■⑦友人や知人・親族にあげる
一人暮らしを予定している人に譲ったり、友人・知人・親族に譲るといった方法もおすすめです。例えば、会社の寮に住んでいた場合、物をそのまま置いて引っ越すことで後輩に譲るといった方法もあります。譲る方も受け取る方も、時間とお金もかからないのでメリットが大きいでしょう。
ただし、譲る場合にはきれいにした状態にしておくことと、事前に譲る旨を伝え、物を押し付けるようにして譲らないように注意が必要です。
粗大ゴミで回収処分する時の注意点

粗大ゴミで処分するのには費用がかかるため、小さくして一般のゴミとして処分しようと考える人も多いでしょう。しかし、自治体によっては小さくして普通ゴミとして処分する場合であっても、物によっては粗大ゴミの手数料を支払わなければならない場合があります。
そのため、壊して普通ゴミとして捨てられるのかどうか、それぞれの自治体のホームページで確認しましょう。エアコンやテレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機や乾燥機は、家電メーカーや小売店に回収してもらわなければならないため注意が必要です。
家電を処分する際には、運搬料とリサイクル料がかかります。リサイクル料は全国で一律ですが運搬料はお店によって異なるため、安いお店に回収を依頼することが重要です。
なお、家電のなかでも、パソコンについては粗大ごみとして処分できないので注意しなければなりません。小型家電は、リサイクル業者や製造メーカーに依頼を回収を依頼します。
他にも、粗大ゴミや一般ゴミとして処分できないものがあるため、どのような物でも粗大ゴミとして処分できるわけではない点を認識しておきましょう。
処分する時に注意が必要なゴミ7つ

処分する際に注意しなければならないゴミについて、種類と処分方法を紹介します。
■ガスコンロを処分する際の注意点
ガスコンロは、普通ゴミではなく粗大ゴミとして処分する必要があります。ゴミ処理券の料金はガスコンロの大きさによって異なりますが、およそ500~1000円が目安です。ゴミ処理券を貼る際には、回収する作業員が確認しやすいよう、表面に貼りましょう。
さらに、グリルの部分は中身が出ないよう養生テープで留めることが重要です。粗大ゴミの回収スケジュールにと引越し予定日がのスケジュールが合わないのであれば、回収窓口に連絡をして引き取ってもらいましょう。
■包丁を処分する際の注意点
包丁は各自治体ごとに処分方法が定められており、基本的には「危険ゴミの日」に処分する必要があります。チラシや新聞紙を折り畳んで包丁の刃の部分を包み、上から紙テープやガムテープを巻きつけてビニール袋に入れたうえで、一目でわかるように大きな字で「危険」と書きましょう。
危険ゴミの処分方法は自治体ごとに異なるため詳細は、自治体のウェブサイトやゴミの日が書かれた案内をチェックする必要があります。また、自治体の回収実際に電話を入れて、回収してもらうといった方法も有効です。
■傘を処分する際の注意点
傘の処分方法は、金属ゴミや不燃ゴミで処分できる所、分解したうえで処分する所、粗大ゴミとして処分する所など、自治体ごとに大きな違いがあります。
傘の持ち手がはみ出した状態でも問題はないため、金属ゴミや不燃ゴミとして処分する際には自治体が指定するゴミ袋に入れて、口の部分をしっかりと縛って処分しましょう。粗大ゴミとして処分する際には、傘に粗大ゴミ処理券を貼って処分します。
分解しなければならない場合には、傘のビニールの部分と持ち手の部分、金属の部分に分解したうえで、金属ゴミは不燃ゴミとして処分しましょう。
■ガラスを処分する際の注意点
ガラスを処分する際には、ゴミ袋にそのまま入れるとゴミ袋が破れてしまう可能性が高いです。そのため、グラスを捨てる処分する際にはゴミ袋を二重にして、袋が破れないようにします。
また、ガラステーブルといった、いくつかの素材が付いている場合は、普通ゴミとして捨てるのではなく粗大ゴミとして処分しましょう。
■調味料を処分する際の注意点
調味料が残っている場合は、普通ゴミとして処分することが可能です。液体を排水溝に流さないように注意して、キッチンペーパーや新聞紙など入った不要な紙に吸わせたうえで、ビニール袋に入れて処分しましょう。
油は凝固剤を使用して固め、普通ゴミとして処分する事が可能です。調味料が入っていた容器は、それぞれの容器の素材ごとに分けてゴミに出します。
■使い捨てライターのを処分する際の注意点
使い捨てライターは、ガスが残っていなければ不燃ゴミとして処分できるケースが一般的です。金属ゴミの日に処分する場合や危険ゴミの日に処分しなければならない所もあるので、自治体のホームページで確認しましょう。
■除光液やマニキュアを処分する際の注意点
除光液やマニキュアといったコスメについては、一般的に普通ゴミとして捨てることが可能です。コスメに使用される液体は水に溶けにくい性質であるため、調味料と同じようにキッチンペーパーや新聞紙に吸収させたうえで処分します。
除光液やマニキュアは、捨てるのがもったいない場合には引越しのスケジュールに合わせて使えるようにしましょう。