圧縮袋は布団用がよく知られていますが、衣類用圧縮袋の人気が高まっています。冬物のダウンコートやダウンのジャケット、セーターやフリースなどは、夏になるとクローゼットやタンスの中で邪魔になってしまいます。また、旅行する時に衣類が小さくなったらパッキングも困りませんよね。
ここでは最近話題の、衣類用圧縮袋についてご紹介します。
衣類圧縮袋の選び方のポイント
衣類圧縮袋の選び方のポイントは5つあります。
①「手巻き式」衣類圧縮袋か、「バルブ式」衣類圧縮袋か
衣類圧縮袋は大きく分けて2タイプあります。
機械を使わずに、手で巻きながら中の空気を袋の外に押し出す「手巻き式」と袋にバルブ用の吸い出し口があいている「バルブ式」です。
「手巻き式」は掃除機やポンプといった道具無しで中の空気が出せるので、旅行や出張にぴったりです。道具を使わなくて良い反面、機械で空気を出すより力が弱いので平らにつぶれた状態が長持ちしません。
また、丸めながら空気を抜くので、中の衣類にシワが寄るというデメリットもあります。
「手巻き式」で圧縮する衣類は、復活させた時にシワになりにくい素材にしたほうが良いでしょう。
「バルブ式」は、掃除機や手動ポンプで空気を抜くので、多くの場合半年間は真空状態をキープできます。
半年経過しても異常が無いようであれば、開けずにそのまま保存を続けていてかまいません。
②吊るすタイプの衣類圧縮袋か、タンスにしまうタイプの衣類圧縮袋か
冬のロングコートやダウン・コートなどを保存するために、吊るすタイプの衣類圧縮袋があります。
あらかじめ圧縮袋に棒に掛けるためのフックがついているので、ハンガーを用意する必要もありません。
③両面透明な衣類圧縮袋か、片面だけ透明な衣類圧縮袋か
衣類圧縮袋の中には、表も裏も透明でどちらから見ても何が入っているかわかりやすいタイプのものと、片面だけカラープリントされていたり、色がついていたりして、ちょっと見ただけでは何が入っているかわからないタイプのものがあります。
旅行に行く時など、人前でバッグを開ける可能性がある場合は、片面がカラープリントされたものを選ぶと良いでしょう。
④エンボスがある衣類圧縮袋か
衣類圧縮袋の中には、袋を開ける時や閉める時に袋が開けやすいように、エンボス加工してあるものがあります。
エンボスがあるだけで、使いやすさが違ってくるので選ぶ時の参考にしてください。
⑤チャックが二重の衣類圧縮袋か
チャック(ファスナー、スライダーとも呼ばれています)が一重のものよりも二重のもののほうが、衣類を圧縮した後の空気がもれにくく、真空状態を長持ちできます。
現在販売されている衣類圧縮袋の大半が二重のチャックになっています。うっかりチャックをしっかり閉めないで空気を抜いてしまう場合があるので、閉めると色が変わる製品も販売されています。
衣類圧縮袋のおすすすめ人気ランキング15選
くるくる巻いて収納上手に! こちらの「Zacoco 衣類圧縮袋 9枚組」は、ポンプや掃除機いらずで出張や旅行に最適な衣類圧縮袋。 表も裏も両面とも透明な衣類圧縮袋なので、中に何が入っているかちょっと見ただけですぐにわかります。 サイズは70X50センチが3枚、60X40センチが3枚、50X40センチが3枚と、それぞれサイズの違う圧縮袋が3枚ずつ合計9枚入っています。 一番大きなサイズには、セーターが3、4枚が目安です。100円ショップの圧縮袋よりも丈夫で繰り返し使えるので、コスパも良い衣類圧縮袋です。
押入れの整理、冬物衣料のカビ・ダニ防止に こちらの「Kitsure 圧縮袋 10枚入」は、片面はフルーツ柄でかわいく、もう片面は透明なのでちょっと見ただけで中身が何かわかる構造になっている衣類圧縮袋です。 サイズが50x35cmが5枚、40x30cmが5枚の合計10枚のセットなのでたっぷり使えます。 圧縮袋に衣類を入れたら、短編のチャックをしめて回して空気を抜くだけ。子どもでも、楽しみながら整理作業ができます。 衣類圧縮袋に入れて保存しておけば、タンスのにおいや押入れの湿気のにおいが衣類にうつってしまうこともありません。
旅行用の手巻き式布団圧縮袋が、かわいいリーフ柄に こちらの「Vacplus 圧縮袋 10枚組」は、かわいい植物リーフのイラスト柄で、整理作業が楽しくなる衣類圧縮袋です。 サイズが50x35cmが5枚、40x30cmが5枚の合計10枚のセットとなっています。 使い方は簡単で、圧縮袋に服を入れたら、チャックをしめてくるくると回して空気を抜くだけ。 巻くと衣類のシワが気になるようであれば、チャックをした後に上から電話帳のような大きくて重いものをしばらく重し代わりに置いておきましょう。チャック部分は二重構造で、空気もれも安心です。
冬物コートやダウン類をまとめて一気に圧縮整理 ダウンジャケットやロングコートなど、クローゼットに吊るして収納する服のための衣類圧縮袋です。 サイズは110×70cmが3枚、90×70cmが3枚あるので、冬物のロングコートもジャケットもまとめて整理することができます。 圧縮方法はとても簡単。縦のチャックを開けて衣類を入れ、バルブ部分に付属のポンプか掃除機のノズルをはめて吸引しましょう。 衣類圧縮袋本体にひっかける掛けフックがついているので、そのままクローゼットに収納できます。半年間、圧縮保存できますが、見て大丈夫そうであれば半年以上継続して保存可能です。
大きなサイズでかわいい衣類圧縮袋ならコレ こちらの「Dr. Storage 衣類収納袋 8枚入り」は、ピンクのボーダー柄でサイズが80x60cm(L)が4枚、グリーンのボーダー柄でサイズが100x70cm(XL)が4枚、そしてダブルの双管式吸引ポンプがついたセットです。 XLサイズはバスタオルが4枚、Lサイズはシャツが4枚ほどが目安です。 衣類を一袋の中に入れすぎると、うまく空気が圧縮できませんので注意してください。チャック部分は二重構造で、空気がもれるのを予防しています。
バルブ式も手巻き式もついてポンプもセットに! 旅行や出張、クローゼットの整理用で使える、衣類圧縮袋です。サイズはLサイズ(約100×75cm)3枚、Mサイズ(約70×50cm)2枚、Sサイズ(約60×40cm)3枚、手巻きタイプ(約50×35cm)2枚の合計10枚。 4サイズがセットになっているので、これさえあれば旅行も押入れの整理も万全です。 圧縮することで空間が75%節約できるので、ごちゃごちゃしていたクローゼットもスッキリします。 Lサイズは掛け布団が入れられる大型用、5枚、Mサイズはダウンジャケット3枚、Sサイズはセータ6枚が目安です。
防虫剤のロングセラー「ムシューダ」の衣類圧縮袋 「ムシューダ 圧縮パック 衣類用」は、長期に衣類を圧縮保存するための、バルブ式衣類圧縮袋です。一袋が大きいので、セーターなら20着入る大容量サイズです。 使い方は簡単で、衣類を入れて掃除機で中の空気を吸い出すだけ。 中には脱酸素剤が入っているので、カビや虫の害も心配ありません。押入れが従来の約半分になるので、スッキリします。 口コミを見ると、掃除機で吸いすぎると袋に亀裂が入ってきてしまうので、様子を見ながら調節してください。
チャックで閉めて巻くだけ簡単圧縮収納 「Dr. Storage衣類圧縮袋」のXLサイズ3枚、Lサイズ3枚の合計6枚入りのセットです。チャックを青いスライダーで閉め、手で丸めて中の空気を押し出して圧縮するタイプです。透明なので、中身がひと目でわかります。 「Dr. Storage衣類圧縮袋」は他にも「L6枚入りとポンプのセット」「XL4枚とL4枚とポンプのセット」。 布団やクッションなど厚いものを圧縮収納するための「厚手L4枚、厚手M4枚とポンプのセット」「厚手XXL2枚、厚手L2枚、厚手M4枚、厚手S2枚とポンプのセット」などのセットがあります。
吊るして収納できるポンプ付き衣類圧縮袋 ダウンジャケットやロングコートなど、吊るして収納している服のための衣類圧縮袋です。 サイズはMが67×90cm、Lが67×110cmあるので、どちらの袋で圧縮するか服の長さを測っておきましょう。 こちらはM3枚、L2枚のセットですが、MもLもそれぞれ1枚から購入することが可能です。 圧縮方法は、縦のチャックを開けて衣類を入れ、バルブ部分に付属のポンプか掃除機のノズルをはめて吸引するだけ。半年間、圧縮保存できますが、見て大丈夫そうであれば半年以上継続して保存可能です。
使い捨て感覚で気軽に衣類圧縮!価格も激安 引っ越しや旅行など、1度だけ衣類圧縮袋を使いたいという場合に値段も安くおすすめなのがこちらのAmazon限定衣類圧縮袋です。 Lサイズは34×50cmで5枚入り、Mサイズは32×39cmでこちらも5枚入りで、合計で10枚のセットとなっています。 チャックをスライダーで閉めて、手でくるくる丸めて中の空気を押し出せば圧縮完了。 透明なので、税関で中身を聞かれて困ることもありません。この他にもLサイズだけ10枚、Mサイズだけ10枚、Lサイズだけ5枚、Mサイズだけ5枚というセットがAmazonで販売されています。
家族の旅行に大活躍!3サイズで合計10枚 LLサイズ(45x65cm)が2枚、Lサイズ(34×49cm)が5枚、Mサイズ(32×39cm)が3枚入った衣類圧縮袋セットです。 サイズごとに色分けされているので、旅行かばんに入れた時に中身の区別がしやすくなっています。 圧縮用のポンプや掃除機を使って空気を吸引するバルブ式ではないので、旅先でも引っ越し前のあわただしい時でも、手でぎゅっと巻いて中の空気を押し出せば圧縮できるタイプです。 チャックは二重で短編側が出し入れできるようになっています。長期の保存よりも、旅行や出張など比較的短期間の圧縮収納に向いています。 LLサイズはセーターやフリースならば4枚、厚みのあるダウンジャケットなら1枚が目安です。Lサイズはセーターやフリースが2枚、Mサイズはフェイスタオルなら2~3枚、靴下なら6足まで、Tシャツなら2~3枚が目安です。
MからXXLまで4サイズが入ったお得パック 圧縮袋はほしいけれど、どのサイズを買ったら良いか迷ってしまいますよね。 「TANTAI CARE 旅行用圧縮袋」は、XXL(70X51cm)2枚、XL(61X40cm)2枚、L(51X40 cm)2枚、M(51X35cm)2枚が入った圧縮袋セットです。 ポンプや掃除機を使うバルブ式ではないので、旅行先でも手で巻いて中の空気を押し出せば簡単に圧縮収納できるチャックタイプ。 チャックは二重なので、カビや虫なども入ってきません。長期の保存よりも、旅行や出張など比較的短期間の圧縮収納に向いています。
旅行に便利な手で押して丸めるだけで圧縮整理整頓 旅行や出張に便利な、衣類圧縮袋です。 サイズは幅35センチ、奥行50センチで、セーターやトレーナー、ダウンウエアなど、比較的厚みのある服や、バスタオルが1枚から2枚入ります。 片面はカラープリントなので、空港などでかばんを開けても、下着や服が丸見えになってしまうことがありません。 もう片面は透明なので、税関通過で中を見せる時も簡単です。手で中の空気を出すタイプなので、圧縮力の持続性は長くありません。 比較的短期間の圧縮保存用として使ってください。トレーニングジムに行く時のタオルや着替えを、ビジネスバックに入れる時にも便利です。
双管式吸引ポンプで強力に吸引 旅行や引っ越し、タンス収納用で使える、衣類圧縮袋です。サイズは80x60cmで、手頃な大きさ。 掃除機の吸引力にも負けない双管式吸引ポンプがついているので、旅行先など掃除機で中の空気を吸引できない時にもぺしゃんこにできます。 袋のチャックは購入時は閉じられているので、開けて中に衣類を入れてください。チャックがはじけて閉まらなくなるほど衣類を入れてしまうと失敗の原因になるので、衣類の数は楽にチャックができる程度の量にしておきましょう。 バルブに付属のポンプを当てて吸引するか、もしくは掃除機で中の空気を吸引します。独自のエンボス加工をしているので、衣類の出し入れにイライラすることもありません。
ロングコートやダウンジャケットを圧縮収納 クローゼットに吊るしたまま収納する時に使える、衣類圧縮袋です。 サイズは縦が145センチもあるので、ロングコートもすっぽり収納可能。 1袋にロングコートが2枚から3枚、ベンチコートやスキーウエア、ダウンコートなら2枚入ります。1袋につき中の衣類は3キロ程度に調節してください。 圧縮方法は、縦のチャックを開けて衣類を入れ、バルブ部分に掃除機のノズルをはめて吸引するだけ。サイドのカラーチャックは、閉じた時と開けた時と色が変わるのでうっかり閉め忘れてしまうこともありません。
比較一覧表
まとめ
衣類圧縮袋をうまく使えば、クローゼットや押入れが半分以上スッキリできます。カビや衣類につく虫からの害を予防できるのも嬉しいですよね。衣類のサイズのあった圧縮袋を使って、効率的に収納しましょう。