カメムシの臭いを嗅いだことがある方なら、気絶しそうなくらいクサイ虫であることを知っているはずです。カメムシの武器は何と言っても強烈にクサイ臭いで、手や服にカメムシ臭が付くとなかなか取れません。
また、カメムシは小さい虫ですが臭い攻撃で敵をやっつけるほどの威力があり、人間もカメムシ臭だけはお手上げかもしれません。とんでもなくクサイ臭いカメムシですが家の中にいる場合もあり、退治方法を間違うとカメムシが臭いを放つという最悪のシナリオが待っています。
- 殺虫剤で瞬殺
- 粘着剤で取る
- アルコールスプレーで退治
- 虫用の凍結スプレーで凍らせる
- 燻煙剤で一気に駆除
- 台所用洗剤でカメムシキャッチャーを作る
やはりおすすめはカメムシ専用の殺虫剤で瞬殺する方法!家の中にまでカメムシが爆発するこれからの季節、カメムシ用の殺虫剤が1本あるだけで安心して窓を開けることができますよ。
また「今、家の中で飛び回っているカメムシを退治したい!」という方は”カメムシが飛ぶときに退治する注意点”のカテゴリをご覧ください。
記事後半ではカメムシ退治のあとに行いたい”カメムシを家の中に入れない予防方法4個”も紹介しています。
ぜひ最後まで記事を読んで、今年の秋はカメムシに悩まされずに窓を開けましょう!
カメムシの生態と特徴
カメムシのことを英名で"stink bug(臭い虫)"と言うことから、日本ではカメムシのことを『ヘコキムシ』『ジャコ』『ヘッピリ』『クサンボ』『クサムシ』などと呼ぶことがあります。このように、日本のカメムシは様々な呼び名がありますが、カメムシはとにかく臭いことで有名な虫です。
またカメムシは『カメムシ目(半翅目)』に属している虫で、口が針のようになっています。針のような口先は液体を吸い上げる時に使い、植物の葉っぱや茎に刺して汁を吸ったり動物や人を刺して血液を吸うのが特徴です。血液を吸うのはサシガメですが、日本での被害は報告されていません。
カメムシは越冬する虫で活動時期は4月~11月です。温かい場所や日当たりが良い場所を好むため壁のヒビ割れや軒下にいたり、隙間から侵入して室内に入り込むこともあります。虫の中には巣を作る種類もいますが、カメムシは巣を作らず草が生えているところを移動するのが特徴です。
カメムシが臭い理由
あなたはカメムシに触れた時、カメムシがいきなり臭いを出し手に臭いが付いた経験はありませんか?カメムシが臭い匂いを出す理由は下記の3つです。
1:敵をけちらすため
2:仲間に危険を知らせるため
3:仲間を集めるため
カメムシの体を手で掴んだり、棒などでつつくとカメムシは敵と判断し、身を守るためにクサイ臭いを出して敵をけちらします。カメムシの臭いは天敵の虫や動物も嫌がるくらい強烈です。また、カメムシは危険を察知すると仲間のカメムシに知らせるために臭いを出します。
とはいえ、カメムシの臭いは仲間同士でも強烈で、あまりの臭さに耐え切れずカメムシの仲間も逃げ出すくらいです。そして、カメムシの臭いにはフェロモンが含まれていて仲間を集める時にも使います。でも、大量に臭いを出すとカメムシの仲間は集まらないため、臭いの濃度を調整して少しだけ臭いを出すのが特徴です。
カメムシを撃退!退治・対処法6個
クサイ臭いを放つことで有名なカメムシを家の中で見つけたら、退治したい方も多いでしょう。でも、カメムシは刺激すると臭いを出すため素早く退治しないといけません。カメムシ退治をする時は6個の方法を実践して、カメムシが臭いを出す前にやっつけましょう。
カメムシを撃退!退治・対処法|その1
■①カメムシを瞬殺するなら殺虫剤で退治する
家の中にいるカメムシを退治するなら殺虫剤が最強です。殺虫剤をカメムシに直接スプレーするとカメムシが臭いを出す前に退治できます。とにかく虫が嫌いな方やカメムシが嫌いな方は、カメムシ用の殺虫剤を常備しておくと安心です。
カメムシ用の殺虫剤がなければ、ゴキブリなどに効く殺虫剤を使っても構いません。というのも、虫用殺虫剤の成分はピレスロイドが含まれており、ピレスロイドの効果は虫の神経に作用して退治します。
つまり、カメムシを殺虫剤で退治するならカメムシ用の殺虫剤ににこだわらなくても、ピレスロイドが含まれていれば退治できるわけです。ただ、カメムシ用の殺虫剤はカメムシの特性を把握して作られているため、即効性がある成分や殺虫能力が高い成分などが含まれています。カメムシの動きを止めて即退治したい方は、カメムシ用の殺虫剤を使った方が良いでしょう。
また、カメムシ用の殺虫剤の種類によっては噴射力が強く4m先まで届くスプレーもあり、カメムシに近づかないで退治したい方に向いています。
カメムシキンチョール 駆除 忌避 ニオイ対策 スプレー 300mL
カメムシに触れずに退治できるだけでなく、ハーモナイズド香料配合であの嫌なカメムシ臭が中和されフルーツの香りに変わります!
「駆除に失敗してカメムシ臭を出されてしまった!」というときもスプレーするだけでカメムシ臭を消臭。1本あるだけでカメムシ本体と家の中の臭い対策が同時にできますよ。
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カメムシの駆除だけでなく予防効果もあるスプレー!ミストが壁面にしっかり付着して予防効果は1~2週間続きます。
週末や月に2回程度、カメムシの侵入経路になりやすい窓やドア周辺にシューっとスプレーして、家の中へのカメムシの侵入を簡単に防ぎましょう!
カメムシを撃退!退治・対処法|その2 ■②数匹程度のカメムシは粘着剤で退治する
室内に1〜2匹程度でカメムシが大量発生していなければ、粘着剤にカメムシを付けて退治しても良いでしょう。粘着剤はガムテープやコロコロなどを使い、カメムシにそっと近づいて粘着剤に優しく付けて退治します。粘着剤にカメムシを押し付けたり勢い良く粘着剤にカメムシを付けると、カメムシは臭いを出すため優しく粘着剤に付けるようにしましょう。
カメムシを粘着剤に付けたら、袋に入れて密封してから捨てれば退治完了です。粘着剤に付いているカメムシ袋に入れて密封するだけでは不安な方は、袋の中に殺虫剤をスプレーしてカメムシを殺してから捨てても良いでしょう。
カーボーイ
ペタッとムシモン 害虫駆除用品
家の中に入り込んだカメムシの捕獲から捨てるところまで、全く触れずに作業ができる便利グッズ!
「粘着テープやティッシュ越しでも虫に触るのは怖い!」という虫嫌いさんでも、これがあればカメムシが手につく心配なく捕獲・駆除することができますよね。
カメムシを撃退!退治・対処法|その3 ■③アルコール入りのスプレーもすぐにカメムシ退治ができる
『カメムシをすぐ退治したいけど殺虫剤は使いたくない』場合は、アルコールが主成分のスプレーを使いましょう。殺虫成分は一切含まれていませんが、カメムシに直接スプレーすればすぐに退治できます。
また、殺虫成分が含まれていないためカーテンや洗濯物など、布製品にスプレーしてカメムシ退治することも可能です。スプレーした場所は一瞬濡れますがすぐに乾きます。
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殺虫成分無配合!噴霧後もすぐに乾きます!
洗濯物や布団についているカメムシを見つけて殺虫剤の使用をためらってしまう時でも、このアイテムなら速攻でカメムシを退治できますね。
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食品にかかっても安全なアルコール製剤なので、キッチンでのカメムシ退治に活躍してくれます。
もちろん除菌用アルコールとして調理器具や冷蔵庫の除菌などにも使用可能!様々なものの除菌に使えるので1本持っておけば何かと使えるアイテムです。
カメムシを撃退!退治・対処法|その4 ■④虫用の凍結スプレーはカメムシを瞬間凍結して退治する
殺虫成分が入っていないスプレーでカメムシ退治をするなら、虫用の凍結スプレーもおすすめです。カメムシに虫用の凍結スプレーを数十秒噴射すると、あっという間に凍結します。殺虫成分が含まれていないため、台所やリビングなど場所を問わずに使える退治アイテムです。
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殺虫成分が入っていないからこそ、しっかりスプレーしてカメムシの動きを封じ込めたいもの。
同じ凍結スプレーを買うなら大容量タイプを選びましょう!惜しみなく使えるので、家の中でカメムシ以外の害虫に遭遇してしまったときも安心です!
カメムシを撃退!退治・対処法|その5 ■⑤室内にいるカメムシを一気に退治するなら燻煙剤をたく
燻煙剤と言えばゴキブリ退治に使うイメージがありませんか?
実はカメムシ用の燻煙剤もあり、室内に隠れているカメムシをまとめて退治したい場合はカメムシ用の燻煙剤が便利です。燻煙剤は煙の中に殺虫成分が含まれており、部屋を密閉して燻煙剤をたき、2時間~3時間くらい放置すれば室内に潜んでいるカメムシを退治できます。
カメムシ用の燻煙剤の主な殺虫成分は『フェノトリン』と『メトキサジアゾン』で、2つの殺虫成分はピレスロイドの仲間です。フェノトリンはカメムシを素早く退治したり殺虫成分がカメムシの体内に長く留まります。
メトキサジアゾンは、殺虫能力が高く残留効果もある成分です。カメムシ用の燻煙剤には殺虫成分が含まれていますが、哺乳類に対しては安全性が高く体内に入ってもすぐに分解され体外へ出します。
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燻煙剤ならカメムシだけでなく、家の中の嫌な害虫を一気に退治することができます!
洋服や家電をカバーする準備は必要ですが、すみずみまで届く煙で徹底駆除!「家の中で見失ったカメムシを絶対に退治したい!」という方におすすめです。
カメムシを撃退!退治・対処法|その6 ■⑥台所用洗剤を使ったカメムシキャッチャーで退治する
コストを抑えてカメムシ退治をするなら、カメムシキャッチャーを自作するのもオススメです。カメムシキャッチャーは殺虫剤代わりに台所用洗剤を使い、さらにカメムシを溺死させて退治します。カメムシキャッチャーは簡単に身近な物でできるため、コストを抑えたい方や工作好きの方にピッタリです。
【用意する物】
・台所用洗剤
・水
・いらないペットボトル
・カッターやハサミ
・粘着テープ(ガムテープや養生テープなど)
・ある程度しっかりしている紙(はがきや厚紙など)
【作り方】
○ペットボトルの蓋は外し、カッターやハサミでペットボトルの上部を半分くらい切ります。次に、切ったペットボトルの上部をさかさま(飲み口が下になる状態)にして、残っているペットボトルにはめましょう。
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○ペットボトルをはめたら、切った部分に粘着テープを貼って固定します。最後に、台所用洗剤を入れますが量はできるだけ多めに入れた方が良いです。台所用洗剤をたくさん使いたくない方は、水を少し入れてかさまししましょう。でも、水を多く入れると台所用洗剤が薄くなるため、カメムシを退治するまでに時間がかかります。
【使い方】
壁やカーテンなどにカメムシが付いている場合は、カメムシの下あたりにカメムシキャッチャーがくるように持ちましょう。次に、壁やカーテンとカメムシの間にはがきや厚紙などをゆっくり入れて、カメムシキャッチャーにカメムシを落とせば退治完了です。
一方、床にカメムシがいる場合ははがきや厚紙などを2枚使います。1枚の紙でカメムシのお尻側を優しく押し、もう1枚の紙にカメムシをのせたらカメムシキャッチャーに入れて退治しましょう。
家の中・室内にいるカメムシ退治の注意点3個
屋外ならまだしも、家の中でカメムシ臭がしたらたまりません。カメムシの臭いを出さずに退治すために以下の3個の注意点を守りましょう。
- カメムシを刺激しない
- 掃除機やほうきは使わない
- 叩き潰さない
家の中・室内にいるカメムシ退治の注意点|その1 ■①室内のカメムシを退治する時はカメムシを刺激しない
カメムシに臭いを出させないで退治をするなら、とにかくカメムシを刺激しないことです。具体的には『カメムシにはそっと近づく』『退治をする直前は悟られないようにゆっくり動く』『捕獲などで触れる際は優しく動かす』など気を付けましょう。カメムシを早く退治したい気持ちに駆られると、カメムシを驚かすような行動をしがちですが焦りは禁物です。
カメムシはデリケートな虫ですが、退治する時は刺激しないように意識すればカメムシの臭いを嗅ぐことなく退治できます。また、カメムシの動きは遅くゴキブリのように素早く移動することはないため、退治しやすい虫と言えるでしょう。
家の中・室内にいるカメムシ退治の注意点|その2 ■②室内のカメムシ退治で掃除機やほうきは使わない
室内でカメムシを見つけても、掃除機で吸い取ったりほうきで掃いて退治してはいけません。掃除機でカメムシを吸い取ると排気口からカメムシの臭いがするため、部屋中にカメムシの臭いををまき散らすことになります。『ほうき』も『掃除機』と同じで、カメムシをほうきで掃くとカメムシはすぐに臭いを出すでしょう。
カメムシは驚いたり刺激されると臭いを出して攻撃する虫で、まさに、掃除機やほうきはカメムシを刺激するアイテムです。カメムシの臭いを出さないで退治するなら掃除機やほうきは使わないで、ご紹介した6個の方法で退治しましょう。
家の中・室内にいるカメムシ退治の注意点|その3 ■③室内にいるカメムシを退治する時は叩き潰さない
不快な虫を退治する時に叩いて殺す方法もありますが、カメムシを叩いて退治すると臭いを放つためやってはいけません。カメムシを叩き潰して退治する方法は逆効果で、結局はカメムシの臭いを嗅ぐことになります。
カメムシの臭線(臭いを出す線)はお腹にあり、叩き潰せば臭線も潰れて臭いが出ます。また、1発でカメムシを仕留めることができなかった場合も、カメムシは敵と判断し臭いを出します。いずれにしても、ハエ叩き・スリッパ・丸めた雑誌や新聞紙などでカメムシを叩いて退治すると臭いを放つため、カメムシ退治では叩かないようにしましょう。
カメムシが飛ぶときに退治する注意点
カメムシはリビングの床を歩いたり家具を這うだけでなく、飛んで移動することもあります。そのため、家の中で飛んでいるカメムシを発見することもあるでしょう。または、部屋にいるカメムシを退治している最中に急に飛ぶ可能性もあります。
家の中で飛んでいるカメムシを退治する時は、しつこく追いかけ回さないことです。カメムシが飛んでいるいる時はバタバタ歩き回らず目で追いかけるくらいにして、カメムシがどこかに止まったら殺虫剤などで退治します。
もし、別の部屋にカメムシが飛んでいったらゆっくり移動して、カメムシをそっと見守り飛ぶのをやめたら退治しましょう。飛んでいるカメムシを退治する場合は、殺虫スプレーが遠くまで届く殺虫剤を使いましょう。遠くまで届く殺虫剤であればカメムシから離れている場所でスプレーしても殺虫成分がカメムシに浸透し、カメムシが臭いを出す前に退治できます。
とにかく、飛んでいるカメムシを必要以上に追い回して刺激してはいけません。カメムシを刺激すれば敵と判断するため臭いを放ちます。カメムシが飛んでいると退治するのに悪戦苦闘するかもしれませんが、的確に対処してカメムシを退治しましょう。
カメムシを家の中に入れない予防方法4個
家の中にカメムシがいなければ退治する必要もないため、室内にカメムシを入れたくない方も多いはずです。でも、カメムシを室内に入れないためには何かしら対策をしないといけません。カメムシを家の中へ入れないために4つの方法で予防しましょう。
カメムシを家の中に入れない予防方法|その1 ■①草を処理する
家の周りや敷地内に雑草などの草が生えていたら、草むしりをするか除草剤をまいてカメムシが寄り付かない状況にすることが大事です。カメムシは草が生えているところを好むため、家の周りや敷地内に草があるとカメムシが寄ってきます。逆に草がなければカメムシは葉っぱに卵を産みつけたり徘徊することもできません。
家の周りや敷地内にカメムシがいない状況にすれば、部屋の中へ侵入するリスクを減らすことができるため、余計な草は排除しましょう。ただ、草は抜いても刈っても生えてくるため常に草がない状態にするのは大変です。できるだけ手間をかけないで簡単に草を処理するなら、除草剤を使いましょう。
カメムシを家の中に入れない予防方法|その2 ■②薄色の洗濯物は屋外に干さない
カメムシを家の中に入れないようにするなら、4月~11月(冬以外)は『白』や『薄い色』の洗濯物は屋外に干さない方が良いです。カメムシは白い色や薄い色が好きで屋外に干すと洗濯物にくっ付き、さらにカメムシが洗濯物に付いていることに気付かずに取り込むと、カメムシも一緒に部屋の中へ入れることになります。
特に、カメムシがたくさん発生する秋は要注意です。
このように、洗濯物を介してカメムシを部屋に入れてしまう可能性があるため、カメムシが発生する4月~11月は白い色や薄い色の洗濯物は室内に干すことをおすすめします。屋外に白い色や薄い色の洗濯物を干す場合は、洗濯物を取り込む前にカメムシが付いていないか?よく確認しましょう。
カメムシを家の中に入れない予防方法|その3 ■③忌避剤を使う
カメムシに効く忌避剤を使うとカメムシの侵入対策ができます。忌避剤の種類は『吊り下げタイプ』『粘着タイプ』『スプレータイプ』などがあり、天然成分のパワーでカメムシの侵入を防ぐなら吊り下げタイプか粘着タイプを使いましょう。
『吊り下げタイプ』や『粘着タイプ』は、カメムシが嫌いなハーブや唐辛子などが含まれていて殺虫成分は一切含まれていません。使い方は簡単で、吊り下げタイプの場合はベランダや玄関の外にぶら下げたり、粘着タイプは窓の近くや玄関周りなどに貼ればカメムシの侵入を防いでくれます。
一方、『スプレータイプ』は侵入防止スプレーで残留性のある殺虫成分などが含まれているのが特徴です。玄関・サッシ・換気口など、カメムシが侵入してきそうな場所にスプレーすれば、家の中に入ろうとするカメムシを退治して侵入を阻止します。
カメムシの侵入を防ぎながら退治できる理由は、スプレーしたところをカメムシが通ると殺虫成分が体に付いて留まり、カメムシの体内に浸透して退治するからです。カメムシの忌避効果は約2ヵ月で主に3タイプありますが、やりやすい方法でカメムシの侵入を防ぎましょう。
フタワ
強力忌避一番プロ 粒剤タイプ 1L
木タール液やハバネロ・ニームなど獣が嫌がる臭いを配合して徹底的に寄せ付けない!
人にも気になる臭いではあるので、使う場所には気をつけるようにしましょう。
カメムシを家の中に入れない予防方法|その4 ■④2mmの隙間をふさぐ
カメムシは『2mmの隙間』があれば家の中へ侵入するため、カメムシの侵入を防ぐなら隙間をふさぐことです。2mmの隙間を探してみると意外と多く、換気口・エアコンの配管・サッシ・玄関などがあります。
換気口は2mm以上の隙間がある場合が多く、不織布などで覆って隙間をふさぎましょう。エアコンの配管は屋内と屋外がつながっているため、カメムシが家の中へ侵入できる状態です。外にあるエアコンの配管(水が出てくる穴)に、ガーゼや目の細かい網で覆ってカメムシの侵入を防ぎます。サッシや玄関は隙間ができやすい場所で、隙間テープを活用して隙間をふさぎましょう。
まとめ
カメムシは刺激されると敵と判断するため、退治する時はかなり厄介です。でも、カメムシを刺激しないように注意しながら行えばカメムシ臭を嗅がずに退治できます。特に、飛んでいるカメムシを退治するのは少し大変かもしれませんが、カメムシの行動を見ながら退治しましょう。カメムシ退治をする時の心構えは、『焦らずゆっくり優しく行う』ことです。