洗濯ネットを使って洗濯をしたいけど、どのように使ったら効果的なのか分からないという人も多くいるのではないでしょうか。
洗濯ネットを使って洗濯することで型崩れや色移りも防げます。こちらの記事では洗濯ネットの効果的な使い方を詳しく紹介します。
メリットを知れば使いたくなる 洗濯ネットを使用するメリット

洗濯ネットを使用するメリットその1 ■色移り防止効果
色物の洗濯をすると洗濯物同士がこすれてしまい、色落ちの原因となります。洗濯ネットに入れて洗濯をすることで洗濯物の摩擦を軽減することができます。
薄い色と濃い色の洗濯物をまとめて洗う場合、洗濯ネットには色の濃い洗濯物を入れるとよいでしょう。しかし洗濯ネットに入れても多少の色落ちはするので、色移りを完全に防ぎたい場合は洗濯物を分けることをおすすめします。
洗濯ネットを使用するメリットその2 ■ダメージ防止効果
衣類同士がこすれることで衣類がダメージを受けます。特に記事の薄い衣類はカンタンに破けたり傷ついたりしてしまうでしょう。
お気に入りのおしゃれ着が傷付いてしまうと心にもダメージを受けてしまうので、洗濯ネットを活用して大切な洋服を傷から守りましょう。
ファスナーや装飾が付いている衣類を洗濯するときはとくに気を付ける必要があります。薄いレースなどの素材が使われている衣類も洗濯ネットを使って洗濯しましょう。
洗濯ネットを使用するメリットその3 ■型崩れ防止効果
ワイシャツやポロシャツなどエリの付いた衣類を洗濯するとき、型崩れが気になるという人も多くいるのではないでしょうか。
洗濯する度にぐちゃぐちゃになってしまうとアイロンで型を整えるのに手間がかかりますよね。毎回クリーニングに出すと大変なワイシャツも、しっかり洗濯ネットに入れれば型も崩さずに洗えます。
シャツなどの衣服を洗濯ネットに入れて洗濯する場合は、必ずボタンをしっかり留めてシワにならないよう折りたたんで入れましょう。
効果的な使い方を確認しよう 洗濯ネットの使い方のポイント
洗濯ネットの使い方のポイントその1 ■一つの洗濯ネットには原則1着を守ろう
一つの洗濯ネットに複数の洗濯物を入れて洗濯してしまうと洗浄力が格段に落ちてしまうでしょう。洗濯ネット内で衣類が塊になってしまうことで、洗濯機内で洗剤に触れる面積が小さくなってしまいます。
そのため洗濯ネットに入れる衣類は必ず一つにしましょうね。洗濯物のポケットにティッシュなどが入っていた場合でも、洗濯ネットに一つの洗濯物しか入っていなければその被害は洗濯ネット内でおさまりますよ。
洗濯ネットの使い方のポイントその2 ■衣類の大きさに合った洗濯ネットを使おう
衣類と洗濯ネットのサイズが合わないと洗濯ネットを使う意味がなくなってしまいます。例えば大きすぎる洗濯ネットは衣類が洗濯ネットの中で動いてしまい型崩れも起こります。
逆に小さすぎる洗濯ネットの場合は洗浄力が落ちてしまうので、洗濯物がキレイにならないことがあります。サイズ感が合う洗濯ネットを選びましょう。
洗濯ネットの使い方のポイントその3 ■装飾の付いた衣類は裏返そう
大きめのボタンが付いていたり多めの装飾が付いている衣類は裏返して洗濯ネットに入れましょう。裏返して入れないと、装飾部分が洗濯中にはみ出してしまい一緒に洗っている衣類を傷付けてしまう場合があります。
洗濯ネットの目が粗い場合も装飾部分がはみ出しやすいので、洗濯ネットの目は細かいモノの方が安心です。洗濯機のドライコースなどを活用することでもおすすめの方法ですよ。
洗濯ネットの使い方のポイントその4 ■汚れの付いた部分を外側にしよう
衣類の汚れている部分を内側にして洗濯ネットに入れてしまうと、衣類に付着した汚れが落ちにくくなります。外側にして洗濯ネットに入れることで、洗濯機内の水流をしっかりと受けて汚れも落ちやすくなるでしょう。
どんな洗濯ネットがおすすめ? 洗濯ネットの種類をタイプ別に紹介
洗濯ネットの種類その1 ■丸型タイプ
洗濯ネットのファスナーを閉じると立体的な球体になる丸型タイプは小物をしっかりと洗いたいときに便利な洗濯ネットです。靴下など頑固な汚れを落としたいときに活用しましょう。
洗濯ネット内で衣類が自由に動くので、型崩れをしてしまうと困る衣類には不向きです。型崩れなどが気にならない小さなアイテムの汚れ落としに使うとよいでしょう。
洗濯ネットの種類その2 ■角形タイプ
ワイシャツやニット類などの型崩れが気になる衣類にもっとも合う洗濯ネットです。洗濯ネットに畳んで入れることで内部で衣類が暴れずそのまま洗濯ができます。
ネット内に空間ができないため折りたたんだ衣類の内側に付いた汚れは落ちにくいのがデメリットとなります。しかしニットを洗うと気になる毛玉や糸くずなども防げるのでおすすめです。