近年ではベッドの利用者が年々増加し、世帯別普及率は全国で約6割を超える時代となりました。日本の寝室が様変わりしていることも普及の要因のひとつとしてあげられ、さらなる快適な睡眠を求めて、ベッドはわたしたちの生活に欠かせない家具のひとつとなりつつあります。
ベッドは家具の中でも1位、2位を争うほどの大型家具。そんなベッドの引越しは、その大きさや重さ故に、ただ単に搬出して搬入すれば良いといった簡単なものではありません。ベッドの引越しの手順や注意点、引越しにかかる費用などについてまとめていきます。
ベッドの解体と組み立てのコツ5つ

難しそうに見えるベッドの解体、組み立て作業ですが、スムーズに行うためのちょっとしたコツがあります。これらのコツを知っておくことで、ベッドの解体、組み立て作業を自信を持って行うことができるでしょう。
ベッドを解体、組み立てをする際のコツをマスターしてみましょう。
■①ベッドを無理やり解体しない
ベッドの解体を行っていると、錆びてしまってどうしても外れないネジや、強力にくっついていて外れない接合部分などがある場合があります。ムキになって無理やり外したくなる気持ちもわかりますが、実はこれらは無理やり外さなくてOK。
ベッドの解体は、ベッドを運搬するトラックにおさまる程度に行えば良いのです。逆に無理やり解体してしまうことで、ベッドの破損につながったり、組み立てがうまくいかなくなってしまったりすることもあります。もしうまく外れない箇所があった場合は、トラックに載るのであればそのまま運んでしまいましょう。
「ベッドだけの輸送」も可能!家具の輸送サービスとは?
「ベッドを解体してみたけど思ったより難しい」「解体できない大型のベッドはどうやって運ぼう?」ベッドの解体に挑戦するとこのような悩みに直面することもあります。
ここで無理をすると腰を痛めたりベッドや壁を傷つけてしまう可能性も。家具1点からでも輸送してくれる「くらしのマーケット」の「家具の輸送」サービスなら一連の大変な作業をプロに格安で頼むことができます。
プロなら部屋の養生もしっかりしてくれるので、ベッドや壁が傷つく心配もありません。さらに”軽トラ1台分積みきり”などの料金設定の業者を選べば、ベッドだけでなく洗濯機や冷蔵庫の輸送を頼むことも可能。
大手の引越し業者に依頼するより大幅に安い金額で引越し自体が完了する可能性もありますよ。

暮らしのサービスをオンラインで予約するなら!【くらしのマーケット】
くらしのマーケットの利用料はもちろん無料。登録料や業者の予約料などは一切かかりません。
くらしのマーケットは口コミがとても充実しており、人気の業者も一目で分かります。口コミ・作業内容・料金をしっかり比較して依頼する業者を決めましょう。
特に依頼の多い12月~4月の引越し繁忙期は人気の業者になるほど予約が取りづらくなることも。以下のリンク先公式ページ「引越し」のカテゴリ内「家具の輸送」からさっそく確認してみましょう。
■②ベッドの部品の紛失に注意する
ベッドの解体をしていると出てくる小さな部品は、もちろんベッドを組み立てるときに必要になる大切なものです。収納しておくケースや袋を事前に準備し、出てきたらすぐに入れていきましょう。解体作業に夢中になって「あとでしまおう」なんて考えていると、気がついたときには紛失してしまっていることもあります。
ここで部品を紛失してしまっては、ベッドが正しく組み立てられなくなってしまい、最悪の場合ベッドの買い替えが必要になってしまうこともあります。そんなことになってしまっては、あらゆる努力が水の泡。細かい部品の管理にはくれぐれも注意し、わかりやすくまとめておくようにしてくださいね。
■③ベッドフレームは曲がらないよう取り扱い注意
ベッドを解体・組み立て作業を行うときに意外と見落としがちなのが、ベッドフレームの取り扱い方法。ベッドフレームはほとんどの場合が固く頑丈に見えますので、特別な注意を払わず、ついうっかり乱暴に扱ってしまうことさえあるでしょう。
しかし、ベッドフレームがゆがんだり曲がったりしてしまうと、組み立てたときにバランスが崩れ、不快な「きしみ音」の原因となってしまいます。寝返りを打つたびにきしみ音が鳴ってしまっては、気になって安眠できませんよね。ベッド本体の劣化の原因にもつながりますので、ベッドフレームの取り扱いは慎重に行いましょう。
■④ベッドは重いので搬出・搬入作業は2人以上で
ベッドは家具の中でも1位、2位を争うほどサイズが大きく、ひとりで運ぶことは困難とされている家具のひとつです。もし「わたしは力持ちです!」という方がひとりで運ぶことができたとしても、どこにもぶつけることなく安全に運び出しや運び込みが可能なのか、疑わしいところです。
前述にもある通り、ベッドフレームに衝撃をあたえてしまうと、きしみ音の原因となります。また、賃貸物件の場合は、ぶつけて床や壁にキズをつけてしまうと、敷金の返金額にも影響します。搬出・搬入作業を行う際はできるだけ2人で行うのがおすすめ。お互いに声を掛け合い、床や壁にぶつけないように注意をしながら運び出すと良いでしょう。
■⑤ベッドを解体・組み立てる時は広いスペースを確保して
解体や組み立て作業を行うとき、狭いスペースで作業を行ったり、周りにものがごちゃごちゃに置いてあったりすると、作業が行いづらい上、細かい部品を紛失しやすくなってしまいます。また、工具や部品を踏んづけてしまって、怪我につながる恐れもあるでしょう。さらに組み立ての際は、部材を部分ごとにまとめて並べておくことで作業をスムーズに進めることができます。
解体・組み立て時はベッドの完成サイズよりも広めのスペースを確保してから作業をスタートさせるようにしましょう。
ベッドの解体で出た引越しゴミはどうする?
「ベッド枠は新居に持って行きたいけど、マットレスは買いかえたい」という方はベッドの解体時に大型ゴミが出ることに。自治体の粗大ゴミに間に合わない場合は不用品回収の業者にたのむ必要があります。しかしできるだけ安くすませたいのが本音ですよね。
「エコノバ」なら厳しい審査基準をクリアした信頼のおける専門業者を紹介してもらえます。きちんとした業者を簡単に探すことができるため、不用品回収業界での知名度もバツグンです。
簡単な入力だけでお住まいの地域の不用品回収業者を最大5社から一括見積り。利用はもちろん無料!めんどうな会員登録も必要ありません。
忙しい引越し準備の中、大型ゴミの処分はついつい後回しになりがち。しかし最初に大型の不用品を処分すれば荷物が少なくなり結果的に引越し料金が安くなる可能性もありますよ。

不用品回収を無料で一括見積り!おかたづけ専門業者をご紹介「エコノバ」
無料見積り後は対応業者から連絡がくるので細かい内容を相談しましょう。「連絡がたくさん来てわずらわしい」と思うかもしれませんが口コミでは「”ほかの業者では〇円の見積もりだった”と伝えることでより安く依頼できた」という経験をお持ちの方もいます。
どうしても有料となる不用品回収なので、賢くお安く利用するためにはめんどくさがらず相談することが重要です。
今すぐに不用品回収の業者だけでも決めて、手早く引越し準備を終わらせましょう。