今年こそ五徳にこびりついた焦げ付きやギトギトの油汚れを何とかしたいと思っている方は本記事必見です!
五徳の掃除にはオキシクリーンが最適。五徳の焦げ付きやコンロ周りの嫌な油汚れもスッキリきれいになります。
しかし万能に見えるオキシクリーンですが、使ってはいけない素材もあるので注意が必要です。
本記事では以下の内容を徹底紹介!
- 五徳掃除にオキシクリーンを使うときの注意点
- オキシクリーンを使った五徳の掃除方法6ステップ
- 3つめの項目
ピカピカの五徳やコンロ周りで今年を締めくくりましょう!
オキシクリーンの特徴
オキシクリーンとは元々アメリカ生まれの酸素系漂白剤です。過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)と炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)を主成分としており、お湯と化学反応を起こし発泡効果で汚れを浮かし落とすという特徴があります。
日本版のオキシクリーンには界面活性剤が入っていないので、アメリカで売られているものよりも環境にやさしいということで人気です。
オキシクリーンを使用して対象物を漬け置き洗いすることで油汚れやを根こそぎ落としたり、除菌効果もあるので溜まっている汚れから放つ悪臭を除去する効果があります。
普段の掃除で落とすことのできないしつこい汚れなどをしっかりと洗浄したいときに便利ですね。
キッチン周りのしつこい油汚れや、衣類に染み付いた黄ばみや料理のシミなどでもしっかり汚れを浮かせて落とすことができます。また、酸素系漂白剤のため色物や柄物の衣類にも使用できます。
五徳掃除にオキシクリーンは使える?
五徳に限らず、オキシクリーンを掃除に使うときは素材に注意が必要です。
ステンレス製の五徳はオキシクリーンでのつけ置きはNG。変色する可能性があります。
ブラックカラーのホーロー(琺瑯)製の五徳は、傷や塗装の剥げがなければオキシクリーンのつけ置きが可能。
傷や塗装の剥げがある五徳はホーロー内部の金属がオキシクリーンで変色する可能性が高いので、オキシクリーンでの五徳掃除はやめておきましょう。
オキシクリーンの公式ページで案内されている「使えないもの」を以下にまとめたので、参考にしてください。
- 水洗いできないもの
- ウール、ウール混紡
- ペルシャ製カーペット
- 革製品
- 畳
- 宝石
- 大理石
- シルク
- サビ
- 金属全般
- ジュート・チーク材・仕上げ木材など
オキシクリーンの五徳掃除に必要な物4つ
オキシクリーンの五徳掃除に必要な物|その1 ■①オキシクリーン
OXICLEAN/オキシクリーン
オキシクリーン1500g
オキシクリーンには日本版とアメリカ版があります。五徳やガスコンロの掃除に使う場合どちらを使ってもかまいません。
日本版とアメリカ版のオキシクリーンの違いを以下にまとめました。五徳の汚れがヒドイ方には界面活性剤入りでパワーの強いアメリカ版がおすすめ。汚れが少ない方にはラクにすすげて掃除の手間が減る日本版がおすすめですよ。
- 界面活性剤の配合:なし
- 泡立ち:なし
- 汚れ落ち:良い
- すすぎ:簡単
- 香料:無香料
- 界面活性剤の配合:あり
- 泡立ち:あり
- 汚れ落ち:とても良い
- すすぎ:しっかりすすぎが必要
- 香料:微光タイプ
オキシクリーンの五徳掃除に必要な物|その2 ■②ゴム手袋
Marigold/マリーゴールド
グローブ センシティブ
五徳をオキシクリーンで掃除をする際には必ずゴム手袋を着用しましょう。オキシクリーンは酸素系で優しいイメージもありますが、pH11~12とアルカリ性の高い洗剤です。
同じアルカリ性である重曹のpHは8.2。pHが1違うと洗剤としての効力は約10倍になりますが、その分手肌への負担も増えるという特徴があります。素手の場合肌荒れを起こす可能性もあるので、ゴム手袋で保護してください。
オキシクリーンの五徳掃除に必要な物|その3 ■③金タワシ
ボンスター販売(株)
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汚れた五徳を通常の洗剤用スポンジでこすってしまうと、スポンジが油汚れに負けてしまいます。また焦げの度合いにもよりますが、蓄積された焦が尖っていることもありスポンジが破けてしまうことも。
ボンスターは普通の金タワシより細い繊維のスチールウール。オキシクリーンと併用することで、デコボコが多く洗いにくい五徳もスッキリ掃除できますよ。
オキシクリーンの五徳掃除に必要な物|その4
■④ビニール袋か金属以外の桶
ステンレスや大理石のシンクで五徳をオキシ漬けするとシンクが変色する可能性があるため、オキシ溶液はシンクに入るサイズのビニール袋か金属製以外の桶の中で作るようにしましょう。
おすすめなのはビニール袋を使った方法です。つけ置き後は排水口の近くで袋を少し切るだけでシンクを汚さず排水可能!
五徳を磨く作業も袋の中でできるので、シンクが汚れるのを最小限にできますよ。
オキシクリーンの五徳・ガスコンロ掃除6ステップ
オキシクリーンを使用した五徳やガスコンロの掃除方法は以下の6ステップです。
- ビニール袋をシンクにセットする(タライを使う場合は省略)。
- お湯を張る。
- オキシクリーンを溶かす。
- 五徳をオキシ漬けする。
- オキシ溶液でガスコンロ周りを拭く。
- 金タワシで五徳をこする。
オキシクリーンの五徳・ガスコンロ掃除|その1 ■①ビニール袋をシンクにセットする
オキシ漬けを行うためには五徳をしっかりとオキシ溶液に浸す必要があります。
ビニール袋を使う場合、五徳がしっかりと浸かり口を結べるくらいの大きさを選ぶのがポイントです。
オキシクリーンの五徳・ガスコンロ掃除|その2 ■②ビニール袋や桶に一杯のお湯を張る
五徳やガスコンロの部品がしっかりと浸かるように、ビニール袋や桶に一杯のお湯を張ります。オキシクリーンの分量がお湯4Lに対して決まっているので、4L・8Lなど4の倍数の量のお湯がおすすめです。
お湯の温度は40度~60度が適温。お湯が熱すぎると効果の出る時間が短くなるため60度までにしましょう。
シンクに付いている蛇口から適温のお湯が出てこない場合でも、お湯を沸かすなどひと手間掛けてでもお湯を用意することをおすすめします。
お湯の温度が適温に満たない場合、オキシ漬けの効果が十分に発揮されない場合があるからです。
オキシクリーンの五徳・ガスコンロ掃除|その3 ■③オキシクリーンを入れて良く溶かす
十分なお湯が用意できたらオキシクリーンを入れて良く溶かします。
お湯とオキシクリーンの分量は以下を参考にして下さい。
- 日本版オキシクリーン:お湯4Lに対してスプーン1杯
- アメリカ版オキシクリーン:お湯4Lに対してスプーンのライン2のところ
- ボトルタイプのオキシクリーン:お湯4Lに対してキャップ1杯
オキシクリーンをシンクへ入れたらゴム手袋をした手でしっかりと混ぜます。この工程を疎かにすると、オキシクリーンがしっかり溶けず効果が半減してしまう可能性もあるので注意が必要です。
オキシクリーンの五徳・ガスコンロ掃除|その4 ■④五徳をオキシ溶液にしっかりと浸す
五徳をオキシ溶液にしっかりと浸します。
必要な浸け置き時間は五徳の汚れ具合にもよりますが、大体2時間~6時間が最適です。汚れの量で調節しましょう。
オキシクリーンとお湯の化学反応は最大で6時間です。6時間以上漬けてもそれ以上の効果は発揮しないので注意してください。
オキシクリーンの五徳・ガスコンロ掃除|その5 ■⑤オキシ溶液でガスコンロ周りを掃除
オキシ漬けに使用しているオキシ溶液は油汚れをきれいにするために最適な分量です。このオキシ溶液を染み込ませた布巾などで拭き掃除するだけで、ガスコンロ周りに溜まった油汚れもきれいにすることができます。
拭き掃除の後は必ず水でしっかりと拭き上げ、オキシ溶液をガスコンロ周りに残さないようにしましょう。
オキシクリーンの五徳・ガスコンロ掃除|その6 ■⑥金たわしでこすり洗いをする
十分な時間オキシ漬けを行った五徳はそのまま金たわしでこすり洗いをしましょう。
オキシクリーンの発泡作用で五徳にこびりついた焦げなどの間に隙間を作ってくれるため簡単にこそぎ落とすことができるでしょう。
この作業をする際もゴム手袋をつけるのを忘れないよう注意しましょう。
五徳まわり|外せない部分もオキシクリーンで掃除?
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五徳を掃除するオキシ溶液でコンロ周りの掃除もできますが、しっかりと二度拭きが必要なので若干手間がかかります。
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オキシクリーンで油汚れはきれいに落ちる?
オキシクリーンは油汚れに大変有効です。特にアメリカ版のオキシクリーンは界面活性剤も配合されており、酸素系漂白剤の効果と相まって油汚れを溶かしたり分解したりする力を持っています。さらに洗浄効果だけでなく除菌効果もあるため、五徳やコンロ周りを清潔に保てます。
また、オキシ溶液を使用した拭き掃除では落ちにくい長年積もりに積もった油汚れも落とすことができます。オキシクリーンがお湯と反応した際に起こる化学変化によって発泡効果を生みます。またその発泡効果によって油汚れを浮かせる効果があり、油汚れを簡単に落とすことができます。
アメリカ版のオキシクリーンも日本で手に入りますので、日本版のものと用途や汚れ具合によって使い分けても良いでしょう。
オキシクリーンで焦げ付きは落ちる?
オキシクリーンを使ったオキシ漬けだけでは五徳にこびりついた焦げ付きを落とすことは難しいです。しかし、何もしないよりオキシ漬けをすることによって五徳とこげの間に隙間を作ることができるので、普段よりも簡単にこすり落とすことができるようになります。しっかりとオキシ漬けをした後すぐに金たわしでこすると良いでしょう。
五徳を掃除するときの注意点
五徳を掃除する際には金たわしを使用することになります。また焦げをこすり落とすために力を入れてこする必要があるので、常にゴム手袋を着用して作業を行うようにしましょう。オキシクリーンを使用していることもあり肌荒れの予防にもなります。
また、五徳を掃除する際にコンロ周りのキッチン用品を併せてオキシクリーンを使用して掃除することもあるでしょう。その場合にはオキシクリーンに弱い材質のものや影響を受けてしまう製品には注意しましょう。アルミ製品や表面にコーティングがされているフライパンなどはそういった成分の分解作用もあるのでオキシクリーンの使用を控えるようにしましょう。
まとめ
OXICLEAN/オキシクリーン
オキシクリーン1500g
五徳やコンロ周りの掃除には欠かせないオキシクリーンですが、紹介したステップを守って正しく掃除をしましょう。本記事で紹介した手順や内容を守って行えば、安全でとても簡単な掃除方法になります。ぜひ試してみてください。