイのするものを、侵入経路に置いたり吹きかけておいたりすることで、大きな効果を期待することができます。手軽にできるので、おすすめの駆除方法です。

③ 木酢液

害獣対策としてよく利用される「木酢液」ですが、アライグマ対策にももちろん効果的です。木酢液とは、木材の乾留液(木タール)の上澄み分のことです。なぜ動物が木酢液のニオイを苦手とするのかというと、山火事のようなニオイがするため。山火事のようなニオイを嗅いだアライグマは、その場所を危険な場所だと思い込み、寄り付かないというわけです。

しかし、木酢液によるアライグマ駆除方法は、木酢液が雨に流されてしまったり、アライグマがそのニオイに慣れてしまったりすることで、効果が薄れてしまうこともありますので注意が必要です。

④ 燻煙剤

バルサンなどの燻煙剤は、燃焼により有効成分を煙として発散させ、殺虫・殺菌させる薬剤のことです。バルサンにはアライグマが嫌がるニオイを発生させる成分が含まれており、燻煙剤を焚くことで、アライグマを住居から追い出すことが可能です。屋根裏や床下で焚くと効果的です。

そのほか、煙を利用する害獣対策としておすすめなのが、動物用線香です。「コダマ 獣よけ線香」などが有名ですね。お線香にアライグマを含む害獣が嫌がる「トウガラシ成分」が配合されていて、害獣を寄せ付けません。

アライグマを追い出したあとは侵入口をしっかりと塞ぎ、再び侵入してくるのをしっかりと防ぐように対策しましょう。

⑤ 超音波撃退器

人間の耳では聞き取ることのできない超音波ですが、多くの動物はこの音を苦手とします。超音波を発する装置を利用して、アライグマを寄せ付けない、もしくは追い出す駆除方法も効果的です。アライグマの駆除と同時に、ほかの害獣の駆除もできちゃうのがうれしいですね。

ただし、超音波音を使った駆除方法は、音にアライグマが慣れてしまい、効果が薄れてしまうことがありますので過信は禁物です。継続的な効果を期待している方には不向きな方法と言うことができるでしょう。

⑥ 天敵の尿

アライグマなどの害獣を寄せ付けないために大きな効果を発揮するのが、アライグマの天敵の尿を吹きかけておく方法です。アライグマの天敵と言われているのが、オオカミやオオヤマネコなどの大型肉食動物です。これらの天敵の尿を撒いておくことで、アライグマを追い払うために大きな効果を期待することができます。

「オオカミやオオヤマネコの尿なんて入手できないよ!」と思った方、ご安心ください。ご自身で手に入れることができなくても、それらの尿は「害獣対策用」として販売されています。「ウルフピー」や「アニマルピー」などが有名ですね。オオカミなどを天敵とするほかの害獣にも効果を発揮してくれますよ。

アライグマの駆除を業者に頼んだ場合の相場

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さて、これまで自分でできるアライグマの駆除方法について紹介してきましたが、「アライグマの駆除を試みたもののいまいち効果が感じられなかった」、「自分でアライグマの駆除をする自信がない」という方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、プロの業者にお願いしてみるのもおすすめです。

アライグマの駆除を業者に依頼した場合の相場と、選ぶ際の注意点についてまとめていきます。

① 費用相場

アライグマの駆除を業者に依頼する場合の費用の相場は、20,000〜50,000円程度です。料金設定は業者によってそれぞれ異なりますので、しっかり見積もりをとって金額に納得した上で依頼をするようにしましょう。

② 注意点

次に、アライグマの駆除を業者に依頼する場合の注意点についてあげていきます。上手に業者選びをするために、しっかりチェックしておきましょう。

・ 駆除方法を確認する

アライグマを駆除するための駆除方法(施工内容や回数など)は、業者によってまちまちです。業者が行なってくれる駆除方法についてしっかり理解し、わからない点はどんどん質問するべきです。納得のいく駆除作業を行なってもらいましょう。

・ 駆除実績を確認する

アライグマの駆除を依頼する場合は、アライグマの駆除実績が豊富な会社に依頼をすると安心です。アライグマの駆除や捕獲には、専門の免許や許可申請が必要になります。実績が少ない業者だと、一時的にアライグマを追い払うことができたとしてもまたすぐに侵入されてしまうなど、わたしたちの期待に沿った駆除を施してもらえない可能性があります。駆除実績・経験が豊富な業者であれば、要領良く確実にアライグマを駆除してくれることでしょう。

・ 追加料金の有無がないかどうか

アライグマの駆除業者を選ぶときは、見積りの際に追加料金の発生がないかどうかをきちんと確認しておきましょう。業者によって料金設定はまちまちですので、しっかりと確認しておくことで慌てずに対応することができます。害獣駆除業者の中には「追加料金不要」としている業者もありますので、料金面で不安のある方はそういった業者の中から選ぶようにすると良いでしょう。

・ 見積りに料金が発生するかどうか

害獣駆除業者の中には、見積り自体に料金が発生する業者もあります。見積り料金が発生することを知らずに見積り依頼をしてしまうと、損をした気分になってしまいますよね。見積りを依頼する時点で見積りに料金が発生するのかどうかを確認し、納得した上で見積りに来てもらいましょう。

・ 相場から大きく外れる業者は選ばない

アライグマの駆除にかかる費用の相場を先に紹介しましたが、相場よりかなり安い見積りを出してくる業者には注意が必要です。「安く済んだ、ラッキー」と安直に考えず、追加料金の有無や駆除作業のクオリティなど、しっかりと見極めた上で依頼をするようにしましょう。

だからと言って、費用が高ければ安心と言うわけではもちろんありません。不当に高額な請求をしてくる業者も中にはいるかもしれません。アライグマの駆除にかかる費用の相場から大きく外れる業者に依頼をする際は一度踏みとどまり、よく検討されることをおすすめします。

アライグマを駆除すると報奨金がもらえる?

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ところで皆さんは、アライグマを駆除することで報奨金がもらえるかもしれないことを知っていましたか? 

アライグマは鳥獣保護法により保護されていますが、外来生物法に基づき防除実施計画の確認・認定を受けた人であれば狩猟免許を所持していなくても捕獲をすることができるようになり、自治体によっては捕獲報奨金を受け取ることもできます。

アライグマ駆除による捕獲報奨金制度について説明していきます。

① アライグマが増えることによる被害とは

アライグマは特定外来生物です。アライグマが増えるによって起こる被害として第一に挙げられるのは、アライグマが日本の農作物を食べてしまうことです。アライグマが農作物を食い荒らすことによる被害額は、なんと数億円にものぼります。

また、アライグマが増えることによって起こる被害は農作物の打撃だけではありません。雑食で何でも食べるアライグマは、ほかの日本にいる動物の食糧も食い荒らし、日本の生態系をも破壊する恐れがあるのです。

さらに、アライグマは狂犬病や脳神経障害を起こす回虫、マダニなど、さまざまな病気を媒介します。住居にすみつくことで起こる糞尿による家屋汚染の被害も相当なものです。

これらの理由で、このまま頭数が増え続けてしまうのを食い止める必要があるわけです。

② アライグマ捕獲報奨金制度

上記に述べたように、日本の農作物を食い荒らしたり、日本の生態系を破壊したりする恐れのある害獣を捕獲し、頭数が増えるのを抑制しようという目的で、「鳥獣捕獲報奨金制度」を多くの自治体が実施しています。自治体によっては制度を実施していなかったり、制度の対象となる害獣の種類が違ったりしますので、制度を利用したい場合はあらかじめ自治体へ確認しておきましょう。

鳥獣捕獲報奨金制度は、アライグマを含む害獣を捕獲することで報奨金がもらえる制度で、わたしたちが害獣を捕獲する意欲を高める効果が期待されます。ただし、この制度を利用した不正が問題になっているのも事実です。とても残念なことですね。

鳥獣捕獲報奨金制度は、日本の自然環境や生態系を守るための制度です。わたしたち国民もしっかりと自覚をもち、ルールに従って制度を利用したいものですね。

まとめ

アライグマは鳥獣保護法で保護されていますので、原則捕獲をすることが禁止されています。つまり、わたしたちができることは基本的には「追い出すこと」と「寄せ付けないこと」です。

ただし、専門的な知識が必要なアライグマの駆除は、自分で行うのは大変なことです。アライグマの駆除を行う専門の業者に依頼をした方が、確実な効果を期待することができるでしょう。

アライグマの駆除を業者に依頼する場合、駆除方法や駆除実績などをしっかりと確認した上で、相場から大きく外れない業者を選ぶことが大切です。せっかくお金を支払うわけですから、上手に業者を選び、確実にアライグマを駆除することを目指してくださいね。

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