「リビングでテレビを見ていたらムカデが這っていた」「風呂場やトイレにムカデがいてビックリした」など、ムカデと遭遇したことがある方もいるでしょう。中には、ムカデに噛まれて不快な思いをした方もいるかもしれません。
ムカデは家の害虫を食べてくれる益虫でもありますが、見た目が気持ち悪いため見つけたら駆除したい方もいるでしょう。でも、ゴキブリの駆除方法は知っていても、ムカデの駆除方法はよく知らない方も多いのではないでしょうか?
『自分でできる駆除方法とムカデを寄せ付けない方法』をチェックすれば、ムカデを的確に駆除できるだけでなく、ムカデの予防対策もできます。ムカデを追放して安心して暮らせる環境にしましょう!
ムカデの生態と特徴
日本にいるムカデの種類は約130種類もいます。ムカデの大きさは2cm~30cmまでいますが、日本にいるムカデの大きさは7cm~13cm程度で、褐色・黄淡色・黒色が多いです。ムカデは体は細長く足の数が多いのが特徴ですが、15対しかないムカデもいれば170対もあるムカデもいます。
そして、物凄く強力な顎を持っており牙には毒を吐き出す毒腺があるため、ムカデに噛まれると腫れたり痛みに襲われるのは確実です。
また、ムカデは乾燥が苦手で湿気が多く暗い場所を好み、夜になると活動し何でも食べる雑食性です。昼間は、石の下・落葉の下・倒れた木や板の下等に潜んでいますが、ゴキブリやクモ等を食べるために家の中に侵入してくることもあります。さらに、ムカデは上へ上へ行きたがる習性があり、壁を登るのも得意です。
ムカデは冬眠する昆虫です。11月頃~4月頃まで土の中で冬眠し、5月~6月は繁殖期を迎えます。オスのムカデは精子が入った袋を置いていき、メスは生殖口から取り込み産卵するという流れです。子育てはメスのムカデだけで行い、9月~10月になると子供のムカデは母ムカデから離れ1人立ちします。寿命は大体5年~7年です。
ムカデの侵入経路
ムカデはわずか数mmの隙間があれば家の中に入って来ます。しかも、ムカデは壁を登るため、高い階数のマンションに住んでいても安心はできません。では、どのような場所からムカデは侵入してくるのでしょうか?
・玄関=玄関ドアの隙間
・網戸=破れた穴や網戸と窓枠の隙間
・天井裏=通気口
・床下=畳の間
・換気扇=閉まっていても隙間があれば侵入する
・風呂場=排水口
・キッチン=排水パイプやシンクの下
・エアコン=排水パイプ
・外壁=ひび割れた場所や破損部分
ムカデは隙間だけでなく布団にくっついていることもあります。布団をベランダや庭で干す方は注意しましょう。布団を干している間にムカデがくっつき、気付かないまま布団を取り込むとムカデを家の中に入れることになります。
自分でできるムカデ駆除方法7つ
ムカデと遭遇したら「すぐに駆除したい!」と思う方は多いはずです。ムカデはゴキブリのように飛んだり素早く動くことはありませんが、室内で見つけた時は確実に駆除しないと家の中を徘徊して、寝ている間に噛まれるかもしれません。ムカデ被害に遭わないための7個の方法で駆除しましょう。
■①ムカデに殺虫剤をスプレーする
ムカデを見つけた時は殺虫スプレーを噴射すればすぐに駆除できます。ただし、ムカデは殺虫剤がなかなか効かないため、シフルトリン・フェノトリン・モンフルオロトリン等が含まれている殺虫剤を選びましょう。
中でも、ムカデの駆除におすすめの殺虫剤は『ムシクリン ムカデ用エアゾール』です。以前からある殺虫剤ですが成分内容が改良され、素早く効くモンフルオロトリンが配合されています。モンフルオロトリンは駆除するまでの時間がとても短いため、スピーディーにムカデを殺せるのが特徴です。そして、屋内屋外問わず使える殺虫剤のためどこでも使えます。
■②熱湯をムカデにかける
殺虫剤がない時や殺虫剤を使いたくない方は、熱湯でムカデを駆除しましょう。昆虫は熱に弱くムカデも熱湯をかけると駆除できますが、できるだけ早くムカデを駆除したい場合は50度以上の熱湯が必要です。熱湯温度は高ければ高いほど殺傷能力も上がり素早く駆除できますが、50度より少し低い温度の熱湯でも構いません。温度が低い分、時間はかかりますがムカデの駆除はできます。
熱湯は床や壁に這っているムカデに向って直接をかけても良いですが、熱湯が自分にかかり火傷をする可能性の他に、床や壁が濡れてしまい後処理が面倒です。火傷を防ぎながら床や壁を濡らさないでムカデを駆除するなら、トングでムカデをつかみ紙コップやバケツ等に入れてから、容器の中に熱湯を注ぎましょう。また、容器に入れてから熱湯を注ぐとムカデの弱点である頭に熱湯がかかるため、確実に駆除できます。
■③ゴキブリホイホイでムカデを駆除
家の中でムカデを見失った時や、家中のムカデを駆除したい時におすすめなのが『ゴキブリホイホイ』を使った駆除方法です。まず、ゴキブリホイホイの入口部分を切ってムカデが入りやすいようにします。
次に、ムカデが好きな『魚肉ソーセージ』や『果物』を大体1cmくらいの大きさにカットしたら、ゴキブリホイホイの中に置きましょう。ゴキブリホイホイの設置場所は、風呂場や洗面所・キッチンやトイレ等、水周り中心に置いてムカデが引っかかるのを待ちます。
ムカデは何日も家の中にいると空腹状態です。すると、ムカデは夜になるとエサや水を求めて風呂場やキッチン等を徘徊し、魚肉ソーセージや果物を仕込んだゴキブリホイホイを見つけると高確率で引っかかります。ゴキブリホイホイは、雑食と水を好むムカデの習性を利用した画期的な駆除方法です。
■④木酢酢でムカデを駆除
木酢酢は匂いでムカデを撃退します。木酢液は原液のまま使うのはでなく水で薄めましょう。水の分量は木酢液に対して100倍~500倍です。薄めた木酢液をスプレーボトルや霧吹きに入れて、窓枠・玄関周り・庭・ベランダ等、屋外に噴射します。
殺虫剤や熱湯はムカデの体にダメージを与えて駆除しますが、木酢液はムカデが嫌いな匂いで寄せ付けないようにする方法です。ムカデ駆除というよりは忌避効果があり、木酢液は火事の臭いがするためムカデが寄り付かなくなります。また、殺虫成分が入っていないため人やペットにも優しく、木酢液は土壌を改善する作用もあるため植物にかかっても問題ありません。
木酢液でムカデの忌避効果を持続させるなら、雨が降った後や庭に水撒きをした後・匂いが薄れてきたら再び木酢液を噴射してムカデを寄せ付けないようにしましょう。また、木酢液は鼻につく独特の匂いがあるため室内では使わないことと、水の分量によっても匂いの強さが変わります。
木酢液の濃度が濃いと具合が悪くなったり、匂い近所に漂い迷惑になることもあるため注意しましょう。
■⑤ハッカ油でムカデを駆除
ハッカ油も匂いでムカデを撃退するため駆除というよりも、寄せ付けたくない時に使える方法です。ハッカ油でムカデを寄せ付けないようにする時はスプレーを使います。最初からスプレー状になっているハッカ油スプレーもありますが、たくさん使い方は手作りした方がお得です。
ハッカ油を使う場所は玄関周りやベランダ等、屋外でも使えますが、匂いはキツくないためハッカの香りが苦手でなければ室内でも使えます。ただし、木酢液と同じで水に弱く匂いも薄れてくるため、定期的にハッカ油スプレーをしましょう。また、ハッカ油にはL-メントールが含まれています。L-メントールは歯磨き粉やガム等に含まれていますが、油が混ざらないとムカデには効かないため必ずハッカ油を使いましょう。
【ハッカ油スプレーの材料】
・スプレーボトル
・無水エタノール 10ml
・ハッカ油 20滴~60滴ほど
・精製水 90ml
【作り方】
スプレーボトルの中に全ての材料を入れてよく振って混ぜます。使う前もよく振りましょう。ハッカ油の分量は20滴~60滴ほどですが、匂いを強くしたい時は60滴以上入れても構いません。好みに合わせて入れましょう。
■⑥濡れ雑巾や濡れ新聞で罠を作ってムカデを駆除
ムカデを見失った時は、濡れ雑巾・濡れ新聞・濡れダンボール雑巾を用意して罠を作りムカデを仕留めます。ムカデは湿っていて寒い場所が好きなため、早ければ、罠を設置した次の日にはムカデを捕獲することができるでしょう。
まず、ゴミ袋をさらに大きくするために、ハサミで切り開いてシートのようにしましょう。次に、ムカデを見失った場所に切り開いたゴミ袋を敷きます。そして、ゴミ袋の真ん中に水で濡らした雑巾(軽く絞ったもの)を、タワーのように何枚か積み重ねていきましょう。
雑巾がない場合は、濡らして折りたたんだ新聞紙や濡らしたダンボール等を使います。ポイントはタワーを上から押さないことです。タワー状にしたら一晩置いて、翌日、ビニール袋の中に濡れた新聞紙やダンボール等をまるごと捨てます。
タワー状にする理由は、ムカデは一番上に登りたがる習性があるからです。さらに、水が好きなムカデは濡れている物を探すため、濡れ雑巾等を設置すると吸い寄せられるように隙間に入り込み水分補給をします。少し手間がかかる方法ですがムカデを捕獲して駆除できるため、見失った時は試してみましょう。
■⑦箸でつまんでムカデを燃やして駆除
殺虫剤を使いたくないけどムカデを駆除したい方は、箸でムカデをつまんで燃やせば駆除できます。灰皿や一斗缶等、火に耐えられる容器にムカデを箸でつまんで入れて、チャッカマンやマッチで燃やしましょう。もしくは、箸でムカデをつまんだ状態でガスコンロで燃やします。
ムカデを燃やすと駆除できますが、煙と一緒に鼻につく臭いがするため換気をしながら行った方が良いでしょう。ムカデは火をつけられると熱さで体を動かし暴れるため、逃げ出さないように駆除作業を行います。深さがあまりない容器でムカデを燃やす場合は、脱走する場合があるため注意しましょう。
ムカデが出没すると焦って手でつかもうとする方もいるかもしれないですが、ムカデには毒があるため必ず箸を使い、手で触らないようにします。また、ムカデをつかんでガスコンロで燃やす時は割り箸等、木や竹でできている燃えやすい素材ではなく鉄製の箸を使いましょう。ただし、鉄製の箸は滑りやすいため、ムカデをしっかりつまんで燃やします。
ムカデ駆除に最適な時期は?
ムカデに遭遇しないで快適に暮らすなら、5月~6月にムカデを駆除しましょう。この時期はムカデの繁殖期で活発的に動き回ります。5月~6月にムカデの駆除をしておけば繁殖を防ぐことができるため、ムカデの数が増えることはありません。
また、9月~10月は繁殖して生まれた子供のムカデが親ムカデから巣立ちますが、繁殖期に駆除していれば、ムカデの子供や親ムカデを見ることはないでしょう。
ムカデ駆除の注意点4つ
"ムカデは危険な昆虫"と思っている方も多いため、見つけ次第駆除する方も多いはずです。でも、素手でムカデに触れるのは危険で、他にもムカデを駆除する時は4つのことに注意しましょう。注意点を守りながらムカデを駆除しないと大変なことになる場合があります。
■①ムカデは噛む
ムカデは噛むため、駆除する時は噛まれないように注意しないといけません。ムカデに噛まれないで駆除するなら素手では絶対に触れず、箸やトングでつかむことです。また、ムカデは駆除したつもりでもしばらくは生きていることがあります。駆除する時~ゴミ袋に入れて捨てる時まで全て箸やトングを使いましょう。
ムカデの種類によっては穏やかな性格もいますが、凶暴な性格のムカデは攻撃的で手や体を近づけると一瞬で噛まれます。ムカデは動くものに対しては過敏に反応する昆虫で、特にお腹が空いている時は噛み付いてくることが多いです。お腹がいっぱいの時は動きが鈍くなりますが、それでも噛み付いてきます。
ムカデには顎肢(がくし)と呼ばれている顎があり、とても強力で牙もあります。でも、ハチの毒針のように皮膚の奥まで届くことはありません。ムカデの牙は皮膚の表面しか刺さりませんが、その代わり釣り針のように返しがついているためしっかり噛み付くことができます。
■②ムカデは有毒
ムカデは有毒で成分はハチの毒にソックリです。ムカデの毒はヒスタミン等の成分が含まれており、噛まれると痛みやかゆみが現れて、噛まれた場所は一時的に熱を持ち痺れます。酷い場合は、発熱や頭痛・めまいや吐き気等、風邪のような症状に襲われる方もいるでしょう。
ムカデの毒で怖いのはアナフィラキシーショックで、アレルギー体質の方はアナフィラキシーショックになる可能性もあります。ムカデに噛まれて30分~1時間で体調が悪くなる場合は、アナフィラキシーショックを疑いすぐに病院へ行きましょう。
ムカデの駆除をしている最中に噛まれると毒を体内に入れることになり、ご紹介した症状に襲われます。人によって痛みの強さやかゆみ等は個人差がありますが、ツライ症状は数時間もすれば落ち着く方がほとんどです。でも、毒性が強いムカデを駆除している時に噛まれると、数週間症状が続くこともあります。
■③ムカデは殺虫剤がききにくい
ムカデを見つけたら殺虫剤で駆除する方もいますが、生命力が強く殺虫剤が効きにくです。そのため、ムカデに効く殺虫剤を使って駆除しましょう。ムカデに効く殺虫剤は殺虫成分が素早く効き、ムカデの動きを鈍くするため噛まれるリスクを減らすことができます。
家にムカデに効く殺虫剤がない場合もあるでしょう。このような場合は、ゴキジェットやキンチョール等の殺虫剤を使っても構いません。でも、ムカデにはなかなか効かないため死ぬまで動き回ったり暴れます。
ムカデを素早く駆除するならムカデに効く殺虫剤が最も良いため、突然ムカデが現れてもすぐ対処できるように1本常備しておきましょう。
■④ムカデに噛まれたら冷やさない
ムカデの駆除をしている時に、ムカデに噛まれても冷やしてはいけません。昔は"ムカデに噛まれた場所を冷すと良い"と言われていましたが、冷すとムカデの毒は体内にどんどん浸透していき、痛みやかゆみが強くなります。
ムカデに噛まれたら43度~46度の熱湯を、噛まれた場所に5分以上当て続けましょう。ポイントはシャワーや蛇口を出しっぱなしにして当て続けることです。ムカデの毒は42度以上の熱湯を浴びると毒が浸透しにくくなります。時々、シャンプーや石鹸をムカデに噛まれた場所につけて洗い流すと、症状が軽くなる方もいるようです。
ムカデを寄せ付けない予防対策方法4つ
ムカデが寄り付かなければ駆除する必要もなくなるのと同時に、噛まれるリスクからも開放されます。そのためには、ムカデを寄せ付けない予防対策をしてムカデがいない状況にしましょう。では、今日からできるムカデの予防対策を4つご紹介します。
■①ムカデが住みにくい環境にする
ムカデを寄せ付けないようにするなら、ムカデが住みにくい環境にすることです。屋外にいるムカデは、石の下・落葉の下・倒れた木や板の下等、湿気のある暗い場所にいます。家の敷地内に落ち葉があれば掃除をして、いらない木や板があれば処分しましょう。
石は庭を彩るために置いていて撤去できない場合は、石の周りに砂を撒いて対処します。でも、ムカデを寄せ付けないようにするなら石は撤去した方が良いです。
家の周りを掃除をしたり、余計な物を撤去してスッキリさせましょう。家の敷地内がキレイになり余計な物がなくなれば、ムカデは物陰に隠れることができなくなるため寄り付きにくくなります。自宅の周りや敷地内に植物があると落ち葉が増える時期がありますが、マメに掃除をしてムカデ対策をしましょう。
■②ムカデ忌避や駆除効果のあるアイテムを使う
ムカデ対策には、殺虫液・殺虫スプレー・粒・毒エサを場所に合わせて使い分けると効果的です。殺虫液は壁やコンクリート等に塗るか散布して使います。殺虫スプレーはマンションやアパートに住んでいる方にもおすすめで、玄関・ベランダ・窓枠・換気口等に噴射しておくと、ムカデが嫌がり寄り付きません。
また、噴射した場所にムカデが来ると、殺虫成分が体内に留まるため駆除もできます。殺虫液や殺虫スプレーの効果は大体1ヶ月です。
粒は雨が降ると流されてしまう商品もありますが、"ムカデ博士"なら雨も関係なく効果が落ちることはありません。家の周りや日の当たらない地面等に撒けば効果は1年持続します。毒エサはプラスチック容器に入っていて、コンクリートの上や平らな場所で使いましょう。殺虫剤や粒を撒きたくない場所に使える便利なアイテムで、効果は大体1ヶ月です。
■③ムカデが侵入しないように隙間を埋める
ムカデはご紹介した通り、わずかな隙間から侵入してくるため隙間を埋めて室内への侵入を防ぎます。隙間テープ・目の細かいネット・ガーゼ・不織布・パテ等を使って隙間をなくしましょう。網戸が破れていれば網を交換して、玄関等の隙間は隙間テープを使います。壁のひび割れや破損部分はパテで埋めましょう。
エアコンの排水パイプは室内と屋外が繋がっているため、外からムカデが侵入する原因です。排水パイプは水を排出する役目があるため、水の通りを遮らないように目の細かいネットやガーゼを使って隙間を埋めます。換気扇も空気を循環させながらムカデの侵入を防ぐため、換気扇カバーや不織布を取り付けましょう。
■④ムカデのエサとなる害虫を駆除する
家の中にいるとゴキブリやクモ等がいると、ムカデは食べるために侵入してくることがあります。ムカデを寄せ付けないようにするなら、ゴキブリやクモ等の害虫を駆除しましょう。ゴキブリもムカデと同じ雑食性で、髪の毛・フケ・ホコリ・生ゴミ等を食べます。また、ダンボールや新聞紙に身を潜めていたり卵を産むため、いらないダンボールや新聞紙は撤去してゴキブリが増えない環境にすることです。
クモは蛾やハエを食べる種類やゴキブリを食べる種類もいますが、エサがなければクモは巣を張ったり家の中を徘徊しません。掃除をして、ブラックキャップ等の毒エサを置いたりバルサンを焚けば、隠れているゴキブリやクモも駆除できます。ゴキブリやクモがいなくなればムカデは寄り付きにくくなるため、害虫駆除をしてキレイな環境をキープしましょう。
ムカデ駆除を業者に頼んだ場合の料金相場
ムカデが出没したら自分で駆除することもできますが、業者でもムカデの駆除を行っています。業者によって料金は様々ですが、ムカデの駆除を業者に頼んだ場合の料金相場は30,000円~150,000円です。
また、駆除作業を行う場所によっても料金が変わります。庭だけムカデの駆除作業をする場合が最も安く、家全体の駆除作業をすると100,000円以上になり高額です。安く済ませたい方は庭だけでも良いですが、ムカデは隙間から室内に侵入したり床下に潜んでいることもあるため、室内と屋外の両方を駆除した方が安心でしょう。
業者は保障期間を設けていることが多いですが業者によって期間が違います。例えば、業者Aは3ヶ月ですが、業者Bは2年という長い保障期間を設定している場合もあるため、何社か見積もりをとって料金だけでなく保障期間も確認しましょう。
■ムカデ駆除のおすすめ業者|害虫駆除110番
他社では別途請求されやすい薬剤代など、全ての項目を含めた金額提示で追加料金なし!もちろん見積もりは無料なので、候補に入れてムカデ駆除の優良業者を見逃さないようにしましょう。
まとめ
ムカデは様々な害虫を食べてくれるあり難い虫です。でも、足が多く見た目が気持ち悪いため駆除したい方も多いでしょう。ムカデを自分で駆除する時は、噛まれないように箸やトングを使って手で触れないことです。
また、ムカデを室内で見逃してしまっても、ゴキブリホイホイ等の罠を使えば駆除できます。どうしても、ムカデの駆除を自分でできない方は業者に依頼して、平和な暮らしを取り戻しましょう。