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一人暮らしの引越し相場金額3タイプと初期費用をおさえる7つのコツ。

一人暮らしの引越し相場金額3タイプと初期費用をおさえる7つのコツ。

期待に胸が膨らむ一人暮らし。素敵な新生活を目前に、頭を悩ませるのが引越しにかかる諸費用です。引越しにかかる諸費用は、3つに分けることができます。費用の相場を知り、一人暮らしにかかる引越し費用を計算してみましょう。


入学や入社を機に憧れのひとり暮らしが決まり、期待に胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。しかし、希望に満ち溢れた新生活を目前に、わたしたちの頭を悩ませるのが、「一人暮らしをする上で発生する諸費用」です。

一人暮らしをする上で発生する費用には大きく分けて「引越し費用」「賃貸契約にかかる費用」「家具や家電などの購入費用」の3つの費用があります。これらの費用の相場を知り、一人暮らしにかかる費用を計算してみましょう。

"一人暮らし"引越し費用の金額相場3タイプ


それでは早速、一人暮らしの引越し費用の相場がどれくらいなのかみていきましょう。

まず、引越しの最もスタンダードな手段とも言える、引越し業者を利用した場合の相場についてみていきいます。

①引越し業者を利用して引越しをする場合【単身向けパック利用】の相場金額

一人暮らしの引越しで引越し業者を利用する場合、単身パックを利用する方法、もしくは単身向けプランを利用する方法の2つに分けることができます。

・単身向けパックとは
業者によって名称は様々ですが、ほとんどの引越し業者で取り扱われている一人暮らしの方向けのプランです。専用のコンテナに荷物を詰め込み、引越し先まで運びます。 宅急便と同じように、ほかの依頼者の荷物と一緒に輸送をする仕組みのですので、トラックをチャーターする必要もなければ、作業員の人件費もかかりません。そのため、価格が安く設定されています。

・一人暮らし用単身パックの金額相場
単身パックの相場は大体10,000円~20,000円ほどになることが多いでしょう。単身パックの引越し費用は、距離や荷物量によって左右されることもありますので、詳細については引越し業者へ問い合わせをしてみましょう。

・一人暮らし用単身パックのメリットは?
単身パックのメリットは、荷物の量がそれほど多くない場合に限りますが、なんと言っても引越し費用が格安になることでしょう。単身向けプランも比べると半額以下になることが多いでしょう。繁忙期に金額が上がることもありませんし、荷物が少なくてお手軽な引越しを希望している人にはとてもおすすめのサービスと言えます。

・一人暮らし用単身パックのデメリットは?
単身パックは安価で便利なサービスですが、その性質上、利用可能なエリアが限られていることがあります。そのため、引越し先によってはプランが適応できないこともあるでしょう。また、ダンボールなどの梱包資材は自分で準備をしなければならず、引越し業者へ依頼する場合は有料となります。さらに、訪問見積もりを行なっていないため、引越し当日にコンテナに全て入りきらずにコンテナ追加料金が発生し、単身向けプランより高額になってしまうケースもありますので注意が必要です。

②引越し業者を利用して引越しをする場合【単身向けプラン利用】

・一人暮らし用単身向けプランとは
単身向けプランとは、単身パックで用意されているコンテナに荷物が収まりきらない一人暮らしの人向けの引っ越しサービスです。

・一人暮らし用単身向けプランの相場金額
単身向けプランを利用する場合の料金は、「移動する距離」と「荷物量」、そして「引越しをする時期」によって金額が大きく左右します。

① 移動距離が近距離(約20km~50km)の場合
オフシーズンであれば30,000円~45,000円程度、繁忙期であれば50,000円~60,000円程度となります。

② 異動距離が中距離(約100km)の場合
オフシーズンであれば55,000円~60,000円程度、繁忙期であれば70,000円~80,000円程度が相場となります。

③ 異動距離が長距離(約200km~300km)の場合
オフシーズンであれば60,000円~80,000円程度、繁忙期であれば80,000円~100,000円程度が相場となります。

・一人暮らし用単身向けプランのメリット
単身者向けプランでは、どのエリアであっても全ての荷物をまとめて運んでもらうことができます。また、ダンボールなどの梱包資材を無料で提供してもらえますし、サービスも充実しているため、安心して引越しをすることができます。

・一人暮らし用単身向けプランのデメリット
単身者向けプランのデメリットは、単身者向けパックと比べて費用が2倍以上になってしまうことです。また、繁忙期の引越しや、大安の日や休日に引越しをする場合などは料金がさらに割高になってしまいます。

③自力で引越しをする場合

次に、引越し業者を利用せずに自力で引越しをする場合の相場についてみていきましょう。

・自力で引越しをする方法
自力で引越しをするには、まず荷物を運ぶトラックと、手伝ってくれる人を手配する必要となります。トラックを知人に借りるか、もしくはレンタルをして、家族や友人に作業を手伝ってもらいましょう。

・自力で引っ越しをする場合の相場金額

「引越し業者に依頼するよりも自力で引越しをした方が安い」と考えて自力の引越しに挑戦をしたはずが、引越し業者を利用するよりも高額になってしまうことがまれに見受けられます。

まず、トラックのレンタル料金が大体15,000円程度かかります。さらにガソリンを満タンにして返却をする必要があるため、その分の料金も発生してしまいます。また、友人や家族に手伝ってもらっておいてそのまま帰すわけにはいきませんよね。お礼にお食事をごちそうしてあげるのが一般的でしょう。これらのことを考えると、自力で行う引越しは30,000円~40,000円が相場といったところでしょうか。もちろん、トラックを所有していたり、無料で借りる伝手があったりする場合はもっと安く済みます。

・自力で引っ越すメリット
自力で引越しをする場合、トラックの手配さえ済ませてしまえば、時期や時間を気にすることなく自由に動くことができます。引越し繁忙期であろうとも関係ありません。また、自分の荷物を他人ではなく家族や友人が扱うため、安心感もあるでしょう。

・自力で引っ越すデメリット
自力で引越しをする場合のデメリットとして、自力で重い荷物の運搬をすることが困難であることがあげられます。重い荷物の運搬に不安がある場合、それらの荷物のみ宅急便を利用するという手段もありますが、その分費用もかかるため、引越し業者に依頼をした方が結果的にお得といったこともあるでしょう。

引越し時期別!一人暮らし費用

引越し料金はその時期によって大きく左右され、場合によっては金額に1.5倍近くの差がついてしまうこともあります。引越し時期ごとの一人暮らしにかかる引越し費用についてみていきましょう。

・オフシーズン(5月~2月)
オフシーズンで荷物が少ない場合の一人暮らしにかかる引越し費用の相場は、平均して27,000円程度、同じ条件で荷物が多い場合の相場は、平均して32,000円程度となります。ただし、移動距離が遠くなればなるほど金額が上がりますので注意が必要です。また、オフシーズンの引越しは、サービスが充実していることが多い傾向があります。この時期は引越し業者も1件でも多く依頼を受けたいのです。

・繁忙期(3月~4月)
3月~4月は引越し業者にとって最も受注が増える期間です。そのため、引越し料金も跳ね上がります。繁忙期で荷物が少ない場合の一人暮らしにかかる引越し費用の相場は、平均して36,000円程度、荷物が多い場合の相場は平均して50,000円程度となります。移動距離が遠い場合は100,000円を超えることも。

3月の最終週の土日と4月の前半の土日は特に混雑するため、避けた方が無難でしょう。また、この時期の引越しは引越し業者が人手不足となっており、希望日時に引越しをすることが難しいかもしれません。

賃貸物件に引越しをする際の初期費用10つ

一人暮らしをする上で発生する費用は、引越し費用だけではありません。続いて賃貸物件に引越しをする際にかかる初期費用についてみていきましょう。

①一人暮らしの「敷金」

・敷金とは
敷金とは、部屋を借りる前に大家に預けておく保証金のようなものです。このお金は家賃を滞納した場合や、退去時における借主側の部屋の修繕費用(借主は原状回復をする義務があります)などに充てられることになります。修繕費用等を差し引いてもお金が残った場合は、全額返金されるようになっています。

・敷金の相場
敷金は一般的に「家賃の○か月分」といった形で初期費用として支払うようになっており、ペットを飼育する場合や、その物件の人気が高い場合などは高額になる傾向があります。

②一人暮らしの「礼金」

・礼金とは?
礼金とは、昔からある慣習の1つで、大家に対して、物件に入居させてもらったことへの感謝の気持ちを込めて支払うお金のことです。戦後間もない頃、住む場所さえあまりなかった状況の中、住む場所を提供してくれた人に対して感謝の気持ちを込めてお金を包んだことが礼金の始まりとされており、今でもその慣習だけが残っています。

・礼金の相場
礼金の相場は大体1ヶ月分とされています。敷金と違って、礼金は返ってくることはありません。最近では礼金0円といった物件も増えてきました。大家が早く空室を埋めたいために礼金を0円とする場合もありますが、実は月々の家賃に礼金分が上乗せされていることもあるため注意が必要です。UR賃貸などの貸主が公的機関である場合は礼金をとられることはありません。

③一人暮らしの「仲介手数料」

・仲介手数料とは
仲介手数料とは、貸主と借主の間に不動産屋が仲介することによって、契約の手続きや成立をスムーズに行うための手数料(成功報酬)のことです。

・仲介手数料の相場
この仲介手数料は、「宅地建物取引業法」という法律で家賃の1ヶ月分(管理費・共益費を含まない)を上限として定められており、交渉次第では減額、もしくは無料にすることも可能です。

④翌月分の前家賃

賃貸借契約を結ぶとき、ほとんどの場合が前家賃を初期費用として支払うことになるでしょう。しかし、この前家賃の支払いが不要な場合もあります。それは、フリーレント物件の場合です。

フリーレント物件とは、お部屋の空きを早く埋めることを目的として、家賃が一定の期間免除される特約物件のことです。空きを埋めようとして家賃自体を下げてしまうと、同じマンションのほかのお部屋の家賃と差がついてしまい、家賃の値下げ交渉をされてしまったり、苦情を受けてしまったりすることがあります。そのような状況を避けるために、フリーレント物件として一定期間の家賃を免除するといった手段を用いて入居者を募集するのです。

⑤当月分の日割り家賃

入居日がたまたま月初めであった場合は問題ありませんが、そんなにうまく引越しの日にちを調整できるものではありませんよね。そのため、その月の日割りの家賃(管理費・共益費含む)を支払うことがほとんどでしょう。その月の入居日数が少なければ少ないほど日割り家賃は安く済みますので、引越し費用なども考慮して上手に計算してみましょう。

⑥一人暮らしの「管理費・共益費」

管理費・共益費とは、共有部分や建物を維持するためのメンテナンスや修繕に使われる費用のことです。管理費・共益費が徴収されない物件もまれにありますが、その場合、家賃に含まれています。月々の支払いは変わらないため一見どちらでも問題がないように思いますが、家賃の割合が大きければ大きいほど初期費用が高額になるため、初期費用を抑える上では好ましくありません。

⑦一人暮らしの「賃貸保証料」

・賃貸保証料とは
家賃を滞納したときのために、保証会社と契約を結んでおくための費用です。ちゃんとした連帯保証人がいない場合や、連帯保証人不要の物件である場合などに必要となります。 入居者が家賃を滞納した場合は保証会社が家賃の立て替えを行ってくれるため、大家にとっては安心のできるシステムです。入居者にとっても連帯保証人を用意する必要がないため、人によってはメリットとなりますが、連帯保証人を用意できる場合は余計な出費となってしまいます。

・賃貸保証料の相場
賃貸保証料の金額はまちまちで、20,000円前後の場合もあれば、家賃の半月~1ヶ月分となることもあります。また、一般的には2年毎に更新が必要な場合が多いでしょう。

⑧一人暮らしの「鍵交換費用」

・鍵交換費用とは
鍵を交換するための費用です。前の借主が使っていた鍵をそのまま使うのは防犯上の理由で避けたいですよね。鍵を新しく交換すること自体は任意ですが、交換をお願いする場合がほとんどでしょう。

・鍵交換費用の相場
鍵を新しく交換する場合、通常ですと費用は18,000円前後かかります。鍵の種類によってはもっと高額になることもあり、例えばオートロックマンションの場合には、20,000円~30,000円かかることになります。

⑨一人暮らしの「火災保険料」

・火災保険料とは
火災保険は賃貸借契約を結ぶ際に必ず加入させられます。火災保険に加入しておくと、火災や水害、落雷、爆発、水漏れなどによる損害が主な補償対象となり、入居者に重大な過失がない限り損害賠償責任を負う必要がありません。

・火災保険料の相場
火災保険料の金額の相場は大体20,000円前後とされており、こちらも一般的には2年毎に更新が必要となります。

⑩一人暮らしの部屋の「消毒料」

・消毒料とは
消毒料とは、不動産会社が専門業者へ依頼し、お部屋の中に消毒液を散布する作業を行う際に発生する料金のことです。ゴキブリなどの害虫を駆除、雑菌を消毒することを目的として行われます。

・消毒料の相場
消毒料の相場は大体10,000円~20,000円程度となります。消毒は行うことは義務ではないので入居者が希望すれば外すことができますが、まれに外すことができないケースもあります。

「用意すべき家具・家電」7つのチェックリストとその相場金額

続いて、一人暮らしを始める上で用意をしておくべき家具や家電についてまとめ、その相場をみていきましょう。

①一人暮らしの「洗濯機」

・一人暮らしで洗濯機は必要?
洗濯機は一人暮らしに最も必要な家電の1つです。家のかなり近いところにコインランドリーがたまたまあれば洗濯機がなくてもどうにか暮らしていけるかもしれませんが、なかなかそうもいきません。洗濯機はなければやっぱり不便ですし、用意しておいた方が無難でしょう。

・一人暮らしに適した洗濯機の相場
一人暮らしに適した洗濯機を選ぶとき、洗濯容量(大体5kg前後のもので良いでしょう)と、静音性、洗濯完了までの所要時間に着目して選ぶようにしましょう。一人暮らしに適した洗濯機の相場は、大体30,000円前後となります。節電、節水機能に優れた新型を購入しておくのがおすすめです。

②一人暮らしの「冷蔵庫」

・一人暮らしで冷蔵庫は必要?
一人暮らしであまり自炊をしない場合は冷蔵庫が必要ないようにも感じますが、実際はそうではありません。マヨネーズやケチャップ、その他多くの調味料を開封すると、その保存をするために冷蔵庫が必要です。そのほかにも、飲み物を冷やしたり、製氷したりと、冷蔵庫はわたしたちが生活をする上で必要な機能が満載なのです。

・一人暮らしに適した冷蔵庫の相場
一人暮らしをする上で必要な冷蔵庫の容量は、80~200リットルと言われています。容量によって冷蔵庫本体の大きさも金額も変わってきますので、自分の使用方法に合った冷蔵庫を選びましょう。一人暮らしに適した冷蔵庫の相場は、大体30,000円前後となります。

③一人暮らしの「電子レンジ」

・一人暮らしで電子レンジは必要?
お惣菜や飲み物を温めたり、料理の下ごしらえをしたりと、様々な用途で使われる電子レンジ。一人暮らしでは食事を簡単に済ませようとお惣菜やお弁当を買うことも少なくないでしょう。電子レンジは一人暮らしをする上で用意をしておきたい家電のひとつです。

・一人暮らしに適した電子レンジの相場
一人暮らしで電子レンジを使用する場合、大きさは20リットル前後が最適と言えるでしょう。単機能型の電子レンジ(解凍、加熱、炊く、煮るなどの調理が可能)であれば、相場は10,000円前後となります。

自炊をすることが多い場合は、オーブンレンジがおすすめです。オーブンレンジには、単機能型の電子レンジの機能とは別に、トースター、オーブン、グリル機能が付いており、パンをトーストしたり、魚をグリルしたりと、料理の幅がぐんと広がります。オーブンレンジの相場は、大体20,000円前後となります。ライフスタイルに合わせて選びましょう。

④一人暮らしの「炊飯器」

・一人暮らしで炊飯器は必要?
一人暮らしをする上で炊飯器は実はかなり役立ちます。レンジでチンしてご飯が炊けるといったアイテムを使用する方法や、圧力鍋や土鍋を使ってご飯を炊くといった方法もありますが、炊飯器の強みは何と言ってもタイマー予約ができること。そして、このタイマー予約ができることは、何かと慌ただしい一人暮らしの生活を送る上でとても重要なのです。

・一人暮らしに適した炊飯器の相場
一人暮らしに適した炊飯器の大きさは、三合炊きです。各メーカーから販売されている炊飯器の最小のサイズは三合炊きであることが多いでしょう。三合炊きの炊飯器の相場は大体6,000円~7,000円程度となります。

⑤一人暮らしの「テーブル」

・一人暮らしでテーブルは必要?
一人暮らしをする上で最低限必要な家具の1つとして、テーブルがあげられます。ごはんを食べたり、物を書いたりする時に必ず必要になりますよね。一人暮らしではローテーブルを用意しておくのがおすすめです。勉強や仕事にじっくり打ち込みたい場合はデスクチェアを用意しても良いでしょう。

・一人暮らしに適したテーブルの相場
一人暮らしに適したテーブルは、前述の通りローテーブルです。一人暮らしであればお部屋がそこまで広くないことが多いと思いますので、コンパクトで食事をしたり物を書いたりしやすい高さのテーブルを選ぶようにしましょう。ローテーブルの相場は、大体5,000円前後となる場合が多いでしょう。

⑥一人暮らしの「寝具」(ベッド、枕、敷布団、掛布団など)

・一人暮らしで寝具は必要?ソファーやこたつで良い?
一人暮らしにかかわらず、わたしたちが生活する上で心地の良い寝場所を確保することはとても重要です。日々のお手入れやお部屋のスペースなどを考慮して、心地の良い寝場所を用意しましょう。

・一人暮らしに適したベッド(枕、敷布団、掛布団)の相場
ベッドを用意する場合、シングルサイズのマットレスベッドを選ぶと良いでしょう。ベッドの価格は安いものから高いものまで様々ですが、一人暮らしで使用するものとして揃えるには、安めの15,000円前後のものがおすすめです。さらに掛布団、枕が必要となりますので、寝具全体の相場としては30,000円程度となります。ベッドを使用せずに敷布団を用意する場合の相場は、掛布団・枕も含めて大体20,000円程度が相場となるでしょう。

⑦一人暮らしの「カーテン」

・一人暮らしにカーテンは必要?
カーテンは一人暮らしの生活を送る上で防犯上絶対に欠かせません。部屋の中の様子が丸見えになるからと言って日中もカーテンを閉め切ってしまうとお部屋に日光を入れることができませんので、レースカーテンもあわせて用意しておくことをおすすめします。

・一人暮らしに適したカーテンの相場
基本的にはどんなカーテンを選ぶかは自由ですが、防犯上、遮光カーテンやミラーレースカーテンを選ぶようにしておくと良いでしょう。カーテンの相場は、大体5,000円前後となります。

「あると便利な家具・家電」4つのチェックリストとその相場

そのほか、あると便利な家具と家電についてまとめ、その相場についてみていきます。

①一人暮らしで「テレビ」があると便利?

・一人暮らしでテレビは必要?
最近ではテレビの代わりに情報を入手する手段もたくさんありますし、見たい番組をパソコンを利用して視聴する方法もありますので、絶対に必要というわけではありません。テレビが元々好きだったり、テレビゲームをしたいといった場合はテレビを用意する必要があるでしょう。また、テレビを用意する場合はテレビ台も一緒に用意しておきましょう。

・一人暮らしに適したテレビの相場
一人暮らしでテレビを利用する場合、お部屋の大きさからしてそのサイズは20インチ台であれば十分なことが多いでしょう。何かと出費の多い引越しですし、高価なテレビを購入する必要もありませんよね。最近では、海外製のメーカーであれば30,000円前後で購入できるものもありますので、そういったものを選ぶのがおすすめです。また、テレビ台の相場は大体5,000円前後となる場合が多いでしょう。

②一人暮らしで「スタンドミラー」があると便利?

・一人暮らしにおけるスタンドミラーの必要性
大体の家には、洗面所やお風呂などにミラーが元々ついていると思いますが、全身をうつすことができないことがほとんどです。毎日の洋服を選ぶ際などに全身をうつすことのできるスタンドミラーを用意しておくと、とても便利です。お部屋の中を広く見せる効果もありますよ!

・一人暮らしに適したスタンドミラーの相場
スタンドミラーはデザイン性や素材などにこだわらず実用的なものを選べば、3,000円~5,000円前後が相場となります。

③一人暮らしで「カーペット・ラグ」があると便利?

・一人暮らしにおけるカーペット・ラグの必要性
カーペットやラグを敷かなくてもそこまで不便なことはありませんが、それらを敷いておくことによって得られるメリットはあります。それは、フローリングを傷から守ってくれることです。フローリングに傷がついてしまうと見栄えも悪いですし、お部屋を退去する際に修繕費用として請求されてしまうこともあります。また、一人暮らしでは意外と床に座る機会が多く、床に直接座ると冷たいですし、お尻も痛くなってしまいます。

・一人暮らしに適したカーペット・ラグの相場
一人暮らしでカーペットやラグを敷く場合は、ワンルーム用のサイズで十分な場合が多いでしょう。その場合、カーペット・ラグの相場は大体5,000円前後となります。

④一人暮らしで「ドライヤー」があると便利?

・一人暮らしでドライヤーは必要?
特に髪が長い女性の方はドライヤーは必需品でしょう。髪の毛の短い男性の方ですとそこまで必要性を感じないかもしれません。しかし、ヘアセットをする際に使うこともあると思いますので、持っておくと便利です。

・一人暮らしに適したドライヤーの相場
ドライヤーはその性能によって価格にかなり差があります。引越しをするときは多くの費用がかかっているはずですので、なるべく安価なものを用意するといいかもしれませんね。ただし、あまりにも安価なものを選ぶと風量が弱くて何かと慌ただしい一人暮らしには不向きかも知れません。一人暮らしに適したドライヤーは、大体3,000円~5,000円程度が相場でしょう。

一人暮らしにかかる初期費用を抑えるコツ7つ

何かと費用がかかる新生活ですから、費用を少しでも抑えておきたいですよね。一人暮らしにかかる諸費用を抑えるコツについてみていきましょう。

① 敷金を安くする

同じ物件であっても、仲介業者によって敷金が無料となる場合があることをご存知ですか?物件によっては、仲介業者が敷金と礼金を決定しても良い場合があるためです。気になる物件がある場合は複数の仲介業者に問い合わせてみましょう。

また、上記のケースに当てはまらない場合でも、敷金の値下げ交渉をしてみましょう。敷金は保証金のようなものであり、大家の収入ではありません。空き室を埋めたい場合は値下げ交渉に応じてくれる可能性があります。

②礼金を安くする

人気物件についての礼金の値下げ交渉は困難ですが、礼金は交渉次第では減額、もしくは無料にすることができます。礼金の支払いは法律で義務づけられているわけではありません。大家側としては空き室になっているよりも、礼金は諦めて毎月の家賃収入につなげたほうが都合が良いのです。

③仲介手数料を安くする

仲介手数料も法律で義務づけられているわけではありませんので、交渉によっては減額、もしくは無料にすることができます。

④フリーレント物件を選ぶ(前家賃を無料にする)

フリーレント物件とは、家賃が一定の期間免除される特約物件のことです。これらの物件を探して選ぶようにすれば、少なくとも家賃1ヶ月分の初期費用(前家賃)が浮くことになり、初期費用を抑えることができます。ちなみに、フリーレント物件では、家賃は指定された期間免除となりますが、管理費・共益費については免除されませんので注意が必要です。

⑤消毒作業は自分でする

初期費用を少しでも浮かせたい場合は、お部屋の消毒を断ってしまいましょう。消毒料を節約することができます。消毒を断った場合は、害虫駆除剤や消毒エタノールを用意して自分で消毒作業を行なっておくと安心ですよ。

⑥引越し費用を「値引き交渉」や「日時調整」でおさえる

複数の引越し会社に見積りをとり、上手に費用の交渉をして一番安い会社を選ぶようにしましょう。引越し会社の見積りは、あなたが引越しを希望している日時の依頼状況により、金額に差がつきます。つまり、同じ条件でもタイミングさえ合えば格安にしてもらえる可能性があるのです。

引越し会社の繁忙期である3月~4月の間や、大安の日、休日などは費用が高く設定されていますので、可能な限り避けるように引越し日時を調整してみましょう。また、時間指定をしないことによって料金を下げてくれる会社もあります。そのようなサービスが用意されているかどうか確認をしてみると良いでしょう。

⑦大型の家具や家電は引越し先で用意する

引越し会社の費用は荷物量が多いと高額になってしまいます。大型の家具や家電は、可能な限り引越し先で用意するようにしましょう。場合によっては現在利用している大型家具や家電をリサイクルショップで引き取ってもらい、引越し先で新しいものを購入した方が安く済むこともありますよ。

少しでも安く…格安引越し業者厳選5つまとめ

ここでは、単身引越しにおける見積もり金額の相場が安い引越し業者についてまとめていきます。下記にあげる業者は見積もり金額の相場が30,000円前後となりますが(オフシーズンの一般的な一人暮らしの引越しであると条件を仮定した場合)、引越し日時の調整や交渉次第では格安な料金で単身引越しを実現することができるでしょう。

繰り返しにはなりますが、引越し時期や荷物量、距離などの条件によって料金が違ってきますので、必ず一括見積もりをとり、十分に比較をして慎重に選ぶことが大切です。

①アート引越センター


アート引越センターは、引越し業者の中でも最大手と言えます。プランやオプションサービスがたくさん用意してあり、痒いところまで手が届くといったところでしょうか。作業を全て女性の作業員の方が行なってくれる「レディースパック」や、電力会社や郵便局などの住所変更を代行してくれる「ワンストップサービス」など、実に細やかなところまでサービスが行き届いています。一人暮らしをする上で納得のいく希望に沿ったプランやサービスが必ず見つかるはずです。

②ハート引越センター

ハート引越センターは知名度としては低めになりますが、全国で展開しているアットホームな雰囲気の引越し会社です。特別なサービスが用意されているというよりは、引越しを行う上で基本的に求められる作業品質や価格設定に定評があります。タイミングが合えばかなり安価で引越しができるとの噂もありますよ。

③アーク引越センター

アーク引越しセンターも知名度としては低めかもしれません。しかし、こちらも全国で展開されており、ネットワークが幅広いことで有名な引越し会社です。すべての作業スタッフが実践教育を受け、作業品質が高いことで定評があります。「大型の家具や家電だけを運んで欲しい」などの、利用者のニーズに合わせた便利なサービスも多数用意しています。

④アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社は、引越し業社の中でも1番最初に創業した歴史ある会社です。作業員の身分保証制度を導入しているのが特徴で、作業員全員が身分保証人付きのため、例えば一人暮らしの女性の方でも安心して作業を依頼できますし、作業品質も高いことで人気があります。

⑤サカイ引越センター

可愛らしいパンダのマークが目印のサカイ引越しセンター。値引き交渉にかなり応じてくれるということでも有名です。こちらも引越し業者大手ということもあり、オプションサービスが充実しています。引越し作業が完了してから10分間無料で引越し作業をお手伝いしてくれるサービスがあったりと、利用者にとっても便利なサービスが用意されていますよ! 安さを重視する場合におすすめの業者です。

一人暮らしの引っ越し相場金額は?

さて、気になる一人暮らしの引越しにかかる費用の気になる総額についてみていきましょう。ここでは、家賃7万円として、すべての費用をおおよその平均値で計算していきます。

まず、引越し会社に依頼する引越し費用。単身の引越し費用は30,000円とします。そして、賃貸契約にかかる初期費用として、420,000円。最初に用意すべき家具、家電の購入費用として、150,000円。総額で600,000円がかかることになります。

しかし、賃貸契約にかかる初期費用や引越し会社に支払う引越し費用などの値引き交渉が成功すれば、20万円以上もお得に引越しができることだってありますよ!上手に交渉してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。一人暮らしにかかる諸費用の平均的な相場を出してみましたが、実際にこの金額より多くなるか少なくなるかは、あなた自身にかかっています。何かとお金がかかる新生活。節約ができるところは節約し、清々しい気持ちで新しい生活をはじめましょう!

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