「前の家は古くてゴキブリが頻繁に出ていたけど、今度は新築だから大丈夫!」
「建てたばかりのピカピカの新築で、やっとゴキブリとは無縁の生活が送れる。」
こんな風に新築に住むことを楽しみにしている方も多いですよね。
しかし!新築ならば素早い対策で徹底的にゴキブリを駆除することが可能です!
本記事では新築にゴキブリが発生してしまう原因7つと侵入経路を徹底解説。ゴキブリの産卵や繁殖を防ぐための駆除予防対策8選も紹介します。
- 前の家から引っ越し荷物についてきた
- 排水口に水がなく出入りできた
- 購入品の段ボールに卵がついていた
- 近所の家がバルサンを焚いた
- 近所の建物からゴキブリも引っ越してきた
- 天敵の人間がいないので住みやすい
- ゴキブリ好みの温湿度になっていた
ぜひ本記事を最後まで読んであなたの大切な新築をゴキブリから守りましょう!
新築にゴキブリが発生する原因7つと対策
新築にゴキブリが出る原因と対策|その1 ■①前の家から引っ越し荷物についてきた
あなたの知らないうちに、実はゴキブリも一緒に新築に引っ越している可能性があります。
引っ越しでは大量のダンボールを使用しますが、ゴキブリは保温性があるダンボールが大好きです。知らないうちにゴキブリの卵が産み付けられていることも。
ダンボール以外に古紙などの紙類もゴキブリの大好きな環境なので、本や雑誌、梱包で使った新聞紙やチラシなども要注意です。
珍しいケースですが洋服を詰めたダンボールの中にゴキブリが潜んでいたという何ともゾッとする体験談も!
新築にゴキブリが出る原因その1【前の家から引っ越し荷物についてきた】 対策①プロも使う駆除剤で新築から追い出す!
「入居前のゴキブリ対策」としてバルサンを焚こうと考える方も多いかもしれません。
しかし紹介したように、新築に出るゴキブリの原因としては「引っ越し荷物についてきた」という侵入経路が大部分。
そのためまだゴキブリがいない入居前にバルサンを焚くのはあまり意味がありません。
引っ越し荷物についてきたゴキブリを駆除するには、ゴキブリが「この家は嫌だ!」と新築から逃げ出してしまう強力な毒エサ「ゴキちゃんグッバイプラス」を使いましょう!
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ゴキちゃんグッバイプラスを食べたゴキブリには徐々に毒が回ります。毒が回ってきたゴキブリは「この家は危険」とサインを出しながら死んでいくため、ほかのゴキブリも続々と家から逃げ出すことに!
すでにゴキブリが入ってきたかも…と思っても大丈夫。ゴキちゃんグッバイプラスを置いておくだけで「害虫ゼロ!ピカピカの理想の新居」の完成です!
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新築にゴキブリが出る原因その1【前の家から引っ越し荷物についてきた】 対策②自然な香りの忌避剤でゴキブリの姿を見ない!
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念には念を入れて新築へのゴキブリの侵入を防ぎたい方には、天然成分の忌避剤がおすすめです。爽やかなオレンジの香りは、実はゴキブリにとってはイヤーな臭いなんだそう!
洗面所やトイレなどに置けばゴキブリは予防しつつ、ほんのりと柑橘系の香りがする素敵な新築となりますね。
新築にゴキブリが出る原因と対策|その2 ■②排水口に水がなく出入りできた
以下の画像のように排水口の曲がっている部分はS字トラップと呼ばれており、一定量の水がパイプ内に留まる事で下水道からの虫やニオイの逆流を防いでいます。
画像引用元:ミツモアMedia
稀なケースではありますが、新築の場合水道が開通しておらず排水口内部が空の状態になっていることがあります。S字トラップに水がたまっていないと、下水道からいくらでもゴキブリが出入りできる状態です。
入居前に水道が使える状態なら水を流しておきましょう。排水トラップは自然に水がたまる仕組みなので普通に水を流すだけで充分です。
水道が開通するまでに時間がある場合は排水口にふたをしておきます。ふたをすれば排水口からゴキブリがあがってくるのを物理的に防ぐことができますよ。
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新築で1匹ではなく数匹のゴキブリを見かけた場合、人が入る前に巣を作ってしまった可能性があります。家中で繁殖してしまう前にプロに早期駆除してもらいましょう。
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新築にゴキブリが出る原因と対策|その3 ■③購入品の段ボールに卵がついていた
新築で使うために家具や家電を新しく買い替える方もいるでしょう。新しく買った品物のダンボールにゴキブリの卵がついていると、新築でもゴキブリが発生します。
ゴキブリにとってダンボールはメリットだらけ!寒さを防げるだけでなく、ダンボールの接着部分にはエサとなるコーンスターチが使われているのです。
ダンボールはできるだけ玄関より奥に持ち込まないことが理想。玄関やシューズクローゼットにダンボールラックを置いて、すぐに処分できる導線にしておくと良いですね。
新築にゴキブリが出る原因と対策|その4 ■④近所の家がバルサンを焚いた
近所の家がバルサンを焚くと、新築にゴキブリが逃げ込んで来ることも。
バルサンは家の中の大抵のゴキブリを死滅させます。しかし中には特に嗅覚の優れているゴキブリや逃げ場に近い場所にいたゴキブリも存在。そういったゴキブリがバルサンの煙や霧を逃れて近隣の家に逃げ込むことに成功するのです。
新築にゴキブリが出る原因と対策|その5 ■⑤近所の建物からゴキブリも引っ越してきた
ゴキブリが棲家としていた近所の建物が解体されると、棲家を失ったゴキブリが新築に侵入します。
ゴキブリは次の棲家を探すために様々な場所を徘徊。天敵である人間のいない新築を見つけると、どうにかして侵入をこころみるでしょう。
解体工事の情報が入ったら、工事が始まる前に新築にすき間がないか確認します。わずかなすき間でも、見つけたらパテなどで塞いでおきましょう。
新築の玄関や窓などにゴキブリを寄せ付けないタイプの殺虫剤を使うのも効果的です。
新築にゴキブリが出る原因と対策|その6 ■⑥天敵の人間がいないので住みやすい
実はゴキブリにとって人間はいつも攻撃をしかけてくる天敵。新築は引っ越しが終わるまで誰もいない環境なので、ゴキブリにとっては天敵がいない非常に住みやすい場所です。
食べ物こそありませんが、冬場は簡単に寒さをしのぐことができるため新築はゴキブリにとってパラダイスのようなもの。
特に売れるまで時間が経った家の場合、新築であってもゴキブリがのびのび暮らし好きなように動き回っている場合もあります。
新築にゴキブリが出る原因と対策|その7 ■⑦ゴキブリ好みの温湿度になっていた
誰も住んでいない新築は玄関や窓の開け閉めがないので、家全体が密閉されています。そのため温かさと湿気・暗さを好むゴキブリにとって、新築は一度侵入するととても住みやすい環境。ゴキブリが好む温度と湿度は以下のとおりです。
ゴキブリが活動できる条件:温度20~30℃、湿度60~80%
ゴキブリが最も好む条件:温度25~28℃、湿度75~100%
特に夏場は注意が必要。新築は人が入るまで換気の機会がないのでゴキブリが最も好む条件になりがちです。天敵の人間もいないためゴキブリが活発に動き回って繁殖する可能性もあります。
新築のゴキブリ侵入経路は排水口の可能性大
残念なことに、新築でもゴキブリが出ることはあります。
- シンク
- 風呂場
- 洗面所
- 洗濯機
ほとんどの場合水周りの工事が終わった段階で必要な量の水を排水口に貯めてくれます。しかし排水口に水が入っていない場合、排水口は下水道からの通り道。ゴキブリなどの虫は上がり放題です。
新築にゴキブリが入ってこないようにするために、水道水を流すまでは排水口をビニールで覆う・テープで塞ぐなどの対策をしましょう。
排水ホースが未設置の場合、ホースをつなぐ穴もゴキブリの侵入経路となるため同じようにテープで塞いでおきます。
さらに排水管が設置されている床にも注意が必要。床と排水管のすき間が数ミリでも開いていると新築でも簡単にゴキブリが入ってきます。排水管と床のすき間を埋めるパテで隙間を埋めておきましょう。
新築のゴキブリ発生を防ぐ対策場所
新築でもゴキブリがよく発生する場所は水場です。ゴキブリは暗くて湿気がある場所を好むため、水場は最高の場所になります。さらに、人間が住んでいない新築の場合、水が入っていない排水口はゴキブリにとって好都合です。
新築の水場は室内と室外を自由に行き来できる通路となるため、ゴキブリ対策をしなければ繁殖します。ゴキブリは3mm位の隙間があれば浸入できるため、水場周辺にある隙間・排水口・排水口の穴等は塞ぎましょう。
新築一戸建て・一軒家のゴキブリ対策5つ
新築一戸建てでもゴキブリは発生するため、5つのことを行ってゴキブリ対策をしましょう。
新築一戸建てでのゴキブリ対策|その1 ■①バルサンをたいてゴキブリ駆除
新築に人間が住むまではゴキブリの棲家になっている・引っ越すために使ったダンボールや荷物等にゴキブリが紛れていることもあります。新築に引っ越してきたら、バルサンをたいてゴキブリ対策をしましょう。
バルサンはゴキブリの成虫・幼虫には効果がありますが、卵には効きません。
バルサン
ワンプッシュ霧タイプ
ゴキブリの卵も排除するために、『新築にバルサンを2回』たきます。引越し後に1回目のバルサンをたいて、2~3週間後に2回目のバルサンをたきましょう。2回バルサンをたくと、卵から孵化したゴキブリも駆除できます。
新築一戸建てでのゴキブリ対策|その2 ■②床下に殺虫剤をまいておく
アース製薬
ゴキジェットプロ ゴキブリ用殺虫スプレー
新築の床下に殺虫剤をまいてゴキブリ対策をしましょう。ゴキブリは新築の床下に巣を作ることもあります。ゴキブリの巣は新築の室内にゴキブリが発生する根源となるため、巣を作らせない・巣を全滅させるために床下へ殺虫剤をまきましょう。
新築一戸建てでのゴキブリ対策|その3 ■③段ボールや新聞紙はためない
新築にゴキブリを発生させないためには、引越しで使ったダンボール・新聞紙等を外にためないことです。ゴキブリはダンボール・新聞紙等を好み、特に冬は暖をとるために潜んでいることもあります。
引越し後は大量のダンボール・新聞紙等はゴミになるため、外に置く方も多いでしょう。でも、ゴキブリの棲家となり卵をつけることもあります。ダンボール・新聞紙等を一時的に外に置くのは仕方がないです。でも、置きっ放しにせず、早めに処分しましょう。
新築一戸建てでのゴキブリ対策|その4 ■④すべての窓や出入り口に毒エサを置く
新築にいるゴキブリを駆除する・ゴキブリを浸入させないために、全ての部屋の窓・出入り口に置くタイプのゴキブリ殺虫剤を設置します。置くタイプは室内用・室外用があるため、使い分けると効果的です。
アース製薬
ブラックキャップ ゴキブリ駆除剤
室外用は雨・風に強く、粘着テープで固定するタイプも販売されています。また、置くタイプのゴキブリ駆除剤は『フィプロニル』が含まれているタイプがおすすめです。即効性が高いため、新築にいるゴキブリにすぐ効きます。
新築一戸建てでのゴキブリ対策|その5 ■⑤排水口にはフタをして寝る
排水口に蓋をして寝ましょう。寝る前に排水口に蓋をするだけで、ゴキブリの浸入を防ぎます。
湿気がある場所を好むゴキブリは、新築の家でも関係ありません。排水口等の水周りにゴキブリはよくいます。寝る前に一手間ありますが、新築にゴキブリを浸入させないと思えば苦に感じないでしょう。
新築マンション・アパートのゴキブリ対策3つ
新築の集合住宅は、玄関・アパート・ベランダのゴキブリ対策をすると効果的です。
新築マンションでのゴキブリ対策|その1 ■①隣近所で一緒にホウ酸団子を置く
アースゴキブリ
ホウ酸ダンゴ コンクゴキンジャム 16個入
新築のゴキブリ対策として、隣近所で同時期に一斉にホウ酸団子を置くとゴキブリ駆除ができます。近隣住民と協力する事で、一定の地域からゴキブリを追い出す事もある程度可能です。
ホウ酸団子は新築の室内・室外に置くと効果的です。ゴキブリがホウ酸団子を食べると、遅くても5日位で駆除できます。新築のゴキブリ対策を万全に行うなら、少なくても数ヶ月は継続して置きましょう。
ホウ酸団子は手作りすることもできますが、ホウ酸を入れる割合が難しいため、失敗をする可能性があります。確実にゴキブリ対策をするなら、ホウ酸団子はホームセンター等で購入した方が良いです。
【注意点】
ホウ酸団子を子供・ペットが食べてしまうと中毒になり、最悪の場合は死亡することもあります。ホウ酸団子を置く時は、子供・ペットが口にしない場所に置きましょう。
新築マンションでのゴキブリ対策|その2 ■②玄関やベランダに毒エサを置く
新築の玄関・ベランダに置くタイプのゴキブリ殺虫剤を設置します。玄関・ベランダは開け閉めをすることが多く、人の出入りも多い場所です。その分、ゴキブリも新築に侵入するチャンスが増えることになります。
新築の玄関に植木鉢を置いている方は要注意です。玄関から浸入したゴキブリは植木鉢の下・土の中に潜み、ゴキブリの巣窟になることもあります。すぐに撤去して、置くタイプのゴキブリ殺虫剤を設置しましょう。
新築のベランダにもゴキブリはよくいます。賃貸物件はベランダにエアコンの室外機を設置している場合が多いでしょう。室外機の下や背面に潜み、エアコンの配管からゴキブリが侵入してくるため、置くタイプのゴキブリ殺虫剤を設置して駆除しましょう。
新築マンションでのゴキブリ対策|その3 ■③ゴミ捨て場は常にキレイにしておく
ゴミ捨て場は常に綺麗にしておくことです。ゴキブリは雑食性の虫のため、ありとあらゆる物をエサにします。新築でもそもそもゴミ捨て場が共用の場合もあるでしょう。汚いゴミ捨て場はゴキブリのエサ場となるため、あなどれません。
最初は新築の集合住宅のゴミ捨て場はキレイです。でも、月日が経つにつれゴミ捨て場は汚れていくため、定期的に掃除をしてゴキブリ対策をしないと、ゴキブリがエサを求めてどんどん寄ってきます。
管理人・オーナー・不動産屋が定期的にゴミ捨て場を掃除してくれる物件もありますが、全く掃除をしない場合もあります。ゴミ捨て場を掃除をしないと臭いがするだけでなく、汚れの蓄積・ゴミのカスが溜まる一方です。新築のゴミ捨て場にゴキブリを寄せ付けないためにも、率先して掃除をしましょう。
新築ゴキブリ対策|業者に依頼する場合
新築でゴキブリ対策を業者に依頼した場合の内容・費用相場をご紹介します。
新築ゴキブリ対策|業者の駆除内容 ■3つの薬剤を使う
ゴキブリ対策の内容は、『燻煙剤』『ベイト剤』『マイクロカプセル剤』を使って駆除することが多いです。
【燻煙剤】
燻煙剤は噴霧器を使い、新築建物の隅々まで殺虫成分を撒きます。噴霧器で薬剤を撒きことで、隠れているゴキブリも駆除できるのが特徴です。
【ベイト剤】
ベイト剤はベイク剤とも言われていて、ゴキブリの通り道・巣に置いて駆除します。ベイト剤を食べたゴキブリの体内には薬剤が残るため、体内に薬剤が残っているゴキブリを仲間が食べると仲間も殺せるのが特徴です。
【マイクロカプセル剤】
マイクロカプセル剤は特殊な薬剤ですが新築でも使います。ゴキブリの通り道に置き、ゴキブリの油に触れるとカプセルが溶け出し、ゴキブリの体内に薬剤が浸透して駆除する仕組みです。
新築ゴキブリ対策|費用 ■業者の費用相場
新築のゴキブリ対策費用の相場は、部屋の広さ等によって異なります。
○ワンルーム:18,000円~30,000円
○2LDK~3LDK:30,000円~50,000円
○4LDK:60,000円
○飲食店:50,000円~100,000円
一戸建て・賃貸の新築ゴキブリ対策まとめ
人間にとって新築は特別な存在ですが、ゴキブリにとっては関係ありません。住みやすい場所が新築であればゴキブリは繁殖して、仲間を増やしていきます。
新築でも気を抜かず、ゴキブリ対策をしてゴキブリのいない家で快適に暮らしましょう。