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ネズミの自分でできる駆除方法8つ!業者の相場金額は?

ネズミの自分でできる駆除方法8つ!業者の相場金額は?

ネズミ被害に困っている方は8つの方法で自分で駆除するか、業者に依頼して駆除してもらいましょう! 自分でネズミの駆除ができない方は業者にネズミ駆除を依頼するのも一つの方法です。では、詳しくご紹介します。


倉庫にある食べ物をネズミがかじって困っている方や、屋根裏にネズミの巣がある方等、ネズミ被害に遭っている方はいませんか? ネズミは身体が小さくすばしっこいため、手で捕まえて駆除するのは不可能に近いです。しかも、ネズミの糞尿や身体は菌だらけで、素手で触れると感染症になる恐れがあります。

そのため、ネズミの駆除をするならワナを仕掛けて、倉庫や屋根裏に潜んでいるネズミを駆除するのが一番です。もちろん、自分でネズミのワナを仕掛けたことがない方でも簡単にネズミの駆除ができます。

ネズミの駆除を自分で行う8つの方法を知れば、困っているネズミも駆除できるでしょう。また、業者に依頼した時の料金相場もご紹介します。

ネズミの特徴

多くのネズミは夜行性で目が悪く、視力を補うために聴力や嗅覚はとても優れています。また、ネズミは雑食性で何でも食べるため、昆虫・食料・生ゴミ等だけでなく様々な物を食べるのも特徴です。

ネズミは前歯が一生伸び続けるため、何かをかじる習性があります。そのため、ネズミは前歯を使うのが得意です。わずかな隙間や穴・ヒビ割れ部分をかじって室内へ侵入したり、配線等をかじって火災や故障の原因になることもあります。

■ネズミは感染症の原因になる
ネズミは警戒心が強く縄張り意識も強い動物です。仲間と一緒に同じ棲家で生活しているため、ネズミを1匹見かけたら、他にもネズミがいると思いましょう。

さらに、ネズミは移動しながら尿をしたり、通り道に糞をするため臭くてたまりません。最悪なことに、ネズミの糞尿には食中毒やチフス等の菌が含まれているため、何かの拍子で感染することもあるでしょう。当然、ネズミの身体にも菌は付着しています。

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駆除業者は絶対高いからまずは自分で撃退対策をしてみよう」と思っている方も多いかもしれません。

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ネズミの自分でできる駆除方法8つ

ネズミは菌の運び屋と言ってもいいくらい、様々な菌を持っている動物です。感染症等の原因になる菌はネズミの身体だけでなく、ネズミの糞尿にも含まれているためネズミを見つけたらできるだけ早く駆除しましょう。

これから紹介する8つの方法なら、ネズミの駆除がご家庭でも試せます。

①ネズミを粘着性のあるワナで駆除

ネズミの駆除には罠ワナで捕獲する方法がいくつかありますが、中でも、粘着タイプのワナは設置や後処理が簡単で、殺虫成分も使っていません。粘着タイプのワナは強力な粘着力がポイントです。ネズミが粘着部分に触れると焦って逃げようと試みますが、身体を動かせば動かすほど手足や身体に粘着剤が絡みつき逃げることができません。

粘着タイプのワナに引っかかったネズミは餓死します。ネズミが餓死する理由は2日~3日、胃袋に何も入っていないと生きていけないからです。


■ラットサインにワナを設置する
ワナを仕掛ける時は、必ず『マスクや手袋』をしてから行いましょう。ネズミは様々な菌を持っているため、素手で糞尿やネズミに触ると感染症になる恐れがあります。そして、ワナでネズミを駆除する時は、『ラットサインを見つけてから設置する』のは基本です。ラットサインを見つけてワナを設置すると、ネズミの駆除率がアップします。

ラットサインが見つからない時は、『薄暗くて狭い隅っこに設置』しましょう。例えば、壁際の近くに置いてある家電製品の裏・シンクの下・水周りの付近等です。粘着タイプのワナを設置する場所が水や油で汚れている場合は、そのまま置くと粘着効果が落ちるため、新聞紙やダンボールを敷いてから設置します。
そして、設置する場所に合わせてU字やトンネル型にして、『1ヵ所に何枚も隙間なく』置きましょう。1枚だけ設置するよりも、できるだけ多くの枚数を設置した方がネズミが引っかかりやすいです。


■ラットサインはネズミの通り道
『ラットサイン』はネズミの通り道のことで、黒い線があります。ネズミは同じ道を何度も通る習性があり、通る度に糞尿や身体の汚れでラットサインがどんどん黒くなっていくのが特徴です。また、ネズミはとても警戒心が強く、部屋の真ん中を通り道にすることはほとんどありません。
ネズミは人間の目に触れないような場所を通って移動するため、柱・壁際や窓際・屋根裏の四隅等がラットサインになっていることが多いです。


■1週間ほど設置する
ネズミは警戒心が強いため、個体によってはワナをジャンプして避けて通ることがあります。警戒心の強いネズミはワナに引っかかるとは限らないため、設置後は大体1週間様子を見ましょう。その間はただ放置するのではなく3、4日経ったらワナを確認します。ネズミが引っかかっていなければ、さらに3日ほど様子を見ましょう。設置してから大体1週間ほど経ってもネズミが引っかからない時は、別の場所に置きます。

ネズミが引っかかったらマスクと手袋をして、ゴミ袋に粘着タイプのワナをそのまま入れてゴミ袋を縛ってから捨てるか、燃やして処分すれば駆除作業は完了です。


■駆除したネズミを放置すると他のトラブルを招く
ネズミがワナに引っかかり死んでいたら、できるだけ早く処分しましょう。駆除したネズミを放置していると腐敗臭がし、他のネズミが警戒するため駆除率が下がります。また、駆除したネズミの腐敗集を嗅ぎつけて、別の動物が寄ってくる原因にもなり2次被害に遭う可能性もあるでしょう。
他にも、ネズミの身体にはイエダニがくっついているため、駆除したネズミを放置しているとイエダニが大繁殖します。
駆除したネズミを放置すると別の問題を引き起こす原因になるため、できるだけ早く回収して処分することが重要です。

②ネズミに毒エサを仕掛けて駆除

毒エサ(殺鼠剤)はネズミに食べさせて駆除をする方法になります。設置場所はラットサイン・物陰・暗くて狭い隙間等にできるだけ多く置きましょう。理由は、毒エサの数は多い方がネズミが食べる確率が高まるからです。毒エサはネズミが好む味や匂いが含まれているため、"美味しそうなエサがある"と思わせて食べさせれば駆除できます。
毒エサの種類によって駆除にかかる時間が違うため、表記を確認してから選ぶといいでしょう。早く駆除できるタイプなら数時間ほどで、遅くても3日~5日ほどで駆除できます。


■即効性と遅延性の差
即効性の毒エサは数時間で駆除できるのが特徴です。ですが、他のネズミが毒エサを食べてバタバタ死んでいくと、警戒して毒エサの食いつきが悪くなる場合があります。反対に遅延性の毒エサは、数日かけてゆっくりネズミに効いていくのが特徴です。
他のネズミが急にバタバタ死んでいく姿を見ないため、警戒して毒エサの食いつきが悪くなる心配がありません。遅延性の毒エサのタイプによっては、数日間食べ続けないと駆除効果がないタイプや、1度毒エサを食べれば数日かけて駆除でできるタイプもあります。

3種類の毒エサでネズミを駆除する

毒エサのタイプは主に3つです。使う場所・設置のしやすさ・駆除までにかかる時間等を検討してから選ぶびましょう。

【毒エサをネズミのエサに混ぜる】
自分好みの毒エサでネズミを駆除をしたい方は、毒エサの元を購入してオリジナルの毒エサを作ります。毒エサの元は粉末状等になっているものが多く、混ぜやすくなっているのが特徴です。オリジナルの毒エサを作る時は、ネズミ被害に遭った食品に毒エサを混ぜると食いつきが良くなります。
他にも、腐りにくくて臭いが強いサラミやおつまみ等に混ぜてもいいでしょう。オリジナルの毒エサが完成したら、小分けにして容器に入れて設置します。

【毒エサがトレーに入っているタイプ】
楽して簡単に毒エサを設置したい方は、トレー付きの毒エサがおすすめです。すでに完成した毒エサがトレーに入っているため、あとは設置すれば駆除できます。

【袋タイプの毒エサ】
屋根裏や倉庫に潜んでいるネズミを駆除したい方は、袋タイプの毒エサを使いましょう。袋タイプは封を切らないでそのまま使います。屋根裏や倉庫にバラ撒くと、巣に持って帰ってエサを食べるネズミ(貯食性)に効果があります。


■毒エサを設置する時の注意点
毒エサはネズミが好きな食べ物や臭いでおびき寄せて駆除するのが特徴です。そのため、毒エサの周りにネズミが食べそうな物(生ゴミ・食べカス・保管している食材等)があると、毒エサを食べない場合があります。毒エサを設置する前に、毒エサ以外の食べ物等は別の場所に移動させましょう。
また、毒エサは雨や水に濡れると駆除効果が落ちるため、濡れないように注意して下さい。毒エサが濡れた場合は新しい毒エサと交換します。


■毒エサは1週間~10日ほど設置する
美味しい味や匂いがする毒エサであっても、いつもの場所に何かがあったり、他のネズミが毒エサを食べて死ぬと警戒されやすいです。そのため、毒エサを置いたからと言って、すぐにネズミが食べて駆除できるとは限りません。まずは、1週間~10日ほど同じ場所に毒エサを置いて様子を見ましょう。

毒エサを設置する場所はラットサイン・物陰・暗くて狭い隙間・ネズミ被害に遭った場所等に置いて、3、4日に1回は毒エサをネズミが食べているか? を確認します。

毒エサを設置したばかりの時はネズミは数日間、様子を見ている場合があるため、この段階でネズミが毒エサを食べていなくても問題はありません。さらに3、4日経ったら毒エサを確認して、ネズミに食べられているのであれば駆除成功です。

毒エサを食べていない場合は、コーン油やソースをかけるのも効果的と言われていますが、腐りにくて臭いが強い食べ物を毒エサにかけてもいいでしょう。毒エサを設置してから1週間~10日ほど経過しても、ネズミが食べていなかったら別の場所に置きましょう。


■駆除したネズミを探すのが大変
毒エサを食べたネズミは駆除できますが、どこで死んでいるのか特定できないのと、何匹ネズミの駆除をしたかわからないのがデメリットです。ネズミの死骸を全て見つけて処分するには、時間がかかり大変な作業になります。

少しでも毒エサの駆除によるデメリットをカバーするなら、粘着タイプのワナと毒エサを一緒に置くといいでしょう。ネズミは毒エサを食べると足元がフラつき、警戒心も薄れてくるため粘着タイプのワナで息絶える可能性が高くなります。

③ネズミを忌避剤や超音波で追い払う

ネズミの駆除には忌避剤や超音波もよく使われますが、粘着タイプや毒エサのようにネズミを殺して駆除するグッズではありません。忌避剤はネズミが嫌がる臭いで撃退し、超音波はネズミが不快に感じる周波数を出して退散させます。

ですが、ネズミを退散しただけでは再びネズミは戻って来て、様々な被害に遭うことになるでしょう。忌避剤や超音波を使う時は、粘着タイプや毒エサのワナを使う方法がおすすめです。粘着タイプや毒エサでネズミの駆除をした後に、忌避剤や超音波を使うとネズミの侵入を防ぐことができます。


■ネズミを追い払いネズミ対策もするコツ
忌避剤や超音波の特徴や、ネズミ対策のコツ等を見ていきましょう。


■忌避剤の種類
忌避剤の種類は3つ(スプレー・燻煙・置き型)で、それぞれ持続する効果期間や特徴等が違うため、使いやすいものを選びましょう。こちらでは簡単にご紹介しますが、後ほど詳しく説明します。

【スプレー】
スプレーはネズミに直接噴射して撃退することができる他、ネズミの侵入口や隙間等にスプレーをすると近寄って来ません。即効性がある反面、効果の持続力は数時間でなくなるため定期的にスプレーする必要があります。

【燻煙】
燻煙は人間の目や手が届きにくい場所まで、ネズミが嫌がる成分が広がるのが特徴です。燻煙も即効性はありますが、数日もすれば効果が薄くなります。さらに、燻煙の成分が家具等に付かないようにしたり、ペットを一時的に避難させないといけません。手間がかかるため面倒に感じる方もいるでしょう。

【置き型】
忌避剤を使うなら置き型が一番いいかもしれません。置き型は商品にもよりますが1ヶ月効果が続き、手間もかからないのがメリットです。


■超音波について
動物によって不快に感じる周波数は違い、動物にしか聞こえない音を出しています。つまり、ネズミが嫌がる周波数に合わせて超音波を設置すると、ネズミは不快に感じて近寄って来ません。原則、超音波は防水仕様が多いため野外でも使えます(一部例外もあり)。

また、超音波の種類は多くネズミ・猫・イタチ・ハクビシン・イノシシ等といった、複数の動物を1台の超音波で撃退する商品もあります。ですが、ネズミ被害をとにかく改善したい方は、ネズミだけに特化した超音波を選んでもいいでしょう。ネズミだけに特化した超音波は室内専用や室外専用等もあるため、設置する場所に合わせて選びます。


■ネズミの駆除と対策のコツ
まずは、粘着タイプや毒エサのワナを仕掛けてネズミを完全駆除しましょう。ネズミを完全に駆除したら、忌避剤や超音波を設置してネズミが近寄って来ないようにします。忌避剤や超音波を設置する場所は、ラットサイン・屋根裏・床下・倉庫・侵入口等です。

万が一、ネズミが家の中にいる状態で忌避剤や超音波を設置すると、ネズミは逃げ道を失うことになります。すると、ネズミは歯で壁等をかじって穴を作って出て行くため、完全にネズミの駆除をしてから忌避剤や超音波を設置しましょう。

④ネズミを侵入防止用ブラシで駆除

ネズミの侵入を防ぐために、侵入防止用ブラシ(ネズミ忌避具)を使います。侵入防止用ブラシも、ネズミの駆除をした後に設置すると効果的です。

侵入防止用ブラシはタワシに似ていますが、隙間でも使えるように30cm~60cmほどの長細い棒状になっています。長さは様々で15cmほどのタイプもあるため、使う場所に合わせて選びましょう。

また、針金部分は柔軟性がありますが、ブラシ部分は硬い素材でできています。ネズミが侵入防止用ブラシに近づくと硬いブラシで追い返し、噛んでもブラシ部分はチクチクするため、噛みちぎることができません。

侵入用ブラシの使い方は様々

侵入防止用ブラシの設置場所は、ラットサイン・隙間・穴・パイプ周り等に使いましょう。針金部分は柔軟性があるため、好みの長さにカットしてパイプ周りに侵入防止用ブラシを巻いたり、垂直の状態で縦に付けることもできます。

また、雨・水・太陽熱にも強いため場所を問わず設置できるのもメリットです。

ただし、家の中や倉庫内等、室内側に侵入防止用ブラシを設置する時はを完全に駆除したことを確認してから設置しましょう。室内にいるネズミ侵入防止用ブラシを設置しないと、ネズミに逃げ道となる穴を開けられてしまいます。

⑤ネズミを金網で駆除

金網(防鼠金網)は網目があるため通気口や換気扇等、空気を通す場所にも使えるのが特徴です。また、金網の硬さはソフトとハードがあり、折り曲げる・広げる・丸める等、設置する場所に合わせて形状を変えることができます。

【ソフト】
ソフトは柔らかい特性を生かして、金網を丸めてからパイプの中に埋め込んだり、カットして加工しましょう。広げて使う時は何枚か重ねて強度を増してから使います。

【ハード】
ハードは強度があるため、ネズミが噛んでも噛みちぎられる心配がありません。折り曲げて隙間に入れてもいいでしょう。


■隙間ができないように金網を設置する
ネズミは1.5cmの隙間があれば簡単に侵入できるため、金網は隙間ができないように設置することが重要です。先程も説明しましたが、室内側に金網を設置する時はネズミを完全に駆除してから設置しましょう。

⑥ネズミを唐辛子入りパテで駆除

ネズミは唐辛子(カプサイシン)等の刺激物が苦手なため、唐辛子入りのパテを穴や隙間に使うのも効果的です。

ネズミの何でも噛む習性を逆手に取り、唐辛子入りのパテで穴や隙間を埋めるとパテを噛んだネズミは不快な思いをします。ネズミは学習能力に優れている動物です。不快な思いをしたネズミは"パテは不味い! "と学ぶため、パテを噛まなくなります。

唐辛子入りのパテを素手で穴や隙間を塞ぐ時は、素手で直接触れるとヒリヒリするため手袋をしてから作業をしましょう。万が一、素手で触れてしまった場合は、食器用洗剤等でしっかり洗えば問題ありません。

また、パテで室内の穴や隙間を塞ぐ前は、ネズミの駆除をしてから行うのは鉄則です。


■ヒビ割れもパテで埋める
唐辛子入りのパテを使う場所は、パイプ周り(ガス管やエアコンのホース部分等)・配線・穴・隙間・ヒビ割れ等です。ネズミは1.5cmの隙間があれば侵入できますが、ヒビ割れ部分をかじって穴を広げて侵入することもあります。
ヒビ割れがあればパテで埋めましょう。パテで穴や隙間等を埋める時は、少し厚みが出るように塗り付けるのがポイントです。

⑦ネズミをくん煙剤で駆除

燻煙剤は忌避剤で殺鼠成分は入っていません。煙の中にネズミが嫌がるハーブ系の臭いが含まれているため、燻煙剤を焚くとネズミが出て行きます。ただし、忌避効果は数日しかないため、繰り返し使ってネズミを退散させなければいけません。
ですが、燻煙剤は繰り返し使うとネズミは学習するため、燻煙剤の臭いに懲りたネズミが再び戻って来る可能性は低いでしょう。たとえ、燻煙剤に懲りたネズミは戻って来ることがなくても、隙間や穴から別のネズミが侵入してきます。
ネズミの侵入を防ぐために、燻煙剤でネズミが逃げて完全にいなくなっている状態を狙って、隙間や穴を塞ぎましょう。


■燻煙剤の使い方
燻煙剤を使う前に家具や家電等に布等をかけてから、屋根裏・床下・倉庫等に燻煙剤を焚きましょう(1個の燻煙剤で6畳~12畳対応可能)。屋根裏で使う時は部屋に煙が入ってこないように注意して下さい。なお、燻煙剤は畜舎やペットがいる部屋では使えません。燻煙剤を焚いた後は2時間以上経ってから、しっかり換気をします。

⑧ネズミをスプレーで駆除

スプレーも燻煙剤と一緒で殺鼠成分は含まれておらず、ハーブ系の臭いでネズミを退散させます。ハーブの臭いはかなり強烈で、嗅覚が優れているネズミにとっては激臭に感じるでしょう。

スプレーは2通りの使い方ができるのがポイントで、直接ネズミに噴射したり、ネズミが近寄って来ないようにするための予防対策が1本でできます。ただ、効果は数時間と短いため、ネズミの忌避効果を継続させるなら定期的にスプレーしないといけません。
スプレーも、一時的にネズミを退散させるだけで駆除にはならないため、ネズミが逃げている間に隙間や穴を埋めましょう。


■スプレーの使い方
ネズミを見つけた時は直接スプレーします。ネズミを駆除した後に屋根裏・床下・倉庫・隙間や穴等に『1㎡あたり2秒』スプレーすると、ネズミはハーブの臭いを嫌がって近寄って来ません。ただし、ネズミによっては臭いに慣れている個体もいるため、スプレーによる効果が乏しい場合もあります。
また、商品によって室内では使えないものや、家具・石材(大理石等)・塗装にスプレーがかかると変色する恐れがあるため、表記をよく確認しましょう。

ネズミ駆除薬を置くと効果的な場所

駆除薬(毒エサ)でネズミをやっつける時は、『エサを食べる場所に駆除薬を置く』と食いつきやすいです。ネズミは原則、ラットサイン・物陰・暗くて狭い隙間等でエサを食べるため、このような場所に駆除薬を置きましょう。また、ネズミに食料品等を食べられた場所に駆除薬を設置するのも効果的です。

さらに言うと、駆除薬のタイプやネズミの習性に合わせて設置場所を変えると、駆除効果が高まります。オリジナル駆除薬やトレーに入っている駆除薬を設置する時は、ガス台の下・排水パイプ・シンクの隙間や隅っこ・家電や家具の裏や隅っこ・床下・屋根裏・倉庫等に置きましょう。袋タイプの駆除薬は、屋根裏、家電や家具の裏や隅っこ・床下にある収納庫の下に置きます。

『ネズミの自分でできる駆除方法8つ』の中にある、『ネズミに毒エサを仕掛けて駆除』でも説明しましたが、駆除薬は1週間~10日ほど同じ場所に設置しましょう。


■駆除薬を設置する時の注意点
オリジナル駆除薬やトレーに入っている駆除薬を設置する時は、屋根裏に置く方もいるでしょう。駆除薬を設置する前に、屋根裏にネズミの巣があるのか? ないのか? を確認します。屋根裏にネズミの巣があれば、駆除薬を設置しても問題ありません。
一方、屋根裏にネズミの巣がない場合は、オリジナルの毒エサやトレー付きの毒エサを置いても食べることはないと思いましょう。何故なら、ネズミは走り回るだけの運動スペースとして使っていることが多く、エサを食べるスペースとして活用していなからです。

屋根裏で暴れるネズミを駆除するなら、袋タイプの駆除薬をバラ撒きましょう。巣に持って帰ってエサを食べるネズミ(貯蓄性)なら、袋タイプの駆除薬も持って帰るため駆除効果があります。

ネズミ駆除の時期

ネズミの駆除をするなら、ネズミが活動的になる秋~冬に行いましょう。ネズミは秋~冬になると食欲増進するため、1年の中で最も活動的になります。特に、冬はエサが減るためネズミも必死です。そのため、エサを探し求めて家の中や食料が保管している場所をあさります。

ネズミが活動的になる秋~冬に駆除を行えば、越冬することができません。つまり、ネズミの繁殖を防ぐことにもつながります。

ネズミの種類と好きな居場所

ネズミは世界中に生息していますが、日本で確認できているネズミの種類は27種類です。ネズミの生息場所は畑や森林だけでなく、ビルや家といった人間が生活している場所にもいます。特に、厄介なのはビルや家に潜んでいるネズミで、人間の暮らしに紛れて悪さをするため様々なトラブルに見舞われます。

人間の暮らしに様々な害をもたらすネズミは、家ネズミと呼ばれています。家ネズミはドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類で、それぞれ好む場所が違うのも特徴です。

家ネズミが好きな居場所

原則、ネズミは寒いのが苦手なため温かい場所を好みます。ネズミの種類によっては湿っぽく水気がある場所を好みますが、身体を休める日中は温かい場所に身を潜めていることが多いです。

では、家ネズミが好きな居場所をそれぞれご紹介します。

【ドブネズミ】
湿気が多い場所が好きで、マンホール・排水口・床下・キッチン周辺・ゴミ置き場等にいるネズミです。ドブネズミは湿気が多い場所を好むため、水中の中を泳いで移動することもあります。でも、ドブネズミは床下に巣を作ることが多いです。

【クマネズミ】
乾燥していて高い場所を好むネズミのため、床下に巣を作って生活していることはほとんどありません。主にクマネズミは、屋根裏や高い場所にある隙間等で潜んでいます。

【ハツカネズミ】
自然が豊かな場所が好きなネズミで、田舎に多く生息しているのが特徴です。ワラの下・畜舎・森林・河川敷・畑等にいます。

猫でネズミは駆除可能か?

猫がネズミを駆除するのか? はネズミの個体によってバラつきがあり、必ずしも猫がネズミを駆除するとは限りません。ペットとして飼っている猫や野良猫に限らず、ネズミを見ても素通りする猫もいれば、ネズミを必死に追いかけて捕まえる猫もいます。

ですが、ネズミを駆除する機会が多いのはペットの猫か? 野良猫か? と聞かれると、『野良猫の方がネズミを駆除することが多い』でしょう。

猫でネズミを駆除するのは可能

説明したように野良猫の方がネズミを駆除する機会が多いため、猫でネズミを駆除することは可能です。野良猫の方がネズミの駆除をする機会が多い理由は、狩りの習性が関係しています。猫は動く物に反応する肉食動物で、狩りをする本能が携わっているのが特徴です。狩りをする本能はエサを食べるために発動したり、遊びで狩りをしたくなる時にも発動します。


■野良猫は生きていくために狩りをする
野良猫はエサにありつけないこともあり空腹に耐えている時間も多いため、狩り本能のスイッチが入りやすい状態です。生きていくためにエサを食べることに意識が向くため、ネズミが通れば捕まえて食べるでしょう。
一方、ペットの猫は飼い主から毎日エサやおやつを貰い、空腹に苦しむこともありません。そのため、ネズミが目の前に現れても捕まえて食べる猫はほとんどいないでしょう。むしろ、遊びでネズミ狩りをして飼い主に見せることはあります。


■ペットの猫はネズミを追い出す効果がある
ペットの猫はネズミの駆除に役立たないのか? と聞かれると、そうとも限りません。ネズミは猫を天敵だと思っているため、鋭い嗅覚や聴覚で猫の存在を察知すると逃げていきます。つまり、ペットの猫はネズミの駆除はできなくても、追い出すことはできると言えるでしょう。

あなたは"猫を飼えばネズミの駆除ができる! "と、耳にしたことがありませんか? 確かに、昔の日本ではネズミの駆除用として猫を飼っていた家はたくさんあります。そのため、今でも猫はネズミは駆除をしてくれるといった内容が、今でも都市伝説のように残っているのでしょう。

ネズミ駆除を業者に頼んだ場合の相場金額

ネズミ駆除を業者に頼んだ場合の相場金額は、1万円~30万円です。料金は戸建や集合住宅等の建物事情・坪数・ネズミの被害状況によっても大きく金額が変わります。また、ネズミ駆除にかかる期間が料金に加算されたり、ネズミの捕獲状況等を設置期間中は確認しに来ます。そのため、訪問回数によっても料金が変動することが多いです。

ネズミ駆除を業者に依頼する時は、複数の業者に見積もりをお願いしてから決めましょう。

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まとめ

ネズミを見つけたらできるだけ早く、ご紹介した8つの方法でネズミの駆除をしましょう。そして、ネズミの駆除をした後は、再びネズミが侵入してこないように対策をすることも重要です。忌避剤や超音波・金網や唐辛子入りパテ等を使って、穴や隙間を埋めましょう。

自分でネズミの駆除をしたくない方はコストはかかりますが、業者に依頼してネズミの完全駆除してもらうのも1つの方法です。

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