人間に様々な被害をもたらすのがネズミです。ネズミは食料・建材・配線等を噛んだり、糞尿を撒き散らすため臭いに困っている方もいるでしょう。ネズミやネズミの糞には菌がいるため、人間やペットが病気になる可能性があります。
建物の事を考えるならばネズミはすぐにでも駆除しないといけません。そのためには、ネズミ捕りグッズを使ってネズミ対策をしましょう。ネズミ捕りグッズはどんどん進化し、定番のネズミ捕りグッズも改良されて使いやすくなっています。
また、ネズミ捕り後、ネズミを侵入させない対策グッズも増えているため、上手に活用してネズミを根絶させましょう。今回は、おすすめのネズミ捕りグッズをランキング形式で15個ご紹介します!
PR|意外に安い!防鼠施工費用をご存知ですか?
「ネズミ駆除の忌避剤や追い出しに必要な道具を自分で買うから、業者にたのむほどじゃない」と思う方も多いかもしれません。
確かに家に住み着いてしまったネズミの駆除には数万円からの費用がかかります。しかし侵入経路をパテでガッチリと埋めるなど防鼠施工は意外と安いことをご存知ですか?
ネズミ110番は「パテ封鎖」「ブラシ封鎖」「パンチングメタル加工」などの防鼠施工が2,750円から。
ドラッグストアなどで買えるネズミ忌避用のパテも2,000円〜3,000円のお値段。
同じくらいの価格ならプロに全ての侵入経路を業務用の強力なアイテムで防鼠してもらう方が断然お得です。
① ホームセンチネル超音波駆除装置
ネズミ捕りをした後に超音波を設置するなら、ホームセンチネル超音波がおすすめです。ホームセンチネル超音波はアメリカでは認知度が高く、害虫や害獣駆除に関する商品を販売しているため効果が期待できます。
しかも楽天ランキングでも1位を獲得した商品のため、ネズミ対策の効果は大いに期待できるでしょう。過去にネズミ捕りをした後に、"超音波を設置しても効果がイマイチだった"方は、ホームセンチネル超音波を使ってみてはいかがでしょうか?
1ヶ月使ってみて効果が実感ができなかった場合は、無条件の返金保障もあるため試してみる価値はあります。
■1台で3役こなす超音波はホームセンチネルだけ
ホームセンチネル超音波はコンセントに挿すだけで作動し、1台で超音波・電磁波・マイナスイオンを同時に発生させるのが特徴です。1台で3役をこなすためネズミだけでなく、ゴキブリやクモ等の害虫対策も同時にできます。
1台設置すると約20m(130坪)まで超音波等が行き届くため、広い場所でもしっかりネズミ対策等ができるのもメリットです。
【超音波】
まるで、黒板を引っ掻いているような音を出してネズミを遠ざけます。超音波から出ている不快な音はネズミにしか聞こえません。
【電磁波】
電磁波は害虫が嫌がることが研究でわかっており、ネズミだけでなくゴキブリ等の害虫も追い出します。
【マイナスイオン】
ダニ・蚊・白アリ等の害虫は、プラスイオンが発生している場所でないと生きていけません。そのため、マイナスイオンを発生させると害虫は嫌がって家から出て行きます。
■ライト機能も付いている
ホームセンチネル超音波にはナイトライト機能もついています。ナイトライトは暗くなると自動で電気が点灯します。反対に、電気を点灯させないように設定したり、24時間点灯することも可能です。
■ペットやお子さんがいても使える
ホームセンチネルの超音波にはペットフレンドリー機能が付いているため、ペットに超音波のストレスを与えることもなく、お子さんがいる家庭でも安心して使えるのもポイントです。
ただし、げっ歯類のペット(ウサギ等)を飼っている方は、ストレスを与える可能性があります。げっ歯類のペットがいる場所から離れたところに設置をしたり、ホームセンチネルの超音波の間に物を置く等しましょう。
②チュートルマン
チュートルマンは銅版製の箱罠です。罠を仕掛けてネズミ捕りをしたい方は、チュートルマンを使ってみてはいかがでしょうか? ネズミの通り道・ネズミ被害に遭った場所・ネズミの糞がある場所・倉庫・床下・シンク周り等に設置します。
チュートルマンの中にネズミが入ると、ネズミの体重により自動でシャッターが閉まる仕組みです。さらに、箱罠内部には水を入れるタンクが付いています。タンクはネズミを水死させるためのパーツで、ネズミ捕りをした後に水を注ぎ数分待つと完全駆除ができる構造です。
ただし、ネズミは警戒心が強いため、しばらくは引っかからないかもしれません。1週間ほど経ってもネズミ捕りができない場合は、他の場所に設置して根気強く待ちましょう。
■繰り返し使えて捕獲率も高い
チュートルマンは銅版製の箱罠のため、繰り返し何度も使えるのがメリットです。コストを抑えてネズミ捕りをしたい方も、チュートルマンはおすすめのグッズと言えます。通常、ネズミ捕りをすると死ぬまで鳴き続けたり、他のネズミがネズミの死骸を見ると、さらに警戒して罠に引っかかりにくくなるケースが多いです。
ですが、チュートルマンにネズミが引っかかりシャッターが閉まっても、鳴くことはありません。ネズミは捉えられて周囲が見えなくなると、天敵を警戒をして鳴かなくなります。
そして、チュートルマンは銅版の板で作られているのも特徴です。そのため、ネズミ捕りに成功した後は他のネズミがチュートルマンに捕らえられた姿を見たり、死骸を見ることがありません。警戒心が強いネズミでも、チュートルマンなら警戒されにくいです。
③プロボード
プロボードは粘着タイプのネズミ捕りで、水責めで駆除するのは抵抗がある方にも向いています。ネズミの侵入口・通り道・ネズミ被害に遭った場所・ネズミの糞がある場所・倉庫・屋根裏・排水パイプの周辺・シンク周り等に、プロボードを設置しましょう。ポイントは隙間ができないように設置することです。
ネズミは隙間があるとジャンプして通過したり、避けることがあるため必ず隙間なく設置しないといけません。
また、粘着タイプのネズミ捕りはたくさん設置すればするほど、ネズミ捕りの効果が高まるため、1箇所につき3枚~5枚は設置しましょう。スペースが広い場所に設置する時は20枚等たくさん使うと効果的です。形状も設置する場所に合わせて、U字型やトンネル型にして使います。
■1枚から購入できる
通常、粘着タイプのネズミ捕りは何枚かセットになっていますが、プロボードは1枚から購入できるのがメリットです。とりあえず、お試しでプロボードを使ってみたい方は5枚程度購入しても良いでしょう。
■波型の粘着部分はかなり強力
プロボードは粘着部分は波型をしていて、ネズミが触れると強力な粘着力でしっかり捕らえて離しません。粘着タイプのネズミ捕りは温度変化に弱いものもありますが、プロボードは温度変化も対応できるグッズです。5度~40度の範囲なら粘着部分が硬くなったり、柔らかくなることもありません。
また、台紙は防水性に優れているため水に強いですが、水や油がある場所に設置すると粘着効果が落ちる場合があります。強力な粘着力をキープするために、新聞紙やダンボールを敷いてからプロボードを設置しましょう。
プロボードを設置後、粘着部分にホコリが付いた場合は、粘着部分同士をくっつけて開くと元に戻ります。
④かご式ネズミ捕り
かご式ネズミ捕りは昔ながらのネズミ捕りで、ネズミの通り道・ネズミ被害に遭った場所・ネズミの糞がある場所・床下・倉庫・屋根裏・シンク周り等に設置します。罠は多い方がネズミ捕りができるため、複数の場所に設置してネズミ捕りをしましょう。
ネズミは警戒心が強いため、最初はかご式ネズミ捕りに引っかからないことが多いです。まずは、警戒心を解くことから始めます。かご式ネズミ捕りの蓋部分を開けっ放しにしてエサを置き、数日放置してネズミの警戒心を解いていきましょう。
次に、かご式ネズミ捕りの中にエサを設置して、蓋はネズミが中に入ったら蓋が閉まるように設定します。警戒心が解けたネズミはエサを食べるために、かご式ネズミ捕りの中に入っていくでしょう。
■生け捕りにして遠くに開放することもできる
罠でネズミ捕りをする場合、水責めをしたり餓死させて駆除することも多いです。中にはネズミとは言え、生き物を殺すことに抵抗を感じる人もいるでしょう。かご式ネズミ捕りならネズミを殺さないで駆除できます。ネズミ捕りに成功したら遠くの森林等に離して開放してあげましょう。
ただし、かご式ネズミ捕りを設置してから数日に1回は確認しないと、死んだネズミを発見する場合もあります。死んでいる状態のネズミを発見したら、手袋をしてからネズミの死骸を取り出して、ゴミ袋に入れて処分しましょう。
■かご式ネズミ捕りは経済的
かご式ネズミ捕りはコスパが良いのが魅力です。他にも、洗えば何度も繰り返し使うことができるため、ネズミ捕りを頻繁にする方は、かご式ネズミ捕りを使っても良いでしょう。
⑤透明ネズミ捕獲器
透明ネズミ捕獲器は透明のケースのため、ネズミを捕獲すると一目でわかります。
透明ネズミ捕獲器の設置方法も簡単です。透明ネズミ捕獲器にはネズミのエサを入れるケースがあるため、穀物やお菓子等、できるだけ腐りにくいエサを入れましょう。
エサを入れたら、ネズミの通り道・ネズミ被害に遭った場所・ネズミの糞がある場所・床下・倉庫・シンク周り等に、透明ネズミ捕獲器の入り口部分を開けて設置します。罠は多い方が良いため、できるだけたくさん設置しましょう。
エサにつられてネズミが中に入ると、入り口部分にあるレバーが動きネズミを閉じ込める仕組みです。入り口は金属が付いているため、硬い物を噛むのが得意なネズミでも噛みちぎることはできません。
■ネズミに優しくコスパも良い
透明ネズミ捕獲器もネズミを殺さないで開放することができます。透明ネズミ捕獲器の場合はプラスチックのケースで覆われているため、ネズミに噛まれる心配がありません。
また、チュートルマンや、かご式ネズミ捕りと同じように洗えば何度も使えるため経済的です。
⑥板バネ式ネズミ捕り
板バネ式ネズミ捕りは昔からあるネズミ捕りで、ネズミが罠に引っかかれば確実に殺して駆除することができます。他の罠と同じく、できるだけ多く設置するとネズミ捕りに成功しやすいです。
板バネ式ネズミ捕りはシンプルな構造のため、初めて使う方でも簡単に設置できます。ネズミの通り道・ネズミ被害に遭った場所・ネズミの糞がある場所・屋根裏・倉庫・床下・シンク周り等に、板バネ式ネズミのバネ部分にエサを仕掛ければ罠の設置は完了です。
あとは、エサにネズミが触れるのを待ちましょう。ネズミがエサに触れると強力なバネでネズミを瞬時に挟みます。
■無残な姿のネズミの死骸を見ることもある
ネズミの多くは圧迫死しますが、挟まれるところが悪いともがき苦しんで死ぬハメになるでしょう。そのため、タイミング悪くネズミがもがき苦しんでいる姿を見たり、場合によっては見るのもツライほど無残な死に方をしている場合もあります。
他にも、ネズミが板バネ式の罠に挟まり、あまりの板さに鳴き続けることもあるため、ショッキングな状態であることが想像つくのではないでしょうか?弱りかけのネズミや酷い姿で死んでいるネズミを見たくない方は、別の方法でネズミ捕りをしましょう。
■バネに指を挟まれないようにする
板バネ式ネズミ捕りは強力なバネがポイントです。板バネ式ネズミ捕りを使う時はバネに指を挟まれないように注意して下さい。罠に引っかかったネズミをバネから外す時は、指を挟むことがあるため気を付けましょう。
⑦害虫駆除機
360度超音波を出して、ネズミ等を近づけないグッズと言えば害虫駆除機です。害虫駆除機はネズミだけでなく、ゴキブリ・ムカデ・アリ・ノミ・ダニ・蚊・ハエ等の害虫も超音波で退散させます。
超音波にはネズミ捕りの効果はありません。ネズミ捕りをして室内にネズミがいなくなったら、ネズミの侵入を防ぐために超音波を設置しましょう。
同じ周波数だとネズミ等が慣れてしまうのでは? と、心配する方もいるでしょう。ですが、害虫駆除機は3パターンの周波数を変えることができたり、周波数によって超音波の範囲も異なるため、ネズミ等が慣れることもありません。
【3パターンの周波数と範囲】
・ULTRA:約80㎡~150㎡
・TRANS:約380㎡~530㎡
・DUO:約80㎡~530㎡
■コンパクトでコンセントに挿すだけで良い
害虫駆除機はコンセントに挿せば360度超音波が出ます。そして、サイズが小さいため狭い場所に置いても邪魔になりにくいため、様々な場所に設置できるのがメリットです。もちろん、薬剤を一切使わないためペットやお子さんがいる家庭でも使えます。
⑧ラットバスター
ラットバスターはスプレータイプの忌避剤で、ネズミ捕りをするグッズではありません。ネズミ捕りの罠で駆除したり、ネズミの死骸を見ることもないためネズミが苦手な方におすすめです。一般的な忌避剤は数時間~数週間ほどしか効果が持続しませんが、ラットバスターは約2ヶ月も効果が持続します。
そのため、ネズミに困っている方々から支持されていて、発売以来10万本を売り上げているほどです。ラットバスターは個人宅だけでなく飲食店からも発注があるため、効果は期待できるでしょう。
使い方は簡単で、ネズミの通り道・ネズミ被害に遭った場所・ネズミの糞がある場所・倉庫・キッチン等の水周り・排水溝等、ベタつかない程度にスプレーするだけです。
■天然ハーブでネズミを近づけない
ラットバスターにはネズミが嫌がる天然ハーブ系の匂いが含まれいて、薬剤は一切使用していません。そのため、ペットやお子さんがいる家庭でも安心して使えます。天然ハーブ系の匂いが含まれていますが、人間が不快に感じる臭いはしないため、室内でどんなに使っても気にならないでしょう。
■ネズミ捕りと忌避剤の組み合わせがベスト
ラットバスターの効果を持続させるなら、2ヶ月に1回はスプレーすることをおすすめします。ただし、ラットバスターは忌避剤になるため根本的な解決はできません。ベストな方法はネズミ捕りの罠を使って駆除した後に、ネズミ予防対策としてラットバスターを2ヶ月ごとにスプレーするのが良いです。
自分でネズミ捕りをすることができない方や抵抗感がある方は、業者に依頼してネズミ捕りをお願いしても良いでしょう。
■ラットバスターの注意点
原則、ラットバスター室内用のため、野外で使うと忌避剤効果が持続しない可能性があります。また、稀にスプレーした部分が変色することもあるため、大事な物や家具等に付かないようにして注意しましょう。
⑨ネズミ禁止区域ジェット
ネズミ禁止区域ジェットはスプレータイプの忌避剤で、とりあえずネズミをどうにかしたい時に便利なグッズです。スプレータイプの忌避剤は、ネズミを見つけた時にスプレーしたり、ネズミの侵入を防ぎたい時にも使えます。
ネズミ禁止区域ジェットはかなり強力なスプレーのため、6m先まで行き届くのが特徴です。しかも、2、3秒スプレーするだけで効果を発揮します。ネズミの侵入を防ぎたい時は、ネズミの侵入口・ネズミの通り道・ネズミ被害に遭った場所・倉庫・屋根裏・シンク付近・排水溝等のパイプ付近にスプレーしましょう。
■ハッカ油とカプサイシンで追い出す
ネズミ禁止区域ジェットを2、3秒スプレーするだけで効果がある理由は、ネズミが嫌いとするハッカ油やカプサイシンが含まれているからです。ハッカ油はネズミにとって激臭で、カプサイシンは刺激物になるためネズミの目や口に入るとヒリヒリします。
ネズミは学習することができる頭の良い動物です。ネズミは嫌な経験は覚えているため、ハッカ油とカプサイシン入りのスプレーを浴びたり、嗅いだりすると近寄って来ません。ただ、ネズミ禁止区域ジェットも忌避剤のため、ネズミ捕りはできないことを理解した上で使いましょう。
⑩デスモアプロ
デスモアプロは殺鼠剤(毒エサ)でネズミは食べると死にます。殺鼠剤も様々な種類がありますが、デスモアプロは細長い筒状のビニール袋に殺鼠剤が入っているのが特徴です。
デスモアプロでネズミ捕りをする時は、屋根裏・倉庫・隙間等にデスモアプロの袋を破らないで、そのま投げ入れます(できるだけ多く)。ネズミは巣にエサを持ち帰って食べたり何でもかじる習性があるため、袋ごと投げ入れても問題ありません。
ネズミがデスモアプロを巣に持ち帰っていれば、食べている可能性が高く駆除間近と言えるでしょう。デスモアプロを巣に持ち帰った形跡がある場合は、さらにデスモアプロを追加して投げ入れて、ネズミが持って帰った形跡がなくなるまで続けます。
1週間ほど経ってもネズミが食いついていない場合は、デスモアプロにソースやコーン油をかけて様子を見ましょう。匂いにつられて殺鼠剤の食いつきが良くなる場合があります。ソース等をかけてから3、4日経ってもネズミが巣に持って帰っていない場合は、別の場所に投げ入れましょう。
■デスモアプロは殺虫成分が優れている
殺鼠剤によっては、数日かけて何度もネズミに食べさせないと効果が現れないものもあります。一方、デスモアプロは殺鼠剤の効果がとても高く、ネズミが一口食べれば殺虫成分が体内に行き届くのが特徴です。
また、殺鼠剤が効きにくい個体もいますがデスモアプロの殺虫成分は強力なため、ほとんどのネズミは死にます。
■ネズミの死骸を放置するとイエダニが増える
殺鼠剤でネズミ捕りをするとネズミの死骸を見ないで済みますが、家の中でネズミが死んでいる場合は最悪です。ネズミの身体にはイエダニが大抵くっついているため、ネズミの死骸を放置しているとイエダニが家の中に流れ込んでくる場合もあります。殺鼠剤でネズミ捕りをした場合も、できればネズミの死骸を探して処分しましょう。
⑪ねずみ小僧
ねずみ小僧は屋内専用の置き型タイプの忌避剤で、スプレータイプの忌避剤よりも効果が持続します。ねずみ小僧の成分は、ネズミが嫌いな天然ハッカ油をメインに使っているのが特徴です。
ねずみ小僧を設置する付近に、ネズミのエサとなる食料等がある時は片付けてから置きましょう。そして、ねずみ小僧を屋根裏・倉庫・ネズミの糞がある場所・シンク付近等にできるだけ多く設置します。
ねずみ小僧は天然ハッカ油の匂いがするため、たくさん置いた方が匂いが強くなります。できるだけたくさん設置して、強烈なハッカ油の匂いでネズミの忌避効果を高めましょう。この時、換気扇や窓は閉めてハッカ油の匂いを充満させます。
■匂いが薄れてきたら交換のサイン
置き型タイプの忌避剤は、時間が経つと匂いが薄れてくるのがデメリットです。そのため、ネズミが侵入してくる可能性が高くなります。置き型タイプの忌避剤でネズミの侵入を防ぐなら、定期的に交換して忌避効果を持続させましょう。天然ハッカ油の匂いが薄れてきたら交換のサインです。
ただし、置き型タイプの忌避剤もネズミ捕りをしない限り、穴や隙間からネズミが侵入してくる可能性を消すことができません。ですが、ネズミ捕りをした後に穴や隙間を塞いでから置き型タイプの忌避剤を設置すると、ネズミの侵入を未然に防ぐことができます。
⑫ネズコロン
ネズコロンは水に強い殺鼠剤(毒エサ)のため、水周りや排水口等で使うのがおすすめです。水に強いネズミ捕りになるため、長期間設置していても腐る心配や型崩れすることもありません。
また、ネズコロンの食いつきを良くするために、穀物の粒(小麦やとうもろこし)をそのままパラフィンと一緒に固めています。さらに、紐で吊るして設置するために穴も開いているため使いやすいでしょう。
■ネズコロンの使い方
ネズコロンは殺鼠剤になるため、ネズミに美味しいエサと認識させる必要があります。そのため、ネズコロンを設置する周辺に食料等があると、ネズミの食いつきが悪くなるため違う場所へ移動させましょう。水周りや排水口等にネズコロンを吊るすか、置いて設置します。原則、殺鼠剤は同じ場所に1週間~10日ほど設置するのが鉄則です。
その間に、ネズミがネズコロンを食べていたら、ネズミが食べなくなるまで継続して設置します。ネズミが食べなくなったらネズミ捕りが成功したと言えるため、最後にネズコロンを回収すれば駆除完了です。
もし、1週間~10日ほど設置してもネズミが食べていない場合は、別の場所に設置します。
⑬強力野ネズミ殺鼠剤
強力野ネズミ殺鼠剤は商品名通り、かなり強力な殺虫成分が含まれている殺鼠剤(毒エサ)です。農薬登録もしているため、他の殺鼠剤でネズミ捕りができなかった方は、1度使ってみてはいかがでしょうか? 畑・花壇・ビニールハウス等、野外でも使える殺鼠剤のため作物をネズミに荒らされている困っている方にもおすすめです。
また、強力野ネズミ殺鼠剤は即効性があるため、ネズミが口にすると数時間でネズミ捕りができます。早くて3時間ほど死に至り、遅くても5時間ほどでネズミは死ぬため、強力な殺鼠剤ですぐにネズミ捕りをしたい方にもピッタリです。
⑭エンドックス
エンドックスは殺鼠剤(毒エサ)の中でも有名な商品で、ネズミ捕りの成功率も高いことからリピーターもいます。エンドックスは粉状のため、主に2通りの使い方ができるのがポイントです。粉を生かしてそのまま撒いて使ったり、お手製の毒団子を作る時に混ぜて使うこともできます。
そのまま撒いてネズミ捕りをする場合は、ネズミにエンドックスの上を歩いてもらい足や身体にエンドックス付着させましょう。ネズミは足や身体にエンドリックスが付着すると毛づくろいをするため、体内に殺鼠剤を取り込むことができます。
お手製の毒団子を作るのは面倒に感じる方もいるでしょう。ですが、ネズミ捕りの効果は期待できます。
■エンドックスでネズミ捕りをするコツ
エンドックスを撒く方法と、お手製の殺鼠剤を作る方法をご紹介します。エンドックスも殺鼠剤のため、他の殺鼠剤と同じく1週間~10日ほどは同じ場所に設置しましょう。
【撒く場合】
ネズミの通り道にエンドックスを撒いていきますが、5cm~10cm幅になるように撒きましょう。この時、地面が粉でしっかり隠れるくらいまで撒きます。ネズミの侵入口がわかっている場合は、1つの侵入口に対して30g撒きましょう。そして、最低でも5日は撒いた状態にして、エンドックスが減っていたら足します。
【毒団子を作る場合】
毒団子の元となる食材を15g~20g用意しましょう。例えば、小麦粉・そば粉・茹でたジャガイモ等です。そして、エンドックス1gと水を混ぜたらしっかり練って、小さめの団子をいくつも作ります。完成した毒団子は容器に入れて、ネズミの侵入口やネズミの通り道・ネズミ被害に遭った場所・倉庫・屋根裏・シンク付近・排水溝等のパイプ付近等に、できるだけ多く設置しましょう。
毒団子を作るのが面倒な方は、ネズミに食べられた食材や、腐りにくい食べ物の上にエンドックスをふりかけても良いです。
■必ず手袋をしてから使う
殺鼠剤を撒いたり毒団子を作る時は、必ず手袋をしてから触れましょう。殺鼠剤は殺虫成分が含まれているため、誤って口に入ると大変なことになります。殺鼠剤の取り扱いには注意しましょう。
⑮ネズミのみはり番
ネズミのみはり番はゲルタイプの忌避剤(置き型タイプ)で、様々な臭いが含まれています。ネズミが嫌いなハッカやハーブの他に、刺激物のワサビやネズミの天敵である猫の臭い等をゲルの中に閉じ込めているのが特徴です。
また、忌避剤の中では効果が長い方で約2ヵ月続きます。詳しい設置場所等は11番の『ねずみ小僧』を参考にして下さい。
まとめ
今回ご紹介したネズミ捕りグッズは、おすすめの商品ばかりです。ですが、人によっては罠を仕掛けてネズミを殺すことに抵抗を感じる方や、徹底的にネズミ捕りをして駆除したい方もいるでしょう。ネズミ捕りグッズを選ぶ時は、ネズミ捕りをした後のネズミの状態を検討してから選ぶのも1つの方法です。また、設置のしやすさもネズミ捕りグッズを選ぶポイントになります。