ゴキブリを見失ったら、焦る方も多いのではないでしょうか?ゴキブリは動きが速く、すぐに姿を隠すため、見失ったら最後と思う方もいるでしょう。見失ったゴキブリを探して出して駆除するのは大変です。つまり、ゴキブリは見つけたら、一発で仕留めないといけません。でも、失敗に終わることもありますよね。
ゴキブリ駆除に失敗した場合は、見失ったゴキブリを探して駆除するのが最善策です。しかし、ゴキブリの恐怖から開放されたいがために、やみくもに見失ったゴキブリを探すのは逆効果です。実は、見失ったゴキブリを見つけて駆除するには、いくつかポイントがあります。
ゴキブリを見失って恐怖で眠れない

ゴキブリを見失ったら、地獄のような時間が待っています。見失ったゴキブリは、いつ、どこから出てくるか分かりません。そのため、ゴキブリを見失った後は、小さな悪魔的存在に怯える方も多いです。また、ゴキブリ嫌いな方にとっては、安心して眠れません。最悪の場合は、見失ったゴキブリが何日も出てこない場合もあります。
"眠りたいのに、ゴキブリのせいで眠れない日々を過ごすなんて…"と、不安と同時に憤りを感じるはずです。
■見失ったゴキブリは破壊力抜群
ゴキブリを見失うと、"寝ている間にゴキブリが布団の中に入ってきたら?" "身体の上をゴキブリが這っていたらどうしよう!"等、不安なことで頭が一杯になります。結局、見失ったゴキブリのことばかり考えてしまい、大して眠ることができず、寝不足のまま朝を迎えることもあるでしょう。
ゴキブリは小さいですが、人間の精神への破壊力は抜群です。人間を不安にさせ、睡眠まで邪魔します。苦手な人にとって見失ったゴキブリは魔物といって良いでしょう。
ゴキブリを見失った直後にするべき6つのこと

ゴキブリ見失った直後は、冷静に行動しないといけません。やみくもに見失ったゴキブリ探しをしても、労力と時間を使うだけで、失敗に終わることもあります。ゴキブリを見失った直後は、6つのことを行いましょう。ゴキブリを見失っても駆除できる確率が高まります。
■① ゴキブリにこちらの動きを気づかせない
ゴキブリを見失った直後は、人間の動きに注意しましょう。ゴキブリに、人間の動きを察知されないことが重要です。大きな声で騒がない・大きな音を立てないようにします。音を立てると見失ったゴキブリに気付かれるため、人間は気配を消すことです。音にここまで気を使う理由は、ゴキブリの察知能力と関係しています。
■ゴキブリに気付かれると一瞬で逃げられる
ゴキブリは空気の動きを察知できる昆虫です。空気を察知するセンサーはお腹にあり、『尾葉(びよう)』と言います。尾葉には2本の突起があり、薄っすら毛が生えているのが特徴です。尾葉に生えている毛がポイントで、かすかに毛が動くと、瞬時に天敵の動きを察知します。音でも毛が動くことがあるため、注意しないといけません。
天敵の動きを察知したゴキブリは、身を守るのに必死です。1秒あたり1.5メートルも走ることができるため、物凄いスピードで逃げます。ゴキブリは運動神経が良く、逃げ足が速いです。ゴキブリは大きな音等がすると、どんどん遠くに逃げていきます。そのため、人間は気配を消しながら、見失ったゴキブリを探さないといけません。
■② ゴキブリ駆除用グッズを取りに行く
ゴキブリを見失った直後は、一旦、冷静になることです。焦ってバタバタ動き回るとゴキブリは危険を察知して、どんどん遠くに逃げます。気持ちを落ち着かせて、見失ったゴキブリを駆除する方法を考えましょう。
バルサンなどの部屋中に効くタイプを常備していると最も心強いでしょう。見失った部屋で焚き、別の部屋に逃げられます。
見失ったゴキブリが出てきた時、素早く簡単に駆除できるのは殺虫剤です。殺虫剤ならゴキブリを瞬殺できます。殺虫剤がない時は、キッチン用洗剤・シャンプーを使いましょう。キッチン用洗剤・シャンプーを、ゴキブリに直接かけると窒息死します。ゴキブリ駆除ができる理由は、界面活性剤のおかげです。界面活性剤は、ゴキブリが呼吸する穴を塞ぐため窒息死させることができます。
■熱湯・掃除機で吸う方法も良い
殺虫剤以外でゴキブリを駆除するなら、熱湯も良いです。60度以上の熱湯を、最低でもコップ1杯は用意しましょう。熱湯温度は高ければ高いほど、即死率が高くなります。そして、見失ったゴキブリが出てきたところで、ゴキブリの真上から熱湯をかけて駆除しましょう。
ゴキブリは蛋白質を多く含んでいます。アツアツのお湯を全身にかけられたら、ゴキブリはたまりません。ゴキブリは熱湯をかけられると身体が固まるため、呼吸ができなくなって死にます。
もう1つ、掃除機でゴキブリを吸う方法もアリです。でも、掃除機でゴキブリを吸ったら終わりではありません。掃除機で吸われたゴキブリは、一時的に気を失っているだけです。完全にゴキブリを駆除するなら、スイッチを入れた状態で、掃除機の中に殺虫剤を噴射することです。
■③ ドアや窓を閉める
見失ったゴキブリを駆除するなら、隙間をなくしましょう。ドア・窓が開いていたら、全て閉めます。ゴキブリは1匹いると、他にもいる可能性が高いです。
ゴキブリは昆虫の中では珍しく社会性があります。ゴキブリ同士でコミュニケーションを取るために、フェロモンを出して他のゴキブリを呼び寄せることが可能です。また、触角でコミュニケーションを図っています。ゴキブリが1匹いると他の仲間も呼ぶため、大量にいるかもしれません。
そして、2匹目3匹目のゴキブリが入ってこないようにするためにも、ドア・窓を閉めることは重要です。もし、ドアと床の間に2mm以上のすき間がある場合は、テープ・新聞紙等で隙間を埋めましょう。
■④ 貴重品や汚れて困るものは別の部屋に移動
見失ったゴキブリを駆除する時は、殺虫剤・熱湯・台所用洗剤等を使います。特に、高価な物・貴重品等は殺虫剤等がかかったら大変です。ゴキブリ駆除で汚れたら困る物は、他の部屋に移動させましょう。
■⑤ ゴキブリを見失った場所で殺虫剤をスプレー
ゴキブリを見失った直後は、見失った場所に殺虫剤をスプレーします。ゴキブリは見失った場所の奥に潜んでいることもあるため、奥にも殺虫剤をスプレーしてみましょう。殺虫剤をスプレーすると、見失ったゴキブリが出てくる可能性があります。
ただし、どこから出てくるのか予想がつきません。とんでもない場所から、見失ったゴキブリが出てくることもあるでしょう。少し怖いですが、見失ったゴキブリを放置する方が最悪です。見失った場所にスプレーして、ゴキブリが出てきたところを駆除した方が安心でしょう。