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引越し業者の選び方 見積もりをとる11つのコツ

引越し業者の選び方 見積もりをとる11つのコツ

引っ越しする時の引越し業者の選び方や、見積りを1円でも安くするコツを調査しました。入力するだけですぐに料金がシミュレーションできるサイトや、値下げ交渉の時に知っておくべきキーワード、引っ越し料金の算出方法についても解説しています。


引越しをする時に、まず最初に思い浮かぶのが引越し料金ですよね。例えば東京都の引越し業者は大小の会社を合わせて約6,000社、神奈川では約2,200社、大阪でも約2,000社あるので、どの会社にしたら良いのか迷うのは当然です。

そして、テレビで宣伝している大手の引越し業者以外でも、名前は聞いたことはないけれども引越し会社として長年営業を続けている会社も実はかなりあります。「都道府県名 引っ越し」で検索するだけで、今まで知らなかった引越し業者の名前がズラッと出てきますよ。

テレビCMはしていないけれども、地域新聞に広告を掲載していたり、チラシを配布していたりする引越し会社もあります。また、引っ越し専門ではなく、街の便利屋さんが引越しをしてくれるケースもあるんです。

実は引越しの値段は、有って無いようなもの。同じ内容の見積もりなのに、業者によって金額が一ケタ違う見積もりを出してくることも普通にあります。引越しは新居の家電や家具の購入など、何かとお金が必要になるので、引越し業者選びはあなどれませんね。

ここでは、引越し業者をどのように選んだら良いのか調べてみました。

引越し費用を安くするコツ|業者選びの前に!

結論から言うと、引越しを安くする最大のコツは「いかに荷物を少なくするか」にかかっています。

例えば500km未満の引っ越しで5人家族の引っ越し費用平均は約20万円。しかし荷物を少なくして3人家族程度の量にできると、引っ越し費用平均は約16万円にまで下がります

引越し業者による事前見積もりでは距離や荷物の量のほかに”エレベーターはあるか?”や”引越しする時期”など細かい部分も見積もりに反映されます。しかし多くの場合、自分の力で何とかできるのは荷物の量か引越しの日時くらい。繁忙期などは引越しの日時もそれほど選択肢がない可能性もあります。

そのため少しでも引越し費用を安くするには引越し業者を選ぶ前にできるだけ荷物を少なくしておくことが最大のコツといえるのです。

多くの不用品回収業者では軽トラック積み放題のプランが10,000円前後で用意されています。多少お金はかかりますが、不用品を処分することで引越し費用が数万円下がれば結果としてお得ですよね。

タスクルの不用品回収

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最大5社の見積もりを徹底比較!業界初の専門コンシェルジュとチャットでのやり取りで、見積もりを取った業者からの不要な電話営業に悩まされることもありません。

まずは荷物をできるだけ少なくしてから、引越し業者の見積もりを考えましょう!

引越し業者の上手な選選び方11選

引越し業者の上手な選選び方と押さえておきたいポイントは以下の11個です。

  1. 見積もりシミュレーションサイトで計算してみる
  2. ネットの一括見積サービスを利用
  3. 実際に家を見てもらった上で見積もりを取る
  4. 見積もりの詳細内容をチェック
  5. 運送事業の許可を得ているかチェック
  6. 手付金や予約金は不要
  7. 来るのは社員なのかアルバイトなのか尋ねてみる
  8. 1社から日にちや時間、曜日を変えていくつか見積もりをもらう
  9. 複数の会社に同じ質問をすること
  10. 不用品の処分をしてくれるかどうか
  11. 見積もり額以上に安くしてもらうには、どうしたら良いか率直に聞いてみる

1 見積もりシミュレーションサイトで計算してみる

皆、いくらで引っ越ししているんだろう?
だいたい、今回の引越しはいくらかかる?
引っ越し費用について友達や家族と話す機会もあまりないので、引越し料金の相場はつかみずらいものです。
他の人の相場を調べても我が家と荷物の数は違うだろうし、運ぶ距離だって違ってくる。
もっと詳しく知りたいという場合は、引越し会社の「見積もりシミュレーションサイト」で計算してみましょう。
おおよその金額がつかめますよ。

ヤマトホームコンビニエンス

https://form.008008.jp/mitumori/PTNS0100Action_doInit.action

ヤマト運輸の引越しをする担当は「ヤマトホームコンビニエンス」という部署になります。
単身の引越しも、家族の引越しもシミュレーションすることができます。
現在の住まいがある都道府県と、引越し先の都道府県、家具や家電がそれぞれ何個あるのか、大型の荷物はあるのか等を入力すれば、すぐにネット上で料金を知ることができます。

また、ヤマトホームコンビニエンスは一人暮らし用の「家具家電レンタルと単身引越しサービス」をパックにしたサービスや、引っ越し荷物が少ない場合にコンテナに入れて他の宅配便と一緒に混載させて運ぶことで安くなるサービスなども行っています。

福山通運

https://corp.fukutsu.co.jp/moving/index.html

家具や家電、布団袋の数などを入力して、現在の都道府県と引越し先の都道府県を選ぶだけで、概算見積りをとることができます。
衣装ケースや洋服ダンス、整理ダンスなどがイラストになっているので、何と呼んで良いのかわからない家具もイラストで大きさを見て選ぶことができます。
駐車する道路の幅やエレベーターの有無などは記入する欄が無いので、あくまでも概算になりますが「引越しは、だいたいいくらかかるんだろう?」という場合に手軽に利用できるサイトです。
メールアドレスの入力なども無いので、安心してシミュレーションすることができますよ。

アート引越センター

http://www.the0123.com/simulation/

アート引っ越しセンターでは、ウェブ上の質問に答えていくとあなたにピッタリの引っ越しコースがわかるようになっています。
ウェブ上で引越しのシミュレーションがではないので、家財道具の数や現在と引越し先の都道府県などは入力しませんが、自分にはどのようなプランが最適なのか迷っている方には参考になるサイトですよ。

最初に引越しする人数が、一人なのか複数なのかが聞かれます。
次に住まいの大きさが、「1R、1K」「1DKから2DK」「3LDK以上」のどれに当てはまるかを選びます。
引越しする中に高齢者がいるのかといったことや、家族が「面倒くさがり屋」タイプなのか、「少し甘えたがり屋」なのか、「頑張り屋」なのかといったことを選ぶと、ぴったりの引越しプランを教えてくれます。

アーク引越センター

https://www.0003.co.jp/estimate/

アーク引越センターでは、引っ越し希望日や、出発地と引越し先の都道府県、引っ越す家族の人数、現在の家と引越し先の家が何階建てか、マンションの場合はエレベーターはあるか、道路の道幅は車がすれ違えるか、家具や家電、ふとん袋や仏壇といった特殊なサイズの荷物はあるか、エアコンの取り外しなどのオプションはあるか、といったことを入力すればパパっと料金を知ることができます。

そして、午後からの引越しは20%オフと明示されているので、時間に余裕がある場合は検討しても良いかもしれませんね。

アリさんマークの引越社

http://www.2626.co.jp/

アリさんマークの引越社の場合、ウェブ上のシミュレーションシステムはありませんが、見積もりを取るためのフォームに
・家族
・単身
・長距離
という欄があるので、遠方への引越しも対応できる業者なのがわかります。

サカイ引越センター

www.hikkoshi-sakai.co.jp/

サカイ引越センターのウェブサイトは、見積り依頼のフォームはありますがシミュレーションシステムは道入していないようです。

日本通運

http://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

日本通運は全国に39支店、235店舗あり、業界最大級のネットワークを誇っています。
引越しのシミュレーションはありませんが、日通のサイトに、名前や連絡先、今の住所と引越し先の住所、エレベーターの有無、間取りや階数、引っ越し希望日を入れるだけで見積り依頼ができます。

ハート引越センター

https://www.hikkoshi8100.com/

ハート引越センターの場合は、今の住所と引越し先の住所、引っ越し要諦日と、荷物の多さを選ぶというもので、シミュレーションではありません。
しかし、
・寮、家具付の住まいからの引越しなのか
・1R、1Kからの引越しなのか
・1DK、1LDKからの引越しなのか
・2K以上の住まいからの引越しなのか
といった4つのタイプを選択するようになっていますので、単身引越しの場合や荷物が少ない引越しの場合は微妙な荷物の差を考えてくれる引越し業者であることが伝わってきますね。

2 ネットの一括見積サービスを利用

引越し前は、ただでさえ忙しいのに、何件も業者に連絡するなんて面倒!という方は、ネット上の一括見積もりサービスを利用してはどうでしょうか。
引越し業者に伝えることは全て同じなので、いちいち個別に見積もりを取る手間もありません。

●引越し業者に伝える内容
・引越しする人数
・今の住所と引越し先の住所
・今の建物の階数と、引っ越した先の建物の階数
・エレベーターの有無
・今の建物と、引っ越した先の建物の道路に駐車スペースがあるかどうか
・家具や家電、家財道具の数
・エアコン取り外しなどのオプションの有無
これらのことが、一度に何社にも伝えることができるのは魅力ですよね。

入力した情報は、各引越し業者にすぐに送られますので、入力して数分もたたないうちに電話連絡が来ることがあります。
その時に概算で見積金額を教えて貰える場合は少なく、やはり実際に家を見てもらわないと正しい見積金額は出せません。
引越し業者に来てもらう日時や時間の候補を考えてから、一括見積もりサービスに入力したほうがスムースに手続きができます。

「引越し侍」の引越し一括見積もりサービス

https://hikkoshizamurai.jp/

「引越し侍」の引越し一括見積もりサービスは、アーク引越センター、アート引越センター、アリさんマークの引越社、クロネコヤマト引越センター、サカイ引越センター、日通といった大手の引越し業者のほか、入力した地域で活動しているローカルの引越し業者に、あわせて見積もり依頼できます。

「ズバット引越し比較」の引越し一括見積もりサービス

https://www.zba.jp/hikkoshi/

「ズバット引越し比較」は2017年8月現在、大小あわせて225社から見積もりを取ることができます。
業者によっては、対応できる地域が限られているので実際に見積もりが来る業者の数は10社程度になりますが、引越し業者のリストを見るだけでも参考になるサイトです。

「引越しの窓口」の引越し一括見積もりとネット予約サービス

2390万件以上の申込み実績のあるサイトです。
引越し一括見積もりサービスよりも一歩進んだサイトになっていて、見積金額は入力してすぐにネット上で確認することができ、業者との面倒くさいやり取りは必要ありません。
見積もりを比較するだけで、引越しの申込みをすることができる大変便利なサイトです。
実際に比較できる業者も、大手から地元密着型の業者まで全国250社あるので、自分で1社ずつ比較するよりも大変便利で時間が節約できます。

3 実際に家を見てもらった上で見積もりを取る

引越し荷物が多い場合、一番怖いのがネット上で見積もりした時の家財道具の量と、実際の量に差ができてしまうことです。
食器棚の中に入っている食器も、見た目で何となく数えた時のダンボール量と、一枚ずつ新聞紙でくるんでダンボールに入れた時の実際の梱包量は異なります。

そういったミスが無いようにするためには、やはり引越し業者の人に来てもらって、押入れの数やボリューム感を見てもらった上で見積もりをとるのが一番です。
家にやってきて見積もりを出す担当は、いわば引越しのプロなので、家を見ただけで荷物量をすぐに把握できます。

また、交渉次第ではネットで出てきた金額よりも安くすることだって可能です。
営業担当は、必ず仕事を取ってくる意気込みであなたの家にやってきます。
こちらも1円でも安く値切るつもりで、「平日だったらいくら安くなるか」「ネットでは、もっと安い業者があった」など、交渉してみましょう。

4 見積もりの詳細内容をチェック

何社かから見積もりが取れたら、それぞれ比較してみましょう。
「一式」と書いてあって、詳細が書かれていない場合は、何にいくら費用がかかっているのか質問してみましょう。
「A社は作業員1人につき、これだけの金額だったけれども、これより安くなるのか。」
といった具体的な聞き方のほうがプライスダウンが望めます。
手数料やサービス料といったものが書かれている場合、手数料は一律同じ金額なのか小計の何%なのか、といったことも聞くと良いでしょう。

5 運送事業の許可を得ているかチェック

引越し業者を比較する場合は、きちんと届け出や許可を得ているかもチェックしましょう。
通常は「貨物軽自動車運送事業」と「一般自動車貨物運送事業」の2つの許可が必要です。
個人運送業は、個人とは言っても一人で開業することはできません。
運行管理者が1人と、ドライバーが5人、合計6人いなくては認めてもらえないのです。
また、事務所だけでなく休憩室や駐車場がきちんと確保されているか、最低5台以上のトラックを確保できているか、といったことも許可を取得する上でポイントになってきます。

家に入っているチラシなどは、許可を受けずに営業してしまっている業者もいます。
そういった業者が家財道具を傷つけてしまった場合、きちんとした対応がとってもらえない可能性もありますので気をつけてください。

6 手付金や予約金は不要

見積もりを取りに来た業者が、
「この時期は繁忙期なので今お金を払ってもらわないと予約できない。」
などと言って「手付金」や「予約金」を請求してきたら、ハッキリと断りましょう。

引っ越し料金では「手付金」や「予約金」は不要です。
騙されないように気をつけましょう。
たくみな言葉で、本当に自分が希望する引越しの日は、その業者しかもう無いように思わされてしまうかもしれません。
しかし、引越偽証者が少ない都道府県でも、1つの県で20社から30社の引越し業者がいます。
少しでもアヤシイと思ったら、相性の悪い業者は避けたほうが良いかもしれません。

7 来るのは社員なのかアルバイトなのか尋ねてみる

3月など、引っ越しの繁忙期は、社員ではなく短期アルバイトが雇われて来る場合があります。
社員は一人だけで、他のメンバーはその日に初めてお互いに会うアルバイトだった、といったことも実はあるのです。
その日だけの短期バイトで来ている場合、研修も受けていませんから、家具を開梱する時に傷つけてしまったり、重い物を持ち慣れていなくて壊してしまったりというアクシデントが起こりやすいのも確かです。

もしアルバイトが来るようでしたら、社員と同じ人件費を支払うのは納得いきませんよね。
「アルバイトでも仕方がないけれども、その分安くするべきでは?」
「アルバイトも社員も同じ値段なのであれば、全て社員にしてもらわいと納得できない。」
など、思ったことははっきりと相手に伝えましょう。
そこから値下げ交渉ができるかもしれませんよ。

8 1社から日にちや時間、曜日を変えていくつか見積もりをもらう

同じ業者でも、日にちや時間帯が違うと料金が変わります。
人が一番集まる時が一番値段が高くなりますし、仏滅や平日の午後といった人気のない時であれば安くなります。
気に入った引越し業者が絞れてきたら、一つの会社で日にちや時間を変えて見積もりを取るのをオススメします。

一番希望者が多いのは、土日、祝日です。その中でも「大安」は希望者が多くなる傾向があります。
その次に希望者が多いのは、祝日の前日となる平日、金曜日といった日にちです。

時間帯では、午前中に荷物を移動させて、午後にダンボールを開梱したいという人がほとんどです。
そのため午後から、夕方からといった時間帯にすれば安くできます。
また、午後からでも時間を1時から、2時からというようにキッチリ決められてしまうと、引越し業者も前の引っ越しがどこまで午後にかかるかわからないので大変になってしまいます。
午後の何時でもかまわないけれども、午後3時より前にはお願いしたい、というような感じで時間を決めずに契約すると、値下げも可能になります。

9 複数の会社に同じ質問をすること 

値段を比較するためには、「同じ質問」を複数の業者にしなくてはいけません。
基本的には、以下の4パターンを聞いて各社から見積もりを取ると良いでしょう。
・平日で午前中
・平日で午後の時間指定なし
・土日で午前中
・土日で午後の時間指定なし
日にちは「平日」「土日」というのではなく、具体的な日付を入れましょう。
他の平日は良いけれど、この日だけはダメだったということもあるからです。

また、エアコンやウォシュレットの取り外しと取り付け、不用品の無料引き取りもあるかどうかも聞いてみると良いでしょう。

10 不用品の処分をしてくれるかどうか

引っ越し会社の中には、不用品を買い取ってくれたり、無料で処分してくれたりする業者もあります。
買い取ってくれる場合は、全体の金額から買い取り分をマイナスしてもらえるので、とてもお得になります。
不要になった家具や家電を、自治体で粗大ごみとして出すと、引っ越しの日までの数日間家具が無くて不便な思いをする日ができてしまいます。
もし引越し業者に処分を頼むのであれば、引っ越す時に不用品も持っていってもらえることが多く、不自由な思いもせずに済みます。

ヤマトホームコンビニエンス

ヤマトホームコンビニエンスでは、買ってから6年以内の家具や家電を買い取ってくれます。
何がいくらになるかは、使用程度にもよるので、現物を見てその都度、見積もりをしてもらいます。
買い取ってほしい家具や家電があれば、家に見積もりをとりにきてもらう時に見せると話が早く進みます。
買取金額を引越し料金から差し引いてもらえますが、汚れやキズによっては、買い取ってもらえない場合もありますので注意してください。

トレジャーファクトリー

トレジャーファクトリーは、関東から九州までの地域で活躍している引越し業者です。
こちらでも、引っ越しの不用品を買い取ってもらえます。

日本通運 ハート引越センター

日本通運やハート引越センターでは買い取りはしませんが、粗大ごみの処分を代わりにやってくれます。
処分する時は、現在住んでいる場所の自治体が決めているゴミ処分料金がかかります。

11 見積もり額以上に安くしてもらうには、どうしたら良いか率直に聞いてみる

どうすれば引っ越し代金が安くなるだろうと考え込むよりも、業者に素直に聞いてみるのも一つの方法です。
引越し業者によっては、この日はどうしても無理だけれども、翌日だったら安くできるという日もあります。
また、得意なことと苦手なことが業者にもあるので、骨董品の梱包はこの業者に頼むよりも自分でやったほうが良いというケースもあるでしょう。
業者に見積りを頼む時には、「どうすれば、あと1万円安くできますか?」とストレートに質問するのもオススメです。

引越し業者の種類による違い

引越し業者には、いくつかの種類があります。
CMでおなじみの会社以外にも、ネットや電話帳などで探せば、近所にさまざまな引越し業者があることがわかります。
見積もりを取る時には、大手だけ、兼業の引越し業者だけ、というように種類を片寄らせずに、いろいろなタイプの会社から見積もりを取るようにしましょう。

大手の引越し業者

テレビCMなどで名前が全国的に知られている業者のことです。
全国的に質を一定に保つために、宣伝費や作業員の教育にもお金をかけています。
その分、引っ越し代金は高額になることが多く見られます。

運送業者と引越し業者を兼業している業者

荷物の運送を普段行っていて、引っ越しも依頼があれば行うといったタイプの業者です。
引っ越しを多く請け負っている実績があれば、質も専門の引越し業者並みです。
しかし、普段は運送がメインといった業者の場合は、作業が遅かったり、引っ越し作業に慣れていないこともあります。
ウォシュレットの取り外しと取り付けなど、オプションに対応できないケースもあります。

軽貨物運送業の業者

引越し業者になるには、「貨物軽自動車運送事業」と「一般自動車貨物運送事業」の2つの許可が必要ですが、個人事業主として軽貨物ドライバーになることもできます。
業者に加盟料を支払って、車などの初期投資さえできれば、一個人事業主として仕事をはじめることができるのです。
荷物は350キロまでと限られているので、大きな家具は運搬できませんが、使いようによっては引越し料金をおさえることも可能です。

引っ越しの相場はいくら?

引越し料金の相場は、荷物の量や平日か休日かといった日にちによっても違いますが、単身の場合は通常期で29,000円程度、家族の引っ越しの場合は54,000円程度になります。
3月や4月といった繁忙期になると、1.5倍以上にはなりますし、月末は月の上旬よりも高くなる傾向があります。

荷物の量や距離、ピアノやベッドといった大型の荷物の有無によっても値段が異なります。
引っ越しの平均金額は有って無いようなものとも言えるので、実際は業者に見積りをもらわないと、あなたの家の引っ越しは正確には出せないのが実情です。

引越しの基本運賃は【国土交通省】で決められている

引越し料金は、国土交通層によって料金の設定方法が決まっています。
「基本運賃」+「人件費など」+「オプション」=「引越し料金」
という計算式です。
これは、北海道運輸局、東北運輸局、関東運輸局、北陸信越運輸局、中部運輸局、近畿運輸局、中国運輸局、四国運輸局、九州運輸局、沖縄総合事務局運輸部というように各運輸局によって料金表が決められています。
金額設定は運輸局によってバラバラなため、時間がある時に自分が住んでいる地域の運輸局のホームペーjでチェックしておくと良いでしょう。

■近畿運輸局の場合
例えば近畿運輸局の場合、「標準引越運送約款」で、2トン、4トン、5トン車の、各最高額と最低額が決められています。
基本運賃は「時間制」か「距離制」かのどちらかの方法で割り出すことになっており、どちらを採用するかは業者によって違います。
近畿運輸局の場合、例えば「時間制」だと2トンまでのトラックの最低額は13,580円、最高額は20,360円です。
「距離制」だと、一番安い100キロから110キロ間の場合、2トンまでのトラックで最低額は22,740円、最高額は37,560円になります。

■関東運輸局の場合
関東運輸局の場合は、近畿運輸局よりも複雑なのですが、「時間制」だと1時間につき10キロ走行して2,000円で、1時間増すごとに2,000円プラスされます。
「距離制」だと重さが350キロまでの場合、移動距離が10キロまでだと1600円、20キロまでだと3,200円、30キロまでだと4,800円というようになっています。
350キロよりも思い場合は、1キロにつき160円加算されます。

基本運賃は10パーセントしか値引きができないことが決められているため、各引越し会社は人件費やオプションで他社との違いを出しています。

通常期か繁忙期かによって料金が違う

引っ越しする時期が3月、4月であれば繁忙期といって割高に、それ以外の月であれば通常期といって普通の料金になります。
価格コムの調査によると、同じ市区町村内の引っ越しで荷物が少ない場合、通常期では28,745円、繁忙期だと34,289円と、約5,000円も違ってしまいます。
また、家族3人の引っ越しの場合、通常期では平均で76,802円、繁忙期では93,511円と、約1万6000円以上も差があります。

移動距離によっても値段が違う

引っ越しは、運ぶ距離によっても金額が違ってきます。
家族2人の引っ越しの場合、繁忙期だと同じ市区町村では平均で81,081円、同じ都道府県だと平均で82,945円、関東地方から関東地方というように同じ地方に引っ越す場合は平均で104,272円になります。

引っ越しする時の距離は短縮できないので、日にちや時間、荷物量などの他の面で値下げできるように交渉しましょう。

まとめ

荷物が少ない場合は、ネット上の見積もりだけでも荷物の多さに誤差は生じませんが、ネットの見積もりで怖いのが、実際の荷物の量と見積もりを取った時の荷物量の違いです。
引っ越し荷物が積みきれなかった場合、同じ業者で後日取りに来てもらうか、同じ業者が対応できない場合は自分で別の業者に再度お願いしなくてはいけません。
自分が引っ越した後に、すぐ次の入居者が入ってくる場合は部屋に荷物を置くこともできません。

また、引越しでは紙袋に入ったものや、ダンボールに入っていない植木鉢も運ぶことができません。
輸送中にトラブルが無いように、全てダンボールに入れて運ぶようになっています。
クローゼットの中に入っているけれども、衣装ケースの中に入っていないものや、普段吊り下げて収納しているものなどは、数え忘れの無いように注意してください。

ネット上で引越し料金をシミュレーションしてみて、まとめて数社に見積り依頼を出した後、実際に家を見てもらって複数の引っ越し会社から見積りを出してもらうと良いでしょう。
見積りを出してもらう時には、土日だけでなく、自分が休める平日の日や、午後にしたらいくらになるか、といた何パターンかの見積りをもらうのもコツです。

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